それぞれが仮想敵国「中国と日本」
日本は、その食糧の60%を外国に依存しております。この事実だけで、日本国は独立国ではありません。いわゆる先進国(破滅途上国)と言われている国は、食糧を海外に依存することなく、自国で自給しています。そして、余剰食糧を外国に輸出し、その外国を従属させ、支配しています。つまり、自動車やパソコン・石油などは無くても生きていくことはできますが、食糧が無くては生きていくことができません。ですから、独立国であれば、自国の食糧を自国で自給するのが、最低限、実行しなければならない政策です。軍隊を持って自国を防衛するよりも、自国で食糧を確保して国民・国家を守るのが、最高の安全保障となります。このための政策を実行するのが「政治家」に与えられた最大の職務です。少なくても、日本では、戦後、政治家は一人たりとも出現していません。「政治」そのものが無かったと言えます。居たのは「選挙運動屋」であり、存在したのは「商行為」に過ぎません。さて、日本は、その食糧の21%をアメリカ合衆国(USA)に依存し、 17%を中華人民共和国(中国)に依存しています。 22%は、その他の国からの輸入となっています。 その食糧の40%だけを自国で供給しています。つまり、日本は、USAと中国の従属国です。このことは、日本の外交政策で証明されます。中国の朝貢国に過ぎない「北朝鮮」に,日本人「拉致」という「国家主権」を犯されても、いまだ「彼らを返して欲しい」と「話し合い」をし、その上、日本だけでは解決できないので「6カ国協議」の場を借り「負け犬の遠吠え」で自己陶酔に溺れています。日本は自衛隊を北朝鮮に送り、拉致監禁されている同胞を救出する作戦を、直ちに断行しなければなりません。日本国固有の領土である「竹島」を、中国の朝貢国に過ぎない「韓国」に「遠慮」して、「固有の領土」と主張もできないでいます。1954年、この問題を日本が国際司法裁判所に提訴しようと提案したとき、韓国は拒否しました。日本は、再度、韓国に提案すべきです。尖閣列島沖で台湾の遊魚船が日本の巡視船と衝突、沈没した事故を巡り、「中国の属国化が進められている」台湾の行政院長(首相)が、立法院(国会)での質疑応答で、日本との尖閣諸島の領有権問題では解決の最終手段として「開戦も排除しない」と述べています。日本は「尖閣列島は日本国の固有の領土である」と改めて主張すべきです。さて、本家本元の中国は、杉山徹宗著「軍事帝国 中国の最終目的」によりますと、「さらに中国は、1970年代から射程2700キロから3500キロの東風3(CSS-2)を24基、日本全国の主要都市に照準を行ってきている。発射基地は、中国と北朝鮮との国境に近い吉林省の通化基地である」筆者は、この事実を中国の軍事教官(教授)に確認を迫ったところ、「その事実を認める旨を明言した」。更に記述を引用します。そこで筆者は、「私も含めて日本人は昔から中国という国家に敬愛の念を抱き、孔子をはじめとする多くの思想家の書物や、古代中国の英雄たちの歴史を畏敬の念を込めて読んできており、親中感情や親中イメージを持っている。そうであればこそ、平和条約が結ばれてからは、ODAだけで3兆円、ほかの援助も加えると6兆円を超える巨額な経済援助を行ってきたのである。中国の姿勢は、日本胃に対するまさに背信である」と迫ったが、彼らは意にも介さないふうであった。 引用終了中国の胡国家主席の「笑顔」に騙されることなく、日本は中国に「日本の照準を外せ」と断固迫るべきではあります。これらができない情けない国、その名は日本。日本人の食糧、つまり、「生殺与奪」を握られてしまいますと、この惨状になるのは当然です。大東亜戦争(USAは太平洋戦争と言う)で、家族の健康と日本国の繁栄を祈りつつ、「お母さん」と叫びながら、死んでいった日本国の英霊に対して、何とお詫びを申し上げたら良いのでしょうか?「情けない日本」であることを自覚し、これを克服して、世界に誇る日本国の伝統と文化を取り戻さなければなりません。その一歩として、まずは、食糧自給率を百%にすることです。簡単なことです。「政治家」が決断すれば良いのです。「愚民」に過ぎない一般国民に迎合することなく、マスコミが誘導する「世論」をも無視して、10年先を見通して断行すべきです。具体的には、人間の食性に適合していていない、病因食である「肉・卵・牛乳」などの動物性蛋白の摂取を止める、「酪農」などと「農」を詐称している「動物虐待」業を廃止させる、何の栄養もない粕に過ぎない「白米」を食べることを禁止、同じ理由の「白パン」を禁止、同じく「白砂糖」を禁止。結果として、玄米菜食という「日本の伝統食」を復活させることになります。食料自給率も百%を達成できます。欧米の識者は、日本の玄米菜食を実践しています。知らないのは、本家本元の「日本国民」だけです。「穀菜食」は「国際食」でもあります。蛇足:確かに日本は戦後「情けない国」になってしまいました。しかし、アメリカ合衆国(USA)は1913年に通貨発行権を民間会社に収奪され、結果として「民営化」「傀儡化」されて以来、もっと「情けない国」に成り下がりました。最早「独立国」ではありません。確かにUSAは、食糧は自給していますが、肉・牛乳・卵などの動物性蛋白と白砂糖に溺れ、病気と犯罪・麻薬に犯され、更には人種問題に悩まされ、破滅途上にあります。日本は、これに「追い付き、追い越せ」と背走しています。中国も、最近、このレースに加わり、日本を踏み倒す勢いで、USAに近づき、お互い「覇権」を競っています。