スタートレック おかわりだ!
前評判の良いスタトレ映画見てきた。大きめのスクリーンがいいなぁと思っていたのに、どこも小さめの映画館での上映予定だったので、有楽町まで遠出。レディスデーの真っ昼間だというのに、それなりの観客が待ってました。名刺に肩書きがついてそうな中高年がいっぱい>もとSF少年たち>です。ほんのちょっとだけ若者もいたけど、圧倒的に少なかったわ…。ああ、もうお腹いっぱいで出てこれて良かった~。今までのスタトレ映画が、監督達の「俺のスタートレック映画」だったのに比べ、今回の見事な二次創作には舌を巻きましたわ。ようやくアメリカにも、番外編とか続編ではなく、二次創作が作れる世代が生まれたか…長かった。長い道のりだった。ファースト・シーズンのエンタープライズメンバーが若い頃の物語、という大設定なので、役者さんは総入れ替えですが、キャラクターの把握が尋常でないので、見れば見るほど、そのキャラにしか見えない。プロの俳優なのだから当たり前とはいえ、どうしてあそこまで「カーク」「マッコイ」「チェコフ」になれるんだ!(でもミスターカトーは居なかった…スールーだった…そこだけちょっと残念。日系使って欲しかったなぁ)チェコフの、どう聞いてもロシア語にしか聞こえない英語、が出てくる度に目を丸くするのでした。日本人が聞いてもロシア語に聞こえる英語って、どないだ!初期のTVドラマ版でのお約束(得体の知れない宇宙生物に襲われる)とかも、ちゃんと採用されていて、本当に楽しかった。こんな豪華なCGで、スタトレが見られるなんて、良い時代になったもんだわー。ストーリー的にも破綻無し。こっちの物語に通じるシリーズを作るっていうのも面白そうだなぁ…。しかしスタトレのグッズは、なんかしらんがファンの購買欲を誤解してるような気がするよ。