がらくたに175億円のお宝 米
7月28日16時6分配信 時事通信より~【ロサンゼルス27日AFP時事】米国の著名写真家アンセル・アダムズのガラス板ネガ65枚が発見された。2億ドル(約175億円)の価値があるとみられ、ガレージセールでこれらを買った美術の先生は一夜にして億万長者となった。 学校の美術の先生で収集家でもあるリック・ノーシジアンさんは27日、10年前にカリフォルニア州フレズノのガレージセールで45ドル(約4000円)で購入したガラス板ネガ65枚が、専門家によって自然風景写真の巨匠アダムズの作品で少なくとも2億ドルの価値があると鑑定されたと語った。 同氏の弁護士は、写真にはサインなどがなく判定がなかなか難しいため、写真の専門家だけでなく、筆跡鑑定、気象学の専門家などに依頼して総合的に鑑定したと述べた。その結果(1)ネガが入っていた封筒に残された文字の筆跡が、アダムズの妻のものと一致した(2)ネガのうちの1枚が、アダムズの有名な写真と同じ日、同じ時刻に撮影されていることが判明した-などから、アダムズの本物のネガである可能性が極めて大きいと判断したという。 アダムズは自然風景の撮影を得意とした著名写真家で、ヨセミテ渓谷の写真などで知られる。1939年には暗室の火事で多くのネガを失ったといわれる。84年に死去した。$200 million worth of Ansel Adams negatives discovered A set of 65 old glass negatives bought for $45 at a California garage sale are the long-lost work of the photographer Ansel Adams and could be worth as much as $200 million, (£128 million), it has been claimed.