毎年、息子の畑の片隅で育てている蕎麦を使っての蕎麦打ちが、夫の楽しみである。
例年は、蕎麦を刈り取ってから立てて天日干しをして、その後に脱穀するのが常だった。
ところが今年は、刈り取りをしようかと思う時期に雨模様が続き、
さらに夫がコロナに感染したため、刈り取りと脱穀を同時にすることにした。
ということで、この日は私たち夫婦と長男夫婦と次男、そして孫が一緒に作業をしてくれた。
ブルーシートに刈り取った蕎麦を乗せ、それを脱穀機まで引きずって運び、そのまま脱穀という方法。
刈り取りチームと脱穀チームに分かれて作業をする。
コロナから復活したばかりの夫はまだ本調子とは言えないようなので心配だったが、
特に調子が悪いとも言わずに刈り取りを続ける。
私は多少は夫のことを気にかけながらの作業をしていたのだが、
あと少しで昼食休憩ということで少し頑張ったら、急に熱中症傾向の状態になってしまった。
ということで、みんなはワイナリーで昼食をとったのだが
(ワイナリーは涼しいし、作業服のままで食事がとれるから)
私は息子の家の方で横にならせてもらい、少し落ち着いてから食事を取らせてもらった。
早めに対処できたので、一時間休憩後はまた一緒に作業をし、唐箕をかけて三時半には作業終了。
一日で全部の工程ができたわけだが、まだ葉が乾燥していないので、
唐箕での選別作業はかなり大雑把なものになり、
選別したものをさらに天日干ししてからもう一度唐箕をかけなくてはならない。
という感じではあったけれど、何とか刈り取りと脱穀を終えることができてホッとしている。
今年も自家製のそば粉での蕎麦が食べられることになったが、来年はどうなるだろう。
毎年、そんなことを思いながら「今年もできたね」と喜んでいる。
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最終更新日
2024年09月11日 08時12分06秒
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