タオルの絞り方
お風呂で体を洗う時、少し前から チョコちゃんの要望により 普通のタオルで 体を洗っている。洗い終わって タオルを絞っている時に ふっと「チョコちゃんは、タオルが絞れないんのでは?」と思い やらせてみた。両手で持ったタオルを 前後にクチャクチャ揺らしている。… すごい下手… 。そこで 片方だけで持って 片方を回して絞る事を教えた。どっちをどう回しているのか 分からない。どっちの手を基準にしたらいいのか?私は、左手で持って 右手で回す。普通、そう?そう教えればいいのだろうか?でも、チョコちゃんは、 隠れ左利き。私も そうだけど。彼女が自然に回す手は、どちらだろう。そんな事は、気にせず 今まで通り右利きとして教えてしまえばいいのか?(でも、これがあるから 彼女動きに不自然な動作が出ると思うようになってきたんだけど。)「まず、両手で持って 回してみて?」どちらを動かすか 見てみた。右手を回す。やはり、それでいいか。もう一度、やらせてみる。左手を回す。はあ?なんか兎に角回しているようだ。「いい、何も考えずに 自然に回してみて。」…?? …よく分からない。「まあ、いいや。これから 少しずつ練習していこう。」と私は、言った。チョコちゃんは「えっ!」と ためらいの反応だった。それから お風呂入ると やらせて見る事にした。やはり、回す手は、私と同じでいい様だ。でも、回しているのかどうか分からないような 回し方。力が無いからか?「左手を持ったままにして 右手をひっくり返して持って それから揃える。」「右手は、下… 親指が 上に来るの。こう持つの。」なんか 今一 分からないようだ。「まあ、いいや。少しずつやっていけば。」そう思うと なんか私も 寛大になったなあ~と自分で思うのだった。寛大になったと言うより 焦らなくなったとういう方が あっているかな。はたまた、チョコちゃんのどん臭さに 慣れたというか。そして、やりだして 3,4日経った時に「見ていても思うけど この普通のタオルで練習するのは、(タオルが大きすぎて)やり辛いなあ~。」と思い ハンドタオルで やらせる事にした。すると普通に キュッと絞った。「おおお~、そうだよ、そうそう。そのやり方だよ~。」小さいから出来たというのではなくて 小さいタオルでやって たまたま自然に出来たのだと思う。「すごいね~。もう、出来たよ。直ぐ出来ると思った~。」また、褒め褒めの私。「さあ、じゃあ お風呂出ようか。」そう言って 出かかるとチョコちゃんは、ハンドタオルを 濡らして 絞って、濡らして 絞ってと 繰り返していた。「そうそう、もう、出来るようになったね~。」と私が言っているのにまだ、濡らして 絞って、濡らして 絞って…と繰り返している。… 。何で何回も(この出るという時に)やっているんだろう?と思ったらチョコちゃんは「忘れちゃうといけないから。」と言って やっている。ほええ~… すごい。えらいね~。この子は、全然うまくいかないと ドラえもんののび太君くらい 諦めが早いのに「出来そう」とか「少し出来る」となると 本当に集中して頑張る。感心します。(でも、のび太君の時は、呆れるけど。)次の日、お風呂に入ると チョコちゃんは「ハンドタオル~。」と言いました。やはり、やる気満々。そして キチンと絞る事が出来ました。(力が弱いので 完全に絞るまでは、いっていないけど。)絞り方のコツは、掴んでくれたようです。こういった、ちょっとした事って教えなくても出来る子、見て覚える子、ちょっと教えただけで出来る子、教えてもなかなか出来ない子といるけどチョコちゃんは、完全に 教えずに分かるタイプでは、ない。この教えて分かるというのも 教える人によって 理解度が変わるだろう。私は、細かく 少しずつ分かりやすく教えているつもりだけど なんとなくチョコちゃんと ポイントが 少しずれているような気がする。でも、私は、こんな教え方しか出来ないので 頑張って私流の教え方をしていくつもり。チョコちゃんには、頑張って 付いてきて欲しい。リボン結びも(一応、教えたが)また不完全。先日、サランラップも うまく切れなかった。まだまだ、身の回りの教える事が たくさんあるなあ~。