「千と千尋の神隠し」の街 - 九フン(ジォウフェン) -
「千と千尋の神隠し」の街のモデルと言われる、九フンにも行きました。台北の東部にあり、日本人に大人気の街です。まずは、ご注意から。九フンは年間200日は雨と言われる、雨の多い地です。晴れの日に行けたら幸運です。2月の台湾北部は、雨期。ましてや、私が九フンを訪問した2月末は、日本ではあの大雪の日。その日、九フンは土砂降りでした。「湯婆婆の油屋」のモデルと言われる、阿妹茶酒館。大雨にかすんで見えますが、これも風情があって良いかもしれません。私もここで、お茶を頂きました。狭い階段の道は、上りと下りが兼用。人と傘と大雨で、身動きが取れません。しかし、この時、あまりの大雨に、皆さん雨宿りで人通りが切れました。奇跡の一瞬。階段の途中には、面白そうなお面がありました。雨に打たれて、かわいそう。階段を上りきる頃に、阿柑姨芋圓という人気の芋団子屋さんがあります。冷たい芋団子は、アンミツの様な感じでお勧めです。阿柑姨芋圓から数メートル上には、聖明宮というお宮さんがあります。意外と皆さん見逃すようですので、ご注意を。聖明宮の写真を撮っている後方にも、下記の写真の様に祀られています。半ば雨に濡れながらの撮影です。階段道と直行して、たくさんのお店があります。「金枝」の「紅糟肉圓」がお勧めとありましたが、私は臭いもあって苦手でした。それよりも、店名はわかりませんが、「草餅」がお勧めです。九フン、階段道が狭いので、晴れた日に行きたいですね。年間の1/3の晴れの確率にかけましょう。私のように、食べ歩くのも良いでしょう。ジブリファンに限らず、ぜひ台湾では九フン観光を。