異議申立
最近、異議申立の仕事が増えています。異議申立。。。そう、日本では廃止されましたが、欧州特許です。当社の欧州特許に対し、昨年末に2件、異議申立を受けて、まもなく、答弁書提出期限を迎えるので対応案を準備中です。(異議申立を受けるというのはそれだけ関心があるということなので、うれしくもあり、、、面倒でもあり、、。)また、他社の目障りな特許に対しても、異議申立期限が迫っているため、構想を練り上げている最中です。(やっぱり、原告の方が楽しい。)他にも少し前から継続している案件で応答期限が迫っていたり、、などなど。今年の秋には3件ほど、EPOでのヒアリングが予定されていて、軒並み決着が付く予定です。残念ながら、今年は景気が悪いので、欧州出張はなかなかできないかもしれませんが、EPOでのヒアリングでの丁々発止のやり取りは非常にスリリングです。審査官などは、書面でのやり取りを全く忘れてしまっているかのように、その当日の出来栄えで勝敗が決します。出願業務にはないスリルがあります。ディベート力が重要です。