財津和夫歌詞鑑賞と周辺雑感その10「真夜中のルビー」
真夜中のルビー 財津和夫作詞・作曲Shine, shine, shine濡れたルビーのように甘く光る君の唇がShine, shine, shine弄ぶネックレスじっと外を見て誰を待つ胸の高鳴りで君を呼ぶ名前さえ知らない君を 声をかけたらきっと 二度と逢えない気分 誰もいない店に君と二人 Please, please, please me 港に揺れる波は夜に輝く せつない吐息 グラスに注いだShine, shine, shine背中の開いたドレス壁の鏡が映してる髪をかき上げて僕を観た白い指 赤い爪 声をかけたらきっと 二度と逢えない気分 誰もいない店に君と二人 Please, please, please me 港に揺れる波は夜に輝く せつない吐息 グラスに注いだShine, shine, shine今夜だけでいいのさ一緒に飲みたい One shot glassShine, shine, shine濡れたルビーのように甘く光る君の唇が(後略)--------------------------------------------------------------------------ここからは1987年発表のアルバム「City Swimmer」。このアルバムはチューリップ解散後初めての財津さんソロアルバム。ちょっとバブリーな大人の雰囲気の歌詞。真夜中のルビーって何かと思ったら、いなせなバーで一人カクテルを飲んでる美しい女性の唇。僕も一人でウイスキーか何かを飲んでる。客は君と僕の二人だけ。恋の予感、でも声を掛けたら終わりそう、でも・・・と逡巡しながら時は流れてゆく。女性もきれいなら、男の方もかっこいい大人だろう。僕(ブログの筆者)はこの男に自分を重ね合わせることはできないけど、こんなだったらかっこいいなあと思う。