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超時空自転車通勤 ~湘南編~

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2009.11.08
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テーマ:自転車(13040)
カテゴリ:自転車通勤講座
 自転車を積極活用することによる利点として、「自動車を保有しない選択肢」があります。

 以前にも取り上げたこのテーマについて再び健康と運動の面から考えて見ましょう。

 <現代人の運動不足>

 現代人の運動不足はかなり深刻です。

 デスクワークが増え、一日中座ってIT機器を操作するだけの仕事が増加しています。

 頭脳はどれだけ使っているかは人によると思いますが、肉体に関してはほとんど使用されていません。

 全身がだるいという疲労感を訴える方も実際には精神疲労であり、人間関係や、むしろ体を動かさないということに起因するものがほとんどです。

 これには睡眠不足も重大な問題になってきます。
 
 その上、デフレ進行中の日本においては栄養価の高い(むしろ高すぎる)既製品が安価に大量に出回っており、スーパー・コンビニで気軽に買ったものを無意識に食べていると大変なカロリーオーバーになります。


 <「労働は運動にあらず」、売れっ子塾講師Aさんの場合>

 一例を挙げると、売れっ子の塾講師Aさんが深刻な運動不足であると医者に指摘されて驚いたという話があります。

 このAさんは、講義室と講師控え室の間を一日に何往復もし、講義中は立ちっぱなしの上、教壇の上を歩き回り、チョークを持つ手を上げて黒板に書きなぐっているので全身運動をしているつもりになっていたそうです。

 しかし、これを有酸素運動の量で分析すると、限りなくゼロに近い運動であるということがわかります。

 有酸素運動は継続して続ける時間が重要になってきます。効果的に行うには30分は少なくとも必要でしょう。

 この講師Aさんは、講義室と控え室を往復する時間は、約3分程度です。
 
 しかも、講義は90分ですから、次に歩くのは90分後、そして、休憩時間の後別の講義室に行くのは15分後ですから、継続して30分以上運動している時間は全くありません。

 教壇の上を歩く時間は2秒程度ですから、これを講義中に50回繰り返しても、100秒程度です。しかも2秒歩いて、1分以上停止していますから、まったく有酸素運動になりません。

 一回90分の講義を一日に5回も行い、喉はガラガラ、チョークを持つ腕はだるい、立ちっぱなしで腰が痛いので大変な重労働かと思いきや、運動には全くなっていないのです。
 
 まさに「労働は運動にあらず」ですね。

 医療関係者も、ものすごい肉体労働だと語る方がいますが、上の塾講師と同様に細切れに病院内の廊下を歩く(走る?)だけですから、有酸素運動の量はゼロになります。

 ちなみに、プロ野球選手もプロテニスプレーヤーもあくまで「労働」ですから、運動ではありません。

 よく考えるとプロスポーツ選手の動きは激しく無理が多いし、同じ部位ばかり瞬間的に使用するものが多いので健康には良くないですよね。


 <自動車がどうして悪いのか?>

 自動車の一番重大な問題は、運転している間も同乗している間も「まったく運動しない」というところです。

 特に現代人の労働はまったく運動になっていませんから、通勤を自動車で行えば一体どんなことになるのでしょうか?

 有酸素運動の観点から考えてみましょう。

  はじめ
   ↓
 朝玄関を開ける。
   ↓
 自動車に乗る。
   ↓
 職場の席に着く。
   ↓
 仕事が終わって自動車に乗って帰る。
   ↓
 家の玄関を開ける。
   ↓
  終わり

 見事なくらいに有酸素運動の量はゼロですね。

 しかし、残業するとお腹が減りますね。チョコレートなどの甘いお菓子や、スナック菓子で空腹を紛らわしていませんか?
 
 デスクワークや会議はストレスも大きいですから、ついついお菓子を食べてしまう人も多いはずです。

 これではメタボリック症候群どころか、糖尿病→多臓器不全、心筋梗塞、脳梗塞、脳溢血へとまっしぐらです。
 
 そんな生活を何十年も繰り返したらどういうことになるかは、目に見えています。


 <自動車を捨てて得られたもの>

 かく言う私も数年前まではそんな生活をしていました。

 どうしようもないほど開発の仕事が忙しく、寝る時間もないので、通勤時間を短くするために自動車を使用し、夜中の4時過ぎまで仕事をして朝の7時ごろ就寝し、10時に出社する生活を繰り返していたのです。

 しかし、元来、体育会系の運動部出身である私は、運動をしない生活そのものが大変なストレスになっていきました。

 長時間労働+運動ゼロの生活の危機感から抜け出すために自動車の使用を止めると、保険料と駐車場代、各種税金や車検費用で年間30万円もかかる維持費がもったいなくなり、車検を期に自動車を売り渡しました。

 そして、転勤を期に憧れの自転車通勤を開始したのです。

 その快適さは想像を超えるものでした。

 会社は自転車通勤に対しても、保険加入した上で届け出れば通勤定期代を支払ってくれますし、何よりペダルを漕ぐ運動が気持ちよいのです。

 日が長くなれば、帰り道に湧き水の地(『走行記録<立川市 矢川緑地保全地域>』参照)や多摩川サイクリングロードを利用して神社詣で(『多摩サイ終点の阿蘇神社へ 』参照)をし、多摩湖などの景色を楽しみつつ(『初めての狭山湖(山口貯水池)で夕焼け』)、飲食店や自転車店、家電量販店に寄り道して楽しみました。

 
 きれいな水のせせらぎとその周辺の緑豊かな環境には癒しの効果が高いと思います。

 きっと人間の豊かさの原風景があるのでしょう。


 わざわざ飛行機で遠出をしなくとも自転車で訪れる景色はどれも目新しく、目的地だけでなく、その途中の光景もすばらしい景色に見えました。

 自動車では、走行中の景色はほとんど目に入らないですから、ほとんど発見も無く無味乾燥としているのです。

 また、自転車の清掃や整備はマニュアル片手にやってみると大変に楽しく、しかも、自転車屋に支払う工賃はいらなくなりますから、一石二鳥の充実感があります。

 今では、節約で浮いたお金の一部で、専用工具セットまで仕入れてしまいました(『WiggleからLifeLineの工具セットが届く』参照)。

 折りたたみ自転車も入手し、専用袋に自転車を詰めて「輪行」を楽しみました(『のぞみ輪行で富士山を見る』参照)。これによって実家への帰省も出張も大変に便利で楽しいものになっています。

 

 自動車を手放し、自転車による移動に切り替えたことで、節約効果と運動効果に加えて、毎日が旅行気分ですっかりストレスが無くなり、大きな充足感を味わっています。


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最終更新日  2009.11.09 15:08:23
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