PHV プラグインハイブリッドで通勤の経済性を考察
今はHVのアクアに乗っていますが、仮にプリウスのPHVで通勤を繰り返したら、その費用がどうなるのか、簡易的に経済性を考察してみた。EV走行は、充電設備で充電した電気だけで走ること、HV走行は、文字通りガソリンエンジンで充電しながら走ること、を意味しています。【前提】1.通勤往復24km、その中の20kmをEV走行し、残り4kmはHV走行。2.毎日の満充電3kwh(75円)3.ガソリンタンク容量45L4.HV燃費22km/L・・・アクアよりも1割減で試算5.ガソリン単価110円/L【ガソリンがなくなるまでのPHV費用】 1日当たりHV走行により4/22=0.18L減るので、45/0.18=250日めに給油となる。 250日間、毎日1回充電するので、75円×250=18,750円 ガソリン満タン費用は、45L×110円/L=4,950円 電気代+ガソリン代は、23,700円【PHVと同じ日数HVに乗った時のHV費用】 満タン45Lでは、45×22=990km走れ、990/24=41日ぶんとなるので、 PHVと同じ日数HVに乗った時のガソリン代は、 45L×110円/L×250/41=30,182円 となる。あくまでも簡易計算ですが、250日で6,500円ほど、PHVのほうが安上がりであることはわかりました。が、年間250日勤務としても、年間メリットはその程度。私の場合、HV→PHVの増分価格はとても取り戻せませんねー。(笑)さてここで、PHVの燃費単位をkm/lで計算してみることにする。PHVの電気代もガソリンに置き換えることとし、かかった費用でどれだけガソリンが買えるか、という仮定で計算すると、23,700/110=215Lとなる。走行距離は、24km×250日=6,000km従って、PHV燃費は、6,000/215=27.9km/l と等価になる。遊びで計算していますが、大筋は合っているのではないかと感じていますが、どうでしょうか。PHVでの効果の方向性についても考察しました。(1)EVで走れる距離+αのうち、αの距離が小さいほど効果が出ます。 逆に距離が長くなるほど効果が出なくなります。(2)電力単価が下がるほど効果が出ます。安い電気で充電することを考えましょう。(3)HVで低燃費走行できているほど効果が出ません。(4)ガソリン単価が上がるほど効果が出ます。以上、ご参考まで。