『シャーロック・ホームズ』
原題『Sherlock Holmes』(2009年イギリス/オーストラリア/アメリカ)あらゆる悪がはびこる、19世紀末のロンドン。不気味な儀式を思わせる手口で、若い女性が次々と殺害される怪事件が勃発する。名探偵シャーロック・ホームズはたちまち犯人を突き止め、邪悪な黒魔術を操るブラックウッド卿を捕まえる。だが彼は、処刑されても自分は復活する、とホームズに宣言。やがて予言通り、死刑に処されたブラックウッドが、墓場から甦ってしまう。前代未聞の大事件に人々がパニックに陥る中、ホームズだけは史上最大の謎に挑めることに胸を躍らせていた…。(goo映画)●監督は、ガイ・リッチー●プロデューサーは、ジョエル・シルバー●シャーロック・ホームズ役は、ロバート・ダウニー・Jr●ジョン・ワトソン役は、ジュード・ロウ●アイリーン・アドラー役は、レイチェル・マクアダムス●レストレード警部役は、エディ・マーサン●ヘンリー・ブラックウッド卿役は、マーク・ストロング●メアリー・モースタン役は、ケリー・ライリー●ハドソン夫人役は、ジェラルディン・ジェームズ●サ・トーマス役は、ジェームズ・フォックス●カワード卿役は、ハンス・マシソン●スタンディッシュ大使役は、ウィリアム・ホープ●タナー船長役は、クリーヴ・ラッセル映画『シャーロック・ホームズ』上映中(3月12日公開)映画館で鑑賞(@WM)。『シャーロック・ホームズ』シリーズと言えば、作家アーサー・コナン・ドイルの推理小説。しかし、今作は、その小説を映画化しているワケではなさそうだ。コナン・ドイルの古典にインスピレーションを受けたライオネル・ウィグラムによるオリジナル・ストーリー、コミックに基づいて描かれているらしい。シャーロック・ホームズと言えば、見た目も態度も紳士的なイメージ。ワトソン君は従順な助手のイメージ。なのに、今作は違った。シャーロック・ホームズは、マッチョで、汚らしい格好をしている。ワトソン君は、紳士的だが、ハッキリと文句を言う、助手的存在ではなく、パートナー。ドタバタ劇で始まって、最初は面喰っていたが…事件を掘り下げていくと、見入ってしまう。黒魔術があったり、化学があったり、引き込まれる要素はタップリ。ただ、格闘シーンの前に、ホームズの戦い方の説明があって、その後に説明通りの戦いがあった。2度も同じのを続けて見せられて、うんざり。そのようなシーンが数度あった。ちょっとウザかった。しかし、全体的には見応えあり、面白かった。アクションシーン満載の、娯楽大作に違いない。とにかく何も考えずに見れる作品。このイケメンコンビの活躍はまだまだ先に続きそうだ。ちなみに、続編の制作が進められていて、2010年中には撮影開始らしい。 シャーロック・ホームズ オリジナル・サウンドトラック映画『シャーロック・ホームズ』上映中(3月12日公開)