『毛皮のエロス』
ニコール・キッドマン主演のヒューマンドラマ。実在の女流写真家、ダイアン・アーバスの物語。原題『Fur: An Imaginary Portrait of Diane Arbus』邦題『毛皮のエロス ダイアン・アーバス幻想のポートレイト』1958年ニューヨークが舞台。ディアンは、裕福な家庭に育ち、2人の娘を育てながら、ファッション・カメラマンである夫・アランのアシスタントもこなしていたが、満たされない気持ちを感じていた。ある夜、上の階に、ライオネルが引っ越してくる。ライオネルは、コートやマントで全身を覆い、目の部分だけがくりぬかれたマスクを被っている。好奇心を駆り立てられてしまったディアンは、カメラを手に、部屋を訪ねる。それはその後、ニューヨークにおける現代アートに衝撃を与えたダイアン・アーバスの原点となる出来事だった。●ディアン役は、ニコール・キッドマン … 古風な服装が良く似合う●ライオネル役は、ロバート・ダウニーJr. … 目が印象的●アラン役は、タイ・バーレル … 切ない夫を熱演詳しくは → 『毛皮のエロス』公式HP 5月26日公開知人に「試写会で何を見るの?」と聞かれたが、とっさに答えられなかった。題名の『毛皮のエロス』だけだと、何かHっぽい作品を見るのかと?好奇の目で見られそうで…小声になったのは言うまでもない。実際は、そうでもないだろうと思って、試写会に臨んだ。おおっ~最初のシーンでビックリした。やはり「R-18」との記載どおり、R指定作品だぁ。でも、この調子で続くのかと思ったら、その後は違ったので安心した。題名にある「毛皮」の意味は、途中で明らかになる。ディアンの自宅で開かれる毛皮のショーも、その題名に掛けてるのだろう。それが、メインの意味ではないが…