1/10のGさん
朝からGさんに起こされる。「病院行くから起きてくれ」一瞬、訳が解らない。ゆっくり思い出す。あ、そーだ。先週言われてたんだっけ…眼科手術するから車運転してけ、と。着替えをして下りてくと、いない。暫くして戻ってきて、「行ってきた。予約とって来たから」。はぁ?…そーだよ、考えてみりゃ、今日は検査で手術はしないはず…んじゃ、留守番に起こされたデスカ?これも否。「瞳孔拡張するかもしんないから、送ってくれ」…最初からそう言って下さい~、ちょっと相当パニックしましたよ~、ワタシャ。Gさんが白内障の手術を受けたのは、もう5年も前のことになると思います。その、術痕に膜が出来て、物がダブって見えるようになる。後遺白内障というんだそうで、先に手術をした左目は既に発症・処置済み、今回は後に手術した右目に発症しました。10人に1人くらい、発症する人がいるんだそうです。手術と言っても、それほど大変な事ではないのですが。月曜の午前といえば病院もそれなりに混む訳で、ずっとくっついてるのも何なので、取り敢えず私は郵便局に行って引出しやらして、更にコンビニに行って振込み、朝食買って病院に戻り、車内でご飯食べてから待合へ。案の定、瞳孔拡張中のGさんと合流。視力検査の結果など…「0.4しか見えなかった…左は1.0余裕なんだけどな」へぇ。………え?1.0、ワシ、コンタクトしてても見えるか怪しいトコですぇ。…ウチの家系は、目が良い。母も叔父も、2.0くらい視力あって、50過ぎてもまだ衰えない。だから、歌舞伎座の3階で、役者の顔が見えると抜かす。父親に似てしまった私は、裸眼では0,1も見えず、矯正視力でも役者の着物の柄さえ見えないっちゅーのに…などとグチグチ言ってると、Gさんにおつかいを頼まれた。モツ買って来いと。あい~、と再度車でGO!今日もレジに先輩がいる~、と思って気づかぬ振りで避けて通った(汗)。スーパーを梯子してしまったので、病院に戻ったのは30分以上過ぎてから。ちょうど会計待ちで、時間的にはいい感じ。で、当の手術はどうなされたのか?…明日…?いいけど…いや、寧ろ善し。明日は私も病院だ。だんだん、病院に顔見知りが増えてきました。