「袖触れ合う縁を大縁に変える」かは自分次第
会社に勤めていると、色々な飲み会がある。ましてや、生命保険業界にいると、業界団体の色々な飲み会が定期的にある。その飲み会の中には、行って本当に良かったと思える飲み会と時間とお金の無駄だったと言う飲み会もある。後者の飲み会に参加すると、本当にその翌日は、げんなりする。私は、今年度、生命保険業界団体の役職を2つ拝命しているが、どちらの飲み会も参加すると、とても楽しい。特に、MDRTの飲み会は、とても居心地が良い。どうしてかと言うと、会に参加しているメンバーが、ホスピタリティーに溢れているからである。グラスの飲み物がもう少しで空になりそうになると、さりげなく、次の飲み物を手配してくれたり、配膳されたものを直ぐに綺麗に取り分けしてくれる。その心配り足るやホスピタリティーの奪い合いである。(笑)だから、業界をリードするメンバーなのであろう。かと思えば、自分だけが楽しければ良いと言う人が多い飲み会もある。普段は、大人しく陰を潜めているのに、お酒が入ると声を張り上げ、嫌な存在感を発揮する。それくらい、仕事も元気にやってくれれば良いのだが、伸び悩んでいる営業マンほど、場を弁えず、会の雰囲気を良からぬ方向へと導く。結果、それを不快に思う参加者も多い。だから、伸び悩んでいるのである。売れている営業マンほど、その場の雰囲気を盛り上げようと努力する。控えめにするところは、大人しく、盛り上げるところは、ムードメーカーになって・・・売れている営業マンと伸び悩んでいる営業マンとでは、飲み会の立ち居振舞いに大きな差が出る。歳を取ったのかも知れないが、そんな飲み会に参加するほど、暇ではないし、時間も勿体無い。ましてや、隣に優秀な営業マンがいたとして、普段、ゆっくりと話が出来ないような人であれば、その機会を利用するに越したことはない。時間は有限で、二度と帰って来ない。だからこそ、チャンスは逃してはいけないと思うし、自分には常にそう言い聞かせている。袖触れ合う縁を大縁に変えるかは、自分次第である。