担保読書競馬競馬
◎『税務署バイト』 学生最後のバイトが決まった。 これで入社式の前日まで 働き続けることになったが、 それも悪くない。 早速、そこから発生する キャッシュフローを担保に、 親から借入をおこなって、 どこかに旅してこようと思う。 候補地はやはり京都か。▲『サンクチュアリ(高橋 歩)』 具体的ではない話が羅列されていて あまりに中身がないと感じたので、 途中で読むのを止めてしまった。 著者は出版社をつくったり、 世界一周したりと面白そうだが、 具体的な話が載っていないので、 その面白さがさっぱり伝わってこない。 近くのパルコに最近できた ヴィレッジ・ヴァンガードに、 この著者の作品がコーナーとして 平積みにされていたので、 注目していたが期待外れだった。 千葉に住む中身のないガキどもには この程度の本がピッタリだという 店側の皮肉だったら世の中は怖い、と思う。▲『きさらぎ賞』 武豊が強過ぎるレース。 ここ10年で3勝というのは、 それだけでも抜きん出ているが、 さらに2着5回、4着1回で 合計騎乗回数が9回。 いかにこのレースを 得意としているかがよくわかる。 しかし、明日騎乗するアドマイヤフジは これまでこのレースで騎乗してきた 馬と比べるとかなりレベルが落ちる。 人気もシックスセンス、 コンゴウリキシオーあたりに 続く3番手ぐらいだろうか。 それでも今の彼ならば 連対圏に持ってこられそうなのだ。 そもそもこの路線の重賞は あまりひねりのない結果が 続いており、荒れていない。 とりあえずここは見送って、 能力比較が難しいトライアルで 勝負することにする。◎『ダイヤモンドS』 岡部騎手が得意なレース。 このレース、6勝もしており、 近年は人気を裏切るケースが多いが、 それでも3着は確保するレース。 長距離は騎手で買えという格言があるが、 このレースの長期的なトレンドは 関東馬から関西馬への主役が変化だ。 それにともないかつては 田中勝、柴田善、そして岡部と 関東リーディング上位の独壇場だったが、 近年ではペリエ、後藤、そして 関西のジョッキーなど活躍する 騎手は多様になってきている。 つまり、長距離だろうと、 やはり馬主体で買うべきなのだが、 今年はコイントスが強いか。 前走は逃げて4着と 内容があるレースで、 厳しい流れの有馬記念を使った 成果があったように感じられる。 長期休養前のアルゼンチン共和国杯では 岡部騎手の乗ったサンライズジャガーに 差し切られているが、 その時も鞍上はペリエで、 今回はそれ以来の騎乗になる。 もともと勝ち切れない馬を 勝ち切らせるのが得意な 外国人ジョッキー、 そしてその中でもペリエは ゼンノロブロイを挙げるまでもなく、 その手の馬のスペシャリスト。 ここはコイントスを頭に 手広く勝負してみたい。 ◎コイントス Good Luck!!