娘の言葉、息子の言葉
この秋で5歳になる娘。ずっと苦労してきた2ヶ国語の生活も、随分慣れたと見え、今ではすっかり自然に2ヶ国語を聞いて話せている。それでも、かなり言葉の成長はスローな方だと思うけど、とてもハキハキ喋る子なので、とても良く喋れているね、とよく言われる。そんな娘の言葉。今、一番多いのは言葉の順番が引っくり返ること。例えばこんな感じ。「あたま」→「あまた」「おなか」→「おかな」「スプーン」→「プスーン」「のみもの」→「のみのも」「おひげ」→「おぎへー」などなど。夫は娘のそんな言葉を聞いても、決して笑ってはいけないというが、思わず微笑んでしまう。今だけしか聞けない、貴重な言葉だ。それに引き替え、現在、新しい言葉を覚え中の息子。先日もチラッと書いたけど、娘が夏休みに入ってから、お姉ちゃんの影響を受けて、どんどん息子の言葉が発達している。まだ言葉をひっくり返すほどの技はないが、こちらは一字が抜けている場合が多い。「グラーツィエ(ありがとう)」「ブォーノ(おいしい)」「ブラーヴォ(すばらしい)」「ノー、ノー」などは、こちらが驚くほどキレイに発音してくれる。日本語だと、「いいねぇ~」「おおきいねぇ~」「ダメダメ!」など。自分の名前も言えるようになりました。1歳4ヶ月にしては早い方かな?それ以外は宇宙語喋ってます。子供達の中でも会話が成立しているらしく、二人で話しながら遊んでいる様はとても微笑ましい。生意気な事を言い出したら、心底、ムッカー!とくるんだろうけど、今の、二人の言葉をじっくり観察し、心に刻んでおきたい。