皮膚科へ
今朝、娘を皮膚科へ連れて行った。1ヶ月ほど前からずっと体のあちらこちら、目の回り・首・肘の内側・膝の裏側あたりが、赤くカサカサしていて、だんだん痒みが強くなり、どんどん症状が悪化し、ホームケアではもう手におえない状態にまでなったので、嫌がる娘を説得して連れて行った。診察の結果、おそらくアトピーだろうとのこと。原因を調べる前に、まず症状を抑えてあげましょうとのことで、軽く診察だけして、薬を数種処方してもらった。原因は、2週間後の経過を見てから調べるそうだが、私が思うにおそらくストレス性のものだろうと思う。今までアレルギーとは無縁にきた娘なので、今更、食べ物が原因でアトピーになるとは考えにくい。きっと、私から受けたストレスなんだろうな・・・。弟が生まれてからずっと、娘がなるべく辛い思いをしなくて済むように、常にその事を気にかけてきたつもりだったが、息子の動きが活発になって目が離せなくなってきた、2,3ヶ月ほど前から、娘もいつもゴキゲンでいてくれるのを良い事に、私のほうがすっかり甘えていた。もっと甘えたりわがままを言ったりしたいだろうに、私の気持ちに常に余裕がないせいで、娘がそうできる隙を与えていなかったのだ。いつもなら完全にフォローしてくれる夫も、ずっと年明けから忙しかったので、きっと寂しい思いをしていたに違いない。本当に可愛そうなことをした。こういう時、日本に居れば、もっと早い段階で皮膚科へ連れていき、こんなに悪化させずに済んだだろうに、こちらに居ることで、システムの違いが把握できていなかったり、中々連れていくことができずにとしている間にも、どんどん悪化させていたのだと思うと、改めて自分の非力さを思い知らされ、娘を申し訳なく思う気持ちでいっぱいだ。せっかくここまで、明るく、のびのびと、自由に育ってくれた娘が、私のせいで豊かな個性を潰してしまうようなことになったら、悔やんでも悔やみきれない。この一年で立派なお姉ちゃんに成長した娘を見習って、私ももっと器の大きい肝っ玉母ちゃんに、成長しなければならないと、深く、深く反省した一日だった。