チャオの国から～子育てな毎日～

[旅行のこと] カテゴリの記事

全15件 (15件中 1-15件目)

1

• ニッポン滞在終了～！

  長かったようで短かった、約一ヶ月半の日本滞在も、本日をもって終了。明日の早朝に再びイタリアへ向かって出発の予定です。今回は娘を日本の学校に通わせることがメインだったので、ほとんどそれで終わったという感じです。更に今回は私が大量の仕事を抱えての里帰りだったので、時間的にもかなり厳しく、連絡を取らせてもらえずに終わってしまった方が沢山います。この場を借りて、深くお詫び申し上げます。そんなこんなで、心残りな部分も多々ありますが、やはり自分の国へ帰って来たことの安心感もあり、家族や友人に会って楽しい時間も沢山過ごし、子供達の普段見られない面も色々見ることができて、有意義な夏休みを過ごすことができたと思います。我ら母子三人は、明朝イタリアに向けて出発はしますが、ミラノの自宅へは帰らず、そのままイタリア中部の、ある町の音楽祭に夫婦で出演が決まっているため、実際、ミラノの自宅へ戻るのは、まだ後、２週間先となります。夫は一足先に現地入りしているため、我ら母子三人は、ミラノに着いた後も、まだ過酷な旅が残っているという、想像しただけで眠れそうにない状況であります。何とか気合で乗り切って、８月の半ばにまた、ここへ更新に来れるように頑張ります。普段の生活リズムに戻ったら、また以前のように更新していきたいと思いますので、また遊びに来てくださいませ。

  2008.08.01

  コメント(2)

• 秋のキャンプ

  ２日の金曜日を出発予定日にしていた今回のキャンプだったが、その日は結局、天気がイマイチ回復せず、晴れてはいたものの、風が強くて、とてもテントで夜を過ごすのは無理そうだったし、夫も疲れ気味でゆっくりしたいとのことで、その日の出発は断念。そして半ば諦めモードで目覚めた土曜日。早朝から空が、とんでもなく晴れ渡っていた。この季節には滅多に見ることがないくらい、空が青く、暖かかった。「これは行くっきゃないでしょう！」と、前日はしんどそうにしていた夫も、「パチン！」とスイッチが入ったように動き出した。すぐさま、今回一緒に行く事になっていた、お友達のＧくん親子に電話をし、いざ出発！行き先は日帰り可能圏のソレント！ソレント半島のまさに先端にある、海の真ん前のキャンプ場に行ってみました。こじんまりとした小さなキャンプ場で、しかもこの季節ということもあって、わずか４組ほどしか居なかったけれど、今回はお友達も一緒ということもあって、賑やかなキャンプになりました。何と言っても、子供達は嬉しい事この上なし。何もないキャンプ場だったけれど、Ｇくんと一緒に、木や石や木の実を拾って、自然の中で、片時も退屈することなく、走り回って遊んでいました。勿論、ケンカも何度かしたけれど…。夜は、ナポリの町から、少し足を延ばしただけとは思えない、とてもキレイな星空を、まさに降るような沢山の星を見ることができました。そういえば、夏のキャンプでは、陽が暮れるのが遅いので、ほとんど星空を見ることなんて無かったかも…。夜は相当寒くなることを覚悟していた今回のキャンプだったけど、ほとんど寒さを感じることもないくらい、お天気には恵まれた二日間でした。一泊だけのキャンプだったので、テントを立てたと思ったら片付ける…という忙しさだったけれど、十分に楽しめた二日間でした。ただ荷造りしたと思ったら荷解き…というのには、いささかゲンナリしましたが…。次回は冬休みにチャレンジ予定！

  2007.11.05

  コメント(7)

• 

  夏休み終了！！

  前回のブログの後、つまり翌日の２５日より、無事、逃亡計画を実行に移すことに成功し、昨日、帰ってまいりました。勿論、この度もキャンプへ。行き先はナポリより450キロほど南下した、カラブリア州のニコテラという町、ブーツの形をしたイタリアの地形でいうところの、ほぼつま先の辺りまで足を延ばしました。前回のキャンプで北の果てまで行ったので、この夏は、まさにイタリアを縦断したということになる。夏のハイシーズンが終わったばかりの、まさに料金がドン！と下がった日から行ったので、前回の半分以下の値段で済んで、とても得した気分だった。ただ、キャンプ場そのものの整備の良さ、清潔さなども、ドン！と格が落ちてしまい、オムツが取れたばかりの息子は、便座もない、あまりキレイではないトイレで、用を足すことが出来ずに、危うく逆戻りしかけたので、急遽、オマルを買いに行ったりして大変だった。それにしても、海の美しさは格別。８月の終わりと言う、いわば、一年中で一番海が汚れている時なのに、この美しさなのでビックリでした。キャンプ場の中にはプールも設置されていて、それを大いに子供達が気に入り、一日中ひたすら、海→プール→海→プールの繰り返し。何と言っても、遊ぶことにお金がかからないのが、素晴らしかった！朝起きた時から、夜寝る時まで、ず～っと水着を着ている状態なので、洗濯物もあまり出なくてラクチンだし、お天気はず～っと快晴、でもカラッとしているので、木陰は昼間でも涼しく、夜はひんやり。人もだいぶ少なくなってきていたので、子供達からも、わりあい目が離せたし、とてものんびり過ごせました。ただ、前回と大きく違っていたこと。それは静かに、素朴にキャンプを楽しみ、夜は日が暮れれば皆、寝静まり…という、北イタリアのキャンプスタイルとは打って変わって、毎晩、夜中まで、やれディスコだ、カラオケだと大騒ぎで、娘は毎晩、夜の９時から行なわれる、子供のダンスパーティに参加したかったおかげで、ずっと寝不足続きとなった。まぁ、一週間足らずの間だけのことなので、たまにはそんなことがあっても良いけれど、やはりキャンプは静かに楽しみたい。そんなわけで、一ヶ月間の夏休みも、このキャンプで締めくくって、とうとう終わり。明日からは夫が三日連続で本番なので、週末は私と子供達でゆっくり過ごし、月曜からの、娘の小学校入学と、息子の保育園入園に備えたいと思う。しかし、この夏休みの間に、何とか娘に、字の読み書きを教えようと思っていたのに、ほとんど何もせずに、あっという間に終わってしまった。夏休み前には、「この夏休みの間に、　字の読み書きをマスターさせて、　学校が始まったら、　余裕を持って臨めるようにしてあげよう。」と夫婦で話し合っていたのに、今頃になって、もうどうしようもないことに気づき、「夏休みに思いきり遊べるのも今年が最後。　まだまだ遊ぶことの方が大事な年齢。　そういう意味では、　色んな大切なことを学んだハズ…。」と、言い訳がましく話し合っている…。（汗）

  2007.08.31

  コメント(6)

• キャンプ体験記～失敗談～

  細かいことをあげれば、色んな失敗があったけれども、中でも一番の失敗は、天気の読みが甘かったことだろう。ドロミテへは、過去二回とも夏に行っているので、気候のことはそれなりにわかっていたつもりだったけど、今までホテルにしか滞在したことがなかったし、出発前にも、何度も天気予報をチェックして、気温のことなども調べておいたけれども、天気予報ではせいぜい、その地方の町の天気しかわからないので、町から離れた山のキャンプ場で、テントで生活するということに対して、知識があまりにも不足していたと思う。昼間の気温は２７、８度くらいまで上がるので、ナポリに比べるとだいぶ涼しいけれど、そんなに大差はない。けれど太陽が近いからか何なのか、陽射しは圧倒的に強く、陽に当たると痛いほどだった。ナポリでも日本に比べるとかなり空気が乾燥しているので、乾燥には慣れているつもりだったけど、アルプス地方の乾燥は、ナポリの比ではなく、今までに海で相当の日焼けの下地はできていたハズなのに、子供達は更に一皮むけ、肌が乾燥によって、パリパリにヒビ割れた。そして何よりも困ったのは、朝晩の冷え込み。勿論、朝晩はそれなりに冷え込むとは思っていたけれど。まさか真夏のイタリアで、最低気温が５度にまで下がるなんてことは、全く予期していなかった。日が長いとは言え、太陽が山の向こうへ行ってしまうと、途端に冷え込んでくるので、夕飯は６時頃には食べなきゃならないし、朝ご飯は９時頃にならないと、とても寒くて外では食べれないという状態だった。私達は、夏のキャンプと言えば、暑さに対してのみ対策を練れば良いと思っていたので、テントは「涼しさ」を第一条件に選んだが、これが何よりもの大失敗。夜はとても寒くて寝られず、長袖のパジャマに長袖のスウェットの上下を重ねて着、毛布にタオルケットに羽毛布団に…と、あるだけの物を全部被っても、まだまだ寒いというくらいだった。朝起きると、その恰好の上から、さらにパーカーやらジャンパーを着込み、時間を追うごとに一枚ずつ脱いで行って、陽が昇ったらあとは、Ｔシャツに短パンくらいにまで暑くなる。実は私達が帰るきっかけになったのは、お天気が崩れて来たからなのだが、それは雨のせいではない。実際、三日目の午前中に一度雨が降って、その時に雨のキャンプ生活も、それなりに楽しいということがわかったので、本当ならその崩れた後に、お天気が回復するまで居ようと言っていたのに、二日以上雨が続くと、朝の気温が２度まで下がると聞いて、途端に逃げ出すように帰って来たのであった。ドロミテよりも、もっと寒い地方から来ている人達は、さすがに寒さに対する対策は万全だったし、元々、寒いことに慣れている人達なので、朝の気温が５度の時でも、半袖短パンにサンダルという出で立ちで、見ているだけで、寒さがアップしそうな状態だった。幸い、誰もその寒さのせいで、体調を崩したり、風を引いたりしなかったので良かったが、次回はもっと、寒さに対しての対策を、しっかり練って行かなきゃと、山歩きに続いて、またしても来年の目標を持ってしまい、すっかり行く気マンマンである。それでも全体の感想としては、やはり「素晴らしかった」の一言に尽きるわけで、本当に楽しい一週間でした。ヨーロッパの人達のキャンプスタイルを見て、良いなぁ～と思ったことは沢山あったけど、中でも中高年の年代の人達が、夫婦二人で来ているというのが意外に多く、その仲睦まじい様子が、とても微笑ましくて素敵だった。他にも、「おじいちゃん・おばあちゃんと孫」という組み合わせも居て、両親の仕事が休みに入るまでの間、祖父母と孫でキャンプ生活をしていたようだ。思春期の、本当ならもう親に付いてキャンプなど、来そうにもない年齢の子供達も、家族で楽しそうにキャンプをしていて、そんな色んなスタイルを見ていたら、私達も彼らのように、ずっと家族でキャンプをすることを趣味として、私達の孫も一緒に連れて来れるくらいまで、来続けたいなぁ～なんて思いました。そんなわけで、今日をもって、キャンプ体験記は終了します。読んで下さった皆様、ありがとうございました～～～。

  2007.08.16

  コメント(7)

• 

  キャンプ体験記～お出かけ編～

  今回のキャンプは、初めてということもあって、滞在中は観光よりも何よりも、「子供達にキャンプ生活というものを体験して欲しい」ということを目的としていたので、観光らしい観光はほとんどしないつもりでいたので、一日中、キャンプ場の外へ買い物に行く時以外は、ずっとキャンプ場の中で過ごしていた。キャンプ場の中にある公園が、これまた見たこともない楽しい遊具が盛り沢山で、子供達は一日中遊んでいても、とても飽きることがないようだった。そこへ行けば、キャンプ場内に居る子供達が、いつも沢山遊んでいるので、日に日に子供達も仲良くなるし、子供達だけで行っても安全なようにできているので、親にもとても嬉しい公園だった。とは言っても、やはり山歩きをしたり、ロープウェイに乗ったりという、アルプスの山ならではの遊びも、少しは満喫したいということで、一日置きくらいのペースで半日ほどは出かけました。前回のブログの写真にも載っていた山の麓へは、キャンプ場から歩いて行ける距離だったので、まずはそこへ山登りに行きました。山の中には、木いちごやブルーベリー、ラズベリーなどの森のフルーツがいっぱいで、歩きながらそれらのフルーツを頬張って、子供達は大喜びでした。その次に行ったのは、お弁当を持って川へピクニック。反対の川岸には、数頭の馬が水を飲みに来ていたりして、とてものどかで気持ちの良い所でした。そしてその次に行ったのは、ポルドイ峠という、イタリア・アルプスの数々の名山が、凝縮して見える山の頂上へ行きました。ここへは三つのロープウェイを乗り継いで、途中、二つ目と三つ目のロープウェイの間は、二時間ほどの山歩き。聞いていたよりも遥かに険しい山道だったけど、娘は往復とも、一人で歩ききりました。息子は途中、パパの腕の中で寝てしまったりしたけれど、２歳児にしては、よく頑張ったことだと思います。途中、野生のモルモットなどが出現して、歩いている人達を楽しませてくれました。三つ目のロープウェイを登って、サッソ・ポルドイという山の頂上に着いた所は、何と標高３０００メートル。真上に上がってるんじゃないかと思うような、迫力あるロープウェイでした。標高３０００メートルの山の上から見た景色はこちら。山々の迫力が、写真だとイマイチ出ないのが残念ですが、これは、今までドロミテで見たことのある景色の中で、最高のものだったと言えると思います。これから次回に向けて、もっともっと、子供達の足を鍛えて、次はもっと沢山の山を歩きたいと思いました。

  2007.08.15

  コメント(6)

• 

  キャンプ体験記～テント生活編～

  さて無事にキャンプ場に到着した私達。子供達は初めてのキャンプ生活に、大きく胸を躍らせ、息子はイマイチ、何のこっちゃかわかってなかったようで、最初の二日ほどは普段よりも緊張した面持ちで、珍しく私の後を付きまとっていたけれど、それでも今までにない経験に、日に日に子供達の顔つきが変わって行くのが、側で見ていてよくわかりました。食事の用意から片付け、その他すべての事を、皆で協力し合って生活するという、何よりのキャンプの醍醐味に、子供達は積極的に取り組んでくれました。キャンプ場の中には小さなマーケットもあって、食品から雑貨まで、必要な物はだいたい揃うようになっており、子供達は毎朝そこへ、パンと牛乳を買いに行くという、初めて自分たちで買い物をすることも経験しました。２万５千平方メートルの敷地内には、沢山の国のファミリーが、隣り合わせにキャンプ生活しており、イタリア人を始め、ドイツ人、フランス人、オランダ人、イギリス人…と、色んな国の人との交流ができたのも、とても貴重な経験でした。どこのファミリーも二週間、一ヶ月という単位で滞在するので、子供も大人も日に日に仲良くなって、とてもアットホームな雰囲気でした。それにしても、イタリアのキャンプスタイルってスゴイです！イタリアというより、ヨーロッパと言った方が正しいかも知れないけど、日本でのキャンプなんかとは比べものにならないくらい、とても豪華で優雅で贅沢。根本的にキャンプという物に対して、日本とヨーロッパでは考えが違うのだろうけど、ルロットやキャンピングカーの数も断然多いし、テントの大きさなども半端じゃない。そしてそのテントの中には、単に寝るスペースだけではなく、食事をしたり寛ぐスペースもあって、その中には、テレビや冷蔵庫なども、当たり前のように置かれている。雨や風にも対応できるような頑丈さで、我が家のオーソドックスなテントなんて、吹けば飛んで行きそうな小ささに見えた。キャンプ場全体の整備の良さもスゴイです。アルプスのあるこの地方は特にだとは思うけど、どこもかしこも本当にキレイで、トイレやシャワーなんて、高級ホテル並みのキレイさだ。ちなみにトイレ・シャワー・洗い場のある棟はこんな感じで可愛い。キャンプ場全体もこんなにキレイ。何よりも気に入ったのは、キャンプ場全体を取り囲むこの景色。毎晩、目を血走らせながら探した甲斐ありでした。

  2007.08.13

  コメント(8)

• キャンプ体験記～1000キロ道のり編～

  片道約1000キロの、出発は南イタリア・ナポリから、目的地は北イタリアのアルプス、「ドロミテ渓谷」までの道のり。実際、距離を測ってみたら、今回行った所は少し近くて８８０キロだった。それでも十分に遠かった…。出発前日のブログには、「夕方の６時頃から一斉に眠り、　深夜１２時頃に出発予定！」なんてハリキッテ書いたけれど、予定が大幅に狂うのは、我が家にとってはいつものこと。結局、全ての準備が整って、仮眠態勢に入ったのは、もはや夜の１１時となっておりました。それでも、キャンプ場にはなるべく早く着かないと、空きがなくなる可能性があったので、到着時間はあまり遅らせられないということで、仮眠は二時間ほどにして、夜中の１時には無理矢理、目を覚まさせ、二時半には出発しました。当然、そんな時間には一切、渋滞はしていないわけで、子供達は引き続き寝ているし、車は整備士さんのおかげで、「ウーノ君」は生まれ変わったように快調だしで、ゆっくり休憩しながら行っても、所要時間はトータルで１０時間、お昼にはキャンプ場に着くという順調さでした。ちょうどイタリア中部のあたりで夜が明けて、朝のやわらかな陽射しが、高速道路を挟んだ両側に一面に咲いている、壮大なひまわり畑に射している様子は、とても美しいものでした。距離の長さといい、車の古さといい、きっと、色んなトラブルが生じるに違いないと思っていたのに、意外なほどにスムーズな道中でした。ちなみに、いつも車で遠出をして、イタリアの高速道路のサービスエリアに入る時、無償に「うどん」が食べたくなる。「う、う、う、う、うどんが食べたい！！！」と言いながら、甘～いコルネット（クロワッサン）を食すのは、かなり辛い…。それはそうと、このドロミテまでの８００キロほどの道のり。いつも我が車を整備してくれるサルヴァトーレさんは、その昔（約20年前）、４時間ほどで到着したそうです。時速に計算すると･･…？「時速２００キロかい！？」イタリア人の運転怖すぎです。ちなみに我が車の場合でいうと、かなり車に配慮が必要なので、だいたい夫の運転で時速１２０キロ、私の運転で時速１００～１１０キロくらいですが、そのスピードだと、三車線ある道路のうち、間違いなく、一番遅い走行車線となります。ちょっとでも追い越し車線に出ようものなら、恐ろしいほどの勢いであおられる。時速１００キロくらいだと、トラックにもどんどん追い越されます。おぉ～、こわっ！

  2007.08.11

  コメント(8)

• 無事帰還！！

  ご報告が遅くなってしまいましたが、一昨日（８日）の朝、無事にナポリへと帰ってきました。帰る日を決めずに出発したので、報告が遅れることによって、「もしや歌花一家はまだキャンプ生活か！？」と、皆さんに誤解を抱かせてしまうと思いましたので、取りあえず、ここにお知らせいたします。思いの他、疲れが出まして、昨日は一日、軽い発熱と共に寝込んでいた私。今日からは全快で回復したものの、なかなか、まだ片付けやら何やらと、バタバタしております。一週間のキャンプ生活は、ただただ、「素晴らしい！！！」の一言に尽きました。是非とも改めて、体験記として、ここに残したいと思いますので、今日のところは報告までに、明日から少しずつ、書き記していけたらと思います。取り急ぎ、ご報告まで…。

  2007.08.10

  コメント(4)

• 明日、出発予定！

  「まだ予定なんかい！」と突っ込まれそうですが、今年の我が家のバカンスは、明日、出発することになりそうです。行き先は、これまた、「今年も行くんかい！」と突っ込まれそうな、イタリアとオーストリアの国境に位置する、イタリア・アルプスの「ドロミテ渓谷」。三年前の夏に、夫の家族と共に、初めて訪れて以来、すっかり虜になってしまった私。何を隠そう、息子はドロミテ渓谷で授かったという、私達にとっては、大きな意味のある土地でもある。昨年の夏には、私の実母と共に行き、そして今回、初めて我が家だけで行く。初めてのテント生活で、そんな長距離を行くのは、かなり不安があって迷ったけれど、やはり行かずにいられない。ナポリから延々、北へ向かって走り続け、道のりは約１０００キロ。二人で交替で運転できるようになったので、ボチボチ休憩しながら行く予定です。そんな長距離を行くにあたって、何よりも心配なのは、夫でもなく、子供達でもなく、勿論、私でもなく、我が家のポンコツ愛車の「フィアット・ウーノ」くん。「そんなに走らされるのか！？」と、今頃は駐車場で、さぞ驚いていることと思うが、明日、いつもの整備士さんの所へ持って行って、コンディションを整えてもらう予定。あまりスピードを出して、途中でギブアップされても困るので、平均時速１００キロペースで行ったら、休憩も含めて、１２時間くらいは見ておかないといけない。「一体、何時に出るの！？」とお思いでしょうが、我が家の愛車には「エアコンがない！」という、もう一つの問題を抱えております故、とても真昼間に走るのは不可能と思われるので、明日は夕方の６時頃から皆で一斉に眠り、深夜１２時頃にこっそり出発予定であります。日付けで言うと、「明後日出発」と言った方が、正しいかも知れませぬ。そのくらいの時間だと、おそらく渋滞にも巻き込まれずに済むだろうし、日が昇って暑くなる頃には、ほぼ涼しい山の地帯に着いているであろうという、安易な考えの元での判断であります。アルプスの山の大自然の中で、しばし都会の喧騒から解き放されて、存分に気分をリフレッシュして、命の洗濯をして参ります。先ほど、荷造りの途中で、娘の勉強道具を密かに用意しようとしていたら、即座に夫に止められました。「キャンプに勉強道具なんて持って行ったらアカン！　このキャンプのテーマはズバリ、　『動物に帰る』や！」そしてその夫は、ただ今、自分の勉強道具を、いそいそと準備中…。

  2007.07.30

  コメント(3)

• 

  義兄ナポリ来たる！！

  昨晩遅く、義兄が遠く日本から我が家へやって来た。忙しい人なので、残念ながら、我が家に滞在するのは、一日だけ。５年前にも一度、来たことがあるが、その時は夫が北イタリアの方へ行っていて不在だったので、兄弟がナポリで会うのは初めてということになる。そんなわけで、夕方６時には飛行機に乗って、ミラノへと去って行く義兄と、私達家族四人とで、一日ナポリ観光に乗り出した。ここ数日にしては珍しく、朝から真っ青な空が広がっていたので、義兄の希望で、ナポリから５０キロほど南下した、アマルフィ海岸目指して出発。９時には家を出たけれど、片道２時間は見積もったとすると、現地滞在可能時間は、わずか４時間ほど。けれど平日だったので、渋滞に巻き込まれることもなく、予定通り、お昼前には着いた。ところが不運にも、着いた途端、山の方からやって来る黒い雲…。雨が降ってきた～～～～。仕方がないので、お茶しながら雨宿り。子供達は寒い、寒いと言いながら、ジェラートを食べました。通り雨かと思ったら、意外にも中々止まないので、諦めて散策開始！今日、私達が選んだ町は、アマルフィ海岸の中では、一番ナポリに近い、「ポジターノ」という町。高級リゾート地という雰囲気のところではあるが、南イタリアらしい、真っ青な海と、崖のような山の斜面に、ポツン、ポツンと建つ家々。空が暗いので、イマイチ雰囲気が出ませんでした。小さい町なので、あっという間に散策も終わり、お昼になったので、ランチタイム！魚介づくしのおいしい料理を頂きました～。でも残念ながら、外食し慣れない息子は、自分がお腹いっぱいになると、とてもジッと座っていられない。そそくさと出て行ってしまって、レストランの前の靴屋さんで、そのお店のご主人の仕事を、興味津々に見ていました。昼食後、まだ少し時間があったので、義兄の希望と、夫の提案で、更に２０キロほど南下して、アマルフィの町まで行きました～。私的には、「えっ！？今からアマルフィに行くのか！？」という感じでしたが、そこはさすが兄弟。「えっ？全然大丈夫でしょう～～！」と、強引に押し切られてしまいました。案の定、アマルフィに着いた時には、もう既に、帰らなければならない時間の、わずか３０分前。な、な、なのに、のんびりジェラート食べてる夫と、のんびりお土産見ている義兄。私は一人ハラハラ！そして、もう帰るべき時間が過ぎてるというのに、夫と義兄は、教会へ～～～～！ダメとわかっていながら、教会の中に居る夫を携帯で呼び出し、せっついた。そしてこの時になって判明したこと。夫は飛行機の出発時間を、一時間間違えてたこと。ガガーーーーーーン！！なのにまだ、「何もお土産買ってもらってなーーーい！」と、娘が今朝、叔父である義兄と交わした約束を思い出す。急いでお土産探す義兄と子供達。娘はガラスの魚が付いたネックレスを、息子はおひつじ座の絵が描いた貝殻を買ってもらいました。そして急に慌て出した夫の運転で、空港へと向かう私達。片道２時間はかかるというのに、この時すでに、飛行機の出発２時間前。ガガーーーーーン！３０分前には空港に着かなければならないというのに…。あ・り・え・なーーーーーーい！皆で手に汗握り、ハラハラ・ドキドキの連続で空港に向かったけれど、本当にハラハラしてたのは、きっと私だけ。途中、予期せぬところで渋滞に巻き込まれたりで、結局、空港に着いたのは、出発１０分前。取りあえず猛ダッシュで、チャックインカウンターへと向かう二人。変更の効かない航空券だと言っていたので、どうしたもんかと、色々頭を悩ませながら、夫の帰りを車で待つ私。すると意外にも、手数料なしで、次の便に変更してもらえたと、満足げな笑顔で戻ってくる兄弟二人。そして、ホッと安堵の溜息をつく間もなく、「ピッツァを食べに行こう！」とまだやる気満々兄弟。そしてナポリで一番人気と言われている、ピッツァ屋さんに行って、確かにムチャ美味いピッツァを堪能して、そして、満腹のお腹を抱えて、またもや残った時間でナポリ観光。「うそでしょーーー！？」の連続だったけど、飛行機が遅れたおかげで、義兄の行きたかったスポット、全て制覇できました～～～～～。さすがの私達も、今度こそは乗り遅れるわけにいかないので、今回は１時間前に空港に着きました。目の回る忙しい一日に、最後は何が何だかわからなかったけど、子供達は大好きな叔父ちゃんに、いっぱいかわいがってもらい、息子は大好きな飛行機を間近で見れて、とても楽しかったようでした。まぁ、終わり良ければすべて良し！ってことですかね！？

  2007.05.07

  コメント(8)

• 

  ソレント・プチ観光案内

  この週末は、土・日とも夫が不在だと思っていたら、今日は行かなくて良いと言うので、急遽、家族でお出かけということになった。３月も半ばが過ぎて、ここナポリはもうすっかり春になり、冬の間は閑散としていた、ナポリ近郊の海辺の小さな町々も、観光客も増えて、お店も開き始め、随分と賑やかになってきた。というわけで、私達も今日はちょっと足を延ばし、ナポリから５０キロほど南下した、ソレントの町へ、日帰りで遊びに行って来ました。本当は、ゆっくり、のんびりと散策を楽しみたいところだが、子供二人を連れては中々難しく、まずは、子供達のエネルギーを発散させるべく公園へ。こういう遊具のある公園があるかどうかが、お出かけ先を決める重要ポイントになる。どこに行っても、気の合う遊び友達が見つかるかどうかが、何よりも重要な娘。遊具よりもお友達とお喋りする方が好きです。そしてどこへ行っても、一人でマイペースに黙々と遊ぶ息子。どこからか、イスを運んで来て寛ぎ中。かと思いきや、息子も団欒に参加してました。中々個性の強そうな姉妹に挟まれて、果たしてコミュニケーション取れてたのか！？公園でたっぷり２時間遊んだ後は、私達の希望でソレントの町を散策。これが有名なソレント半島。もうほとんど日が暮れちゃってます。。。公園では全然絡まない二人も、二人っきりになると、このように仲睦まじい。おしゃれで可愛いソレントの町では、街角のベンチもこんな風におしゃれで可愛いよ。町には色んな可愛いお店があります。これは陶器のお店。食器がいっぱいです。他にはこんな可愛い民族衣装が売っているお店や、ソレントの名産品「レモンのリキュール」の専門店。瓶がどれもオシャレで可愛い。こんなサンダルのお店もあります。年中、サンダルのみを置いているお店で、それだけでやっていけるのだろうか…？と、お節介なことを思ってしまいます。お店の外の壁までギッシリとサンダルが並べられていて、種類は豊富で、一つ一つ手作りなので、履き心地も良く、中々良い物ではあります。と、こんな風に散策をしてみたは良いけれど、子供達は１時間ほどで空腹を訴え始め、渋々立ち去ることになりました。帰る途中でピッツァを食べ、その後は、遠出をした時の必需品、「パジャマ」に着替えさせ、そのまま車の中で夢の世界へと旅立って行きました。めでたし、めでたし…

  2007.03.17

  コメント(6)

• 日本滞在日記～最後はお出かけ編～

  今回は３週間という短い滞在日数だったので、お出かけといっても、特別に珍しい所には行けなかったけれど、家でのんびりお正月を過ごすのが好きな私にとっては、それで十分満足であった。日本に帰って出かける時、いつも感心・感動するのは、何といっても公共交通機関の便利さだ。バスにちゃんと時刻表がある。電車も決められたとおりの時間に来てくれる。目的地へも家に帰るのも、ちゃんと到着時刻の予想ができるので素晴らしい！今や、どこの駅でもきっちりエレベーターが完備され、そしてまた、そのエレベーターが、ちゃんと機能しているときたもんだから、一人で子供を二人連れて出歩くのも安心だ。私なんて、夫の実家（神戸）から、自分の実家（大阪）へ電車で移動するのに、一人で子供二人＆ベビーカー＆スーツケース＆リュック…という大荷物を、ラクラク運べちゃうから驚いた。娘がちょっとトイレに行きたいといえば、また公衆トイレのキレイさに感動！ドアにカギはかかるし、トイレットペーパーは備え付けられてるし、水はちゃんと流れるし、洋式トイレでも、ちゃんと便座がついてて、おしりを付けて座れるほどに美しい。いつも、公衆トイレのあまりの汚さに、娘は外で、イコール道端で用を足すことの方が多いけど、日本の道端なんて、美しすぎて、オシッコするのも憚られる。外を歩けば歩道はきちんと整備され、そこらじゅうに犬の糞やら、ゴミやらが落ちていないので、子供も安心して歩かせられるし、「ハァ～、やっぱり日本は良いですなぁ～～～」と、改めて思わされることばかりだ。というわけで、話が思いきり脱線してしまったが、今回のお出かけは…？といって、さして書き残すほどのことはなかったが、私の大好きな銭湯に２回行けたことは嬉しかった。いわゆる大きなお風呂屋さんが大好きなので、いつも夏に帰っても何度か行くけれど、やはり体温まる温泉は、冬に行った方がよっぽど値打ちがある。他には私の実家近くに見つけたとても大きな公園。大人も楽しめるほどの、大きな遊具やアスレチックがいっぱいあって、ここには２回も足を運んだ。後は買い物に何度か行ったけど、買い物に行っても誘拐される心配が少ないので、思わず「ちょっと一瞬目を離す」なんてこともしてしまったりした。それから最後は、夫の実家で恒例になっている（？）出発前日の、おじいちゃん・おばあちゃんとのお出かけ。これは毎年、最後の荷造りが大詰めになる時に、義両親が私達を気遣って、子供達をどこかへ連れ出してくれるという事から始まり、いつもはだいたい水族園に行く、というのがお決まりだったが、今回は荷造りが早い段階で大方済んでいたので、私達夫婦も一緒に動物園に行った。夏に帰るととても動物園なんて暑くて行けないけど、これも冬ならではの事だったかも知れない。娘は名前だけ知っていて実物を知らない動物を、この度、色々知ることができて喜んでいた。動物とふれあえるコーナーで、小さな動物を抱っこさせてもらったり、餌をあげさせてもらったりして、最後の日に、とても楽しい思い出ができ嬉しかった。滞在中、何度か寒い日があったけれど、だいたいは暖かく、雨も少なくて、お天気にも恵まれたことだと思う。ということで、ちょっとシリーズ化してみたこの「日本滞在日記」も、もはやネタもほとんど尽きてしまったので、今日をもって終わりとしたいと思います。

  2007.01.19

  コメント(6)

• 日本滞在日記～子供達編～

  今回、日本へ里帰りした一番の理由は、娘の「おじいちゃん、おばあちゃんに会いたい」という強い願いを叶えてあげることだった、と言っていいと思う。そんな娘は生まれた時を含めて、今回で７回目の里帰りとなった。そしてきちんと意味を理解して日本へ行ったのは、おそらく今回が初めてのことと思う。なので、嬉しさも今まで以上だったろうし、実際、迎えてくれた家族の皆から、娘の大きく膨らんだ期待を裏切らないだけの、たっぷりの愛情を受けてきたことと思う。長い飛行時間の間も、全く私達を困らせたりするようなことはなく、ずっと座席の所で自分なりに飛行機ライフを楽しんで、本を読んだり、絵を書いたり、イヤホンでテレビを見たりと、本当に手がかからなくなったものだと改めて実感し、ずっと抱っこしてあやしたり、通路をウロウロ歩くのを追いかけ回したりしていた頃が、懐かしく思うほどに、大きな成長を感じさせられた。それに引き替え、何のこっちゃかさっぱりわからず、半ば強制的に日本へと送還されて行った息子。彼は生後３ヶ月の時に行って以来２度目の里帰り。今回は１歳８ヶ月という年齢での里帰りで、娘の時を思い出して考えてみるに、おそらく一番ややこしい時期だろうと思っていた。しかも娘の時に比べて帰ってる回数も少ないので、というか、彼的にはほとんど初めての感覚だろうから、慣れない飛行機に、嫌がらず乗れるのか？着いてから体調を崩したりしないか？日本の食事は受けつけるか？などなど、出発前には色々心配したものだ。ところがどうだろう…？？？結果的には全く問題なく、飛行機は大喜びで乗り、飛行中も常にご機嫌麗しく、日本滞在中も一度も体調を崩すことなく、日本食は当たり前のようにモリモリ食べ、どこへ行ってもご機嫌でマイペースで、終いには、「あなた今、違う国にいることわかってます？？？」と聞きたくなるくらい、着いた日から、とてもフツーの状態だった。出発前に色々心配していた私に向かって、「あいつ（息子）に限ってそんなことあるかいな！　あいつはそういう時にも動じない、　強く逞しい子に生まれてきてるんやから。」と、無責任なくらいお気楽に、でも確固たる自信を持って言った夫のその言葉を、後になって思い出して、「なるほど！そういえば夫の子なんだったわ。」と妙に納得した。頼もしいことこの上なしである。いうまでもなく、ナポリに帰ってからも、また何事もなかったかのように、フツーに今までどおりの生活を送っている。そんなわけで、娘にとっては本当に楽しい充実した３週間だったようで、帰りの飛行機でも、帰ってからも、何度も何度も、「本当に楽しかった！すっごく楽しかった！」と繰り返していた。息子にとっては本当のところどうなのか、やっぱりいつものペースを乱されずに居る方が、彼のためには良かっただろうけど、結局のところ、あまり乱された様子もなかったので、まっ！終わり良ければ全て良し！ってことで、子供達にとっても、楽しい日本滞在だったことでしょう。

  2007.01.18

  コメント(6)

• 日本滞在日記～お友達編～

  今回の里帰りも、またいつものように、沢山のお友達に会ってきました。今回は初の短期間の里帰りだったので、本当はもっと沢山の友人に会いたかったけど、そこは我慢して、３組のグループと会いました。一組目は、毎度欠かすことなく会っている、高校１年の時の仲良しグループ。１６歳の時からの付き合いだから、今年でもう１９年目の付き合いになる。（年齢バレバレ）全員で７人のグループだけど、皆、住んでいる地方もバラバラだし、昔のようにはしょっちゅう会えなくなってきたけど、私が里帰りした時以外にも、年に２回くらいは集っているようで、今回も一人を除いて計６人が集合した。私が日本へ帰ると決まってすぐに、全員にその旨を知らせるメールを送ったら、２４時間以内にはもう集まる日にちが決まってたという、今でも変わらない結束の固さ。既婚・独身、子持ち、仕事持ち…などなど、状況は皆さまざまだけど、そういう事を全く関係なしとして、集まれば大いに笑って、飲んで、喋って、私が唯一、自分の気にしている体重を明かせる仲間だ。２組目は、音楽教室の講師をしていた時の、同期の仲良し４人組。彼女達とは、前回の里帰りの際には会えなかったので、今回、久々の再会だった。彼女達も、かけがえのない大切な友人達で、研修時代から、お互い悩みを打ち明け合って、手と手を取り合いながら、頑張ってきた仲間達。今は４人とも子持ちになって、でも私を除く３人はそれぞれ仕事を続けていて、頑張っている彼女たちから元気をもらった。そして今回、初めて会ったお友達。このブログにもいつもコメントをくれる人達でもあるが、彼女達とは、とある掲示板で出会った人達。皆、二人の子持ちで、二人目が同じ時期に生まれたという共通点を持っている。息子を妊娠したばかりの頃からなので、もう２年半くらいのお付き合いになるが、今回、その仲間の中から３組のファミリーと、初めてご対面しました。皆、初対面なのに、お互いの事を知り尽くしてる…。何だかとっても不思議な感じだったけど、っていうか、何のこっちゃかイマイチわかっていないダンナさん達は、初対面の人達に自分のことを知り尽くされていて、ちょっと不気味な思いもしたようだけど、子供達も幼なじみのように仲良く遊べて、とても楽しいひとときを過ごせました。次回も是非、会いたいなぁ～と思える、私の大切な仲間の中にインプット！な出会いでした。夫は私の友人達との集まりにばかり付き合わされて、自分は中学時代からの親友がオープンした、イタリアンレストランに一度行っただけで、ちょっと可愛そうだったけど、いつも私の友人達と会うのに、嫌な顔ひとつせず、むしろ喜んで会ってくれるのが、私には本当に嬉しいことだ。そんなわけで、日本滞在中の、友達と会った貴重な時間も、私が再びこの地で生きて行くための、大きなエネルギーとなった。

  2007.01.17

  コメント(4)

• 日本滞在日記～まずは飛行機編～

  今回の飛行機は、初めて利用したフィンランド航空。だいたいいつも、アリタリアか全日空のどちらかを利用しているので、全然知らない航空会社な上に、値段もかなり安かったということで、内心ドキドキしての搭乗だった。が、これが意外にもとても良かった！飛行機はローマ止まりということで、そこからナポリまでは列車を利用しなければならないので、その点が唯一、面倒ではあったけれど、でもフィンランド→関空が近い！！！いつもはミラノやパリなどの経由地から関空まで、１２，３時間はかかるのだが、フィンランド→関空はなんと９時間半。地理に無知な私だが、フィンランドは日本から一番近いヨーロッパなのだそうだ。そんなわけで、いつもなら「魔の１３時間」となる飛行も、今回はとても短く感じられた。そして何よりも意外だったのが、あの、ただ今やんちゃ盛りの息子が、思いの他、ウロウロすることなくお利口だったこと。娘が今の息子くらいの時は、「私は座席を要らないからチケット安くして」と訴えたくなるくらいに、飛行の間中、通路をウロウロして大変だったけど、息子は、お姉ちゃんが座席の所で、ジッと遊んでくれる年齢になったのもあるのか、ほとんどウロつくこともなく、持参した＆機内でもらったおもちゃで、お利口に遊んでいてくれました。寝るのもよく寝てくれたし、結局、往復とも一度もグズらず、問題の離着陸も、窓にへばりついて、興味津々で外を見ていてくれたおかげで、シートベルトで縛り付けても文句一つ言わず、気圧が変わって耳がキーンとなっても、何も感じていないかのように無反応で、とてもこちらとしては助かりました。帰り（関空→フィンランド）はフィンランドで1泊という、今まで経験のない、経由地で1泊パターンだったけど、これがまた意外にもグッド！２本乗るはずの飛行機が、日にちを分けて１本ずつで済むので、子供達は大いに楽だったようだ。そして、ここで意外なくらい、大きな力を発揮してくれたのが、夫の英語力。私も夫も中・高校でしか英語を勉強していないが、常に一夜づけで乗り切ってきた私とは、こういう時に大きな差が出るんだと、改めて感じた瞬間だったが、夫の英語が予想外によく通じ、フィンランドのヘルシンキ空港での、ややこしい荷物のこと、乗り継ぎのこと、ホテルのことなど諸々の手続きを、スラスラ、ペラペラと？？？得意のイタリア語も大いに混ぜて、そこにオーバーなジェスチャーも加えて、とても頼もしく対応してくれた。そうなると、ノリに乗ってくれるお調子者の彼。飛行機の中でも空港でも、そこら中でフィンランド人を捕まえて、どうでもいい話を持ちかけて交流し、ちゃっかりフィンランド語もいくつか教えてもらったりして、自慢の大きな声で、正しくない発音の英語を響かせてました。もちろん、そんな時はいつも「金魚のフン」のように、夫にくっ付いているのは我が娘。パパと一緒にオリジナルな英語を喋って、楽しげにコミュニケーションしてました。フィンランドはさすがに雪の国。「こんな冷たい空気、吸ったことな～い！」というくらいに寒く、真っ白な柔らかい雪が、ほとんど氷の状態でしか雪を見たことがない、関西人の私にはとても新鮮でした。フィンランドには夕方着いて、翌日の早朝には出発だったので、ホテルで寝る以外にはほとんど時間がない状態だったけど、そんな時でもジッとしていられない夫は、ホテルに私と子供達を残して、一人、雪の中を町へと出かけて行き、大きなサーモンの塊を買ってきて、もうほとんど眠っている状態の私達に、執拗に勧めてくれて、食べさせてくれました。空港の近くのホテルだったからか、ホテルの朝食はなんと早朝４時から。ちょうど前の晩早く寝たのに、軽い時差ボケも加わって、張りきって４時から朝ご飯を食べました。さすがに北欧！朝からサーモンが美味かった！！！毎度のことながら、鬼のように荷物を持って帰る私達。制限重量の２０ｋｇを軽く越え、空港で渋々、超過料金なしで受けつけてもらい、スーツケースに入らなかった物は手荷物に、これまた怪しいほどの手荷物の量でした。帰りの飛行中、やたら暑がっていた夫。ホテルに着いて服を脱いでビックリ！私が一つでも多く、日本の食材を持って帰れるように、自分の服は着れるだけ着ていたとのことで、ものすごい枚数の服を着ていました。そんなこんなで、長い飛行機の旅も、今回は往きも帰りも夫が一緒だったので、私はとても心強く、楽しく過ごせました。

  2007.01.16

  コメント(9)

全15件 (15件中 1-15件目)

1