布おむつ。
経済的な理由と「布の方が排泄したら気持ち悪く感じておむつ外れが早い」というような噂(紙おむつよりもおむつ外れが早い根拠はないという噂も聞きますが)を聞き、出産前に「外出時は紙おむつ、それ以外は布おむつで」と60枚ほど布おむつを揃えました。布おむつにもいろいろ種類があるようで、我が家ではドビー織りの「輪おむつ」↓こんなのと呼ばれる昔から日本で使われていたものを40枚、あと20枚は「成形おむつ」↓こんなのという、いちいち織らなくてもおむつカバーに収まるように作られているものを買ったりいただいたりしました。ところが出産後、実際に赤ちゃんのお世話が始まると、「布おむつってどうやって当てるの!?」状態です。予め練習していたものの、なかなかうまくいきません。そこで新生児のころは尿量も少ないので成形おむつに頼っていましたが、加減も分からず成形1枚では漏れが不安で2枚重ねて使っていたため、息子はおむつ部分だけ異様に大きな新生児になっていました(^_^;)それに新生児の頃は排泄の回数が多く1日最低20枚は使っていたように思います。そうなると天気が悪く、おむつが干せなかった日なんかは成形20枚では足りずに輪おむつも出動。が、不慣れなもので漏れておむつカバーや肌着、シーツを汚して更に洗濯物が増え・・・。そのうえ新生児はほとんどおしっこの度にうんちも一緒に出るので、洗濯機で洗濯する前の下洗いが、産後で体力の落ちた体にはものすごく大変でした(泣)当時は母がほとんど毎日様子を見にきて、掃除を手伝ってくれたり食事を持ってきてくれたりしていたのですが、ある日突然大量に紙おむつを買って来てこれを使うように言いました。我が家に来るたび、私がおむつばかり干しているように感じたようです(^_^;)それからしばらくは無理せず紙おむつに頼ることにし、私も体力が回復し、赤ちゃんの排泄回数も落ち着いてきた3カ月頃、再び布おむつにトライしてみました。新生児のころ母に布おむつの当て方を尋ねると、「吸収しさえすればいいから何でもいい」と言われ、「適当だなぁ…」と思いましたが、この頃になると的を射ていると思うようになりました。しかも母が教えてくれた当て方は、昔は普通だった赤ちゃんの太ももにおむつを巻きつける「三角おむつ」で、股関節脱臼を引き起こす原因になるということを知り、「股おむつ」という当て方を育児書で覚えました。それ以降は息子のおしりの幅に合わせて2つ折りや3つ折りなど、おむつの幅を自分の思うように微調整し、漏れることもなく、異様におむつだけ膨らむこともなく当てられるようになりました。慣れてみると案外簡単で、外出時と就寝時は紙にしているのであまりストレスも感じません。便の回数も減り、下洗いも今ではそれほど手間に感じません。息子の場合紙おむつだとあまり不快でないからか、おしっこしても平気な顔をしているのですが、布の時は騒ぐのでおしっこしたのがすぐにわかります。それですぐにおむつを替えるので、おしりがサラサラにキープできるところが気に入っています。ずっと紙の頃は週に1度はおむつを購入していたのも、外出時と就寝時だけになると、1か月に1パック位ですみ、経済的にも助かっており、ごみもずいぶん減りました。ただ紙おむつはとても便利なので、体調の悪い日など都合に合わせて紙おむつを上手に併用していけたらいいなと思っています(^^)<布おむつに興味のある方はこんなページもあります>・布おむつjp http://www.nuno-omutsu.jp/index.html布おむつの当て方・お手入れの仕方や日本では売られていない紙おむつ感覚の立体型おむつの通販など。・布おむつ情報局 http://www.babyvery.com/ 布おむつを使った体験談やおむつカバーなどで定評あるメーカーの紹介など。