第76回 東京優駿 前日予想
・・・引き続き、競馬の祭典 ダービー の予想をします。 ちなみに、予想とは別に希望はこんな感じ。 ・・・さあ、坂を登り切ってあと300を通過。もう一度突き放したリーチザクラウン!リードを4馬身、5馬身、更に広げていく!アンライバルドは大外、更に外へ向かってまだ7,8番手、ここから届くのかどうか!?内埒沿いからロジユニヴァース! 先頭はリーチザクラウン!これはセーフティリードか!?そして2番手にはロジユニヴァース、或いは間からトライアンフマーチ、外からはアプレザンレーヴ、しかし大外からアンライバルド!アンライバルド!!連れて追い込んでくるシェーンヴァルト!? あと100!リーチザクラウン、一気に追い込んで来たアンライバルド!すごい脚!更にはシェーンヴァルト! 3番手争い混戦! しかし、逃げ切ったリーチザクラウン!勝ったのはリーチザクラウン!!そしてアンライバルド2着!親子制覇はリーチザクラウン!親子二冠、兄弟ダービー制覇の夢を打ち破ったのはリーチザクラウン! 去年の未勝利勝ちの時には「来年のダービー馬」、と呼ばれて惚れ込んだリーチザクラウンに勝ってもらいたいと思ってます。応援馬です。単勝を買います。 さて、では予想に。 今日は結論から・・・。ただし、明日の馬場状態次第ではちょっと考え直すかもしれませんが、基本的に今日中に買います。 ◎ トライアンフマーチ 多少距離不安があるものの、アンライバルドが大外の為過信出来ず押し出した本命 ○ アンライバルド 大外で無ければ・・・・・ ▲ リーチザクラウン この馬場ならはっきり逃げに出そう・・・でも希望は追い込み! △ シェーンヴァルト 唯一皐月賞以上の内容が期待できる! △ ロジユニヴァース 内枠、道悪と条件が揃い過ぎて不気味・・・・ △ アプレザンレーヴ トライアル組ならこの一頭だけ・・・ 過去の予想を見返して見ると△か▲印の中に勝ち馬がいることが多いので、これで惜しいとすればシェーンヴァルト(父ジャングルポケットもダービー馬)が親子制覇かな? ここからはこうなった理由を順に・・・・。 1 枠順の有利不利 (東京改修以降の過去6年 70回~76回) 厳しい条件と力量の差から極端に外が不利という訳ではない。特に7枠(オレンジの帽子3頭)の入着率、3着以内率は高い。力量の差が小さいと思われるメンバー時と有力馬が内に固まった場合は内枠が有利。 結論 今回はそれ程枠順の有利不利は無いが、それでも大外は割引 * 馬場と枠の関係 東京コースは内から馬場が乾くらしく、雨が降らない場合または止んだ場合、内枠と逃げ先行馬が多少有利になる可能性がある。降り続けるとそんなに気にしない? 2 実績と前哨戦の評価 ・皐月賞 中山2000m 今年の皐月賞は馬場状態の割にはタイムが速過ぎた。先行馬総崩れというのは異常な事なのでそのまま評価することは危険。その意味で穴馬が来るとすると皐月賞組である可能性は高い。 アンライバルドはいずれにしても弱点の少ない馬でダービーも中心。 ・NHKマイルC 東京1600m 前残りの競馬でレースレベルには多少疑問。とはいえ、完全に後続を振り切っている勝ち馬ジョーカプチーノは評価必要。この組の課題は殆んど折り合いと距離。 ・青葉賞 東京2400m この組ははっきりセカンドクラスのメンバーでそれぞれに不安もあった。その中で本番のダービーでも通用しそうだったのは勝ち馬のアプレザンレーヴだけ。 アプレザンレーヴ以外が好走した場合はこの組の上位が適性や経験で勝ったということになる。 ・プリンシパルS 東京2000m レベル的には或いは青葉賞より上。ただ、その意味では2000mで強い馬が勝ったという感じでそれ程高い評価は与えづらい。ただ大穴ならここ。単純なタイム換算なら2分23秒台で走破可能。 結論 アンライバルドが最大のパフォーマンスを見せていてその差は歴然も、多少展開が嵌まっていたかも・・・。上がり3Fは東京なら33秒台半ばから前半に匹敵する。 2番手評価は一応ジョーカプチーノということになる。 3 血統(良血度と距離に関する印象・タイプ) アンライバルド(匹敵するもののない、無比の) 一言で言うと「超クラシック血統」。父が皐月賞・ダービーの二冠馬なら兄は「音速のダービー馬」フサイチコンコルド。ケチの付けようがない圧倒的な良血馬! 距離不安は無く決め手も抜群!どちらかというと良馬場向き? トライアンフマーチ(凱旋行進曲) 母が桜花賞馬でやや距離不安を囁かれてる? とにかくパワーの血統。道悪も苦にしないはず!? 距離さえ問題なければ逆転候補。母父対決ならやっぱりダンシングブレーヴが上? アプレザンレーヴ(夢のあとで) 血統的には距離や馬場など判断しにくい。 というのも、父のシンボリクリスエスがそれ程良血ではなかったこと、この条件の道悪で負けていること、産駒にとにかくパワー型が多く、パワーが先行しているという事しか分かりません。その意味でアプレザンレーヴだってこの後はダートで走ってもおかしくない。 実績だけを評価すべき。 ジョーカプチーノ 血統的には距離不安は無い。その意味では別路線組最上位ということに。 ロジユニヴァース 問題の馬。ちなみに、ネオユニヴァースが現役時代に僕は血統がマイラーという評価を下し、常に評価を下げていました。(おかげで三冠が一切当たらず・・・) それを増幅するような配合で距離不安は大。血統的にはどう考えても押さえまで・・・。 セイウンワンダー この配合は現在の社台ニックス。活躍馬続出で昨年はスクリーンヒーローがジャパンカップを制していて評価に迷う。 ただ、朝日杯時のような魅力を感じないのはやはりマイルがベストという印象を受ける配合の為? リーチザクラウン マイラーといえばマイラー、クラシック血統といえばクラシック血統という感じ。 唯一つ、母父シアトルスルーは逃げ先行して強かった馬。そして、アメリカタイプの配合の割りに?小回りでの減速と加速が苦手な印象。(大とびのせい?) 何にしても日本向きとはいえないので素直に減点。東京はプラスのはず。 シェーンヴァルト(美しい森) 人気薄がおかし過ぎる血統馬。父がダービー馬なら母父は凱旋門賞馬。そして母はその父の日本での代表産駒の一頭でここは血統的には唯一アンライバルドに対抗できる存在。 距離はベスト? ちょっと疲れてきたのでこの欄はここまでに。 はっきり中距離血統なのはナカヤマフェスタやアーリーロブストなどで、フィフスペトルはやはりマイラーなのかという印象。青葉賞2着とはいえマッハヴェロシティも血統的にはマイラー。トップカミングは母父がサクラバクシンオーというだけでマイナス。 アントニオバローズは母父がキングマンボでも配合的に中長距離向き。やはり穴っぽい一頭。アイアンルックも長距離とまではいかなくともパワーに勝る中距離タイプでマイルよりは長い方がいい。 ゴールデンチケットもフィフスペトルと同じように迷う一頭。(その前に中央未勝利というところが既に迷う)ただ、近親がキャプテントゥーレとなるとレース振りから言ってもやはり中距離志向が強いか? ケイアイライジンは血統が面白い。とはいえ、プリンシパルSはギリギリ勝ち。血統とレースを含めて考えるとやはりそこまでか?という判断。 そしてブレイクランアウト。血統的にはやはり2400mは長い印象。ただ、決してマイラーという感じでもなく、徐々にタイプがダートに向かってるのかも・・・という血統。将来的にダートで強くなるような気がします。 追加考察で言うと、NHKマイルCは抜群のスタートを切りながら下げて伸びなかった。そこをどう考えるか、またどう見るかは一つのポイント。言うなればダービーの為に負けた? そうだとすると今回はかなり不気味な存在。 ・展開利・・・というのはそれぞれ一長一短な感じで考えにくい。 こういうような考えから結論に至ってます。かなり主観が入ってるのでオークスと違ってあまり当たる気がしません。 途中から何がなにやらのダービー前日予想でした。