先週の新馬戦（７）
８月３日 雲は多い 日曜の大敗ですっかり置き去っていた新馬戦評価。一応７週目という事で、この辺で終わりにしようかと思います。 それはそうと、今日大井競馬で海外招待馬が参戦していたそうですね。全然勝負にはならなかったようですが、昨年から東京大賞典が国際競走になるなど、南関東はもしかすると世界のダートの主要開催場の一つになるかもしれませんね。 では、先週の、まず未勝利勝ち馬たちから。 土曜日 函館 芝１２００ｍ アイアムネフライト（アグネスタキオン） 牝 新潟 芝１４００ｍ オペラダンシング（オペラハウス） 小倉 芝１２００ｍ カシノラピス（グランデラ） 牝 ５馬身 日曜日 新潟 Ｄ１２００ｍ ジアッロ（クロフネ） 小倉 芝１２００ｍ オウケンハナミズキ（バゴ） 牝 あと新馬戦が土日で７鞍ですね。 そして今週は函館２歳Ｓです。 土曜日 新潟 Ｄ１２００ｍ １分１２秒０ 不良 １５頭 ８馬身差圧勝 タマモオンゾウシ 国分恭介 １番人気 逃げ切り 父ネオユニヴァース 母ヒトリムスメ（アフリート） 取り敢えずちょっとここではモノが違い過ぎた感じ。 ５～６頭がスタート後後方に置かれるばら付いたスタート。 しかし、とにもかくにもここは勝ち馬が目立ち過ぎて、２着チャンピオンヤマトの好走が霞んでしまう感じで、馬場の事もあって時計や前で残った部分、着差の信頼度は微妙。そういう意味で３着に差してきたナムラケイオスは次走注目。 上位馬のスピードは取り敢えず確か。 新潟 芝１６００ｍ やや重 １分３６秒３ １８頭 やや波乱 クリッピングエリア 牝 田中勝春 ８番人気 差して押さえる 父シンボリクリスエス 母エアウイングス（サンデーサイレンス） 陣営の組み合わせはバランスオブゲームなので、馬券的には結構？ 概ね揃ったスタートから。３着フライングバルーンは抜群の好スタートからの逃げ。 馬場的には淡々とした流れかもしれないものの、比較的楽な流れ？ ３～４コーナーである程度動きがあった感じで、しかしそれでも直線勝負の様相。 直線一瞬楽に抜けるかに見えてそこからが長く、大外猛然と追い込んでくるマイネルディーンを僅かに振り切って勝ち馬が先着。 脚色は圧倒的にマイネルディーンだっただけに次走以降上位３頭にはちょっと注目。 水準以上のレベルとは言えそうな新馬戦。 小倉 芝１２００ｍ １分１０秒０ １８頭 九州産限定 大波乱 テイエムハエンカゼ 佐久間寛志 ９番人気 好位抜け出し 父テイエムオペラオー 母テイエムシーズン（カコイーシーズ） スタートからかなりバラつき馬群は縦長になる一方。 ここは勝ち馬と２～３着までの状態が仕上がりも含めてよかった、そして能力も上位だったという感じで、同日の未勝利戦と比べても時計的には見劣る一戦。 上位馬のレースセンスで今後好戦出来るかに注目。 小倉 芝１２００ｍ １分９秒４ １５頭 シゲルシバグリ 川須栄彦 ２番人気 ３コーナー先頭から押し切り楽勝 父トワイニング 母ケイエフキセキ（フジキセキ） シゲルのもう一頭バナナが抜群のスタートものち後退。 半分程がダッシュ付かずのバラけるスタート。 勝ち馬は好スタートの部類。 ２着タイセイシュバリエはよく差してきていて、余力も感じる好内容で次走以降スタートが鍵になりそう。 上位２頭がここは強かったという感じ。 日曜日 函館 芝１８００ｍ １分５２秒１ １４頭 ヒーラ 牝 四位洋文 力強く差し切り ２番人気 父ディープインパクト 母セントフロンティア（Danehill） 前崩れの競馬。 ３着アドマイヤシャドウだけが掲示板に残った。 上位馬のセンスは高そうで、３着以下には５馬身差でも展開一つでそれなりに逆転の余地はありそう。 ３着馬は競馬としてはよく走っているだけに、今後の良化で勝ち負け可能。 ２着アーデント、４着ベルウッドワンキーもしっかり伸びている。 新潟 芝１４００ｍ １８頭 全体に平凡？ トウケイヘイロー 柴山雄一 ４番人気 父ゴールドヘイロー 母ダンスクィーン（ミルジョージ） ６～７頭後方に。あとは普通に出て隊列を形成。 先行勢は概ね崩れた中、２着に粘ったのはロベルクランツ。 直線力強く差し切った勝ち馬、この条件が良かったのか、それともちょっと抜けているのか？ 時計平凡は週末の雨と前日開催分の可能性があって、次走以降時計や上がりに変化があるかがポイントになりそう。 メンバー自体には結構差があった印象。 あと顔が目立つような・・・。 小倉 芝１２００ｍ １分９秒５ １５頭 ヴェアデイオロス 佐藤哲三 ２番人気 先行押し切り 父サクラバクシンオー 母マザーレイク（サンデーサイレンス） 上位７頭ぐらいまでは時計的にはそこまで差はない。 スタートは半分程良くない。 上位２頭は当然好スタート。 ３番手で直線を迎えて逃げるカジキを捉えて勝負が決したかに見えた所、最後に３着ネオヴァンクルが鋭く追い込み。 内追走で押し上げ位置的には５番手も、やや後方からの競馬になっていただけに３着馬はちょっと強かったかも。 ２着馬は開催後半はちょっと厳しい予感。 以上、ちょっと雑な感じがしますが、新馬戦評価（７）でした。
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