冬の嵐
昨日仕事で嫌なことがあった。現在オーダーの数は落ちてきていて経済的に大変苦しい状況だが、数を増やす為に利用者を紹介してくれた方との約束を破り、この日は絶対に入れないで下さいと言われていた曜日に、札幌南営業所の所長が黙って予約を入れようとしたのだ。私は隠れて裏切り行為をしてまで仕事をしたくない。それは見つからないと思っても必ずどこかから信用の崩壊を招く。 しかし、私が提携しているその会社に負担をかけてしまっているのも事実で、何度もやって下さいといわれれば受けないわけにも行かない。今回だけとは言っているが、過去のことを見てもまた同じ例が出てくれば同じ事を要請してくるだろう。結局「今回だけ」と言う言葉を逆手にとって、以後同じような状況で祭日の為施術日をずらさなければならないことがあっても、二度と絶対その曜日は受けないし、もし利用者側から「前回はできたのに何故今度はダメなんだ」と言われても対応は全てそちらでやって欲しい、私は如何なる事があっても紹介者との話し合いがない限り絶対に行かないと連絡した。 その後「紹介者とは連絡は取った」とのたった一言の連絡が来て、予定表は変更がないまま送られてきた。正直、本当に連絡を取ったのかどうかもわからない。しかし、これ以上事を荒立てたくないし、何よりとても不愉快でもうこのことには関わりたくない。了承を取ったと言うことであればやろう。もし、それが嘘なら向こうがそれなりの結果を受け取るしかない。 こんなことの次の日、北海道は台風並に発達した低気圧が冬の嵐をもたらしている。強風と横殴りのボタボタの霙。おまけに雷まで鳴り響いている。傘が嫌いな私は滅多なことでは傘は使わないし、車での仕事だから雨が強くても寝れるのは僅かな距離なのだが、今日の状態では外に出た瞬間に全身ベショベショになりそうだ。しょうがない、今日は傘と長靴で回るか。いい日ばかりじゃない、嵐の日はじっと耐えよう。