シェリーに口づけ
も、PCが復活したせいか、なんだかウキウキしちゃって、頭の中に『シェリーに口づけ』がグルグルしちゃって止まりません!ダウンロードしようと思ったら、単曲ダウンロードが無い~!(T▽T)迷う事30分・・・試聴で聞いてるうち、とうとうアルバムでダウンロードしてしまいました。それにしても、激重激遅のPCなので、ダウンロードまでの時間の掛かる事と言ったら・・・そして、ダウンロード後に聞くのに28ものファイルをいちいち取り込むので、曲が始まるまで2分近くも毎回待たねばならずで・・・予想済みの事とは云え、結構大変な事になってます!(><)以前、ポルナレフが後姿で全裸のアルバムジャケット出したんです。股間が写ってなければ「モンダイあるまい!」って事で出したんですけど、フランスでは股間が写って無くても、たしか(少なくともその頃のフランスでは)何処も隠して無いヌードは駄目で、発禁になったか叱られただけだったかは忘れましたが・・・そしたら、公への挑戦状!って感じで、今度は正面向きの全裸で、股間を帽子で隠したジャケットなんて出しましてね!ポルナレフは、容姿そのままセンセーショナルなヤンチャだったんです。で、当時は‘夜の世界’と‘昼の世界’の区別に拘りの有る日本人・・・全裸のジャケットで「ポルナレフ」をもじって「ポルノレフ」とか言ってる人が結構居ましたね。フワフワクルクルのパーマに、大きなサングラス、羽のストール、ド派手な色の衣装・・・ミシェルのイメージってこうですよね?でも、最初に見た姿って・・・凄くシンプルだったんですよ。愛と青春のトルバドゥール~ミッシェル・ポルナレフ1時代としてはグラムでしたから、こう云う感じそのものは見慣れてましたけど・・・クラッシック系かフォーク系のような人が、突然こんなになっちゃったんで、当時流石に「どうしたんだ?(@@)」ってビックリしたものです。実は、Lyri☆が初めて「フランス語の歌をフランス語で歌いたい」と思ったのが、この『シェリーに口づけ』だったのよ。幼稚園児の頃にはすでに、パパのトランジスターラジオをベランダに持ち出し、外国語の曲を聞くのが大好きでした。言葉の意味は全く解からないのだけど、ノリがとっても好きだった。外国語には、色々な国の言葉が有る。モータウンやビートルズの曲が英米語とは知らなかったけど、それとは違うラテン圏の言葉が有り、一番よく掛かる曲の英米語とは出て来る言葉が違ったり、発音が違ったりと云う事を知らず知らずに気付いていた。そして、ラジオから聞いてるうち、いつの間にか言葉で英米語やフランス語やイタリア語の違い程度が区別出来るようになっていた。だから、『シェリーに口づけ』もフランス語だとすぐ判った。当時は、曲の息が長く、新曲が出てヒットすると何年もよく掛かった。リリース後にすぐには買えなかったけど、多分2~3年以内だったと思う・・・シングルレコードを小遣いで買った。歌詞カードに日本語訳が載っていたかどうかは覚えていないのだけど、フランス語の単語をパパの書棚から持ってきたフランス語の辞書で調べて、ノートに書き写してはカタカナでルビ振りをして歌を覚えた。文法が解からないので、意思を伝えるような単語が多い文章は正確には訳す事は出来ないのだけど、ナントナァ~ク意味は解かった。『シェリーに口づけ』のフランス語のタイトルは「Tout, Tout Pour Ma Cherie」。これは翻訳じゃなくて、曲のイメージで日本のレコード会社がつけた邦題です。当時、辞書で引いて「全て、全て 僕の愛しい君へ」と訳して、それを「みんな、みんな 愛しのベイベーにあげる!」って意訳したんだけど、今思い出しても、オコチャマの独学にしては的を射てたと思う。相変わらず、当時の事をやたら覚えてるくせに、実際には何年頃の事だったのかを覚えて無いので、確認したらリリースは71年だったようです。数年後にレコードを買ったとしても、まだ小学生だったって事になる。実にマセたオコチャマだったと苦笑。で、その頃からフランス語に接する機会が有ったわりには、いまだにその頃のまんまで、全然喋れないわ、完璧に覚えてて書ける単語が両手の指で数える程度の数だわで進歩ナ~シ!フランス語は発音記号を見なくてもある程度はスペルがそのまま発音に適用される為、短い単語なら本格的な発音は無理にしても結構読めるんですけど、意味がワカンナイって・・・本格的に勉強した事が無いにしても、あまりに馬鹿過ぎ!Michel Polnareff『Nos Maux Mots D'Amour』 ⇒試聴出来ま~す♪『シェリーに口づけ』は、上から15番目(サイド2の1番目)に原題の『Tout, Tout Pour Ma Cherie』でクレジットされています。