前橋刑務所 矯正展 へ行ってきました。
こんばんは。今日は前橋刑務所の矯正展へ行ってきました。 社会福祉士会のメーリングリストで今日開催されることを知りました。 まずは受刑者が作った作品の販売コーナーへ。まず感じたことは「お買い得!」ということ。それに木の製品も多く、木好きの私には何より。買ったものは、ショルダーバック(マル獄シリーズ)、前掛け(マル獄シリーズ)、肩たたき&孫の手(木製)、石鹸、そばがら枕2個、ペン立て(木製)。合計で6,000円弱・・・。ついつい買いすぎたかな・・・。 つづいて、刑務所見学。13:10から受け付け開始。たくさんの行列・・・けっこう関心ある人いるんだなぁ。13:30から見学開始。塀の中は、うまく言えませんが、外の世界とは空気感が違いました。もちろん撮影は厳禁。文字だけの説明になってしまいますが、刑務作業の場所(洗濯工場、木工工場など)、浴場、体育館を順に回りました。ほとんどの施設がとにかく古いです。ちなみに、入浴は週2~3回だそうです。昔通っていた小学校の旧校舎を思い出しました。見学終了後は矯正展のメイン会場へ。近くの幼稚園がマーチングバンドで行進するなど、お祭りの雰囲気。子どもが刑務官の服を着て、写真を撮れるコーナーなんかもありました。刑務所内の受刑者部屋の様子を再現しているブースも。少年鑑別所で行う性格テストの体験もできました。私の性格は「あなたは控えめであまり目立たない(やっぱり・・・)性格のようですが、デリケートでよく気がつく人です(いや、それほどでも)。ただ、心や身体の変化に割合敏感で、ちょっとしたことを心配したり悩んだりすることが多いようですから、ゆったり構えてストレスがたまらないようにしましょう」だそうです。普段ちっぽけなことでくよくよ考えちゃっているのかも・・・ちっちゃい人間だなぁ・・・途中、顔見知りの地域生活定着支援センターや保護観察所の職員さんにもお会いしました。受刑者の中には、高齢者や障害者(障害者手帳の交付を受けていない人も含む)が含まれていると聞きます。障害者福祉に携わる私には、見過ごすことのできない問題です。出所しても、適切な支援を受けることができず、生活を送ることが困難なために犯罪を繰り返し、再度刑務所へ入るという人も少なくないそうです。罪を犯す人を責めるという考え方もできますが、そうせざるを得ない社会を責めるという考え方もまたできるのではないでしょうか。とはいえ、被害者心情などを考えると、簡単に答は出そうにありません。引き続き、このことについては考えていきたいと思います。そんなことを考えながら、前橋刑務所を後にしました。最後に、私のマル獄前掛け姿を。それでは。実録!刑務所体験。獄窓記