義弟がクモ膜下出血で入院。
意識不明の義弟を見舞いに行ったのは、昨日の18時頃でした。最初に医師の説明を受けたのは、19時頃。 クモ膜下出血の可能性が高いけれど、検査をしなければならないとのこと。現在は、出血が止まっているので、生きているけれど、検査の最中に、出血がおこるリスクがあることの説明を受け、奥さんが検査に同意。 ICU治療室の待合室で、待機している間に、義父に経緯を聞きました。昨日の10時頃、頭痛が激しく、近所のくりにっくに行ったけれど、うちでは無理だからと違う病院を紹介されたようです。 クリニックの医者は、義弟の症状を聞いて、クモ幕下出血の可能性を感じていたのでしょう。 紹介状を持って、紹介された病院で、順番待ちをしている間に、意識を失い、そこの医師の出身大学の大学病院を紹介され、救急車で運ばれたのは、14時頃。 私のところに連絡が入ったのは、16時過ぎ。 検査結果の説明を受ける為に、再度、医者に呼ばれたのは、20時過ぎ。正式な病名を言われ、どのような対処方法があるのか、説明を受けました。選択肢は2つでした。頭を割って、出血場所を探し出して、出血を止める。一番確実な方法だけど、手術に数時間以上かかるうえ、頭を割った時点で、出血が始まり、手術の途中に死亡する可能性が高いようです。 もうひとつは、脚からカテーテルを挿入し、出血している血管部分を殺し、出血を止める方法。 この方法で成功した場合のリスク等の説明は続き、終了したのは、21時頃。説明をききながら、ガンは、簡単な病気なんだと感じました。そこの病院には、脳外科の名医が二人いるらしく、そのうちの一人は海外出張中で、もう一人が22時頃、病院につくので、その頃、手術を始めることを前提に動いていたようです。 説明してくれた医者は、循環器が専門らしく、休みのところを呼び出されたようです。 土曜日の夜中にやる手術は、病院のスタッフが万全ではないので、最悪のパターンだと聞いていたけれど、時間との闘いなので、仕方のないことでしょう。 病院には、家族の宿泊施設はないとのことで、私たちは、21時30分頃、病院を後にしました。 いまのところ、連絡がないので、手術中に亡くなってはいないと解釈しています。 病院に担ぎこまれてから、手術が始まるまでにかかった時間は、8時間。意外と時間がかかっているのに、驚きました。