中国の権力闘争は、面白い。
中国で最も有名な日本人、加藤嘉一さんのブログで、重慶の市長、薄 熙来(はく きらい)さんの存在を知りました。 将来を有望視されていた薄氏が、失脚したのは、今年の3月。薄氏について、ネット調べてみました。公的立場を利用して、何百億という資産を作ったとか。奥さんが英国人殺人容疑で逮捕されたとか。 解任の理由が、賄賂でないことが面白い。もし、彼を賄賂で追及したら、その矛先が、何れ、自分達に対して向けられるから、それはできない。 本当に英国人を殺害しているのか?殺害をしてまでも、守らなければならないものは何だったのか? 中国では、どんな犯罪者でも、自白をしなければ、罪を問われないらしい。従って、自白させる為に、拷問は日常茶飯事だとか。 彼は、太子党と言われる、共産党のサラブレットらしい。コネ社会の中国、彼の親分は、江沢民だとか。彼は、江沢民の後継者の一人だったとか。たたき上げ組にとって、薄は、カリスマ性があり、手ごわい存在。たたき上げ組にとって、影響力を強める為には、薄が邪魔な存在であったとか。 時期、国家主席と言われているのが、習近平。彼も太子党。たたき上げ組にとって、自分達のグループからトップを出せないのなら、力の無い、習近平がトップたったほうが、やりやすい。 薄氏の失脚で、誰も、返り血を浴びないのだろうか? 共産党の最大の目的は、組織を維持することらしい。共産党にとって、都合の悪いことは、とにかく、隠す。 薄氏の部下が、身の危険を感じ、米国領事館に逃げ込み、機密情報を提供し、亡命を願いでたが、却下されたらしい。 公にされていない中国共産党のスキャンダルを入手した米国が、キャスティングボードを握っているような気がする。 ネットで拾い集めた情報を元に、勝手に妄想をしてみました。