部下のメールを毎日監視 情報漏えい防止で滋賀県
部下のメールを毎日監視 情報漏えい防止で滋賀県http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000170-kyodo-soci滋賀県は11日、入札情報が外部に漏れた不祥事が起きたため、職員が業者などに送信した電子メールを上司が毎日チェックすることにしたと発表した。県庁全体の送受信メールは1日当たり平均約1万5000通。再発防止策とはいえ、何10通もチェックしなければならない上司の負担も大変だ。同県では砂防工事をめぐり、土木業者に資材費などの金額を記載した実施計画書を渡した見返りに、金を受け取ったなどとして収賄容疑で副主幹が7日に逮捕された。副主幹は勤務時間中に贈賄側の業者に非公開情報をメールで送信していたため、県は再発防止策として、職員が外部に送信したメールは課長級の上司にも自動的に送信することにした。このニュースは興味深いニュースですね。>県庁全体の送受信メールは1日当たり平均約1万5000通。1998年度版の滋賀県統計書によると本庁だけで約1,400人在籍しているようですが、県庁内の分と県庁の外との送受信数の合計でこの数なんですかね?もしそうだとすると、とてつもなくメールの送受信数が少ないですね。県庁の外との送受信数だけだと考えても一人あたり1日10数通と言うのはかなり少ないですね。民間とは業務形態が違うのでこんなもんなのかもしれませんが、この少なさには驚きました・・・>再発防止策とはいえ、何10通もチェックしなければならない上司の負担も大変だ。システムとして自動的に同報処理をしている民間企業はまだ少ないでしょうが、社外に「会社として」メールを送る際には上司に同報(CC or BCC)するのは一般常識じゃないかと思っています。同報しない場合はこのメールの事を上司にどのような形で報告するんでしょうかね?口頭ですか? (メールより早いかもしれませんが、記録は残りませんよ)別のメールでですか?(馬鹿じゃない?)紙で報告ですか? (狂ってる・・・)それとも報告しない?(問題外)>「上司の負担も大変だ。」と共同通信の記者は書いていますが、この記者は何を寝ぼけた事を言っているんでしょうね。たかだか数十通のメールです。滋賀県も共同通信も情報セキュリティに関する意識が低すぎますね。共同通信は、>「上司がチェックするのは当然だ」>「一部で大変だと言う声があるようだが、考えが甘いのではないか?」本来はこういう記事を書くべきですね。