mamaじかん　～NEW

[王子について] カテゴリの記事

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• お店やさんごっこ

  雨です。運動会は順延。ものすごくまったりとお家ですごしています。まーちゃんとお店やさんごっこの開店準備をしました。パパがお買い物にきました。れんれんはお絵描きをしています。静かな土曜日です。

  2007.09.29

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• 昨日　今日　明日

  昨日、思いのたけをまさに叫ぶといった日記を書いた。そしたらすこしすっきりたのか･･･なぜか気持ちよくれんれんを送り出せた。れんれんも穏やかに学校へ向かった。静かなお昼間メッセージをよんで、泣いてしまった。すごく救われた感じがした。明日は、運動会。今日は前日準備のようすを広報誌にのせるので、その取材に午後から出かけた。子供たちは５、６年生が準備にくる。あとは先生方とＰＴＡから。れんれんは学校が終わってからそのままグラウンドに来た。グラウンドの端のベンチにちょこんと一人座っているれんれんに、先生方がみんな声を掛けていく。お隣に座ってしばらくお話してくれる先生。一緒にグラウンドをながめてくれる先生。そして、ふと気がつくと６年生に囲まれていた。縦割りで何かと子供たちの交流をはかっている学校なので、３組つながりでれんれんを知っているのだろう。すこし離れたところにいたので、何をしているのかはわからなかったけれど、かわいがられている様子がよくわかった。思わずカメラをそっちに向けそうになった。よくわからないけれど、まだ頑張れるし大丈夫かなあと思ったりした。教務主任の先生が･･･「今日の全体練習よく頑張っていましたよ。」と教えてくれた。「この間はさんざん泣いたそうで･･･お世話かけました」「彼は小さいからね、うちは人数も多いし、圧倒されるよ。　学校の中でもそう。ひっそりと静かではないからね。　そういうものに慣れるのに時間が必要だけど、でもちゃんと慣れているよ。　これから先が楽しみだな。大丈夫だよ。」これから先が楽しみなんだ･･･そうなのか･･･。そうだった･･･私もそんな風に楽しみにしていたはずだった。昨日　今日　･･･いろんな思いがぐるぐるあるけれど、でもやっぱり明日は楽しみだ。運動会では何をやらかしてくれるやら。

  2007.09.28

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• 再び、学校へいけない･･･

  （後で読み返したら、ものすごく支離滅裂、感情がどばーって出てました。　先にあやまっておきます。すみません・・・・）４月･･･学校が始まって、ちょっとしたら学校へ向かう足取りがうんと重くなっていたれんれん。教室まで送り、授業を一緒に受け･･･それでも私と別れるときは泣いて追いかけてきた。もう切なくて切なくて･･・時には何でれんれんだけ･･･私だけ･･･と悲しく情けなく･･･。毎日学校へ送り、まーちゃんを幼稚園へ送り、学校に戻って時間を一緒に過ごし、まーちゃんを迎えに行って、れんれんを学校に迎えに行って･･･という日々をすごしていた。少しずつ少しずつ、バイバイするとき泣かなくなった。とうとう夏休み前に玄関からいってきますと学校へ向かった。天にも昇る気持ちだった。夏休みがあけてどうかなあと思ったけれど、ひとりでじゃんじゃん行っていた。なのに･･･なのにだ・・・・・・・また、ひとりじゃとても行けなくなった。門の前で私を振り返り、振り返り、足が止まる。先生に連れられて、でも教室に足が向かず校庭で止まる。そして今日･･･昇降口まで送ることになった。でも、そこから進まない。いろいろとやりとりが続く。お友達が「また･･･ママってなってる」みたいに見て行く。「もう、学校に行くのやめたらいいじゃん」そういって、腕を引いて帰ろうとした。「帰んない」「じゃ、行きなよ」「ママ･･･」「だから帰ろうよ」「行く」「じゃ、行きなさい」「ママ･･･」「もう、いい加減にしてよ」自分でもびっくりするくらい大きな声がでた。お家で一人でお留守番しているまーちゃんも心配だったし･･･もういやだった。先生が来て、「れんれんさん、今日はね･･･」と語りかけている。でも、渋る。このまま置いていったらきっとまた泣いて、先生に迷惑をかける。先生が毎日どれほどれんれんに寄り添ってくださっているか･･･。「ねえ、帰ろうよ」「行くよ」「じゃあね」「ママ･･･」と泣き始めた。「だから、帰ろうっていってるでしょ。まーちゃんずっとお家にひとりなんだよ。　いっつもれんれんがこうしている時に一人で待ってるんだよ。」もう、れんれんの気持ちの中に何が渦巻いているかなんてどうでもよかった。だってわからないもの。聞いたってちゃんと言わないし、帰ってきたらけろっとしているもの。れんれんのことイラっとして怒ったりするけれど、でも、ちゃんと気持ちに寄り添えるようにしてきたつもりだもの。まーちゃんも私も、朝、気持ちよく出かけたことなんてないんだよ。どんな風に見守ったらいいのか、どのくらい手助けしたらいいのか、どのくらいこの状況と向き合ったらいいのか、ほんとうにわからなくなった。私が悪いならなおすから誰か教えて欲しい。・・・で、そのまま帰った。ずんずん歩いて帰った。その後、どんな風に学校で過ごしたか一日中気になって･･･こんなこと何でもないことだよ･･･って、私がれんれんのことに気持ちを寄せすぎだよ･･･って、そんな風に思う人もいるかもしれない。でも、毎日毎日だったり、ずっとずっとだったら･･逃げ出したくなる日もある。れんれん･･･まだたったの６歳。もっともっと楽しいことがたくさんでいいんじゃないかなって思う。私だってもっともっと楽しく大好きなれんれんと過ごしたい･･･。明日はもっと優しく･･･

  2007.09.27

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• 矛盾

  れんれんは今たぶんすごく恵まれた環境で学校生活を送っている。学校はうちから１０メートル坂を下って、左に曲がって１０メートル坂を上れば着く。近いから毎朝ちょこっと不安そうな後姿が心配で校門前まで送るのに、何の苦もない。門当番のついでに足をのばして、先生が玄関先までお友達と送ってくれることもある。道端で先生と今日のれんれんいついてなどなどお話しすることもしばしばできる。担任の先生がものすごく温かな人なので、クラスのお友達もまた温かい。なのに･･･なのに私はどうしても今の環境に違和感を感じてしまう。それはきっと「今」はいいけれど･･･という考えがあるからだと思う。この教科書で勉強し続けていくこと。この時間の流れで学校生活を送っていくということ。れんれんには合っていない。「今」はいい。１年生だから。学校がみんなでやっていることが合っていなくても、家で合わせることができる。大きく伸びて育っていく可能性をたくさん秘めているからこそ早く環境を変えたほうがいいのでは･･･と思いながら過ごしている。かといって、どこに？

  2007.09.26

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• 努力してるよ～だ イ～だ

  今日、小学校で懇談会があった。前期の終わりにもらう通知表(…とは言わないのか…れんれん達のとこは小学校の名前がついている)について説明があった。学習のようすは、それぞれの学年の目標や内容をどこまで達成できているかで評価される。その状況は次のように記述されるらしい…「十分満足できると判断されるもの」を◎「おおむね満足できると判断されるもの」を○「努力を要すると判断されるもの」を△ふ～ん そうなんだと思いながら読んでいて、△のとこで読み返した。「努力を要する…」って何なのよ！努力してるよ。すんごいしてる。だいたい他のとこの「満足できる」ってのも誰がよ！誰の満足？れんれんは頑張ってる。小さな体ですごい一生懸命やってる。涙なしじゃ語れないくらい(大袈裟か…)。途中から、４月からの回想にふけってしまい懇談会は終わってしまった。でも、まだ もらってないのに△だってことを前提に憤慨している私って…ごめんよ～れんれん

  2007.09.18

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• れんれんの怪我

  昨日の夕方、れんれんとまーちゃんをおつかいに出した。ご近所さんに梨をお届け。交通量がある通りを少し歩くし、はじめての試みなので、実はこっそりつけていた。曲がり角を曲がったらまーちゃんの「ママ～ママ～」という尋常じゃない泣き叫ぶ声。れんれんの泣き声もする。「ママはここだよ」って言いながら走りよっているのに、パニクって私を見つけられない。声も届いていないようす。近づくと、れんれんが転んでいる。抱き起こしてみると、顎の下がざっくり切れている。転んでコンクリートブロックで切ったらしい。「も～よそ見ばっかして歩いてるからだよ～。痛いでしょ～に。」「痛い～」とびーびーのれんれん。しっかり歩けよ～。こりゃ縫わなきゃな～。と思いながら家に帰り、救急をしている外科に電話をし、れんれんに大きな絆創膏を貼ってレメディを飲ませ、まーちゃんをお友達に託すお願いの電話をし…と時間は過ぎてく。その間、まーちゃんは…「れんれん病院に行くよ」「ママがいるから大丈夫だよ」 「バンソコウ貼ったから」と、れんれんを励まし続けていた。さて、出掛ける段になり…「まーちゃん、怖かったね。もう大丈夫かな。○○ちゃんちでちょっと待っていてね。」と、ぎゅうっと抱き締めたとたんに…「まーちゃんね、まーちゃんね、ママを呼びに行こうってしたけど、暗かったかられんれんを置いていっちゃったら、誰かに連れてかれちゃうって…」と言いながらワンワン泣いてしまった。たったちょっとの時間だけれど、いっぱい血のでているれんれんをそばに、何とかしようと恐怖と戦った健気な様子に胸が傷んだ。「そっか～頑張ってくれたねぇ」ともう一度抱き締めた。結局、れんれんはやはり傷を縫い…こちらもまた、「オレ本気で頑張る。６歳だから」と、痛みと恐怖と戦っていた。私は人が縫われるってこんなのなんだ…とれんれんの手を握りながら思っていた。「お母さんも僕も強いねぇ」なんて看護婦さんに感心されながら…。しかし、学校が始まってかられんれんが病院に行く回数ったら…。「レメディ取って休んで、悪いものは出しちゃおうね。」という私の許容範囲をはるかにこえているものばかり。お陰で(？)、「病院なんて症状を押さえ込む薬だしておわりじゃん」という固くなな感じは少しなくなったけど…。元気がいちばんです。

  2007.09.15

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• 変わってるなあ

  れんれんといるとほんとに「変わってんな～。わからん･･･」ということしばしば。うんと前はそれが　＝　人と違っていてはみだす　＝　居場所がない　　と考えていた。なんとか、その変わって突出しているところを、ゴンゴンと叩いて、ないものにしようとしていた。しかし、その作業はほんとうにほんとうに私にとってもれんれんにとっても辛いものだった。たくさんの想いを抱えながら、たくさんの出来事があって、たくさんの出会いがあって、ある頃から、その部分をとても愛おしく思えるようになってきた。今はそれを守りたいとさえ思う。でこぼこしていたっていいんじゃないかと思う。信号で青信号は進む、赤信号は停まる･･･そんなこと誰でも知っている。けれど、青だと決めて話している私たちだけど、青に見えていない人がいるかもしれない。その人に、青になったら進んでね･･･と話したってぜんぜん意味がない。だとしたら伝える方法は別にある。「上にあるほうが光ったら進んでね」「歩く絵のところが光ったら進んでね」とか･･･。そんな風にれんれんを理解していきたいと思う。私自身の感覚だけがすべてではないということ。同じように理解したように見えて、実はまったく違うアプローチでそこにたどり着いたのかもしれない。いろんな人がいる。

  2007.09.11

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• 久しぶりの学校

  ２学期になって初めて学校でれんれんと一緒に授業を受けた。朝、何となく元気がなかったので･･･「疲れてる？休む？元気が出ないときは休むのもいいよ～」って言ったけど、「行くよ～」と玄関をでた。でも、ちょっとブルーな後姿･･･。夏休み前の面談でも、学校に一切来ないのではなく授業でのサポートはまだあったほうが･･･ということだったので、ちょっとのぞいてみることに。久しぶりの「あ～、この感じ」という３組。授業中にまわりの子が、「これであってる？」って小声で聞いてくる。目があうと「うふふ」って笑ってくる子供たち。休み時間は、「大きなかぶ」のおばあさん役のお面が作れなかったれんれんを手伝ってくれる子がいたり、その周りで私に何か話しかけてくれる子がいたり･･･。実はちょっと近頃のれんれんのこと、心配していた。お友達と関わり合いたいという思いがたくさん生まれてきているのに、どうも空回り。コミュニケーションがうまくいかない。本人のなかでそんな状況が消化されていない様子。すんなりと受け入れられない思いをもてあましている様子。いろいろとれんれんを振り返ってくれるお友達の中でも、たくさんのものが育っている。より自分と共有できる部分が多く、心地よく、楽しめる相手との時間を求めるようになってきている。そんな風に相手に求めるものが多くなってきたときに、話の通じにくい同じくらいの子供たちより幼いれんれんは･･･どんな位置にあるのだろうと。でも、今日そんなこともやっぱり「そういう道も辿る」と受け入れがすこしできた。学校に出向いてみて、そこの空気をちゃんと感じる。そうすることでごちゃごちゃと渦巻いていた不安がすーっと引いた。起こるかどうかわからないことよりも、今、目の前にあることをちゃんと見たい。夏休みに毎日書いた絵日記。先生はすべての日記に、語りかけるように言葉を記しておいてくれた。れんれんの連絡帳。うまく書き写すことが出来なかったれんれんにお友達が書いてくれていた。今、これが１年３組。

  2007.09.10

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• 十進法

  れんれんと算数をしていたある日…「１０は６と４」「６＋４＝１０」「１０－４＝６」ひとつひとつは出来るけど、これらがバラバラでつながっていないなあと感じた。これって「十進法」が理解できてないってこと？？？だよね。具体物を使ったり、絵を書いたりして、増えたり減ったりが、足し・引き算と関係があるのは理解できてきた。「１」が１０個集まって「１０」になるという十進法の仕組み…。算数が始まった時からずっと気をつけてみていた。たぶんわかってないなあ…。やっぱりきたか…。今はいいけど、繰り上がり・下がりの計算や、十の位・百の位といった大きな数が出てくるようになったら、わけわかんなくなるな～。１０個ひとまとめ。算数ブロックはなんか違う。そろばんみたいに珠が動くのは足し引きにはいいけれどちょっと違う。何かいいものはないかなあ…と思っていたら、個別の先生が見せてくださった。１００円ショップにある丸い氷の製氷器。 先生曰く、「蓋をしてしまうと中が見えない。見えなくてもこれは１０の箱。卵パックは透明だからいまいち。四角い製氷器は１２個だし蓋もない。」…だそうだ。先生はおはじきを使っているとのこと。私は家でやるのだからと、１円玉にした。１０個で１０円玉。数が増えたら１００円玉。より生活感があって、れんれん向き。普通は数を使っていくうちに自然と身に付いてくものだと思う。れんれんはちょっとした きっかけが時々必要。でも、そうなだけ。定着するまでしばらく活用です。それにしてもお勉強って私が教えたんでいいのかなあ…

  2007.09.08

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• 大っきらい

  すごくイライラするのはどんなときだろう･･･子供がビービー泣いて話すとき。そう、だいたいもうちょっと頑張って欲しいときに頑張りがきかないとき。そう、できるのにやんないとき。いつもかなあ？いつもでもないなあ。「じゃ、やめよっか」「大丈夫だよ、ゆっくりね。」そういって、背中をさすりながら気持ちに寄り添うことができるときもある。でも、ほんとにほんとにその場からいなくならないとどうかなりそうなときがある。どうかなりそうって･･･そう、手が出てしまうとき。ものすごい形相で怒ってるんだと思う。眉間に立てにぎゅーって皺がはいって･･･。子供はもっと泣くし、「もう、泣かないで話してよ。」って無理なことを怒鳴ってしまう。こんな私、大っきらい。どっかに行っちゃいたい。

  2007.09.06

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• 

  ちょっとまた一歩

  自分の力で「わかる」ということ･･･これってすごくすごく大切なこと。れんれんと、とてもゆっくりな勉強をしていてしみじみと思う。夏休みが終わって･･･さんすうのプリントをやっていたときのこと。「あれっ？問題読めるようになってる？？？」こくごの音読をやっていたときのこと。「あれっ？まとめて読めるようになってる？？？」そして何より･･･自信を持ってやってる感がすごく伝わってきた。表面だけつらつらつら･･･と読めるのでは、れんれんの場合わかっていないと同じこと。その証拠に、読んでみたけど何のことだかわかりません･･･って、算数の文章題をやっているときはそんなんばかりだった。「今、自分で読んだでしょ。りんごが３個っていったじゃん･･･」わかってないんだなあって思った。パパもしょっちゅう、「書いてあることわかんないんでしょ」と聞いていた。個別指導の先生が夏休み前にアドバイスをもらいに行ったときに、「はやく読めるからいいってもんじゃありません。　　ゆっくりでもとにかく、ちゃんと意味がわかること」と言っていた。「ちょっとずつちょっとずつにしてあげてくだいね。　たくさんの文字が並んでるだけで嫌になってしまいます。　ちょっと読んだら次のページ、次のページ･･･で１冊読めたって思える絵本くらいで」と言われて、れんれんが大好きな「しろくまちゃんのホットケーキ」だけ夏休みに読んだ。絵本とおりにれんれんとホットケーキをつくった。ホットプレートで焼けるときにおんなじように言葉にした。「ぽた～ん」「どろどろ」「ぷつぷつ」私とれんれんなりの「表現よみ」。こうしてやってくしかないなあ～、こんなんでいいのかなあ～そう思っていたけれど、ちゃんとれんれんの中にストンと落ちていた。れんれんに自信がついたように、私にも自信がつく。ただひたすら読む音読を続けていると、子供は読むことが嫌いになるようです。「理解を深めて読むこと」が大切。生き生きとした読解をするためにはどんな風にすればいいのか実践方法がでています♪

  2007.09.05

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• 

  ついに漢字！！

  夏休み明け、最初の宿題は音読。　　　　　大きなかぶ・・・「うげっ　漢字じゃん」そう、とうとう国語の授業で漢字が出てきてしまった。　　　　　　あ～　わかっちゃいたけど･･･実際にでてくるとなんだかねえ。その前にまだひらがながばっちりじゃない。夏休み中にじっくりやってきたけれど、なんせゆっくり。漢字の前にカタカナはしっかりやっておきたかった。カタカナやそれに似た作りが漢字の中にはたくさんある。まだ、カタカナも途中なんだけれどなあ。始まったものは仕方ない･･･。カタカナをしっかりやって･･･出てきた漢字は、なるべく文に書かせて使う。夏休みに毎日、日記を書いていたのが習慣になっている･･･ここを利用しよう。実はお勉強の進め方のヒントはたくさん今日9729さんのブログで見つけている。こんなテキストも紹介してあります。れんれんは「想像」することが苦手なので、しっかりと自分の身近に感じられる学習が絶対。生活密着型（？）にこのテキストは向いているなあと感じる。ドリルでただ字ばっかり書いてもきっと彼の中では、「使える漢字」にはならない。反復練習で身につけば楽なんだけどなあ～と思いつつも、焦らない･･･ゆっくりゆっくり･･･自分に言い聞かせている今日この頃。　

  2007.09.03

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• 医療センターへ・・・

  今日、医療センターへ行ってきた。れんれんの成長ホルモン他の分泌の具合を検査するためのカウンセリング。身長１０７ｃｍ、体重１７ｋｇ･･･小学校１年生の男の子にしては小さい。今まで小さいなあ～とは思っていた。様子を見つつ小学校低学年の間に一度アクションは起こしてみようとも思っていた。年齢と身長・体重のグラフを見ると、全体の８５％が含まれる太い帯がある。その上下にすこし幅を置いて、全体の９５％がふくまれるという線が引いてある。この線は上が＋２ＳＤ、下が－２ＳＤというらしい。れんれんはだいたいこの－２ＳＤの線上に成長がある。「小さいときからこの線からさほど離れずに、彼なりの曲線を描いていますね。　おそらく、この先もこんな風に辿っていくのではないかと考えられます。」という医師の見解。ただ、－２ＳＤの線は検査を考えるひとつの目安になっているので、　検査を受けておくのはいいのではないかとも言われた。この先生は、発達のことでずいぶんと前にお世話になったことがある。「あのときＭＲの写真で神経の発達に関係する部分の成熟度がすこし遅めでしたね。　彼の成長が全体的にゆっくりなのはそれも関連していると思われます。」･･･そうだった。今、ＭＲを撮ったらどんな風になっているのだろう･･･。ちょっと不安がよぎった。そう･･･ここにくると何だかいろんなことを思い出す。専門的に診てもらうって、いつもと違う方向かられんれんと向き合うってことだ。良くも悪くもそういうこと･･･。しっかりしていないと、いろんな情報に気持ちが揺らいでしまい、いたずらに心配や不安が押し寄せてくる・・・。それにしても、医療センターは予約がとても取りにくい。まず紹介状がないと予約が取れない。そうなると新規の予約になるので、一日にわずかしかない枠を待つことになる。何とか再診枠で成長ホルモンのことを相談できる内分泌科に行きたかった。そこで、ずいぶんと前にお世話になった内科の先生に一旦会って･･･という手順を取った。センター内での紹介で予約を取ってもらったけれど、次回は１０月末。ほんとうにたくさんの親子がここを必要としていることがよくわかる。駐車場に停まっている車をみるとずいぶんと遠くから･･･と思う。身長が伸びない･･･ということなんて、超ちっぽけなことに思えてくる。生きるか死ぬかという瀬戸際で戦っている親子がこんなにもいるのかと愕然としてしまう。れんれんは待合室でずっと、脳性マヒの子供たちを見ていた。「どうしたの？」と聞くと、「どうしてベットみたいな椅子にいるの？　どうしてお口のところに白いのが入ってるの？」と言った。「お友達は自分の足で立ったり歩いたりするのが難しい病気なの。　あのストローみたいのはチューブっていうんだけど、　あれがないと、のどにいろんなものが詰まって苦しくなってしまうことがあるんだよ。」「かわいそうだね。」「かわいそうか･･･。そう思うんだ･･･。そっか。そうだよね。　　でも、とっても頑張っているんだな～すごいなあってママは思うけど。」かわいそうっていうのは何だか違う気がして、でもうまく言えなかった。障碍があるっていうことは、かわいそうってことじゃない。いつだってどの子にも同じように希望がある。「ぼくゴーカートに乗れる？」「乗れるよ。何年生になったら乗れるかはよくわかんないけど」身長１４０ｃｍだったら一人で乗れるゴーカートを目指して、れんれん・・・ちょっとがんばってみようね。　

  2007.08.30

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• 小さなお兄ちゃん

  今、家族で私の実家に里帰り中。弟夫婦と、いとこのはー君も一緒でとってもにぎやか。はー君、まだまだわからんちんなとこ満載のキュートな２歳。まーちゃんにくっついてトコトコ。眠くなったら「おかーしゃん」ってママにおっぱい。活舌のはっきりしない覚えたての日本語がかわいくて、お話しするたびにみんなが和む。さて、れんれんとはー君･･･うちはまーちゃんがすっごくしっかりものの女の子なので、どっちかっていうとれんれんがお世話してもらっているような感じ。だいたい、今までの人生において、いっつもお助けしてもらってきていたので、かなり彼のペースは守られて時間を過ごしてきた。でも、相手がはー君となるとそうはいかない。ごにゃごにゃと言って近寄ってきて、お気に入りのミニカーを持っていったりする。「あ～ダメだよ～」「れんれんのだから･･･返して･･･」優しいれんれんは、そこで引き取ったりできない。困ってしまって、でも怒っていて･･･私には、「自分で何とかしなさい」と助けてもらえず･･･。仕方なく、「もう、返して（もらって）いい･･･」みたいな感じ。あるときは、うまくお話で伝える事ができずに、感情が先走って、つい手が出ちゃったり･･･。おいおい相手は２歳だぞ･･･とほほ見ていて、歯がゆいような、れんれんらしいようなやりとり。そして･･･お庭でみんなでバーベキューをしていたときのこと。たらふく食べて満足した子ども達、お家のまわりをぐるぐると歩き始めた。裏口は途中で大きな段差がある。はー君大丈夫かなあ･･･と覗いてみると････れんれんが、はー君を振り返って待っている。はー君が段差をゆっくり上り下りしているしているのをじっと見守っている。自分のところまで追いついてきたら、またスタスタと先を歩く。「手をつないでいくから」とか言っている。あ～こんな風に小さな子を振り返って心配したり気にしたりするんだな･･･って思った。小さなお兄ちゃんになっているなあ。いろんな人と関わっていくこと。うまくいかないこともたくさん。特にれんれんの場合･･･。そのときの人によって、状況によって･･･自分がどう立ち振る舞うかはさまざま。私に教えられることではない。ただただ、積み重ねていくだけ。できることは、そんな環境をできるだけたくさん用意してあげるだけ。まだ、新しい人間関係を作るときにそばにいて見守ってあげられる。大家族で育つってこんなことが自然に身につくのかな～と、実家で毎日みんなでがやがやごちゃごちゃ過ごしながらしみじみ･･･。

  2007.08.15

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• 焦り

  夏休みも残すところ半月。毎日、しっかり楽しんでいる子どもたち。心の栄養はたっぷり。でも、れんれん…ほんとはもう少し、復習にも力を入れておきたいところ。何か焦るなあ…やる気のあるこの頃。おじいちゃんちでいとこも来ていて、大家族！！つい、いつもにはない環境だからと、みんなで過ごす時間を優先。う～ん…

  2007.08.12

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• 

  ついに泳げた

  田舎に帰って２日目。昨日、市民プールにじいじとまーちゃんと３人で出掛けた。帰ってから父が、「れんれん　あと少しで泳げるぞ～」「へえ～」と半信半疑の私。YMCAの短期プールに行ったのは5日間。確かに顔をつけるのはへっちゃらになってたけど泳げるなんてねえ･･･そして、今日･･･。「ママも見てよ～」というれんれんからのお誘い。では･･･とプールへ。 「お～」確かに泳いでいる・・・。うん。浮かんでるだけじゃなくって、バタ足もしてる。「ママ見た？」こっちを見たときのすっごく得意そうな顔。やっぱすごいなあ～。やる気のれんれんの夏休み！！  かわいい後姿です♪ 

  2007.08.10

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• れんれんのお勉強 書く練習

  夏休みになってから、毎日絵日記を書いている(書かされてる？)、れんれん。就学前の春休みにずっと書いていたけれど、学校が始まってからお休みになっていた。前述のとおり、文章としてのひらがながあまり定着していない。書く方は、絵日記にした。やはり、自分の周りの出来事を書くのが一番彼の中で生きたものになる気がしている。学校で習ったこともたくさん気をつけていて、「むずかしい を だよね？」「ちっちゃい っ だ。」 とか、復習にもなっている。個別級の先生に夏休み前に、お勉強の進め方のアドバイスをいただいていた。国語は教科書を見ると、何をそこで習得させたいのかすごくわかりやすく作ってある。ひらがなことば短い文章短い物語助詞の使い方濁音など「ポイントさえ押さえれば、教科書でなくても教材は何でもいいんですよ。夏休みだし、れんれんさんが楽しめるものを自由に選んでみては…？」いまいち 面白味に欠ける(ごめんなさい)教科書やドリルを使わなくても、まだいいかな～と思う。お勉強を特別なことではない。生活の延長の中で学んでいければ…と思う私は甘いかな？

  2007.08.10

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• れんれんのお勉強　読みの練習

  れんれん、ひらがなは読み書きできるけれど、文章となるとどうも…。単語として、まとめて文字をとらえられていない。個別級を覗くと、ことばのカードを使って、単語読みをしている生徒がいた。表はひらがなで「りんご」。裏はりんごの絵。うちでもれんれんに始めてみた。まとめ読みは出来るようになってきたものの、まだ文は…、「何て書いてあった？」と内容を質問してもわかっていないことがしばしば。何度かゆっくりと一緒に読むとわかる。算数の文章題もそんな感じ。さて、まとまった文を読めるようになるにはどうしましょうと考えた。で、かるたを使うことにした。いいところは…１枚に一文。文が短い。絵と並べてあるので分かりやすい。一回に読む量が短く、明らかなので、教科書や絵本に比べると、「いっぱい読むんだな」という、げんなり感がない。やってみようというモチベーションが上がるらしい。これだけやったなぁというのもわかりやすいので、出来た感も味わえる。あ行、か行…と、 輪ゴムにまとめてある。今日はどれやる？ と束を選ばせている。とりあえず、かるた読み。れんれん、コツコツ頑張ってます。夏休みの終わりに、れんれんが読み手になってかるた取りをしようと、密かな計画。

  2007.08.09

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• 楽しかった短期水泳教室

  れんれん、５日間の短期水泳教室、今日で終了。今まで、まだママと離れて新しいことをさせるのは早いなあと思っていたので、何度かお友達に誘われたりしたけれど、短期の水泳教室は興味があったものの、参加は見送っていた。でも、何となくこの夏、挑戦してみたいなあと思っていた。話はちょっとさかのぼるが･･･夏休み前の面談で担任の先生が、れんれんの手をそっと取りこう言った。「まだ、あどけないかわいい手です」「それは･･･どういう」「赤ちゃんのときの優しいぷっくりした手のようすがありますね。　成長とともに、手もしっかりとしたものになっていくのですよ。」先生はやはりれんれんのいろんなことを見ていらっしゃるなあとしみじみ思った。こんな風に優しく手をなでてくれる先生でよかったね。で、私は改めて思ったのだ。やっぱり　少し　体力をつけたり、体を作ったりすることをもっと意識してみよう。そんなこともあり、プールの参加を決めた。幸いまーちゃんも、幼稚園の頃からよく知っているお友達も同じクラスでスタートできる。何より、本人がとっても楽しみにしていた。ＹＭＣＡのプール教室は、強制したりがないらしい。子供の気持ちや様子にあわせてゆっくりと指導してくれると聞いた。実際に通ってみてほんとうにそうだなあ～と思うことしばしば。れんれんは男の子なのでロッカールームについていくことが出来ない。まーちゃんのところに連れてくれば手伝ってあげられるかなとも思ったが、れんれんが「手伝って～」と泣きついてこないのが素晴らしい！！と思い送り出した。でも、そんなときも中でフォローしてくれるリーダーがいる。プールサイドでの様子も、子供たちに目が行き届いている感じをとても受けたし、クラスも上手に振り分けて、ほんとうに楽しい時間を過ごせている様子だった。れんれんは雰囲気をとてもよく感じ取る。プールの中に漂っている空気やクラスのリーダーのことをすごく気に入ったんだと思う。１時間の教室。れんれんはみんなの動きをとてもよく見ていたし、リーダーたちのお話もすごく真剣に聞いていた。お家でもお風呂のなかで潜る練習をするほど。短期水泳教室にたがが５日間と思われるかもしれないけれど、れんれんをちょっと知っている人が見たら、ガラス越しに見るれんれんの様子が今までのれんれんとたくさん違うことが分かると思う。授業中にぽーって宇宙に行っちゃうれんれんをしょっちゅう見ていた私には、そこらへんの映画よりもずっと感動できた。無理せず周りと溶け込みながら、自分の興味の持てる活動を続けていく･･･れんれんの中のそんな力をこんなに早く見ることができるとは思わなかった。興味が持てることがあればそんな時間を過ごしていくことができる・・・・まーちゃんもれんれんも５日間ずっと、これでもかって言うくらいの笑顔でプールを楽しんでいた。私もずっと笑みがこぼれっぱなし。ちょっと寂しい気もするけれど、とりあえずおしまい。よく頑張りました！！

  2007.08.03

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• 前進？？？　その二

  れんれんの身長をグラフで追っていたら、「医師に相談しましょう」ゾーンにいた。う～ん。　れんれんに聞いてみた。「れんれん、背が大きくなるといいかなあ～」「うん」「小さいのは気にする？」「ちょっとだけ」「れんれんがこれからお兄さんになってくうちに大きくなってくのか、　お兄さんになってもみんなよりちょこっといつも小さいのかママにはわからないんだ。　だからね、お医者さんに聞いてみようって思うの。どうかな？」「いいよ」「病院でお医者さんにお話してみたり、もしかしたら注射があるかもだけどいい？」「うん、大丈夫」「でもね、背が大きいってことだけが大事なんじゃないんだよ。」「うん」「ちょっとむずかしいかな？ほかにも大切なことがいっぱいあるってこと」「････う～ん。むずかしい」お友達のお子さんは、２歳のときから甲状腺のお薬を飲んでいる。現在　その子は２年生。いつも生き生きとした姿を学校や通学路で見かける。どうしてずっとお薬が必要なのかをママは彼の気持ちにちゃんと沿ってお話している。子供の中にある子供らしいプライドをちゃんと守っているママ。背が小さいだけなら別になんてことはない。でも、何か体のなかで特別なことが起こっていて小さいなら、それは「それだけ」には留まっていないはずだと感じる。れんれんが自信をもって明るい笑顔でいられるために必要なことかどうかを知るために、検査は受けてみるべきだと思う。いい先生や病院と出会えることを祈って･･･こちらもちょと前進。

  2007.08.01

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• 心に引っかかってること

  れんれんはすごく小さい。身長も体重も･･･。ちょっとずつは大きくなっている･･･でも、気になっていること。年少さんのときにちょっとそのことを小児科で相談したことがある。先生は、　　子供が小さいと検査にとても負担がかかる。　　まだ様子をみる範囲内。　　小学校に入るくらいにまた考えてみては･･･。と言われた。私もパパも大きいほうではない。その頃、発達のことでも心配があって、できれば思い過ごしであってほしいと、そのことから少し目をそらしてしまった。でも、ずっと気になっていた。体力があまりないこと。たくさん食べるのに大きくならないこと。夜のおねしょがあったりなかったりでずっと来ていること･･･。低身長の成長障碍は早期発見、早期治療だといわれている。もうリミットなのかも。検査をしたほうがいいと思っている。結果がどう出ても、れんれんにとって悪いことはないじゃん･･･そうだったら、早く成長ホルモンによる有効的な治療が受けられる。違ったら、今まで通り成長をあせらずに見守ればいい。何をためらって私はこんなにも踏ん切りがつかないのだろう。いつまでたっても肝心なところが････

  2007.07.30

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• サマースクール終了～

  れんれんたちの小学校は夏休みの最初の１週間、サマースクールを開いていた。 プールと授業１コマ。キャンプでお疲れだったれんれんは、水曜日から３日間の参加。「ひとりで行く」昨日、どういう心境の変化か突然そう言った。そして、ギラギラ太陽の中をすたすた歩いていった。れんれんの中にちゃんと何かが育っていることを見た気がした。のんびりゆっくりだけど、頑張ってる。打てばすぐには響くってわけではないけれど、たくさん貯めてあとから鳴る。私はできることをしていくだけ。見守り支える…「ただいま～」満足そうな顔。今日でサマースクールは終わり。

  2007.07.27

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• 

  親子で林間学校

  土曜日から２泊３日で赤城高原へ行ってきた。自然と親しむ･･･みたいな会に入っていて、そこの会の夏の企画に参加した。大きな荷物を作って、大型バスに乗って･･･泊まるお部屋は大部屋。山登りがあったり、キャンプファイヤーがあったり、レクがあったり･･･。当然のことながら集団行動ということになる。れんれんとパパは、男の子たちのお部屋。私とまーちゃんは、幼稚園の子供たちとママというお部屋。山登りをはじめいろんなスケジュールはお部屋単位や、あらかじめ設定してあるグループで行う。家族でいつも同じように行動してきた私たちにとっては初めての試み。正直、れんれんにとってはいろんな場面でむずかしいことがあるだろうなあ～と思っていた。でも、自然の中でたくさんの時間をすごしたり、山登りを最後まで頑張ったり、いろいろな人と関わりを持ったり･･･ということはすごくいいことのように思えた。この夏休みに、そういったことを少しずつ重ねていくことを密かに考えている。　　キーワードは　　自然　　体力作り　　継続甘ったれでふんばりの効かないれんれん。ちょっとずつでいい、強い子になってほしいなあと思う。たぶん･･･きっと･･･自然の中で過ごす時間は彼の栄養になるはず。

  2007.07.23

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• 夏休み～♪

  あっと間に夏休み。ものすご～く濃かった４月からの時間。いろいろな出来事や思いがあったけれど、こうして笑顔で夏休みが迎えられて、素直に嬉しい。先週の金曜日は面談があった。日ごろの様子はちょくちょく学校へ行っているのでさておき･･･やはり焦点は「今後のサポート」に。「ママ来なくていいよ～」というれんれんの自立の意志はとても尊重したい。でも、やはり授業中のサポートは必要だと思っている。ママがいない中で、先生とのやりとりもとても大切。先生は････「細かな声掛けで授業に集中することができるし、せっかくのやる気もそういったことの　積み重ねだと思います。　お母さんがいなくても、授業中に取り組めることもたくさんあります。　今までのようにずっと側にいなくても、少しメリハリをつけて来てみたらどうでしょう。　ぜんぜん来ないのではなく、ちょっとずつ距離を置く。　お手伝いを減らしていく。　ちょっとずつ、れんれんさんが自分でできることが増えていく。　まだ、ある程度の道をつけてあげることは必要だと思います。」先生はこの頃は少しれんれんに自分でやらせることを増やしている様子。そしてクラスのお友達はというと･･･「何でもかんでもお手伝いをしていた子供たちも、この頃は私の真似をして、　　　　ここからは自分でできるかな。やってみてごらん。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　･･･みたいなことを言って（笑）、見守る様子がでてきました。」つくづく今のクラスに感謝。お友達といえば･･･夏休みになる３日前かられんれんママなし登校。「れんれん君と行きたいって子供が言ってるんだけど、お迎えにいかせていいかな？」とクラスのママからメール。れんれんにさりげなく伝えると、「行く」とお返事。その場になったらわからないなあ～と飛び上がりたい気持ちを抑えて････次の朝・・・・・そして･･･とうとう、れんれん　そのお友達と一緒に学校へ！！二人並んでいく後姿に感動してしまった。玄関で「いってらっしゃい」って言えるなんて･･･今までの切ないことなんてふっとんだ。とりあえず、終わりよければすべてよし♪さて、どんな夏休みになるかな・・・・・・　　

  2007.07.20

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• どこまで助ける？？

  このところ、思うことあってれんれんの授業についてない。あんなに泣いて追いすがっていたれんれんが、穏やかに「じゃあね」と教室に向かうようになった。不安でしかなかった場所が少しずつ変化してきている･･・。気持ちは落ち着いてきている･･･。ただ、授業ってこんな風に進むんだな･･･ということまではよくわかっていなかった。教科書を開いて、先生のお話を聞いて、指示に従ってお勉強をする。読んだり、書いたり、発表したり･･･その間さまざまなことが起こる。そんな空気を少しずつわかってきたような気がする。もちろん、授業の流れについていくのはまだまだ････でも･･･このままずっとずっとついていくのかな？？？私が行けばれんれんは授業中ずっと集中していられる。細やかな声かけがあれば聞き漏らすこともなく指示に従えるし、教科書やノートを開いたり、お道具箱から教材を取り出す手助けがあれば、みんなと大して遅れることなくお勉強が進められる。　　学習能力をあげる。　　先生がれんれんだけに時間を取られることなく、ひとまとまりの授業ができる。この２点だけを考えれば、私が授業につくメリットはものすごく大きい。でも、れんれん自身が何かに気づいたり、自分でできるようになるというところが育つだろうか？？？側にいればすっかり頼られてしまうし･･･先生も「お母さんがいるから大丈夫」みたいなところがある。（私は先生じゃないしなあ）そんな気持ちが芽生え、ちょっと行くのをお休みしている。幸い、れんれんは「ママお勉強のときに来て～」と言わないし、あきらかに「ぼんやり過ごしたなあ」と想像できる日もあるけれど、（授業中にやるはずであっただろうプリントをたくさん持って帰ったりして）それなりに今のところやっている。きっときっと、支援は必要なのだけど････今までのようにママが授業中お隣に座ってつきっきり･･･、というのではないのかなあと思ったりもする。ちょっと変えていくときなのかもしれないけれど、具体的にはわからない。明日は面談。そこらへんを相談してくるつもり。一つ階段をのぼったという前向きな気持ちで････

  2007.07.12

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• れんれん遠足へ･･･そしてママの時間

  てるてる坊主のおかげか、日ごろの行いがよいのか･･･今日だけ見事に梅雨の晴れ間、れんれんたち遠足へ。行き先は動物園。お気に入りのおやつを選んで、お弁当は憧れの二段になってるお弁当箱で、遠足のしおりだの何だのかんだのつめて用意は万全。とてもご機嫌にバスへ向かう笑顔から「いってきま～す」の元気な声。どんな一日になるかなあとほんの少し気になりながら私の時間は過ぎてゆく。いつもそう。れんれんが笑顔でも、泣きべそでもいつもいつもふと思ってしまう。学校から何か連絡があったらと携帯電話もつい気にしてしまう。入学したばかりの頃に比べたらそれでもずいぶんと減ったけれど･･･そして帰ってくるのが待ち遠しい。思うに･･･きっと、発達のことがあってもなくても私はこんな風に子離れできないママなんだろうなあ。いつか私の手を必ず離れていく子供たち。こんな風に手の届くところにいてくれるのも限られた時間だけ。だからやっぱり今はたくさんたくさんいっしょに時間をすごしたい。「帰りはお友達と帰れるよ」そう言われてからというもの、なるべくお家でじっと待っている（笑）。でも今日は家の外まで出てみた。角を曲がると学校がすぐ見える。もうちょっとだけ･･･そう思ってる間に校門まで行ってしまった私を見ると、ちょっと照れくさそうなれんれん。「おかえり」楽しかったのがよくわかる。そう、それが見たかった。でも・・・ちょっと欲がでた。動物園の話も聞いてみようかなあ・・・。「動物、何いた？」「・・・・・」「・・・・・」まあ、これがれんれんだ･･･でも、夜になってから･･･ちょっとだけ動物の話をしてくれた。それから「二段弁当すっごくおいしかったよ」とも言ってくれた。小学校に入って始めての遠足。れんれんなりにとてもとても満足の一日。おつかれさま。

  2007.07.05

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• やる気の芽

  毎朝、教室までついて行っても私が帰るときは大泣きして追いすがっていたれんれん。ある時から、「後でね」と言って泣かなくなった。ある時から、「もう帰ってもいいよ」と言うようになった。ある時から、教室まで行かなくても昇降口で「ばいばい～」と言うようになった。たったそれだけのことの後ろに、たくさんのことがあった。身支度をしてもらって、ただついていくだけだった給食当番。小さなれんれんはお友達と重いものを一緒に運んでくるだけの力がない。代わりに先生が持ってくれる。けれど必ずそこに手を添えて教室までやってくるという。先生は「れんれんさんのそのやる気が大切」と言って、食器かごのなかから、スプーンやお箸のちいさなかごだけ取り出して、れんれんに持たせてくれる。教室についても、「もう着替えていい？」とお仕事を終わろうとするだけだったのに･･･「ぼくもやる」ごはんやおかずの係りになった時はよそう手伝いを申し出るようになった。私がいる時は、そんな時ゆっくりでなかなかうまくいかないれんれんのお玉に手を添えたり、最後の５枚だけ一人でやらせてみたりした。「ありがとう」「れんれん上手じゃん～」トレイをもって並ぶお友達から声がかかる。やる気の芽がでてきた。まだまだ小さな芽。でもすごくすごく大きなこと。芽が出るには芽がでる環境がちゃんとある。何よりそこにれんれんの意志があることが必要。見えていることの何倍も何倍もたくさんのことがそこにはある。「何かだけが出来るようになった」なんてことはない。いろんなことが重なりあって、小さな芽がでるし、それが育つ。おんなじだな･･･と思う。同じように私の中にも小さな芽がでてきた。今日、れんれんのアサガオに赤紫色の花がさいた。

  2007.06.30

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• ラブレター

  今日、れんれんのクラスの女の子からラブレターをもらった。れんれんじゃなくて私！！クラスの子たちとは出来るだけ挨拶をしたり言葉を交わすようにしている。授業中、れんれんの隣でサポートしながら時間を過ごしているけれど、周りで「わかんない～」って声がしたら振り返ってみたりもする。実はここのところを迷っていた。れんれんのことだけがうまくいけばいいのか…かと言って、素人の私が授業で他の子のサポートをしたりしていいのか…サポートと言っても、「今、何ページだよ」「ノートを出すんだよ」「出来ているよ。大丈夫だよ」「先生が来るから聞いてごらん」みたいな声掛け。校長先生にお話したところ…「どんどん助けてあげてください。それがまたあなた達への理解にもつながります。先生だって助かります♪」そんなこんなで、子ども達といろんな方法で関わりが出来てきた。で、話は戻るがラブレター…いつも、遠くからでも私たちを見つけておはようタッチをしてくる女の子。「れんれんくんのママがだいすきです。とてもかわいくて、いいにおいがします。れんれんくんもすきです」みたいな感じ。何と恥ずかしい…けど嬉しい…いろんなことがある小学校…。月曜日…今週はいいことありそう♪今から、お返事書きます☆

  2007.06.11

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• 爪噛み

  夕食のとき…「指が痛くてご飯食べられない」とまーちゃん。「さっきまでみんなで遊んでたじゃ～ん。」食べさせてほしくて甘えてるな～。でも…「だってほんとに痛いんだよ」と涙目。見ると親指の爪の脇が剥けている。よく見るとすべての爪は噛んでガジガジのギザギザ。噛みすぎて深爪。赤く滲んでいる。「こっちへおいで」お膝に乗せてぎゅーっと抱きしめた。まーちゃんが指を口に入れたり、爪を噛むときは、気持ちがざわざわしているとき。そして今は私にたいして…と感じる。「どうしちゃった？ママに何かお話あるんじゃない？」「ママが病院に行っちゃうから…」そう言って、わ～んと泣き出した。あ～。またやってしまった。毎日、れんれんの学校へ出向き、帰ったら公園へという暮らしをしていると、家事は全部夜に押せ押せでやってくる。疲れてきていて、やらなくちゃいけないることは山積み。そんな時に子供たちにやいのやいの言われて…「ちょっとママも忙しいの。少し自分のことは自分でやってくれないと、ママたくさん疲れて病気になって病院に泊まらなくちゃいけなくなるよ～」昨夜そう言ってしまった。まーちゃんはれんれんのことで毎日バタバタしている私を知っていて、感じていることがたくさんある。とりわけ、れんれんと私の中で我慢したり引いたりする子なのに…あんな風な私の言葉を受け流せるはずがない。「ママもう元気だから。ごめんね。ちょっと忙しくて言っちゃっただけなんだよ。」「にゅういんしない？」「しないよ。」側で聞いていたパパも話す。「パパ帰ってきたからさ～ママのお手伝いたくさんするよ。だから大丈夫だよ。」ようやく笑顔が戻った。お膝に乗せたままご飯を食べさせてあげた。れんれんがお兄ちゃんで、まーちゃんが妹で…楽しいことばかりじゃない。うれしいことばかりでもない。切ないこと、寂しいこともたくさんある。けど、そうやっていろんな思いをしながら互いにきっときっと心が豊かになっていく。私たちは見守ったり、抱きしめたりしながら、心がぱんぱんにならないようにしてあげたいな…と思う。子供が育つのに必要なものは子供がちゃんと求めてくる…と聞いたことがある。私たちはそのサインをそのときにちゃんと気づいてあげたいな。見逃すこともあるかもしれない。だったら次のサインの時には…そうやって丁寧に時間を積み重ねていけるといいな…。

  2007.06.07

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• もうすぐ２ヶ月

  小学校に入学してもうすぐ２ヶ月。まだ･･･というか、もう･･･というか。相変わらず、離れ際に追いすがって泣かれてしまう。時には上履きのまま校庭まで追いかけてくることも･･･。いろんなものがたくさん積み重なってきていること、ゆっくりゆっくりでいいんだということ、すごくすごく今に向き合って時間を過ごしているということ･･･そう思ってみてもやはり、あんなに泣かれて呼ばれると辛い。そのあと気持ちを立て直して彼なりに消化していると知っていても、その瞬間はほんとうにほんとうに切ない。子育てをしてきたなかで、何か大切なことを伝えられていなかったのか･･･と思う。私の愛情がなにか間違っていたのかな･･･と思う。「ママのせいでも、れんれんのせいでもないよ」あまりにそういう時間が続くので、幼稚園の園長先生についこぼしてしまった。先生は･･･「年少さんのときを思い出してごらん。慣れるのに時間がとても必要だったね。　年長さんの彼の成長を思い出してごらん。あの時間が必要だったことがわかるね。」と言われた。そう、門のところで泣いて泣いて･･･あの時もこの選択でよかったのか悩んだ。「れんれん自身で乗り越えていける強さがあると思うよ･･･　　いや信じているし祈っているよ･･･」　　　　子育ては希望を胸に刻むこと･･･園長先生のことば。学校が終わって帰ってきたときの顔はいつも笑顔。行きつ戻りつ･･･明日から６月。

  2007.05.31

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• 些細なことだけど…

  先週、蕁麻疹で学校をお休みしたれんれん。まだ時折、痒くなることがあるけれど、もうそろそろいいかな…というところまできた。疲れや不安…言葉では表せないいろんなもの…を、たくさん出して、そして自分の力で整えていく作業が終わりつつある。こういったことを何度も重ねて強く育っていくんだと思っている。さて、昨日は朝送っただけで帰ったので、今日はちょっと居てあげようと思い、いつものように教室の後ろで座って見ていた。朝の会が始まって、なにやら机の中をゴソゴソしはじめたれんれん。何をしているのかな？なかなか捜し物が出てこないようす。見てあげようかな…と腰を浮かしかけてやめた。さんすうの教科書を引っ張っている。私はものすごーく感動した。そう、１時間目はさんすう。みんなの机の上にはさんすうの教科書が出ている。今まで先生の声かけ（しかもかなり何度も）が、いつも必要だった。自ら周りを見渡し状況を知る…とても些細なことだけど、小さな小さな一歩。小さなものがポツリとれんれんの中に落ちた。広がっていくと信じて…。ちなみに５時間目の授業参観…れんれん、眠そうだな～と思ったら…机にうっぷして寝ていた……ありえない…ありえるか…（泣）

  2007.05.29

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• 連絡帳にお手紙

  れんれん　学校を休んで今日で３日目。先生からは毎日、連絡帳に何かしらメッセージがある。れんれんがいなくて先生もたまには平和（？）な時間を･･･と思っていたのに、それはそれでとても寂しいとしみじみ言ってくださって、素直に嬉しかった。昨日はクラスのお友達が連絡帳を届けてくれた。「まだ治らんのん？また一緒に公園にいこうなあ。○○君も心配しとったで」とかわいらしい関西弁で一生懸命れんれんにお話してくれていた。そして今日の連絡帳･･･いつもとおり先生から一言。今日の宿題。明日持ってくるもの。それから・・・・・・？？？なんだ子供の字は・・・・「れんれん～見ててごらん」嬉しくなってれんれんを呼んだ。そこにはクラスのお友達かられんれんへの言葉が･･･。「れんれんくんへ　はやくげんきになってね」「れんれんくんへ　またいっしょにきゅうしょくたべようね」どれもそんな感じの文だったけれど、連絡帳の細い行に大きな字が、でこぼこしながら並んでいた。どの子の顔も全部思い浮かぶ。「あ～あの子の字はこんななんだなあ」蕁麻疹がたくさんでて、学校へまた行くようになったら大丈夫かな･･･と少し思っていた。でも、あのクラスならきっと･･･。れんれんもきっとみんなの優しさがわかるようになるはず。「なおったらまたあそぼうね」れんれんもお返事を書いた。小学生は「お勉強しようね」じゃなくていいのか･･･？ま、いっか。明日もう一日おやすみ。

  2007.05.23

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• 新しい出会い

  子供たちの幼稚園にはわりと｢自然治癒力を高める」という考え方で病気と向き合う考えのママが多い。「ホメオパシー？なんじゃそれ･･･（怪しい）」と言う風にはあんまりならない。（以前、実家の母に「新興宗教じゃないじゃろうねえ･･･？」　　と怪訝な顔をされたことがある。考え方はそれぞれなので難しいところ）なので、時々「あそこの病院がいいよ～」みたいな情報が入ってくる。以前から、「ホメオパシーも取り入れている病院」はとても気になる存在だった。でもおかげさまでなかなか病院とは縁がなく暮らしていた。･･･が、今回のれんれんの蕁麻疹騒動。実は、ようれん菌の判定も出てしまっていた。ようれん菌は１０日間ばっちり抗生物質だと巷では言われている。腎臓や心臓に後遺症がのこってしまうことがあるからだ。う～ん　薬･･･くすり･･･クスリ････「そうだ、あの病院へいってみよ～。　点滴に使った抗生物質の毒だしのレメディーも出るかもしれないし、　ようれん菌にきくレメディーもきっと出してもらえる～♪」しかし････先生はこういった。「抗生物質が悪で、ホメオパシーのレメディーなら安全と言う考え方は時に危険です。　ホメオパシーのレメディーから大きなものが帰ってくることもあるのです。　それは時にとてもやっかいです。　大切なことは、お母さんが子供のことをちゃんと考えて決めることです。　それでいいのです。　彼のことを考えたのでしょう？抗生物質を使ったことを後悔することはありません。」点滴のときに使った抗生物質のことを相談しようと思っていた私はなんだか拍子抜けした。確かに一生懸命考えた･･･そっかそれでよかったのか･･･「じゃあ、ようれん菌の薬は･･･？」「お母さんがしっかり考えて決めてくださいね」薬は飲まないことにした。ようれん菌は大丈夫。帰りに「波動水」とよばれる、れんれんの情報が入ったお水を処方された。これについてはまた･･･現代医学の考え方にギモンを持ち始めてからは、病院にはあまりたよらずに･･･と思っていた。けれど、現代医学のこともよく知った上でホリスティックな医療を取り入れているお医者さんがいるというのはとてもありがたい。いい出会いがあってほんとうに心強い。私もちょっと頑なだったところがほぐれた。心も体もちゃんと健康でありたい今日この頃･･･　追伸：保険もきくなんてね～しみじみありがたいなあ。

  2007.05.21

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• お休み

  れんれん 全身に蕁麻疹。小さいときからたまに軽いのはあった。うちは基本的には病院に行かない。症状を押さえ込む治療や薬で治癒していくことをあまり望んでいないから。しかし…さすがにこれはなんかヤバいと思った。体はボコボコで顔も赤い。足はむくんでパンパン。歩けないほどに痛い。ホメオパスにも連絡つかずでレメディーの指示も貰えない。私のキャパは明らかに越えている。で、まーちゃんを預けて病院へ。「もう少し症状がヒドかったら入院でしたね」お医者さんに言われたときはぞっとした。たかが蕁麻疹、されど…と言う具合で、呼吸困難に陥ることもあるとのこと。今まであまり薬を飲ませてこなかったから、薬が体に入ることにすごく不安や抵抗を覚えてしまうことを話してみた。先生はどんな状況が今れんれんの体の中に起こっているかそして薬についてもよく説明してくださった。「今、こんなにも痒くて痛がっている状態から離してあげることも治療です」目の前にいるれんれんを早く落ち着かせてあげたかった。そして点滴…けど、点滴をして最悪な状態を脱したにもかかわらず、なんだかすっきりしない私もいた。ホメオパシーを始めてから、症状は単なるサインでその奥にある原因を考える癖がついてしまった。だから表面に出ているものだけ無くしても、また別の形で何度でもサインとして症状が出てきてしまうのでは？と思う傾向にある。だからなるべく病気と向き合えることの出来るレメディーで治癒の道を辿りたい。れんれんの体は何かを訴えていたはず。でも、叩いてどこかに追いやってしまった気がする。じゅうぶんに悪いものを出し切れたかな…？学校がやっぱり原因なのかな…と思う。けど、だからってイコール学校に行くことが悪いとも思えない。そう端的なものでもないな…と思う。もしかしたら私なのかもしれないし…昨日は私の具合が悪くてどこにも行けなかった。今日も…そして明日は学校を休む。とにかく少しお休み。また考えよう。

  2007.05.20

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• 私のせいかな…

  れんれんと教室まで…といつも通りの朝。ふと見ると泣いている男の子。時々、ママが小さな赤ちゃんを連れて来ている子だ。「どうした？」「僕もママに会いたくなっちゃった～」あ～そうか…そうだよね。ママに会いたくなるよね。ついてきて欲しいよね。れんれんだけママ来てるもんね…「ママ付いてきて。」「いいよ」「ずっといて」「それは無理よ。ママは学校に行けないでしょ」「いいんだよ。れんれんさんのママいるよ」こんな会話が少なからずあるだろう。私は泣いてる男の子の背中をずっとなでながらお話した。「頑張ってるね。ママに会いたいけど、学校でちゃんとお勉強してるね。いつも見てるよ。れんれんはママ～って追いかけてお教室から出て来ちゃうもん。れんれんも頑張れるといいなあ。強いね～」泣きながら コクンコクンと頷く。ちゃんと出来ているように見えても、学校で一生懸命頑張って頑張って…という子もいる。れんれんについて学校にいると、１年生はまだまだ小さな子供だな～としみじみ思う。私が学校にちょくちょく行くことで、何とか落ち着いている子がざわざわしだすことがあるかもしれないと思っていた。でも…れんれんと今は試行錯誤の時。周りに恵まれていることを改めて感謝して、少しでも私にできることがあればしていこう。「れんれんのママでもよかったら、一緒にいようね」そう話したら、また頷いてくれた。

  2007.05.17

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• クラスメイトたち

  れんれんのクラスメイトはこの頃、私がいる風景にすっかり慣れている。前は「何で～れんれんさんのお母さん～？」みたいな感じだったけど、この頃は「あっお母さん～」ってな様子。初めはれんれんのことをよくお話ししていた。「いつも助けてくれてありがとねえ」って私が言ったり、「今日　れんれんさんね････」と様子を教えてくれたりしていた。そのうち自分のことをいろいろと教えてくれるようになった子もいる。授業中にこっちをチラっとみてにっこり笑いあったり、わからないときにこっそり私に尋ねてきたり･･･、休み時間中に肩を揉んでくれたり･･･、友達でもなく先生でもなく自分のお母さんでもない･･･微妙な関係のオトナなんだなと思う。でも、なんかちょっと楽しい。何となく私を警戒していた男の子は、給食エプロンのボタンのかけ違いを直してあげたりすることが続いたら、「さようなら」って言ってくれるようになった。今日は朝の登校から少し長い時間れんれんと一緒に過ごした。（お友達がまーちゃんを預かって幼稚園まで連れて行ってくれたおかげで･･･）そのせいか、れんれんはとても落ち着いていたようだ。　　クラスの男の子　｢先生、今日れんれんさん泣かなかったね」　　先生　　　　　　「そうだね。どうしてかな」　　クラスの男の子　「強くなったんじゃない？」こんな風に会話をしたそうだ。何で学校に付き添わなくちゃいけないんだろ･･･って思うこともある。前向きになれないときもある。子供たちの何気ない一言が気になる日もある。けれど、私はいつもいつも　子供たちに元気をもらう。「れんれんさんのお母さんのことが好き」って今日はかわいい女の子に言われた。なんだかとっても嬉しかった。　

  2007.05.11

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• 教室でひとり

  学校へ今日も行く。朝、送って…縦割りの集会が校庭であるので一緒にでる。お姉ちゃんが迎えに来てくれ列に入る。でも、ずっと私を見ている。いなくなったらすぐにわーわーなりそうな顔。高学年の子の説明を静かに聞いている時間に泣きわめかれては困ると思い、しばらくいた。ジャンケンゲームで騒がしくなるのを見計らって一旦帰る。委員会に出る前に再び教室へ…でもいない。教室に居られずに個別支援級の教室へ行っているようす。そういうときはお邪魔させていただいているらしい。こくごの宿題をしていた。「また来てね」と言われる。委員会が終わりまた覗く。またいない…いた。窓際の給食配膳台にうつ伏している。虚ろな目。まるで意欲のない顔。心ここにあらず。ぼんやりとしていて何をするにも、ほとんどされるがまま。もしくはぐずる。お友達の優しさにも気がつかない。先生や私がいろんなことを話し合っても届かない。たくさんの人がいるのに、ひとりぼっちを感じるれんれん。強い拒否ではなく、でもパタンと静かにドアを閉めてでてこない。まわりが何をしようが言おうが関係なくそこにいる。どうしてそんなになっちゃったの？きらきらの笑顔と強い目は学校では見られないのかな。ねぇ れんれん きみがのぞむことはなに？ママにはわからないのかな。

  2007.05.10

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• ギモン

  今日から朝は教室まで行くことにした。教室でれんれんを手伝い、お友達とお話をした。「また来るよ。いつ来てほしい？」「お勉強のときと給食当番のとき」「まーちゃん、幼稚園送ってから来るよ。」「後でね」その時は元気に言ったけど、振り返ると廊下に立ってずっとこっちを見ている。泣くかもしれないな～と思いながら一旦帰る。まーちゃんを送って、買い物や家事をすませて学校へ。でも誰もいない。体育の授業で近くの公園まで行ったらしい。せっかく来たし･･･と思い個別支援のクラスを覗いてみた。「あら、れんれんさんのお母さん」「３組はお出かけで…」「こちらで一休みどうぞ」と招き入れてくれた。学校で時々時間をいっしょに過ごしてみることを話した。私の不安も話した。「いきなり離してみたほうがいい子もいます。　少しずつ距離を離していくほうがいい子もいます。　たくさん方法はありますよ。　いろいろやってみればいいんですよ。ね。　さっき、３組にお邪魔させてもらったら何か褒められて○をもらっていましたよ。」気持ちがすこし和らいだ。静かな個別のクラス。１年生の男の子がひとり、先生とお勉強中。ひらがなのカードをしていた。続いて あさがおの種まき。れんれんよりあきらかに授業へ気持ちが向いている。れんれんが仮にここへ来たとして…と想像した。たぶん「やんない～」って言うな…。れんれんたちが戻ってきた。「いつでも来てね」と先生。さて、1年３組･･･子供たちはもう私をすんなりと受け入れている。私は後ろに椅子をもってきて昨日のように授業を見る。先生はみんなが楽しめるように…、わかりやすいように…、と気を配りながら進めている。一方的でもないし、みんなの反応も見ている。じゃ なぜ れんれんひとり宇宙と交信状態なのか。何でこんなにも自分の世界なのか。今、興味ないんだな…感覚違うのかな…課題は大きいな…ぼんやりそんなことを考えながら眺めた。不思議とのんびり・・・・

  2007.05.08

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• 学校へ

  「もし時間があれば学校へいらっしゃい…」と校長先生からお声掛けがあった。毎朝泣くのを必死に我慢して学校へ向かうれんれん。学校で「ママ…」と泣く場面はかなりあり、授業に向き合うどころではとてもないようす。「お母さんがいることで気持ちが落ち着くこともあるかもしれませんよ…」 担任の先生からもそう言われた。今まで門までは送っていたけれど、そこから一歩入ることをしてこなかった。このまま私がいないと学校生活が成り立たないようになっちゃったらどうしよう。ここは辛くてもれんれんが一人で乗り切るところじゃないかな。他の子が何て思うかな。他のお母さんが何て思うかな。まーちゃんの幼稚園もあるしな…でも、ごちゃごちゃ考えていても仕方ない。一回帰ってきてしまったれんれんと再び学校へ。算数の時間。れんれんはときどき私を振り返りながら、大きさくらべの数字カードを引くゲームに参加したり、ワークブックをしていた。続けて音楽も見た。じっと座ってるより楽しいから一緒に歌も歌った。給食当番のお手伝いもした。ソースをこぼしてしまったれんれんは、「まだたくさんあるから大丈夫だよ」とお友達に励まされていた。これから先はどうなるかわからない。明日もまた学校へ。

  2007.05.07

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• ちょっと立ち止まり…

  子育てをしながらのいろいろな思いは、子供達の命がそこにちゃんとあるから。大きな声で笑ったり泣いたりしているその日常を当たり前だと思って過ごしている。ここのところ、新しい生活で気持ちがすごくざわざわしていた。小さな命をなくしてしまったママの話をお友達に聞いた。ついこの間まで元気にそこで輝いていた命。今…子どもたちが側で呼吸をしていることの幸せ…そのことをちゃんと思わせてもらった。今の私にとても大切なこと。

  2007.05.03

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• 私も泣いた

  「大丈夫かな」先生に声を掛けられた途端に涙がポロリ。今日のアトリエでのこと。れんれんがことあるごとに、ぐずぐず言っていて話が通らない。彼も学校で頑張っているからだと思うけど、何でもないことで泣く。「絵の具が…」「紙粘土が…」「のどがかわいた…」何度も何度も…「泣かないでお話できないの？もうやだ」いろんなことがどっと押し寄せてきてその場にいられなくなった。一緒に来ていた友達が心配して来てくれた。彼女も先週は子供の喘息がひどくなり入院に付き添っていた。「ごめんね。疲れているときに。」そこへ先生がきた。「頑張っているね。学校は大変だね。同じ思いをしてきたからわかるよ」背中をさすってくれる。「背中も肩もパンパンだ」「すみません。ここで怒るのなしでしたね」「いいのよ。辛くなったり、泣きたいこともあるよ。」「私がすべてをちゃんと受け入れなくてはって思うのに…。周りに流されないようにって思うのに…」涙が止まらない。「れんれんはほんとにかわいい子だね。いろんな人に愛されていて大切にされる子に育ててきたのはママなんだよ。自信を持ってね。自分を責めないでね。」れんれんのお背中をいつもさすっている優しい手。ずっとずっと泣いていた。れんれんのこと。まーちゃんのこと。私はちゃんと出来ているのだろうか。もっと頑張ってる人だっている。辛いのは私だけじゃない。弱音を吐いちゃいけない。不安や心配があっても前向きに…「大丈夫」と思いたかった。私の弱さはれんれんに伝わってしまう。もっとしっかりやらなくちゃ。でも力みすぎもよくない…一日のなかで、つい怒ってしまう時間が増えていた。もっと穏やかに話を聞くゆとりも少なくなっていた。はっとして深呼吸をすることもたびたびだった。「ごめんね」を言うにも時間がかかった。その日のうちに仲直りできない日も多くなった。どうしたらいいかわからなくなっていた。「親だってみんなと同じようにやりたいよね。なんでうちの子がって思うよね。我慢しなくていいよ。そういう時もあるよ。あっていいよ」ぎゅっと抱きしめてくれた。次から次へと涙が出てきて、たくさん泣いた。前向きじゃない、頑張れない私をさらけ出しても、ちゃんと受け止めてもらった。ただそのことがすごく胸に残った。脱せるのか私…

  2007.04.28

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• とうとう、泣き出した

  朝、「行ってきます」て玄関を出たれんれん。あんまし元気がない。「一緒に行こうか？」「いい」「大丈夫？」「行くから」不安そうな顔が気になって、その場に立ち止まり後ろ姿を見ていた。すると、れんれんを振り返る子供たち。離れていてよくわからない。どうしたかな。門のとこにいた先生が駆け寄る。私も…すると泣いていた。悲しい顔からポロポロ涙がこぼれ落ちている。「帰ろうか」そう言って手を引いたのに、「行く」と言う。「じゃあ先生と行こう」けどその手も取らない。泣きながら「ママは？」「送るのは出来るよ」「行くから」そうして先生と歩き門をくぐった。耳に届く泣き声。うちに帰ったら８：１５。それから…まーちゃんを幼稚園に送る時間の８：５０。「れんれんがいる」ドアを開けて通りに出たまーちゃんが言った。「はっ？」確かにいた。ランドセルを背負ったまま。「どうしたの？帰ってきたの？」交通パトロールのおじいさんが一緒。れんれんはおじさんとふざけている。「何してんのよ！」自分でもびっくりするくらいの大きな声。「怒らないであげてね。先生が今来るよ」門のとこで今までずっとぐずっていたらしい。先生はその間つきあっていたということに…。担任の先生も来てくれたけど、足は動かず。先生には謝って学校に戻ってもらい、れんれんを玄関に引き入れ、話をする（と言うか説得）。「今日は休みなね」「いく」「泣きたい気持ちはわかるよ。嫌なら行かなくていいよって言ってるじゃん」「いく」「行くならそんなに泣いてばかりで、帰る～とかあれもこれもイヤ～って言うのはしないの。学校では学校でやることがあるでしょ？やりたくなかったら休む。そんなに悲しい気持ちで行くのは楽しくないでしょ。決めなさい。」学校に行くからには「ここまで」というものがあるのも現実。１年３組には同じように不安な気持ちで学校に来るお友達だっている。先生の手を欲してる子もいる。それをわかって欲しかった。でも、こんな言い方じゃよくないのもわかかっていた。どこも気持ちに寄り添ってない。まーちゃんの幼稚園の時間も迫っていてつい強い口調。朝から緊張しっぱなしの毎日。弱音や余裕のなさががでてくる…。「いく」「じゃ、送るね」そして教室まで…。ちょっと不安そうにこっちを見た。れんれんの登校に気がついたお友達が廊下に来てくれた。一日、事あるごとに泣いたり、拗ねたりして過ごすんだろうな。幼稚園はすっかり遅刻。こんなこと…とさらりと笑ってかわせるようになりたい。

  2007.04.23

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• 学校はすべての子供に居心地がいいのか

  金曜日にテレビを見ていたら、室井佑月さんが透視をしてもらう･･･というのをやっていた。「周りの子と同じことをするのが本当に嫌だった」と言っていた。それは別に人と違うことがしたいとか、みんな同じでつまんない･･･というような感覚ではなく、「理解できなかった」という感覚のようだった。「とても苦しかった」というようなことをお話されていた。みんなと格別に違った感性。ごくごく少数派。ほとんどの子が同じように過ごしている時間にあたりさわりなくあわせることの苦しさ。学校に行き始めたれんれんのことを考えた。ほんとうに彼が望む場所なのだろうか･･･みんな学校に行く。ほんとうにそれが幸せなのだろうか･･･先生や学校と話をする。もちろん私だってお家でできることは精一杯やる。彼の負担や不自由さが少しでも軽くなるように･･･でも、ズレていってしまわないだろうか。れんれんは毎日元気に家をでる。お友達もたくさんれんれんを助けてくれる。先生も「どうしたらいいかな」と考えてくださっている。いろんなアドバイスもある。理解し支えてくれる仲間もいる。以前の私ならこの状況をもっと前向きに捉えて喜んだ。でも、たまに思う。れんれんが心落ち着く場所を･･･と思って、土日はアトリエに行ったり、自然をより身近に感じられるところへ出掛ける。そうするといつもいつも忙しい。学校のこともたくさんある。どうして学校の中で、こんな時間をとることが出来ないのか。どうして学校に時間を取られてしまう･･･と感じてしまうのか。いろんな子供がいる。学校の中で楽しくやっている子もいる。でも、学校のカリキュラムの中で大きく息を吸えない子もいる。前向きになったり、こんなことを思ったり･･･なんだか心がざわざわして落ち着かない。私がこんなんではいけないなあ･･･と思いつつ、1週間がまた始まる。

  2007.04.22

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• ドキドキの授業参観

  初めての授業参観。ほとんど心境としては･･･「怖いもの見たさ」歩いている途中も、「現実をちゃんと受け止めよう。受け止められる･･･」とぶつぶつ暗示をかけて･･･。さて、国語の時間。あいうえおの詩（？）みたいのを皆で音読。列ごとに分かれたり、前から一列ごとに立って読ませたりと子供たちが授業を意識できるように進められていた。後ろから見てると、ときどきばらばらと教科書が戻ってしまうれんれん。「ありゃりゃ･･･」と思う私。でも、自分でお隣のお友達のほうを覗き込んで、ページを探してる。「どこなの」って泣かなかったねえ。えらい！！感心していると、子供たちが一斉に手を上げている。「あ」のつくことばの発表がはじまった。れんれんはじっとして、聞いているのかどうなのか･･･？ほとんど全員があたったあとで、「まだのお友達は立ってください」と先生。発表してないれんれんは座ったまま･･･そのお友達もそれぞれに発表をして座る。「みんなできましたね」授業が進む･･･次は「あ」のつく文章を･･･とその時、「れんれんさんがまだでしたね･･さあ立って･･･あ　のつく言葉何かな？」れんれんはぎこちなく立ち上がり･･･「あんこ　です」と言った。私的には拍手喝采。「れんれんさんが今言った言葉で先生ひとつ思いつきました。　あんこはあまいよ　あいうえお。」お友達が楽しく笑った。「れんれんさんありがとね」胸がすーっとした。それにしてもほんとうにお友達が助けてくれる。ひらがな練習帳のページが違えば「先生、れんれんが違うページです」と言ってくれ、うまく消しゴムで消せなくて「消せない～」といえば消してくれ、休み時間、うんていの途中で飛び降りるのが怖い～とべそをかけば抱きとめてくれ、給食の机は向かい合うように動かしてくれ、もたもたしてるとランドセルは持ってきてくれ、････みんな同じときに入学したのに、ほんとに頼もしい。よく泣いているようで、「れんれんが泣いていてねえ」と教えてくれる子もいる。ひとり小さな子が1年生のクラスに来ちゃった感じ･･･先生はかなり個別に対応してくれている様子。何事にも時間がかかりすぎている今。何となく「個別支援級」の話が出てきそうなそんな予感がしている･･･。もっともっと時間が欲しい･･･それは待ってもらえるのだろうか････れんれん、ほんとうに頑張っているとしみじみ。

  2007.04.20

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• 役割

  「れんれんのいるクラスで保育が出来てとてもよかった」幼稚園で卒園生を送り、年度末最後の職員会議で･･･れんれんの担任だった先生がこう言ってくださっていたことを他の先生から伺った。全体リレーのときに、なかなかみんなと同じモチベーションになれなかったれんれん。走るのだってそんなに速くない。最初は「勝つ」にこだわっていた子供たちの気持ちに変化が出てきた･･･。みんなで走ることの大切さ。遅い子がいたらその子を振り返る優しさ。どうやったらうまく行くだろうと一生懸命に考えていた。1年間の保育を通して、子供たちのそんな場面にたくさん出会えたと･･･。先生には本当にお世話になった。そんな風に思ってくださってこれほど嬉しいことはない。共に学んでいくのだともっと堂々としていたい。れんれんの役割がちゃんとある。そう思った。

  2007.04.13

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• 自信

  れんれんは　うんてい　にはまっている。幼稚園のうんていをずっとコツコツと練習していて、今日はいくつ進んだ、今日はいくつ進んだ･･･と周りにも応援されながらすごした時間は、彼にとって宝物なのだと思う。卒園間近にすべてを渡り終えて味わったその思いは彼にとって自信そのものなのだと思う。小学校にもうんていがある。入学式の日に見つけた。その日はうまく出来なかった。でも、もう出来るようになっていて、休み時間にはいっつもやっている様子。れんれんにとって「うんていをする」ということはすごく深い思いのあることなのだと、昨日凹んで帰ってきていろんなことを考えてるうちに、ふとたどり着いた。なんで今頃そんなことを･･･である。「出来たんだ。すごいね」ってのは表面的なことだった。一生懸命に次の棒へ次の棒へと上を向いて、手を伸ばす姿をもう一度よく思い起こしてみた。真剣な顔。渡りきったときの満足そうな顔。そして「もう一回」と何度も何度も挑戦する。ひとつひとつ積み重ねていくことを心と体でちゃんと知っているれんれん。ママのほうが見えていなかったね。場所は小学校に変わったけれど、れんれんの本質は同じ。小学生になったからって、大事なことまで変わることなんてない。笑顔がとても素敵で、優しくて、のんびりで、頑張り屋さん。昨日はごめんね。

  2007.04.12

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• 学校の生活～がんばるれんれん

  給食のお手伝いに行ってきた。れんれんの学校では来週いっぱい新一年生のクラスにお母さんたちが何人か給食のお手伝いをしにいくことになっている。ちょっと早めに行って様子もみようかなあ～と行ったのが悪かった（？）完全にみんなの活動とずれているれんれんがそこにいた。配られたプリントをたたんで連絡帳袋にいれているお友達。給食が始まるので机の上を片付け始めているお友達。給食当番の支度を始めるお友達。いつまでも水色のクレヨンを握って絵を描いているれんれん。プリントは配られたときのまま。「終わりだよ。片付けて」といいに来た女の子の声も届かない。いつまでもクレヨンの箱が机の上にあるのが気になる私。声をかけてもいいのか･･･先生が側にきて、絵の裏にちゃんとお名前がかけていることを褒めている。ランドセルを持ってきて連絡帳袋と給食袋をもってくるように話している。立ち上がって行動を起こさない。給食当番もやらないと言っているらしい・・・。先生にべったりくっついて離れない。他のお当番のお母さんもやってきた。顔色がさーっと青くなるのを感じた。落ち着いてとてもれんれんを見ることができない。心ここにあらずのまま、給食のお手伝いをした。給食当番の白衣も着せてもらい、何もお当番らしいことをしないまま、脱がせてもらい･･･。ぶどうぱんも牛乳もいやだ。コールスローのようなサラダもいやだ。ミートソースのペンネをほんのちょっとだけ食べる･･･。それもずっと見たまま。お代わりをしにくるお友達に「えらいね」と言ってよそいながら、私は泣きそうだった。見ているしかなかった。何か言ったり、手伝ったりしないほうがいいと思った。一度だけ廊下につれだして、「大丈夫だよ。お当番もできるよ」と手を握った。楽しそうに給食の時間がすすむ。食べるのかな･･･しばらくしてちょっと私を振り向いて、｢食べてみる」と言った。そしてお皿にあるほんの少しのペンネを全部食べた。切なくて切なくてたまらなかった。こんな中でほんとうにたいへんだろうな･･･と思った。みるみるうちに新しいことをこなしていく子供たち。れんれんが過ごす時間よりも何倍も何倍も早く進む。気がついたら私は息をとめていた。帰り道、集団下校を送ったあとの先生にまた出会った。先生は私の心の内を察したに違いない。「お疲れ様」ととても優しく言ってくださった。「お手をわずらわせてばかりですみません」とうとう泣いてしまった。「何を言うの。こちらこそ行き届かなくてごめんなさいね。　まだ、どの子もあたふたしているからね。」「誰もしてませんよ･･･」「しっかりしているように見えても違うのよ。　れんれんさんはほんとうに頑張っているでしょ。　いろんな子がいるからね、ほかの子もいろいろだからね。」「申し訳なくて･･･」「申し訳ないなんて言わなくていいのよ。ゆっくり見ていきましょうね」お家に帰って連絡帳を見たら・・・　れんれんさんは、毎日一生懸命新しいことに挑戦しています。　　頑張っていることが分かります。・・・・と書いてくださっていた。あんなに頑張らせてもいいのかな･･･と、何度も今日のれんれんの顔が浮かんだ。そんなキモチ。頑張っていける強い子だと思うキモチ。今はただ時間が必要だな･･･と見守ることを大切に･･･。これが一番強いキモチ。

  2007.04.11

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• どうつきあう？先生

  学校２日目。「この間はみんながいっぱいいてびっくりしちゃったの。今日は大丈夫」力強い言葉とおり、はりきって学校へいった。休み時間にうんていをしたこと、その後で給食のお話があったこと･･･を話してくれた。でも、「持って帰ってきてよ」とお願いした手提げ袋を忘れてきたので取りに行くことに。（近いのはほんと～にありがたい）下駄箱はまだいまいち場所がつかめていないけれど、教室の場所はスタスタと･･･。ランドセルの棚に手提げ袋。何でここにあるのを見て持って帰らないかなあ･･･ふと机の中をみると、ふでばこと教科書が２冊残っていた。みんなの机の中には何にも入っていない様子。「ぜんぶ持ってかえるんでしょ？」「ごめんね」「ごめんね･･･はいいんだけど、先生のお話聞いてね」「うん」何だか様子がわかったような･･･。と、偶然にも下駄箱のところで担任の先生にばったり。「どうですか･･･先生」恐る恐る聞いてみる。案の定･･･全体での指示が通らないらしい。れんれんの側まで来て指示したり、手助けをしている様子。手先の不器用さも手伝って、物事がさっさと進まないれんれん。たくさんのものが入っているランドセルから言われたものを見つけ出す･･･。難しい。どのくらいれんれんのペースを守ってもらえるか。強要したり、焦らせたり･･･は彼が萎縮して、ますます物事が進まない。かといって、集団生活。ゆっくりのペースにもほどがある。私としては今の時点で「出来た」「出来ない」はたいした問題ではない。「学校に楽しい気持ちで出向く」そのことを第一に考えている。けれど、「出来ないこと」が増えるときっとそんな気持ちではいられなくなる。れんれんの「やりたい」を大切にしたい･･･でも･･･。一応先生には伝えたがうまく伝わったか自信がない。先生だって他にも生徒がいるし。そのあと、これまた偶然にも個別支援級の先生に出会った。「入学前に一度、個別支援の教室を見学させていただいたのですが･･･」と言うと、「れんれんさんのお母さんだったのですね･･･。３組にはお邪魔しているのですよ。」れんれんのクラスに個別支援級と関わりながら･･･というお友達がいる。その子の様子を見る中できっと、「ん？」というれんれんには当然気がつく。「れんれんさんは　出来ないよ　わからないよ　というサインがちゃんと出るので、　全体の中で気がつきやすいですね。　もう少し時間を重ねていけば、先生とのそこらへんのコミュニケーションが上手く　いきますよ」心配だということを遠まわしに言われたのか、将来性のあるいいコメントだったのか･･･正直なところ、先生とどう接していいのかわからないのが本音。何度も言うが、本当に近いのでこうやってマメにちょくちょく学校へは行くつもり。ついでに何かの委員もやるつもり。始まったばかり。焦らない。焦らない。れんれんを信じて。気がつけばぶつぶつと念じている私。

  2007.04.09

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  清々しい時間

     幼稚園のＯＢ会で山登りに行った。この山は「年長さんの遠足で登る山」。遠足前に足腰を鍛える（？）ため、少し長い距離をあるいたり、アスレチックみたいなところへ出向いたり、幼稚園の森で急斜面を登ったり･･･という修行（？）をして臨む。そんな風に子供たちにとっては思い出深い山。春休みになると「年長さんを終えた子供たち」と父兄が参加できる、今回のような会が設けられる。私は山登りと言っても子供たちが登ったんだから～とちょっと軽く考えていた。ところが、わりに険しい。滑りやすい沢の脇。アップダウンの激しい細い道。鎖をつたっての岩場。「すごいね、れんれん･･･よく登れたね～」「うん」「ママけっこう大変だよ～。難しい山だねえ」「大丈夫？」ちょっと歩いただけで「抱っこ～」って言っていたのはいつだったっけ。幼稚園の森や段差の大きな階段を危なっかしい足取りで歩いていたのにね。ほんとうに３年間で強くなったんだね。桜の花びらがひらひらと舞っていて、木々はとてもとても青くて、心地よい風が吹いていて、最高に気持ちの良い一日。また来年も登ろうね。

  2007.04.07

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• 泣きながら…でも。

  今日は初登校。真新しいランドセルにいろいろ入れて、小さなれんれんはよろけそう。うちは小学校のすぐ裏手。近いのはいい…としみじみ。そんなに近くても最初の一週間は集団登下校。６年生が教室まで連れてってくれるらしい。さて、れんれん。みんなが集まるに従い表情が曇ってきた。学校最寄り地区のせいか結構な人数。なのに知らない顔がほとんど。高学年の子達は大きいし…。その場はがやがやごちゃごちゃ。「ママ…」小さな声で呟いたかと思ったら、突然オイオイと泣き出した。雰囲気に圧倒されて不安になったのが手に取るようにわかった。「行かない」「いいよ、帰る？」「ママも行こう」「いいよ。ママと行ってもいいんだよ」帰りかけたり、でも踏みとどまったり、私の手を握ったり…れんれんの中に起こる葛藤。「だいじょうぶだから～（泣）」そう言って、昨日ダイエーで選んだスヌーピーのハンカチで涙を拭きながら列に加わった。見送ったものの気が気じゃない私。長い列の後をこっそりとつける。門をくぐり昇降口の手前で立ち止まるれんれん。どうしたんだろ…。大きなお姉ちゃんが３人、れんれんの肩をトントンとしたり、お話をしている。れんれんはまた歩きだした。下駄箱前でもお世話をしてくれている。地区のお世話役のママが、「れんれん上履き履けたかな。お姉ちゃんがクラスに一緒に行ってくれるよ」と言ってるのを聞いて、物陰から伺う怪しい私もホッ。ほんとはクラスまで付いて行きたかったけど、れんれんに見つからない自信がなかった。「大丈夫」と頑張って言ったれんれんの気持ちに水を差したくなかった。大丈夫じゃない時は必ず私の手を取るだろう。うちに帰ったら８時１５分。集合場所へのお迎えは１２時１０分。長かった…。でも、列に並んで帰ってきた時の顔はニコニコ。「おかえり。どうだった？」「ただいま。楽しかったよ。」「よかったね。何した？」「…。」「…。」まあ、れんれんですから…ということで。

  2007.04.06

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