計算がちょっとだけ好きに
れんれんは夏休みから毎日くもんのドリルを一日2枚やっている。本屋さんでシンプルな計算ドリルを・・・と思って探していたら、くもんのがぴったり。字が大きくて読みやすいし、答えがかきやすいし、ぎっしり感がない。今は「引き算のひく1からひく9まで」というのをやっている。同じものの2冊目。これがスムーズにいくようになったら、もう一つ上のものをさせるつもり。 くもんや百ます計算といった、高速大量反復計算・・・なるものにずっと否定的だった私。でも、れんれんと勉強を一緒にしてきて思った。ある程度の計算力、数字の組み合わせ、そういった感覚はつけておくべきだと。 問題を読んで、何を導き出すのかを考えて、その背景を想像するといった力は、ただ計算ドリルをじゃんじゃんやったからといって身にはつかない。れんれんは「体験すること」がないとなかなか結びついていかないので、具体物をつかったり、絵を書かせたりといった方法もとても大切。なのでこちらはこちらでちゃんとフォローすべきだと思うけれど、ある程度の数字を扱える力はやはりれんれんの場合、他の子よりもたくさん数をこなさないといけないな~と感じている。 以前は1枚やるのにもすぐ、「わかんない~」「ママ~」と言ってた。いきなり数字がずらずら~と並んで、不安になり拒絶感が沸くようだった。だから、そばでいっしょにやったり、表だけにしてみたり、ひとりでやるのは残りの何問かにしてみたりしていた。でも、いつの間にかひとりでさらさらっとできるようになっていて、「出来たよ~丸つけして~」と言う。でも、本人がやりたいといわない限りは、ここで欲張ってもう一枚やらせないことにしている。(ついもうちょっとと思うから私はぐっと堪えて・・・笑)とりあえず夏休みが終わってからは2枚まで。1枚の日もある。1枚終わるごとに、巻末についているシートにシールをはり、全部終わると裏側が賞状になっている。1冊終わったときに、「がんばったね」とほめた。「こんなにたくさん、れんれんがやったんだよ」と。 自分で「くもんだ」と取り組むようになってきた。そんなこんなのがんばりで、計算する力がついてきたように見える。学校のひっ算の宿題プリントもひとりでできる。これはすごくすごくれんれんにとって自信になることだ。 巷で、いいといわれる勉強法はたくさんある。逆によくないっていわれる勉強法もたくさんある。 その時その時、れんれんの様子を見ながら、私が感じたり、勉強を一緒にしている先生と考えたりして選んで行けたらと思う。