~民族大移動~厄年スパイラルinベトナム出張日記2
お寒うございます。まあ・・・もうすぐ2月。寒くて当然の季節なのでございますけれどもね・・・なんだか年々冬が嫌いになっていきます。寒い寒い2月生まれの私ですがねぇ~~~。空気のキメが細かくて、冬の夜空とか朝の空気とかとても好きなのですけど。しかし寒いのは、だんだん苦手になってまいりました。なんだか急にこんなことを考えるのは・・・燦燦とお日様の輝くベトナムから帰国したばかりだからかも。←本日のオススメ。人気のストレッチワンピース。重ね着で使えるので、この時期はもちろん・・・春までガッツリ活躍すること間違いなしでございます。インにタートルを着ると本当に暖かい♪詳しくはJasmine.HPでチェックしてください。http://www,maomaojasmine.jp本日も、ベトナム出張記の続き。↓↓群集のドタバタを避けて、ジャスミンは、大半の人間が搭乗した後・・・最後に機内へ。しかし、機内は未だに騒然としておりました。とにかく、全員がすごい荷物なのでございます。加えて・・・赤子や幼児もてんこ盛り。後ろの状況を気にせずに荷物を棚に上げる者・・・泣き出す赤子・・・はしゃぎまわる子供たち・・・席を間違って座りトラブルを起こしているご老人。まさに・・・民族大移動的機内でございます。タイワニーズ客室乗務員もすでにキレ気味。。。ジャスミンは、後方の席まで歩を進めました。いや~~~見事に満席!!2-4-2の大きめの機体にぎっしりと人が埋まっておりますわ。「うへぇ・・・・」しかし、みんな本当に楽しそうな顔でございます。家族の繋がりが深いベトナミーズ。年に一度、テト(旧正月)にベトナムに帰り、親兄弟や親戚に会うのが本当に楽しみな様子です。「ま。楽しそうだしね。。。」妙な理由で己を納得させて・・・己の席を探すと・・・そこはまさに子供5人連れのアメリカンベトナミーズファミリー一団の陣取る席のど真ん中。(アメリカに住む親戚一団で移動中ですな。オトナは若干ぎこちないエイゴでしたが子供たちは完全なアメリカ英語で喚いてましたよぅ。)前後と隣席を、ガッツリ挟まれて・・・「オセロだったら間違いなく私はベトナム人になってるところだ。」と妙にウマイことを考えちゃったりしましたわ。喚く、泣く、叫ぶ、はしゃぐ・・・な子供たちもやかましいですが・・・「あんたたち!!!静かにしなさい!!」「ちょっと○○!ちゃんと前向いて座りなさい!!!!」・・・なんてヒステリックに大声で英語で叫びまくるお母様がイチバンやかましい。。。しかしジャスミン、もう登場ゲートの段階で、覚悟は決めておりました。コンナノ・・・ヘイキダ。飛行機事故よりずっとマシ。まあ・・・事故に近いくらいうるさいけども・・・そう考えることにいたしまして・・・ヘッドフォンを装着し大音量で映画を見ながら、なんとかベトナムまでの飛行を耐え忍んだのでございました。耐え抜くこと4時間。ええ・・・忍耐がビトクの国、日本国の生まれジャスミンは、そのとき達成感で一杯でしたわ。チャイナエアは、無事にホーチミンへ着陸。むっとした空気と共に、あたりのベトナミーズの顔が益々綻ぶのが目に見えてわかります。遠い海外に住んでいて、年に1度(いや、毎年は無理なのかもしれませんね)家族に会いに帰る。そりゃうれしいでしょうね~~。着陸した途端に席を立ち・・・「Sit down !!!!Ple~~~~~ase!!!!」と完全にキレてる客室乗務員の姉ちゃんに怒られるベトナム人多数。。。う~~む。。。気がはやるのは解かるけんどもね。。。ところで、ホーチミンの空港は新しくなっておりましたわ。つい数ヶ月前にオープンしたばかり。日本のODA援助によって作られた空港でございます。見違えるほど綺麗に、そして広くなっております。私がはじめてベトナムを訪れた10年ほど前は・・・空港が停電したりしてたけどねぇ。ベトナムも変わっていくな~~~。。。感慨深げにイミグレに向かいますが・・・いや~~。安心しましたわよ・・・。スタッフの仕事ぶりは、ちっとも変わっちゃいませんわ。チンチンタラタラ・・・共産国のコウムインって特にツカエナイ。中には、音楽聞きながら半分遊んでいるやつまでいますわ。私が並んだブースの男なんて、私がパスポートを差し出したら投げ返し・・・「向こうに並びなおせ!」なんて言うのだ!「Why???」と尋ねても無視。仕方がないので別の列に並びなおして見ていると、ヤツは隣のブースに遊びに行ってくっ喋っているだけ~。つまり「お仕事に飽きた」んだわよね。ハラの立つ話。「おまえら!この空港は日本の援助で立ってんだぞ!!!!」と叫びたかったですわよ。ま・・・どの国でもコッカケンリョクには逆らわないほうが身のためなので・・・止めておきましたけど。しかしハラの立つことばかりだわ。憤慨しつつ、パスポートをふんだくり・・・荷物をとりに参ります。しかし・・・そこも戦場でした。先ほど、飛行機に乗っていたあの莫大な量のベトナム人たちがそれぞれに荷物をとるのです。その量というのがハンパない!!!1家族に・・・空港の馬鹿でかいカート2~3台分!!(山盛り)その方たちが、コンベアの一番前にカートを何台も横付けして荷物をとっているもんだから・・・ジャスミンは入る込む隙間もないのでございます。観察していると、1つのカートにでっかいスーツケースが3個、その上に巨大なダンボールが2個3個・・・。「すごい・・・。テトパワー。。。」しかも空港職員の仕事は、すさまじくトロい!!!!!!!あっけにとられまくって・・・結局、己の荷物がとれたのは・・・待ち続けて約1時間後。「ホテルからの迎えの人間が待ちくたびれてるだろうな。。。」そう思いながら、空港の外に出ますと・・・そこには、出迎えの人!人!人!!!感動の再会のために花束を持って並ぶ子供たちや、家族で迎えに来ている人々。その他、プラカードを持ったホテルからの迎えの人々と、関係ない野次馬たち。ホテルの迎えを探すのにも一苦労。しかしね。探すまでも無かったのですわ。だって。迎えなんか来てなかったんだもの。 続く。