[タイの旅]の記事一覧 | アジア時間

～ホテルのロビーで待ちぼうけ～ジャスミン＆ママン　タイ・ベトナム旅行３

バンコク１日目の夜・・・父の友達であるタイ人のＢさんとＷさんと一緒に食事をすることになったジャスミンとママン。夕方７時にホテルのロビーで待ち合わせしたのですが・・・「待ち合わせまでちょっと時間があるから、街ん中行ってみようばい。」ということになり準備をはじめました。が・・・。それまで若干怪しげだったお空の機嫌が・・・急に悪くなり始めました。雨。いや・・・日本の雨とは勢いが違う激しいスコールでございます。「あ～～～あ。これじゃ・・・外行かれんね～～～。」窓を見ながら恨めしそうなママン。明日は、アユタヤに出かける予定にしておったんですが・・・大丈夫かな？？？しようがないので、シャワーなんぞ浴びて（ここのシャワーの水温調節は難しかったですわ。ほんのちょっとの具合で熱湯になったり冷水になったりかなり極端。。。）しばらくのんびりした後・・・７時間近になったので待ち合わせのロビーに降りたのでございました。外はまだかなり激しい雨。。。ロビーの椅子に腰掛けて、お二人を待ちます。しかし・・・３０分待てども・・・来ない。４０分を経過したとき・・・私の携帯電話にＢさんから電話が入りました。「ゴメンナサイ！！！渋滞がヒドクて・・・進みません！急いで行きますから！！！」とのこと。タダでさえ、渋滞しがちなバンコク。雨が降ると尚更なうえ・・・ちょうど帰宅ラッシュと重なる時間帯。「あ～～～こりゃいつになるか解らぬね～～。」私は長時間このロビーの趣味の悪いフランス風のソファに座ることになるだろうと覚悟を決めました。暇なので、ママンと人間ウオッチング。このホテル。やはり・・・日本人率がかなり高いようです。若い子達は多分・・・大学生くらいか？？？日本人の若い女子は皆、同じようなベージュ系の帽子をかぶり・・・ジーンズか７分丈のパンツを履き・・・手にガイド本を持ち・・・バッグは斜めがけに持ち・・・暑いのに長袖のカーディガンを着ているのですぐに解ります。完全日焼け対策ルックですな。日本のおじさま達は・・・ジミ色スラックスにポロシャツ（もちろんスソはスラックスにＩＮ）＋セカンドバッグ・・・そして・・・必ず傍らには素人さんじゃない感じの、しかしあまりレベルは高くなさそうな短いスカートのタイ人の女の子を連れていらっしゃる。（後でタイ人女性に聞きましたが・・・もっとレベルの高い美女は・・・　中華系のもっともっと金持ちのオヤジにくっついてるそうな。）連れのタイ女性が本当につまんなそう～にしているのが面白いでございます。うっしっし。そんなおじさまを、じ～～～～っと凝視していると必ず逃げるようにして足早に立ち去られるのが面白く・・・ジャスミンはしばらくそんな遊びをしておりました。ぬふふ♪アメリカ人は・・・皆半袖短パン。ハッキリ言って小綺麗とは言えない格好ざますわ。ロビー脇に小さなプールが付いておったんですがね・・・水着にバスタオルでうろうろしておる輩も多いざます。ま・・・自由なお国柄。中華系はどこまでもやかましく・・・金持ち華僑系・・・金持ちシンガポール系はこんな安いホテルにはおらず・・・たまに見かけるのは携帯電話を持ったサラリーマン風。ヨーロッパ系の若い男女の小金持ちバックパッカーもどきもたくさん。カレラは５～６人の集団で行動。おもしろ～～い！！！タイって本当にいろんな国から人がやって来るのですわ。そんなこんなで人間観察しておったら・・・１時間半が経過～。しかし・・・２人ともやってこないのさ。。ママンはくたびれて・・・また寝そうになっておりますし・・・。（喋ってないときは寝ているか食べている。）すると・・・私たちの向かい側のソファに・・・中華系のおじさんになりかかったお兄さんくらいの年齢の方が座りました。彼は、何やら大きなビニル袋を持っております。彼は座るとすぐに・・・その袋をガサゴソと開け・・・中からリュウガンのような果物を一房取り出しました。そして・・・パリパリと皮をむくと・・・黙々と食べ始めたのです。その果物はリュウガンのごとき風貌でございますが・・・（リュウウガン＝ロンガン＝実はライチににているけれど、皮がライチほどごつごつしておらずベージュのつるりとした感じの果物。中国や台湾でもよく見かけます。）ジャスミンが卑しんぼうな目で観察したところによると・・・リュウガンではなさそう。リュウガンより若干大きめ。。。はて？どこかで見たような？？？卑しんぼうなのはどうやらママンの遺伝らしく・・・ママンも・・・「ジャスミン！あれは何だろうねぇ～。」と怪しく目を光らせておりまする。何だろうか？？？じと～～～っと２人で物欲しそうな目で凝視していると・・・その卑しんぼうな眼差しに気が付いたのか・・・彼はその果物を頬張りながらこちらを見たのでございます。ニヤリ。微笑みの国タイですもの。郷に入っては郷に従えってもんざます。笑っとけ！すると・・・彼は中国語で・・・「君たち中国人？」と訊ねましたのです。「うんにゃ。日本人ばい。」いやいや。ジャスミンだってこのくらいの中国語は出来るとです。彼は会話を英語に切り替え・・・そして・・・「よければ、どうぞ！たくさんあるから！！」ナント！！！！彼はその謎の果物を一房！私たちに恵んでくれたのでやんす！！いや～作戦勝ちといいますか・・・それとも・・・よっぽど物欲しそうに見えたのか・・・。恥。「ありゃ～～～。すんません。こりゃまたどうも～。ありがとうございます。」私たちが丁寧に礼を言うと・・・コレはモンモン（そう聞こえた。）という果物なのだと教えてくれました。話を聞くと・・・彼は中華系のベトナム人でございました。商売でタイに来ているそうな。「いや～君の顔は中華系だし・・・君の母親はタイの顔だし・・・　何人かな～～～？と思ったけどまさか日本人だとは思わなかったよ。」・・・と言い残し・・・彼は立ち去って行ったのでした。きっとこれ以上ここに居たら、他に何をねだられるか怖くなったのでしょうか？決して恐喝してませんのよ？？？笑。ご厚意で、珍しい果物を頂いたのでございますわ。謝謝でございます。こちらが貰った果物。見た目はでっかいリュウガンざます。でも・・・・むいてみると・・・何だか・・・みかんチック。。。これってどっかで。。。食べてみると・・・グレープフルーツ風の味！！！酸っぱくない甘みの増した優しいグレープフルーツみたいですわ。・・・。これ・・・昔ベトナムで食べた事があるかも。。。ママンはコレがいたく気に入り・・・「よし！！！コレを山ほど買いたい！！！」と鼻息を荒くしておられましたわ。いやいや。でもそれほどに旨い果物でございましたわよ。ジャスミン母子が、人様が買った果物を頂いているところに・・・ＢさんとＷさんが・・・２時間遅れてやっと登場！！！！！時刻は９時！！！！９時ですよ！！！２時間もロビーに居たんだわ。。。雨はまだ降り止まない様子です。「ではではプーパッポンカレー（カニのカレー）が美味しいレストランへレッツゴー！！」４人で日本のガイドブックでもお馴染みソ●ブーンへと向かいましたヨ。着いたレストランは・・・日本人の団体客でにぎわっておりました。入り口には小泉純ちゃん（総理）の来店時のお写真が。。。ちょうど選挙前でしたのでタイムリ～でございましたよ。メニューを広げる間もなく・・・ママンは・・・「く～かっぽん！カレー！」をオーダー。・・・。だからプーパッポンだってばよ。。。これがその・・・ワタリガニのカレー炒め。特にこのレストランが美味しいとされています。が・・・。名物に旨いモンなし。小泉さんに中身なし！（失礼）・・・。あまり美味しくなかったですぅぅぅぅ～～～～～～。（←小声）他にも色々頼みましたけども・・・どれもこれもあまりぱっとせず・・・価格もかなり高め。なのに食器は「ぷらっちっく」でございます。サービスも悪いし。。。（次の日に行ったレストランは随分安かったけど、雰囲気もサービスも良く、しかも・・・食器はセラドンを使ってましたわよ。）久々にハズレ。。。「お父さんはウソをついた。ク～～カッポンは・・・イマイチだった。」と振り返るママンでございますが・・・あれはレストランが悪かったのですわ。（日本のタイ料理屋のが旨い。）その後、ガイドのスリナムさんに聞いたところ・・・「あのレストランは美味しくありません。でも高い。。。　何故日本人が行きたがるのか解らない。」とのことでございました～。・・・。そんなもんよね。ガイドブックを鵜呑みにするなかれ！！！それでも・・・ＢさんとＷさんとのお食事はとても楽しく・・・バンコクの市会議員さんらしく話題は「日本の選挙」についてでございました。特にＷさんってば・・・本当に日本の政治にお詳しく・・・「私はイヤだけど自民圧勝って気がするわ！」などとおっしゃっておりましたヨ。当たりましたね。Ｗさん。ホテルに戻ったら午後１１時。日本じゃ・・・午前２時ですばい。。。その日はとにかくヘロヘロで一日を終えました。明日は、アユタヤに船で向かいます。日帰りなので・・・朝は６時半に出発でございますぅ～～～～～。寝なきゃ。。。そう思ったら・・・ママンはすでに隣のベッドで高いびきでございましたよ・・・。さて・・・長くなりましたので続きは明日。

ジャスミン＆ママン　タイ・ベトナム旅行２～微笑みの国よ　ぽっぷんこ～～ん～

機内ではひたすら寒さに耐え・・・ヘッドホンでジャズなんか聴いちゃいながら・・・読書にふけるジャスミン。２冊目を読み終えたところで・・・着陸３０分前となりました。機内食を平らげてからは、隣で白目をむいて寝ていたママンを・・・「おいおい。もうすぐタイにつくたい。」とお馬鹿な洒落で揺り起こします。「う～～～～ん。すっきり。よく寝た！」全くもって羨ましい身体でございます。このお方のＤＮＡがもっと私の中に入っていたら。。。若干その割合は不足気味だったようなので、ジャスミンは寝不足のままですわ。飛行機はどんどん下降をはじめ・・・眼下にはバンコクの街が迫ってまいりました！！！ぽっぷんこ～～ん！！！（←ママンの造語。＝こんにちはの意）微笑みの国！無事に離陸すると・・・先ほどまで寒さで震え上がらんばかりだった機内の乾いた空気が暑い国特有のねっとりとした厚みのある空気と一瞬にして入れ替わったのを肌で感じました。現在、雨期のタイ。空はどんよりとくすんでいます。どんよりとしていても、何だか気持ちまでグレーにならないのは・・・私が旅行者だからかしら？（イイエ。ロンドンでは何だか着いてすぐに憂鬱な気分になったもの）それともこの国の空気が「まったり」として「おおらか」に波打っているから？？？いよいよ長い旅の始まり！！旅の始まりは、いつもわくわく。素敵な旅になりますように！素敵な人達に出会えますように！そして素敵な商品を仕入れられますように！我先にと飛行機を降りようと（中国人ベトナム人はホント慌てるな。。。）あわただしくなった機内でジャスミンは、軽く目を閉じて祈ったのでございました。まずは・・・やったらめったらのんびり～～～～～～なイミグレーションでひとしきりイライラ。。。でも・・・仕事も遅い、態度も悪い中国に比べりゃ・・・笑顔だけでも見せてくれるこの国は好感が持てますわ。（中国出張がイヤになったらどうしよう。）それから・・・ぐるぐる回るぐるぐる荷物置き場（←ママン命名）からでっかいシルバーグレイのママンのスーツケースとジャスミンのソライロスーツケースを「よいしょ」と取って迎えの待つゲートへ。迎えに来てくれていたのは・・・現地の旅行会社のガイドさん。スリナンさん。「サワディーカ～～～！！ようこそ！バンコクへ！！！」と可愛らしい笑顔で迎えてくれました。この彼女。小柄で可愛らしく溌剌としていて本当に愛らしい。ジャスミンよりちょっと下くらいかな？２４？２６？って思っていたら・・・ナント！！！「はじゅかしいですが・・・３７才です。」（恥ずかしいですが３７才です。）とのこと。。。・・・・・・・・・。「さんじゅうなな？？？？」この子は日本語で数字を勘定出来ぬのではないか？そう思い訊ねてみるも・・・「サーティーセブン」と英語でお返事。。。恐るべし微笑みの国タイランド。ベトナム人も若く見えるけども・・・タイ人も・・・若く見えるな～～。「あなたは・・・いくつ？」の問いに・・・私が「もうすぐ３０」と答えると・・・「見えないですぅ～～。」だってさ。上手いな。こりゃ。日本人慣れしとります。笑。ホテルは・・・日本人観光客がよく泊まるマン○リン。（西洋人も多し！　ロビーには若いがあまり綺麗じゃないタイ人のお姉ちゃんを連れた中年日本人も多い。。。　ツレのタイ人姉ちゃんは皆びっくりするくらいのミニスカートでございます。　良い年したオヤジが鼻の下のばしてみっともないったら。はずかしい限り。）安いのですわ。このホテルがまた。。。でもチェンマイでは贅沢するので、お安いホテルで我慢我慢！！！！とはいえ・・・マン○リンホテルってば・・・以前泊まった台湾のパラ○イスホテルを彷彿とさせるような雰囲気なのでございます。嗚呼。懐かしい。。。呼び起こされる忌まわしい記憶。何と言いますかね。やはりラブホテルチックな調度の数々。ロビーにあるカフェの男性店員が、どピンクの制服なのも何だか淫靡ですわ。（淫靡か？笑）オヤジのどピンクジャケットに目を奪われていると（もう林家ぺーパー夫妻みたいなのさ）ニカッ！・・・皆・・・笑う。ピンキッシュなオヤジに微笑まれてしまいました。カフェには客が少なく・・・その割に従業員の数が多いのです。ピンクのスーツオヤジが暇そうにたむろしている姿はそれはそれで。。。良し！！全て許そう！！！君の笑顔に乾杯さ！！！（←寝不足で若干壊れ気味）荷物はポーターに任せて・・・先にお部屋へイン。「わ～～～～～～～～！！！！」先に声を上げたのはママン。「小汚なか～～～～。」パラ○イス同様・・・ロビーはキンピカ、部屋は質素。笑。・・・・。まあね。。。一泊１２００円程度ですよ。良いのです。。。３泊だしさ。「わ～～～ベッドマット寝にく～～い♪ビヨンビヨンするな～。」「わ～～～！窓小さい～！監獄みた～～い♪」「わ～～～！バスタブが欠けてる～～～～～♪」と楽しい奇声を上げていると・・・トントンとノック。どうやらポーターが荷物を運んでくれたみたいです。ドアを開けると・・・・「ありがとごじぇましゅ～～～」と・・・何故か礼を言いながらポーター君登場。・・・。礼を言うのはこちらの方ですわ。。。「謝謝！！」と礼を返すママンはすでに中国語も混じっておりまする。。。何でもアリな海外対応型ママン。何人か判別不能。荷物を部屋に運び入れてもらい・・・チップを渡すと・・・「こんにちは～～～～」と出て行きました。・・・。不思議な国じゃ。。。（逆ですから！！！笑）まあ・・・愛想が良くて可愛いので許しましょう。うちのママンも必殺「ポップンコ～～～ン♪」と挨拶していたのでおあいこですわよ。時はもう夕方。あれだけ機内食やらおやつを食べていたママンですが・・・「夕食どうする？」とすでに夕食の心配でございます。・・・。本日は、父の友人のバンコクの市議のＢさんとＷさんと一緒にお食事予定！もちろん！！ママン念願のプーパッポンカリーを食べに行くざます！！お二人にお電話して・・・夕方７時にロビーで待ち合わせることに致しましたのよ。うふふ。ホテルの小さい窓から、バンコクの空を見上げると・・・何だかさっきよりどんより・・・どよどよ。ああ・・・一雨来るかもしれませぬ。夕方の雨って・・・困るな～～～～～。果たしてＢさんもＷさんもホテルに予定通り着くかしら？？？だってここはバンコクですよ。雨が降ったらバンコク名物・・・・・・ＴＨＥ　渋滞！！！これがハンパじゃなくってよ。。。涙。長くなりましたので・・・続きは明日♪＊ホテルではマッサージも呼べますが・・・　こんな顔の男性が来たら怖いので呼びませんでした。　ホテルのパンフレットにあった絵。見ようによっちゃ・・・ワイルドな男前。　でもジャスミンの趣味じゃないのよね～～ん。笑。＊

ジャスミン＆ママン　タイ・ベトナム旅行１～始まりはいつもメシ～

さてさて・・・本日は出張日記の第一話。８月２９日。今回一緒に旅立つママンとは、福岡空港で待ち合わせでございます。空港について・・・「どこにいるかな～～？」と辺りを見渡すと・・・何やらドドメ色のタイシルクのワンピースを着た怪しい女が一人。。。そのワキには・・・作務衣姿の人相に悪い奥目のオヤジが立っておりまする。・・・。間違いなく・・・ジャスミンの両親でございますわ。。。近づかずとも解ります。どこに行っても・・・カレラは一目で発見可能な生き物でございます。そうね。ジャングルに生きるは虫類だったら、すぐに天敵につかまるはずだわ。（逆に、目立ちすぎて敵も及び腰ってな動物ですな。）それくらい周りにはとけ込まない夫婦ざます。「お・・・おはよ～～～～。」朝早い為にへろへろなジャスミンをよそに・・・いつも早起きなカレラはとってもお元気。「遅かやんね！早うお土産を買わんと！！！」・・・。ママン。まだチェックインカウンタはオープンしとりませんが。。。現地で会う予定になっている知人友人へのお土産をしこたま買い込み・・・ママンが食べるおやつもごっそり買い込むと・・・（←何故かキャラメル。）「さ～～て朝飯を食いに行くか！」とオヤジ。。。・・・。いつも朝ご飯を食べない私はどうでも良いのですけども。朝、５時起きで出てきたカレラは腹が減っておったのでしょうね。機内食も不味いし・・・ということで飛行場のビュッフェレストランで朝食を食べてから搭乗したんでございます。飛行機に乗り込むと・・・すぐにママンがスチュワーデスの姉ちゃんをつかまえて何か言っている。。。「寒いので毛布を頂けますか？」確かに機内はもの凄く寒い～～～～～～～～～。なぜに中華系の航空会社の飛行機の気温はここまで下げてあるのかしらん？？？中華系の人間がいつもカッカ！カッカ！しているからか？？？笑。どうでもいいが寒い。。。この寒さに耐えるのは・・・中華系の人間のごとくカッカ！カッカ！（つねにアグレッシブ）してみるか・・・それともアメリカ人なみの感覚を持ち合わせなければなりませぬ。（アメリカ人はいつでもどこでも薄着なのですわ。）繊細でちんけな日本人には毛布なしでは無理ざます。が・・・ママンが話しかけたお姉ちゃんは中華なお人のようで・・・通じていない様子。「ブランケット下さい！」と私が代わりに英語で言おうとしたら・・・ママンが先に満面の笑顔で言っておられました。「バゲット！！バゲット！！ぷり～～～ず♪つ～～！つ～～！ね」（毛布が二枚欲しいらしい。）惜しい！！ブランケットとバゲット。似ているけどだいぶ違うわよ。ママン・・・。しかしね・・・出てきましたよ。。。ブランケットが２枚。。。（解ったスチュワーデスの姉ちゃんスゴイ。）嗚呼。会話って・・・気合いと根性なのねぇ～。な～～んてしみじみ思った次第。私ってば何のために英語の勉強しているんでしょう？と思う瞬間。（あまり見入れて勉強しよらんばってんが。）頂いたブランケットにくるまって・・・まずはトランジット先の台北までひとっ飛び！わずかな時間だけど、朝早かったから少し眠ろうかな。。。そう思った瞬間に・・・隣からは・・・ガフガフ・・・フガガ・・・とママンのいびきが聞こえておりましたわ。（まだ離陸前ですわよ？？？）さすが。お休み３秒の女。ママン。間違いなく海外向きな身体です。羨ましいわ・・・。鋼鉄の機体が・・・まじないのごとく浮き上がり・・・やっと水平飛行に入ったころ・・・ジャスミンはやはり若干の体調不良と寝不足でウトウトとし始めました。すると・・・私を揺り起こすモノがアリ。「ねえ！あんた、チキンとフィッシュはどっちにするね？？？」ママン・・・。あなた・・・さっき朝ご飯食べたじゃない？？？？？「げ～～～。私お腹一杯だし・・・いらんよ～～～。」要らぬ。が・・・ママンの言い分は・・・「機内食まで入ってのチケット代だからもったいないじゃない！」だそうな。。。それはそうでやんすが・・・。「でもママン・・・台北～バンコクでも機内食出るんだよ？？？」とジャスミン。そんなに律儀に機内食を平らげていたら・・・動かないし・・・ブロイラーの鶏みたいなもんだわよ。しかしね・・・「でも見てみるだけでも見てみたいじゃない！どんなのがメニューか知りたいもん～～～。　ちょこっとずつでも食べたらいいじゃないの。私がチキンにするけん、ジャスミンは魚ね。」・・・とのことで・・・やって来ました機内食。しかしねぇ。。。ハッキリ言って・・・中華系の飛行機会社の機内食で美味しかったためしなし！！！いつもと同じわけですよ。何度食べても同じ！！メニューが変わっても似たような味！米に何やらあんかけ風の魚か肉がぶっかけられている。。。胃をやられている私は何だか食指が動かない～～～。食欲のないブロイラージャスミンは・・・鶏のごとくチョコチョコとつっついて・・・おしまいにしてしまいました。ママンはね。。。３分の２は平らげておられましたが。。。ママンよ。テンション上げすぎですから。。。なんたって１２日間なんですから。。。ぼちぼち行きませんと・・・身体をこわしますわよ・・・。そんな心配も余所に・・・機内食をデザートまで平らげた彼女はまた、あと３０分あまりという台北までの距離を熟睡しておられました。嗚呼。羨ましい。勿論、台北の空港でもトランジットの間中・・・眠り・・・そして・・・今度はバンコク行きの飛行機の中でも・・・熟睡。。。いくら早く起きたからって・・・よくもそう眠れるもんです。もう早起き分くらいはとうに取り返しておるでしょうにね・・・。そしてきっと夜もしっかり眠るんでしょうね。（寝る子は育つ＝育つはずだ。）嗚呼。羨ましい。結局彼女は・・・台北～バンコク間も機内食サービスの間にしか目を覚まさず・・・ひたすら任務のごとく眠り倒したわけですわ。。。私？？私は・・・持参した本４冊のうち・・・２冊を読み終えたんでした。もっと持っていくんだった・・・。これじゃ・・・帰りに読む分が無くなっちゃう～～～～。それより・・・私の方が身体がもつか心配になってきた。。。＊機内食の改善を求む～～～。これならおにぎり２個とか出た方が良いな。＊いよいよ明日は・・・タイ上陸！「ク～～カッポン！で・・・こんにちは！」