[アジアな人々] カテゴリの記事

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  やって来ました！！！上海ギャル日本上陸！！！

  世間は明日から３連休らしいですね？？羨ましい～～～～～～～。涙。私も連休が欲しいです～～～～～～～。中国も春節で長いお休みに入っています。そう・・・上海の友人Ｙちゃんも・・・。今日、Ｙちゃんが福岡へやって来ました。店があるので迎えに行けなかった私の代わりに、父が出迎えに行ってくれました。が・・・なかなか「今、会えたよ」と電話がかかって来ません。心配していたところ。。。つい、先ほど・・・「やっと・・・会えた・・・」と父から電話が入りました。「１２時１０分に着く予定。」とのことでした。しかし・・・この便は延着することが多い為、父は少しゆっくり目に飛行場へ向かいました。いつも、到着ゲートの前で４０～５０分は待たされる為です。しかも・・・今日はどうやら道も混んでいたらしい・・・。彼が遅れて飛行場に着くと・・・なんと、今日という日に限って・・・その便・・・早着していたのです。しかも・・・Ｙちゃんの姿が見えないという・・・。う～～む。入管で留められた？？？いや・・・ちゃんと書類もそろえて渡したはず・・・。まあ・・・早着していたのなら・・・電話でもよこすだろうと思っていたのですが、連絡は無し。心配した父が・・・うろうろしていると・・・アナウンスが流れました。「ジャスミン２５さま～ジャスミン２５さま～～Ｙさまがお待ちです～♪」むむむ。ジャスミン２５？娘の名前じゃないかい？？ということは・・・係員に尋ねようと歩き出した時です。向こうから、入管の係員のおじさんに連れられたＹちゃんが歩いて来たのだとか。何でも、Ｙちゃん・・・私の名刺も・・・身元引受人になった父の名刺も・・・父の会社の連絡先のメモも・・・招へい状の写しも・・・何も持ってきて居なかったのです！誰とも連絡が付かず・・・解ったのは私の名前のみ。で・・・困った入管のおじさんは、私の名前を空港内アナウンスで呼んで貰っていたというわけ。その上で・・・彼女を連れて到着ゲートまで私を捜しに来ていたというわけです。（つうか・・・メールで父が迎えに行くと連絡していたのにな～～～。）しかし・・・良いおじさんだ！！入管の人間であまり良い人間を見たことが無い私ですが・・・いや～～～今日はいいおじさんに当たったみたいです。人によりますが・・・「入国出来ませんよ。」と言われる場合も多いとか・・・。ああ・・・ひとまず安心。そして先ほど、彼女が店にやって来ました。うふふ。元気そう。空港では５０分近くも待っていたのだとか。ごめんね。Ｙちゃん。許しておくれ。・・・でも・・・日本側の連絡先のメモくらい持って来ましょうよ。笑！！明日から、１８日まで彼女は日本に滞在します。明日から３連休はチョロン（彼）が案内するらしいけど・・・さてさてどうなることやら・・・。 ＊Ｙちゃんと・・・さて・・・指輪。 ルビーのところだけツメがゴールドです。ダイヤのツメと他はプラチナ～。まあ・・・普通にかわいいです。普通が一番！笑。

  Feb 10, 2005

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• 近くて遠い？遠くて近い？会えない時間は愛など育てぬのだ！

  いよいよ１０日に、Ｙちゃんが上海からやって来ます。彼女は２度目の来日です。彼女は、昨年、東京大阪を巡るツアーで一度日本の地を踏んでおられます。ちょうど・・・昨年の秋口くらいだったと思いますが・・・突然電話が鳴りました。出てみると・・・Ｙちゃんから。「今、大阪にイマス。　ジャスミン２５、会いたいから今からおいでよ。」・・・・と・・・。う～～む。確かに・・・新幹線に乗れば大した距離ではありません。が・・・遠いよね？？？？？ハッキリ言って・・・福岡空港から上海行きの飛行機に乗り、上海へ飛んだ方が近いのです。「新幹線に乗ってもかなりかかるんだよ。大阪まで。」という私に・・・「イエ、近いですよ。地図で見ました。移動出来る距離じゃない？？」とのこと・・・。これだから・・・中国人は・・・。中国人の「近い」は信用してはなりません。道を尋ねて・・・「近いから歩いていける」なんていう言葉を鵜呑みにするととんでも無いことになります。笑。私は上海から・・・某地方都市まで・・・「近いから、車で往復出来る。」という中国人の言葉を信じて大変な目にあったことがございます。朝、７時に出発し・・・車でえんえんと・・・６時間。６時間！！！６時間ですぞ！！！！！結局、用を済ませて帰って来たのが・・・夜中の１２時前。ええ・・・確かに日帰りですとも！！日帰り出来ましたわ！！！しかし！！！決して近く無いではないか～～～～～～！！！！！これって国土の大きさの違いからくる、考え方の違いでしょうか？日本は・・・中国に比べると・・・小さい小さい国です。モノサシが違って当たり前かもしれませんね。彼らの言うところの・・・「大阪～福岡間」なんて・・・近い近い距離なのかもしれませんな。まあね・・・便利な乗り物もふえましたので、大阪や東京へ行くのもそう・・・遠くは感じなくなりましたが・・・やはり「ちょっと出ておいでよ♪」って距離じゃない気がしますわ・・・。中国人から見ると・・・日本人の遠距離恋愛なんて・・・ちっとも遠距離じゃなかったりするのかしらん？？？最終電車の出発間際のプラットホームで抱き合う２人を見ても・・・きっと大した感慨が無いのかもしれません。笑そのくいらいの距離なんて・・・会いたくなったらスグにレッツゴー！！なのかも。全ては私の推測でしかございませぬが・・・その辺は、Ｙちゃんが日本に来たときにゆっくりお話を聞きたいな、と思います。他の国ではどうなのかな～～～？？？近いって・・・どのくらいまで？？？遠いって・・・どの辺まで？？？すごく・・・気になります。

  Feb 6, 2005

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• うふ♪上海男児ワン君からのメール・・・

  本日は少し空気がゆるんでいる気がします。雨が降るのかな？？さてさて・・・本日の話題は・・・上海で知り合ったある男の子について。うふふ。最近、上海からちょくちょくメールが届きます。上海の友人上海ギャルＹちゃんからでもなく・・・我が優秀通訳ハンでもありません。メールをくれるのは・・・ワン君。以前の（昨年の）上海出張で仲良くなった男の子です。以前、上海に仕入れに行った際・・・服飾ばかりで無く、雑貨も仕入れたいな～～～と思った私は雑貨の卸しをしているマーケットへ迎いました。マーケットと言っても小さなもので、小売店が立ち並ぶビルの２Ｆとか・・・土産物店の集まるところの外れの辺りとかにひっそりと存在する場合が多いのです。（小売り店や、土産物屋が仕入れをする場所ですね。）普通、お店の人に訊いても教えてくれる訳が無いので私は『鼻』で探します。（笑）所謂・・・動物的な勘。アジア雑貨屋の勘です。笑。あまり外国人が入って来ないような場所に（入りにくいような場所に）ソレはあります。その時も・・・「こっちかな～」とブラブラ歩いていたら・・・ビンゴ！！！！！笑。雑貨やアンティーク、インチキ骨董品の卸売りマーケットを発見したのです。うふふ。狭い階段を上り・・・恐る恐る足を踏み入れると・・・そこは当に、卸売り専門の店ばかり。卸売り専門の店は、小売店のようにこざっぱりと洒落た風に商品をディスプレイしていないので一目瞭然です。（もちろん卸し専門なので、なかなか１個や２個では売ってもらえない場合が多いです。）ぶらぶらと商品を見て歩いていると・・・とっても上海レトロなポスターとポストカードを発見！！『かわいい～～～♪♪♪』実はとっても欲しくって、小売店で価格交渉をしてみたものの・・・あまりの高さに諦めて居た商品だったのです。欲しくてたまらないのですが、ここはグッと我慢をして平静を装い・・・「いくら？」と気取って質問。店のやり手そうなおばさまがすかさず・・・「何枚？」「そうね・・・２０枚～３０枚。あとポストカードも１００枚くらい欲しいな。」数がまあまあ大きかったので、おばさまも納得。「じゃあ・・・選びなさい。」と・・・ポスターとポストカードの山を目の前にドサリと出してくれました。価格交渉は後回しです。一生懸命にポスターを選んでいると・・・何やら背中に視線を感じる・・・。しかし、私は目の前の獲物と夢中で格闘中でございます。このポスター・・・。大きいうえに丸まっているので、選んで引き出すのが一苦労・・・。勿論、店のおばさまが手伝ってくれる訳もないし・・・その日はいつも着いてくるハンも学校の試験の為にいませんでした。たった一人で、大きなポスターと格闘。すると・・・「Let me help you・・・」（＝手伝いますよ・・・）と綺麗な発音の英語と共に背後から手が　にゅ～～っと伸びて来たのです。「？？？」振り向くと・・・そこには人の良さそうな年の頃は２６～２７才の男の子が一人立っておりました。『上海男児・・・やはり優しいわ～～～ん♪』などと思いながら・・・手伝ってもらうことになったのです。２つの事を一度に出来ない私は一先ず・・・ポスターとポストカードの選別に集中。黙々と選び・・・それを引き出し・・・引き出したソレを親切な上海男児に渡し・・・それを彼がきれいに重ねて行くという流れ作業をすること・・・３０分。「これで終わり～～～！」とおばさんに告げると・・・おばさんが数を改めて確認しにかかりました。「謝謝～。助かった～。」（←中国語と英語をチャンポン・・・）「いいえ、どういたしまして。　あなたは日本人ですか？僕の名前はワンと言います。　あの人は僕のおばさん。少しの間、おばさんの店を手伝っているの。」『店の子か～～～。』「はじめまして。私はジャスミン２５です。　日本人です。　英語がとっても上手ですね～～。学校で勉強したの？」と訊ねると・・・「ハイ。大学で勉強しました。　しかし、あなたも英語が上手ですね。」（←お世辞も忘れない上海男児。）『大学か～。どうりで・・・綺麗な発音だわ・・・。』「あなたは、観光で来ましたか？」「年に何回、上海に来ますか？」「上海タワーにはもう行きましたか？」「兄弟は何人ですか？」・・・・etc・・・ etc・・・おばさんが計算をしている間、彼は「久しぶりに得意な英語が使える！！」とばかりに私を質問責めに・・・。私だって・・・考えせずにペラペラと英語が出てくるほど英会話が達者なわけでは無いのです・・・。（疲）しかし、人の良さそうな彼なので・・・無視も出来ず会話は弾みました。そのうち数を数え終わったおばさんがやって来て・・・「ハイ！○○○元！」。高くは無い値段です。が・・・一応・・・「こんなに買ったんだから・・・少しまけてくれないかしら？」と交渉するとワン君も・・・「彼女は僕の友達なんだから、少しまけてあげて！」と加勢！！『う～～～ん。良か子ばい～～。』結局・・・とってもお安くしてもらえました。うふふ♪買い物が終わったので店を去ろうとしても・・・ワン君なかなか離してくれません。笑。「日本のどこから来たの？」「日本で何をやっているの？」などと更に質問攻め。笑。「福岡よ～～ん。」「店やってんのよ～～ん。」と適当に答え・・・「日本に行ったことある？？」と質問すると「まだ行った事が無いんだ。行ってみたいよ～。」との事。「あら・・・じゃあ・・・もし日本（福岡）に来たら、連絡しなさいよ。」と名刺を渡すと・・・「僕も。」と名刺をくれました。「上海に来たら、必ず僕のに電話して！　それから、僕のメールアドレスも書いておくからね！！」そう言うと・・・名刺にサラサラと携帯番号とアドレスを書き添えて渡してくれました。（勿論・・・メールアドレスを教えてくれ・・・というご要望にお応えして私も名刺の裏に書き残してきましたよ。）結局、店を出て通りに出るまで・・・買った荷物も持って着いて来てくれ、（重いし・・・一人じゃ危ないから・・・だって～～～～！！優しい～～～！！！！）タクシーを止めてまでくれたんですよ。（上海を案内してくれる・・・というお誘いは丁寧にお断り・・・）いや～～！上海男！！素敵過ぎる！！と思った一件でございましたね～。出張から帰って・・・ＰＣを開くと・・・何やら見慣れぬアドレスのメールが届いていました。件名は英語。『誰だ？？？』（←忘れていた・・・）開けると・・・ワン君。【無事に帰り着きましたか？　君と上海で出会えてとても嬉しかったです。　僕たち、ベストフレンドになれそうな予感がするね。　僕は日本語を勉強することに決めました。　今度、君が僕に日本語を教える、僕が君に中国語を教える・・・良いアイディアでしょう？　また、上海で会いましょう。　今度は上海の街を案内するからね。　このメールを見たら、君もメールをくれると嬉しいよ。　あなたのメールを楽しみに待っています。　　ワンより】う～～む。ちょっと嬉しいメールじゃないですか？笑。うふふ。　　　　　　　　　　　　　　返信【上海ではいろいろありがとう。　とても英語が上手なので驚きました。　また上海出張する際には連絡しますね。】それから・・・２日後・・・。【お元気ですか？　今日は、僕の写真を送ります。　君も何か良い写真があったら送って下さい。】添付された写真は・・・３枚。ワン君が、公園で『男前ポーズ』をとっている写真と・・・ワン君が、中国の観光地で『男前ポーズ』をとっている写真と・・・ワン君が、家のソファーで『男前ポーズ』をとっている写真。・・・・。どれも往年の若大将シリーズの加山雄三のようなナイスポーズ。さて・・・どうしたものか・・・。適当な返事を送って（写真は送ってませんよ！！笑）放っておいたのですがそれからこの手のメールがちょくちょく・・・。もちろん・・・『男前ポーズ』付きね・・・。先日は【今度はいつ上海に来ますか？】の質問も。・・・実はその後、１度、上海に行ったのだけど・・・連絡しなかったのよね～～。何となく・・・。時間も無かったし・・・。上海男児のあの優しさにはちょっぴりクラリと来つつも・・・あのナルシストぶりの甚だしい写真はどうしても許せないジャスミン２５なのでした。笑。なかなか坊ちゃん風の可愛い男の子だったけどな～～。

  Jan 22, 2005

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• 値切りの神様＞上海ギャルＹちゃん＞ハン≒ジャスミン２５

  さて・・・そろそろ春物の仕入れの時期を決定しなくては・・・と思っているジャスミン２５ですが・・・日本は春物が店頭に並ぶのは・・・早いところで２月の中旬です。早いよ・・・。近所のファッションビルの販売員のお嬢さん方は、４月にはノースリーブをお召しです。寒いよ・・・。ついでに・・・８月末にはブーツをお召しの方も。暑苦しいよ・・・。まあね。お洒落なみなさんが仰るには・・・「お洒落は我慢」げな。（～げな＝～ですって。）私は寒がりで暑がりなので・・・きっと無理ですな。ちなみに前回上海出張の際、仕入れ先に「春物はいつ出るの？」と訊ねたところ・・・「春モノは春。夏モノは夏。秋モノは秋。冬物は冬。」とのお返事を頂きました・・・。（ある意味正論・・・）まあ・・・仕入れ先がそうなので・・・Ｊａｓｍｉｎｅ．も・・・「春モノは春。夏モノは夏。秋モノは秋。冬物は冬。」で行くしか無いでしょう。笑。（でも・・・キッチリ素敵なモノを仕入れますから待っていて下さいね♪）しかし・・・今回の仕入れの問題は・・・ハンが通訳を出来ないかもしれないこと。ハンはずっと私の通訳兼仕入れ業務を手伝ってくれていた日本語学校の女の子なのですがこの春、就職する「かも」しれないのです。彼女は「後輩を紹介します。」と言っていますが・・・紹介してもらうにしてもはじめは仕事を覚えてもらうのに時間がかかりそう。（きっとハンの友達だから・・・天然キャラが来ると思うし。）だから、次回の仕入れは誰か慣れた人をもう一人お願いするしかなさそうです。頭脳明晰、日本語堪能の友人の上海ギャルＹちゃんは・・・仕事があるために土日しか付き合って貰えない。とすると・・・やはり・・・友人Ｔさんの奥さんの専業主婦Ｈさん。（中国は夫婦別姓です。良いな～。）Ｈさんは、３０代のとっても美人で頭の良い女性。しかし残念な事に、日本語が全く駄目。（もっとコミュニケーションがとりたいのに・・・残念なんです。）そんな言葉の通じない人を仕入れに同行させて意味あるの？？？とお思いの皆さん。彼女を甘く見てはいけません。ナント・・・彼女はスーパー値切り上手！！！友人、上海ギャルＹちゃんも相当な値切り上手です。回転の良い頭と巧みな言葉技で・・・値切る値切る値切る・・・。私とハンが束になってかかってもかなわないくらいの腕前！（というか・・・私も日本人にしてはかなり値切る方だと思うんですが　私には『日本人』というハンデがございますので。笑。）しかし・・・ＨさんはＹちゃんの上を行きます。Ｈさんと買い物をすると面白いくらい値が下がる・・・。彼女は中国人に珍しく（？）とっても穏やかな女性です。しかし、ニコニコと笑いながら・・・値切る・・・値切る・・・値切る・・・。『もうこのくらいが限界か？』と私が財布を出そうとすると・・・それを制して・・・更に値切る。笑。その実力は・・・一度、Ｈさんと２人で買い物に行き戦利品をＹちゃんをはじめ上海人の友達に見せたところ「ええ！！！そんなに安い値段でよく買えたわね？？？」と本気で驚かれた程。笑。その後・・・Ｙちゃんをはじめ友人達は、週末に買い物に行く時には『値切り名人Ｈさん』に同行してもらうようになったそうな。（↑ホントの話です。笑。）中国では買い物上手はちょっとした尊敬を集めます。よく中国人が「言い値で買うのはバカのすること。値切れないのは頭が悪い証拠。」というような事を言いますが値切るという行為は本当に頭を使いますし・・・。演技力も語学力も必要です・・・。やはり・・・ハンと私じゃ・・・大して値切れなくて当然なようですわ・・・。ザンネン！！やはり・・・今回は・・・私も『値切りの神様Ｈさん』にお願いしようかな・・・。しかし、まだ小さい娘さんのおられる彼女を毎日連れ回すのは気が引ける私なのです。ちなみに・・・値切り上手度合いを図式にすると・・・こんな感じかしらん？【値切りの神様＞上海ギャルＹちゃん＞ハン≒ジャスミン２５】（残念なことに頭の良さとも比例します・・・。　しかし・・・やはり日本人は気が弱いのかも・・・。）

  Jan 20, 2005

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• 高価なモノは要らないの・・・軽いモノが欲しいだけ・・・。うふふ

  さて・・・もうすぐ２月・・・。２月は実は私の誕生月です。うふふ。２月２５日生まれの争い事が嫌いな魚座でございます。昨年は、誕生日にチョロン（彼。日本人）から皮の手袋を貰いました。ベージュのバックスキンに・・・手首のトコロにもの凄いゴージャスなファーがついているやつ・・・。お金持ちのＯＬさんとかが持ってそうなヤツです・・・。日頃、かなりカジュアルなスタイルしかしない私に何故そんな手袋をくれたのかは謎です。う～～む。悪いが私の趣味では無い・・・。一昨年は・・・何故か・・・やたらコンサバなスカートだったわ・・・。（一度も履かなかったな・・・）私にどうしろというのか？？？（ＯＬになって欲しいのか？？？？？男の人ってコンサバティブな格好が好きですよね・・・）やはり中国式にプレゼントの買い物には同行するがよろし。貰って嬉しく無いプレゼントってそうはありませんが・・・（自分の為に何かを選んでくれる時間を取ってくれた事が嬉しいでしょ？）貰って困るプレゼントって・・・ありますよね？？？？中国人から貰って困るプレゼントのナンバー１は・・・ズバリ・・・【月餅詰め合わせセット（大箱）】。皆様・・・月餅ってご存じですよね？？？中華街などでもよく見かける中国のおまんじゅうです。私はあまり・・・好きではありません。まあ・・・小さく切って・・・ちょこっと摘むくらいだったら中国茶のお茶請けにいいかもしれませぬ。が・・・直径７センチほどの月餅でも１個食べたら最後・・・その夜は胸焼けして眠れないことうけあい・・・です。甘い！！！上に・・・おまんじゅうなのにちょっとアブラギッシュ・・・。が・・・頂いた【月餅詰め合わせセット】の内容とは・・・箱の中心に直径１５センチほどの月餅が２個鎮座ましまし・・・その周りに直径７センチのちびっ子月餅が１５個近く配置してあるモノ・・・。（持って帰って来るのも大変でしたわよ。）いやいや・・・その迫力ってば・・・。箱を開けた瞬間に、胸焼けが・・・ムカムカ・・・。涙。それは父の取引先の社長さんのＣさんから頂いたのですが・・・ナント・・・私と父とに１箱ずつ・・・。涙。中国人って・・・量とかあんまり考えないのかしら？？？４人家族に月餅大箱入り２箱って・・・。（Ｃさんは月餅やさんではございません。笑。）日本人で「月餅が大好きで♪」って言う人にあった事が無いので・・・なかなか人にあげるのもタメラワレル。しかし・・・せっかく人に頂いたモノを捨ててしまうのもヒドイ話ですし。で・・・父の会社のスタッフさん達に配りました・・・。運命共同体ってわけですな。お気の毒でございます・・・。次に困るのは・・・お酒。しかも、何といってももっとも面倒なのは・・・【素敵な陶器ツボ入りの紹興酒】など・・・。「酒好きならいいじゃん？」って思われたあなた！！液体は重いのじゃ～～～～！！！（しかも壺・・・）タダでさえ帰りの荷物が多い私。（商品も持てるだけは持って来るのでね。）荷物の重量超過料金を安くあげる為に機内にも持ち込めるだけ持ち込みます。なのに・・・【素敵な陶器ツボ入りの紹興酒】なんて！！涙。か弱いジャスミン２５の細腕に食い込む機内持ち込み荷物＋【素敵な陶器ツボ入りの紹興酒】の包み・・・。いや～～地獄ですよ・・・ほんと・・・。しかも・・・「お父様と会社の営業部長さんにも渡して下さい。」なんて持たされた日にゃ～～～！！（怒）しかし・・・相手は好意でお土産を持たせてくれているので笑顔で「謝謝・・・」という他はないのですよ。「お土産は結構ですから！！！！！！！」と言っても・・・「いいえ！いいえ！遠慮なさらず！！」と持たせてくれる彼らの律儀さ・・・。（この傾向は・・・台湾の人の方がひどいかも・・・。）ありがたいケド・・・なかなか複雑でございますよ・・・。くれるんなら・・・ちょこっと小さいモノ（軽いモノ）で良いんだけどな・・・。ふぅ～～～～～。（←ため息）しかし・・・こればっかりは・・・言えませんしね。ザンネン！！そういえば・・・昨年、韓国人の友人を訪ね・・・お土産で頂いた「高級壺入り蜂蜜」も重かったな～～～。（遠い目・・・）

  Jan 13, 2005

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• ええっ！イキナリそんな質問！？あなたの●●は・・・いくら？？

  本日は久々に中国ネタでございます。６年ほど前・・・上海で道を歩いているときに（さすがに最近は無くなりましたが・・・）いきなり知らないおばちゃんに声を掛けられました。そのおばちゃんは私が持っていたバッグ（日本で買った）を指さし・・・「ねえ、このバッグいくらだった？」？？？？？？はい～～？？？ナンデスカ～～～～？？？私もとっさの事に声を失い・・・じっとおばちゃんの顔を見てしまいました。が・・・おばちゃんもじっと私の顔を見返しているだけ・・・。「○○○元くらい・・・」私はやっと知っている中国語を絞り出すと・・・そのおばちゃんは・・・「ふ～ん。高い。○○元くらいが妥当なところ。」というような事を言って立ち去ってしまわれました・・・。たったそれだけのことを言う為に私に声を掛けたのかしらん？？見ず知らずのおばちゃんですよ？？？「何て失礼なヤツなのだ！！」と当初は憤慨していたのですが・・・それからそんな事があるわ・・・あるわ・・・。買い物をしていると・・・見ず知らずのお姉さんにいきなりスカートのスソを引っ張られ・・・「このスカートいくらだった？」と凄まれたり（ニコリともせずに聞くから怖い・・・）。上海の友人達と食事をしているときにも・・・・「ねえ・・・その指輪いくらだった？」「あなたのその時計はいくらで買った？」「そのサングラスいくらなの？？」などなど・・・。中国人ってお金の話題が好きなのか？？？？「それっていくら？？」の質問が多い気がしてなりません。（この質問は彼女達が一方的に日本人の私にする訳ではなく・・・　中国人同士でもよくあるみたいですよ。）そして必ず・・・「それは高いわ！その素材ならば○○元が妥当な線よ。」とか・・・「良い買い物ね。どこで買ったの？もともとはいくらだったの？」と・・・そんな展開になるのです・・・。（余計なお世話・・・）まあ・・・そのくらいの質問なら良しとしましょう。しかし中には、日本人からすれば・・・そんな事まで聞かなくても・・・っていう質問も。日本人って何となくお金に関することって『聞いちゃいけないこと』っていう感覚がありませんか？（私だけかな・・・）しかし・・・彼らにはその感覚があまり無いように思います。「ねえ・・・家賃いくら？」にはじまり・・・「あなたの月収いくら？」「旦那の給料いくら？」などなど・・・。それほど親しくない中国人からイキナリ質問をされてどぎまぎする事も多いです。しかし・・・決して悪意があって訊ねている訳でも深い意味があって訊ねている訳も無いようです。だって答えても「ふ～～ん」で終わることも多いし・・・。ただ単に興味があるっていうだけの様子。（話の繋ぎに言っているだけで別に興味も無いかもしれない・・・どうなんでしょ？？）素直でダイレクトな彼らは疑問に思ったら、質問せずにはおれないんでしょうね～～。（「あなたカツラ？？」とかも普通に聞くのかなあ・・・？）私も最近は慣れて来て・・・普通に答えるようになりましたケド。（成績表を他人に見せているようであまり良い気分では無いですがね～～。笑。）昨日、上海の友人の上海娘Ｙちゃんから新年のご挨拶メールが届きました。【あけまっしておめでとうございます。　今年もよろしくね。　　　お店のビジネスは商売繁盛ですか？　月にいくらくらい売上げがある？？　　　今度日本に行くときにまた色々お話しましょうかな。　一緒に貿易の商売しないの？　どう？しないの？？　　　　　　　　　　　　　　　】（Ｙちゃん・・・喋るのは得意ですが・・・文章を書くのは苦手なご様子。笑。しかし・・・相変わらず商売やる気マンマンでございます。）文末の「どう？しないの？」にはなかなかの迫力が。笑！！思わず「ハイ！」と言ってしまいそうですな。うふふ。そして・・・やはり・・・アノ質問。『月にいくらくらい売上げがある？？』う～～む。新年の挨拶にそう来ますか・・・。お寒い台所事情を偽り無く報告すべきかどうか・・・悩むジャスミン２５でございます。

  Jan 8, 2005

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• 我が妹ハンのお正月と・・・ジャスミン家のお正月。

  仕入れの時この服を選んでいたら・・・上海の友人Ｙちゃんに・・・「お正月の服ですか？」と聞かれました。「いや・・・そういうわけでは・・・」と言ったら・・・「お正月はこのようなメデタイ柄を着なくてはナリマセン。」といわれましたよ・・・。皆様もお正月用にいかが？笑。お正月といえば・・・先日、上海で通訳（妹分）のハンに・・・「お正月（中国は旧正月。今年は２月？）は実家に帰るの？」と訊ねたところ・・・「カエリタイ・・・でも・・・きっと帰らない。」とのお答えでした。彼女は山西省の出身です。上海から遠い・・・炭坑で有名な省です。「帰るんだったら・・・どのくらいの時間かかるの？」と何気なく訊ねると・・・「２０時間くらい。」とのお答え。「２０時間！？？」驚きです・・・。中国は広かですね。「飛行機はもっともっと速い。　でも飛行機はとてもとても切符の値段が高い。」とのこと。だから帰るときは電車で帰るんですって。で・・・２０時間。う～む。「帰らないんだったら・・・お正月は一人で過ごすの？」なんだか可哀想です。「いいえ・・・お姉ちゃんと過ごします。」とハン。彼女の言うお姉ちゃんとは・・・上海に住んでいる同じ山西省出身の人のことです。田舎の子はなかなか上海の人間と友達になりにくいらしく・・・同郷のもの同士「お姉ちゃん」「妹」と呼び合い仲良くしているケースが多いのだとか。私もその中の一人で学校の教員をしているハンが一番慕っている「お姉ちゃん」に会ったことがありますが、とても良い方です。ハンとも本当の姉妹のように仲が良いですし。しかし最近、その「お姉ちゃん」は体調が良くないらしいです。ハンが言うことから推測するに・・・心労・・・の様子。「山西省に帰りたい・・・」とおっしゃっているのだとか・・・。上海での生活はそれほど辛いモノなのでしょうか？ハンも辛い生活をしているのかしら？？しかし・・・とりあえず・・・たった一人で寂しくお正月を迎えるわけでは無い事が解って少しほっとしたジャスミン２５です。ちなみにジャスミン家のお正月は・・・実に慌ただしいモノです。昔・・・ひいおじいちゃんが・・・「商売家は、元旦から人がわんさか集まる家でなければならない。」と言ったそうで。。。元旦から近所のおじさんおばさん、取引先のおっちゃん・・・などがお年始にいらっしゃいます。人数は年々減りつつあり・・・今は１５人程度です。私が小学生の頃は・・・元旦だけで入れ替わり立ち替わり８０人近い人がお見えになっていました。玄関からあふれ出した靴を揃えるのが私のお仕事でしたね～。その人数の人々が・・・朝から晩まで飲み食いされるのです。その人達の為にお酒をつけ・・・料理を運び・・・それらは母と祖母だけでは間に合わず、そのために人を雇っていたほどでした。いや～それはそれは賑やかですよ・・・。酔っぱらいが廊下でへべれけになって寝ていたりするので子供の頃からお正月が大嫌いでした。（酔っぱらいがキライなのもこのころから・・・）母もお嫁に来たころからお正月が大嫌い。おせちだって・・・全部手作りだったんですよ～～！！しかも仕出し屋なみの量を作るんです。笑！！オババ（祖母）が隠居し・・・ほとんどの事をママンと私で取り仕切るようになってからは・・・いろんなモノを廃止しました。笑。ナント！今年は初めておせちも作りません！！ああ！！卵の「裏ごし」からやっと解放されるのです！（白身の裏ごしがまた・・・大変でございまして・・・）だって・・・身体が持ちませんから・・・。ジャスミン家のお正月についてはまた明日、詳しく書くことにいたしましょう。しかし・・・賑やかなお正月しか知らないジャスミンは・・・ある意味幸せなのかもしれませんね～。（家族だけの静かなソレも経験してみたいケド・・・）ハンも呼んであげたいわ・・・。＊＊＊　　『ASIAN STYLE　Ｊａｓｍｉｎｅ．』は１２月２７日までの営業です。　　　「オイオイ・・・早くないかい？」との声が聞こえますが・・・　　２８日が火曜で定休日。　　２９日になると、皆様バタバタで買い物どころではございませんでしょうし・・・。　　私も休めるときに休もうと・・・２７日までにさせて頂きました。　　新年は４日からです。４日は火曜ですが開けますよ♪　　福袋も販売いたします～。

  Dec 26, 2004

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• 上海ドリーム＆ハッピークリスマス♪

  クリスマスイブ・・・。私は久しぶりに日本にいます。振り返ると・・・５年前はベトナム。→出張４年前もベトナム。→出張３年前も上海。→出張２年前はソウル。→出張昨年はプサン。→遊び（クリスマスイブにサンゲタン食べてましたよ。お洒落でざんしょ？）考えてみたらチョロン（彼）と付き合いはじめて５年目（？かな？６年目かも。）一度も一緒にクリスマスを過ごしたことがございませんよ。今年が初めてですね。ヤツにあげるプレゼントを買うのをすっかり忘れていたので（実家の猫には買ったのにね。）今朝慌てて買いに行きました・・・。何かバタバタしている年末時なので、忘れちゃうんですよね～。みんながクリスマスで買い物や食事をして・・・景気が少しでも良くなれば良いですけどね。（一過性のものかもしれませんが。）ちなみに今年の男子から女子へのクリスマスプレゼントの予算額は上がっているらしかです。そして・・・女子から男子へのクリスマスプレゼントの予算額は・・・減っているらしかですよ。（いすれも小耳に挟んだだけのデータです。笑。）みなさんのところはいかがですか？私は・・・データ通り・・・減ってますよ・・・。さてさて街は・・・クリスマスイルミネーションで美しいです。あっちでキラキラ♪こっちでキラキオラ♪あっちでジングルベル♪こっちでジングルベル♪夜、出歩くと楽しい気分になりますね♪♪そうそう・・・私は先日の上海出張の際、とっても綺麗な夜景も見ました。上海の夜景といえばバンドが有名ですね。ナイトクルーズもとても素敵なんですが・・・うふふ。私、とても素敵なスポット知ってます。笑。それはＴさん家！！我が友人のＴさん（上海人男性）がつい最近、バンドの夜景を見下ろす場所にマンションを購入したのです。しかも・・・最上階！！！行って参りましたよ♪おニューのマンション。一昨年起業した彼が投資の為に購入した高級マンションです！！「僕のマンションに夜景を見に来ない？」な～んて言われちゃったワケ。笑。ただし・・・残念なことにＴさんには素敵な奥さんと、本当に可愛らしい娘さん（小学１年生）がいらっしゃるんですけどね。一度で良いからシングル男性に言われてみたいわ。いや～～しかし・・・とても豪華なマンションです。バブリ～～～！！！！！「いくらなの？」聞きたかったケド最後まで聞けませんでした。ケド・・・尋常じゃなく高いのはマチガイナイです。ワイタンに面した部屋の一角は全面ガラス張り！！そこからは・・・上海テレビ塔も美しく見え・・・眼下には無数の美しい光がさんざめいておりましたよ。それはそれは美しい！！そのバブリーゴージャスなお部屋でＴさんとＴさんの奥様Ｈさん（中国は夫婦別姓）と一緒にコーヒーを頂きました。Ｔさんは小さい頃、とても貧しい家に育ったと以前に彼の口から聞きました。「小さい小さい家でしたよ。　トイレも無いような小さな家です。」頭の良かった彼は、大学を出て・・・日系の企業に就職しました。一時期は日本で働いたこともあるのだそうです。長年コツコツと働いて・・・一昨年・・・ついに起業したのです。（日本企業で工場長をしているときに、ジャスミン２５はお友達になりました。）彼も上海の景気の急成長に乗った一人です。トイレも無い小さな民家に育った彼は、今ではワイタンの夜景を見下ろす高級マンションの最上階に住んでいます。「会社の景気はどお？」との私の問いに・・・「まあね。儲からないよ。でも・・・人に使われているよりはマシだ。」とのお答えでした。あまり仕事の話をしたがらない彼ですが・・・最近あまり元気が無いのが気がかりです。『上手く行って無いのかな？』何となく要らぬ心配をしてしまうジャスミン２５です。帰り際・・・「不動産の価格もそろそろ落ちる頃じゃない？」と要らぬことを言ってしまうジャスミン２５。すると・・・「知っています。僕も、売り時期を考えているよ。」とのお答えでした。上海の好景気も・・・あとどれだけ続くのか・・・？上海ドリームを実現した彼自身も・・・気がかりな様子でした。しかし、彼は賢いから失敗しないハズ！頑張れ！Ｔさん！今日はクリスマスイブ。Ｔさん一家もバンドを一望できるあの窓際に立って、ハッピークリスマスをお祝いしていることでしょう。メリー　クリスマス♪ああ・・・久しぶりにケーキを焼こうと思っていたんですが・・・やる気も無いし・・・材料も買ってませんよ。帰りにケーキ買って帰るかな～。つうか・・・「レストランに予約いれとくね！」と言って・・・それも忘れておりましたよ。

  Dec 24, 2004

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  律儀な上海男Ｋさんの・・・命がけの秘密・・・。

  さて・・・本日は知り合いの中国人社長さんの秘密について。私の父の親友の中国人の友人Ｋさん（今回は仮名）は、日本で会社を経営するやり手の社長さんです。上海にもよく仕事でいらっしゃっている様子。私と上海出張が重なることも多いのです。中国の方は、律儀というか・・・義理堅いというか・・・親友の娘が同じ時期に上海に来ているとなると、必ず連絡を下さいます。「一人で大丈夫ですから！」という私に・・・「いやいや、中国にいるときくらい世話をさせて貰わなければ、お父様に恥ずかしいです。」と・・・いつも食事に誘ってくれるのです。中国ではそうやっていつも誰かが私をかまって下さるので、夕食を一人で食べることなんてほとんどありません。本当にありがたいお話なのですが・・・。今回私は上海に行っていることをＫさんには内緒で行っていました。言うと何から何まで気を遣わせてしまうからです。それに、他にも気遣ってくれる知り合いや友人が上海にはたくさんいるので・・・私自身も気を遣い過ぎて疲労することも多いのです。笑。今回の出張の帰国前日の朝・・・ホテルの部屋の電話が鳴りました。出ると・・・Ｋさん。私が上海に来ているということを私の父から聞いた彼が電話をかけて来たのです。「上海に来るならどうして言わないんですか～。　水くさいですよ！僕も今、上海に来て居るんです。」とのこと。「お仕事で？」と訊ねると・・・「え・・・あ・・・ハイ。」・・・。何だか歯切れが悪い？「いつ帰りますか？」というので・・・「明日の昼の便です。」と言うと・・・「ええ！明日ですか・・・・・。」と何やら考え込んでいらっしゃいます。「夕食でも一緒にと思ったんですが・・・今夜はちょっと人に会わなければならないので・・・」とＫさん。「いいんですよ。しょっちゅう上海には来ていますし。　日本でも一緒に食事をする機会はあるではありませんか！」そう言う私に彼は「ゴメンナサイね！」を繰り返し電話を切りました。私は正直・・・ほっとしました。なぜなら・・・彼は相当なお酒好き。一緒に食事をすると、必ずお酒を飲むハメになるからです。しかし、私がほっとした理由はそれだけではありません。彼・・・飲むと・・・人が変わる。いや、絡んだり暴れたりする訳ではありませんからタチが悪い酔い方ではありません。ただね～へべれけになってしまうのです。笑。一緒に飲む人間は・・・大変・・・。私の周りには酒を飲む人間は多いですが、飲まれるタイプはとても少ないです。飲んで人格が変わるタイプは基本的に一緒に飲みたくありません。（陽気になる分はかまわないけれど・・・）が・・・彼にそんな事を言えるはずもなく・・・私は何度となく大変な思いをしているわけです。笑。父が一緒であれば良いですよ～。でも私一人では面倒見切れません。酔って居なければ、大変良い方なんですが。その日の夕方・・・今度は私の携帯が鳴りました。出ると・・・Ｋさんです。「今夜何とかなりそうです。夕食ご一緒しましょう。　７時に迎えにあがります。　　」とのこと・・・。う～む。誰か人に会うと言っていたはずなんですが・・・良いのかしらん？？夜７時。約束通りに、Ｋさんはやって来ました。いや・・・正確に言うと、Ｋさんの上海事務所の運転手さんが私を連れに来てくれました。運転手さんに聞くと・・・「Ｋさんはちょっと遅れるので、先にレストランにお送りします。」とのこと。『なんだ・・・やっぱり忙しいんじゃない！』忙しいのに、本当に申し訳ない・・・。本当に律儀な方です。レストランにつくとＫさんの友人や会社の方もいらしていました。しかし・・・Ｋさんはまだ。３０分ほどして・・・「ああ！すみません！！お待たせしました～。」と登場です。？？？しかし・・・Ｋさん何だか元気が無い・・・。しかも・・・少し酒クサイ？？『仕事してたんじゃないのかしらん？？？』会食は楽しく進み、いつものごとく紹興酒が登場～♪（Ｋさんは白酒を飲まないのが良いところだわ・・・）しかし・・・Ｋさん。何かを忘れるようにいつもの倍のペースでガソリン投入です。『仕事で何か問題があったのかしらん？』食事の間も何度も携帯が鳴り、その度に席を立つＫさん。私はもう申し訳ない気分で一杯です。しかし・・・紹興酒の空き瓶が増えるにつれてＫさんのテンションも上がって行きました。そして・・・「もう一軒行きましょう～～～～！！！！！」と・・・いつもの展開です。ここで断っても・・・彼は話を聞いていないので断れません。笑。しょうがなく、クラブへ同行です。クラブ『Ｊ』は綺麗な小姐がいっぱいのＫさんのお気に入りです。すでに酔っぱらってのご来店に、小姐達も苦笑。しかしここからがＫさんの真骨頂！！なのです。彼はある小姐に向かって・・・「あなた・・・とってもキレイね～。」（日本語）とベタ褒め。「ありがとう～♪」と笑う小姐に向かい・・・「でも・・・顔が大きいですね～。座布団みたい。」（日本語）・・・。座布団が何たるか知らない小姐も・・・「顔が大きい」という日本語くらいは理解します。・・・怒・・・ああ・・・怒ってる・・・。こっちは見ていてハラハラな状態なのですよ・・・。涙。もうこんな冗談の繰り返し。小姐を５～６人斬ったあたりで・・・Ｋさんの携帯が鳴りました。「○×△××！！！！□●×あっ・・・・」Ｋさんが喋っている途中で。。。電話は切れてしまったようです。『大丈夫なの？？』ジャスミン２５心配です。「Ｋさん・・・何かあった？」そう恐る恐る訊ねた私に・・・へべれけな彼は事実を明かしてくれました。彼は現在彼の奥様（中国人）と日本で暮らしています。上海には月１回ほどのペースでやって来るのですが、それは仕事もありますが・・・じつは。。。上海に住まわせている若い愛人に会うためでもあるのです。勿論、今回の出張も・・・愛人と「まったり」過ごす為。しかも・・・ナントその日は愛人○○ちゃんの誕生日だったのです！！それを聞いた私は慌てました。「いいの？Ｋさん！帰りなさいよ！！」だって。。。私のせいで愛人と別れるなんて・・・イヤじゃないですか・・・。すると彼はションボリして言いました。「イイエ・・・。今帰ったら・・・怖い・・・。殺されます。　現在彼女・・・もっともパワーアップしている。。。」・・・・。Ｋさんの怯えようと言ったらもう可哀想なくらいです。笑！！上海小姐！！恐ろしい～～～～。笑！！！結局・・・その日は彼が潰れるまで飲んで・・・（店の植木に顔突っ込んで寝てしまわれました。）彼の運転手が彼をマンションまで送り届けたのでした。その後・・・愛人○○ちゃんとどうなったのか・・・それは聞けずじまいです。仲直りしたとしても・・・タダでは済んでいないでしょう・・・。おそろしや。次の日、飛行場にいるところにＫさんから電話が入りました。「気をつけて帰って下さいね・・・」という彼の声は二日酔いのためだけでは無い哀愁が漂っておりました。そして・・・「あの・・・日本でまたお父様とも一緒に食事しましょう。　しかし・・・○○ちゃんの事だけは家内には内密にお願いします・・・　家内はもっと恐ろしいですから・・・。」う～む。上海男・・・浮気も命がけですな。しかしそれ以上に・・・愛人の誕生日よりも私との会食を選んだＫさんの律儀さに・・・感動です。笑。Ｋさん！私、奥さんには言いませんよ～！でも日記のネタにさせていただきました♪ ＊蒸しまんじゅう屋のおばちゃんです。＊＊蒸籠の中は山盛りのおまんじゅう！！＊

  Dec 19, 2004

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  デキル女は・・・何でもデキル！！デキル女Ｙちゃんの野望。

  長めのこのコート。私とても好きで・・・自分のも欲しかったんですが・・・。上海のお店にもこの１点しか残ってませんでした。Ｓサイズでかなり細身だったので、どうしようかと考えましたが・・・あまりのラブリーさに思わず購入。このシンデレラコート。お体に合うお客様をお店の片隅で待ち続けておりまするよ。さて・・・本日も寝不足を吹き飛ばして・・・上海ネタにレッツゴー！ですよ～ん。本日は親友の上海ギャルＹちゃんについて。私が彼女に出会った当時・・・彼女は日系企業の社長秘書兼通訳をしておいででした。外資系企業の秘書というのは、若い女子が憧れる職業ナンバー１だそうです。しかし当然、誰もがなれる訳ではありません。語学力があり、頭の回転が良く・・・良く気が利くタイプで無ければならないのです。（加えていうなら・・・私の知り合いの外資系企業の秘書はみんな美しい♪ということは・・・容姿端麗ってのも条件？？）Ｙちゃんは正にそのタイプ。日本語はとても上手。（時々イントネーションがおかしいケド、本当にペラペラ。）英語もまあまあ。（私と同じレベルです。笑）そして何よりもスバラシイのは・・・彼女の気配り！！頭の回転の良い彼女。話をしていても、常に相手が何をして欲しいのか、何がしたいのか、考えています。彼女の会社が休みの時など、彼女が私の買い付けに同行してくれることがあります。私は最近ハンと買い付けをすることが多いので、Ｙちゃんと一緒に買い付けをするとその手際の良さに驚くばかりです。ハンと私が２日かけてまわる店の数を・・・Ｙちゃんと一緒なら１日で回れるのです。言葉も通じやすいし・・・価格交渉も上手。私がボ～っと他の商品に気を取られて居る間に、インボイス（領収書みたいなものです）を店側に作らせたり・・・店の人間が気が利かないタイプだと、Ｙちゃん自らが紙とペンを用意してインボイスを書きはじめるのです。本当は私が最初に気が付かなければいけないところも・・・彼女が先に気が付いてやってしまう。う～む。何なのだ・・・。この安心感。笑。ハンと一緒に行動する時のバタバタした感じは微塵もありません。そう。彼女はデキル女なのです。そんな彼女。昨年、社長秘書を辞めました。女の子が憧れる人気職業を簡単に棄てた理由・・・。それは・・・「やりがいないじゃない？」というものでした。「もっと、実権を握れる仕事をしたい。」という彼女。次に選んだ職業は・・・日系企業上海支部のマネージャーでした。ナント・・・ヘッドハンティング！！やはりデキル女は、周りが放っておかないのです。そして先日。上海でまた彼女と会いました。ダウンジャケットに・・・黒のニット。細身のジーンズに・・・フェラ○モの靴。髪は・・・「オスカル」のごとき巻き髪で登場。笑。う～む。デキル女は髪の巻き方も激しいのです。挨拶をして・・・近況を報告して。彼女の質問はいつも決まっています。「商売はどお？」「日本で売れているモノは何？」「日本に上海に無い面白い職業は無いですか？」彼女・・・実は起業したいのです。しかしまだ何をするのかは決まっていない様子。しばらく話をしていると・・・「私ね、また仕事を変わるかもしれないヨ。」と、突然の告白です。「ええ？まだ半年くらいじゃない？今の会社入ってから？」驚くジャスミン２５です。「また、うちに来ないか、という誘いがあります。　不動産売買の仕事です。　もちろん日系の企業です。　なんかね・・・今のうちだったら上海で不動産の仕事は良いと思いますから。」またまた・・・ヘッドハンティングの様子。う～む。デキル女はつくづく周りが放っておかないのだ！中国では、割と職種をころころ変える人が多いです。「一生同じ会社に居続けるのは、能力の無い人のすることです。」ある日、Ｙちゃんが言った言葉です。う～む。アメリカン。「で・・・その会社行くの？　そんな急に辞められるの？だってマネージャーって結構な仕事でしょう？」ちょっと驚く私。するとＹちゃん。ニッコリ笑って言いましたよ。「辞めるは私の勝手です。でも今勤めている会社の人は泣くかもしれませんが。」うお～～～！カッコイイぞ！Ｙちゃん。デキル女は、自分に自信をしっかり持っているのです。上海の好景気を軽い足取りで駆け抜けていくＹちゃん。しかし・・・最終的な目標はヤハリ・・・起業。「人に雇われていても、美味しいところはみんな社長が持って行きます。　それならば、社長になるのが一番良いですね♪　　　　」う～む。そうかしらん？？今までの仕事で色々な人と知り合い、友達関係を築いてきたＹちゃん。本当に様々な職種に友達がいます。上海で仕事をする上で一番重要なのは、やはり友達。いかにいろいろな友達を持つかということがポイントのようです。きっと起業もそう難しいことではありますまい。彼女が社長になる日も近いかもしれません。そんな彼女。２月（旧正月）に日本にやってきます。目的は・・・「日本で起業に向けてのヒントを見つける為」なんだそう。ああ・・・あともう一つの目的は・・・「ロレッ○スの時計を買う為」なんですが。笑。デキル女は時計を買うために、日本にも足を伸ばす！Ｙちゃ～ん！待ってるよ～。温泉にも行こうね♪ ＊Ｙちゃんと食べに行った北京ダックのお店の小姐＊＊清時代の衣装です。　　　　　　　　　　　　　＊

  Dec 17, 2004

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  我が妹ハンの就職活動と・・・お姉しゃんの悩み・・・？？

  さてさて・・・本日は我が優秀通訳ハンの近況について。もう日記に何度も登場している彼女。最近では色々な人に「ハンちゃんによろしく♪」などとお声をかけて頂きます。ハンは私が雇っているアルバイト通訳です。まだ、日本語学校の学生で・・・日本人とあまり接したことが無い為に読み書きは出来ても会話はかなり難しいところがあります。何故、そんな役に立たなそうな通訳を解雇せずに使っているかというと・・・ひとつは・・・買い付けにおいて通訳はそれほど大切では無いということ。また・・・学生バイトの通訳はやはり安価であるということ。しかし・・・最大の理由は・・・彼女と私はもうすでに姉妹だからです。もう離れられないの・・・。「？？？」とお思いの方は以前の日記をお読み下さいね。ハンはとても元気でした。しかし・・・相変わらず日本語は・・・上達しておりませんでした。まあ・・・あまり期待もして無かったのですが。笑。さて今回、買い付けの途中で、昼食を摂ったあと・・・彼女が神妙な顔でこう言い出しました。「お姉しゃん・・・。話がアリマス・・・。」「なに？？」いつもになく深刻な表情に思わず姿勢を正すジャスミン２５です。「ワタシ、４月、会社デス　。もしかしたら。　その時、私じゃないトモダチを紹介シテもいいですか？」？？？コレを聞いただけでは意味が解りますまい。笑。しかし、つきあいの長い私は解ります。ハンの言葉の通訳が出来るのは、私くらいのモノでしょう。笑。彼女が言いたいのは・・・「私は４月には就職して、会社に入るかもしれません。　その時は、あなたの通訳が出来なくなるので、後輩の誰かを紹介しても良いですか？」と言うことです。『そうか・・・彼女は就職活動をする学年だった！！！』私は彼女がそんな年齢になっていることをすっかり忘れてしまっていました。彼女が通訳で無くなるのは寂しいですが、姉としては彼女を応援してあげたいのも、確かです。「寂しいけど。良いよ。良い友達を紹介してね。」という他にありません。「就職活動は大変？？？」日本では現在若者の就職は大変困難な状況です。上海はどうなのかしらん？？？？しかし・・・「日本よりはスコシ簡単デス。」とのお答え。そうなのか・・・。少しホッとする私。「どんな会社に入りたいの？」と思わず質問。姉としては気になるのです。するとハンさまはきっぱりこう言いました。「日系の企業にハイリタイ。ギンコウとか・・・。日本語を使う仕事。秘書とか・・・」彼女がそう言った瞬間・・・私は思わず言ってしまいました。「今のあなたの語学力では絶対無理！！」『なんて酷いことを言うの？』と言われるかもしれませんが・・・私は言わずにはおれなかったのです。だって・・・日系企業・・・。それって・・・相当な日本語能力を必要とするのです。彼女が私の通訳をしてくれるようになってもう２年。しかし・・・彼女の会話力は一向に伸びません。（読み書きはすごく上手ですが・・・）それは、日本人ではない日本語教師に教わっているせいもあるかもしれませんが・・・問題は彼女の負けん気の無さのような気がしています。訳しようとして・・・解らないと・・・「わかりません」とあきらめてしまうタイプなのです。決して努力がキライな訳ではありません。単語帖も持ち歩き・・・解らない単語はノートに書き留める。見ていて「偉いな・・・」と思うのですが・・・会話の途中で自分が解らなくなると・・・「ハイ。」「へ～～。」と生返事で終わってしまうのです。「解るまで、しつこく聞こう。」とか・・・「相手に理解して貰うまで説明しよう。」とか・・・そういう情熱に欠けるのですよ。しかも・・・私の言っていることがよく解らないと・・・勝手に自分の意見を絡めて通訳しようとする。（これって通訳として致命的。）はじめは、私も・・・「解っているの？解らないの？はっきりしなさい！」とか「最後までキチンと訳をしなさい！」とか言っていたんですが、最近では・・・私も仕事ですし、時間が無かったりなんかするとハンをそっちのけで店員と直で会話をしたり・・・ハンが私の言ったことを理解していないと解っても、面倒なので放っておいたり・・・ハンが何を言っているのか解らなくても・・・何となく想像で理解したり・・・していたのです。それが悪かった！！！！ちっとも日本語会話のトレーニングになって居なかったのです。そして、彼女はどうやら自分が日本語は日本人（私）に充分通じていると妙な自信を持ってしまったようなのです。日系企業なんて絶対無理であります。もう面接で３分も話せば彼女の語学力のレベルは知れます。私が面接官だったら絶対取りません。だって・・・仕事を任すのは恐ろしすぎますから・・・。私のような仕事の通訳であるならば、私も常に同行しています。間違っていれば、その場で指摘が出来ますが・・・会社の仕事は違います。（しかも動く金額も桁が違う・・・）私にハッキリ『無理』と言われて落ち込むハン・・・。可哀想ですが、事実なのです。私の他に彼女に関わる日本人は居ないのですから。しかも・・・お姉しゃんとしては妹に就職して欲しいのです。「ハン。今から、日本語の練習をしよう！　いい？　訳する時は、自分の意見を一切入れちゃダメよ？それから、解らない時は何度も聞きなさい。　途中で解らないから『わかりません』っていうのは無し。　お金を貰って、通訳をしているんだからその辺のプライドを持ちなさい。」私はそう宣言しました。まあ・・・私が言ったことの半分を理解してくれたかどうか解りませんが・・・。（コレを説明するのに３０分以上かかったのですよ。疲。）それから毎日・・・帰国するまで・・・ハンの日本語会話トレーニングは続きました。ハンの言った事が８０％解っても・・・１００％解るように言い直させたり、私が言ったことを理解しているかどうか、ハン自身にもう一度自分の口で説明させたり。『どうしたら上手くなる？？』私は、ハンと同じ年齢ですでに就職している日本語が上手なＣちゃんに聞いてみることにしました。私が日本に帰ってからも、ハンが実践出来ることがあるかもしれないからです。Ｃちゃん曰く・・・「日本のドラマのＤＶＤをたくさん見ました。日本のトレンディドラマが大好きです！」とのこと。う～む。Ｃちゃんらしい。そして・・・「近くに日本人が居なかったので日本語学科の友達とは常に日本語で会話していました。」とのことです。良いことを聞いた！！次の日・・・私はハンにＣちゃんが教えてくれたことを伝えました。「ハン。日本のＴＶドラマとか見たら？」「ハイ。ウチはテレビが有りませんケド、トキドキ、ガッコウで見ます。」と得意気ハンさま。「どのような種類のビデオを見ますか？」もう私の口調も教科書風です。「ハイ。名探偵コナン　など。あとドラえもん　など。」アニメか・・・。まあ・・・良い。「勉強になる？字幕見ちゃだめだよ。」と私。すると・・・「字幕はアリマセン。中国語でシャベリます。」・・・って・・・それ・・・吹き替えじゃん！！！！！ふ～～～～～～～～～～～～。疲れる。「じゃ・・・じゃあ・・・友達同士で日本語を喋りなさい。」「・・・・。」黙り込むハンさま。「Ｃちゃんはそうしてたみたいよ？」と私。すると・・・「Ｃちゃんは日本語がジョウズです。だから・・・友達と日本語で喋るは大丈夫。　でも、私や友達は下手デス。　だから、日本語で喋るは、話がデキナイ。　　　　」ハンは日本語・・・きっと上達しないな・・・。と妙な確信を持ったお姉しゃんでした・・・。ああ・・・どうしよう。頭がイタイわ～～～～～～。ハン！！頑張れ！！！今日、上海のハンの寮に日本語のＣＤと本を送ってきた私です・・・。ハンが日系企業のＯＬに・・・なれますよに・・・。初詣の神様へのお願いはもう決まっています。 ＊お昼によく行くワンタンやさんのワンタン　　　　＊＊ワンタンは福建省の名物です。５元＝７０円くらい＊ ＊このおばちゃんも福建省出身です。＊

  Dec 15, 2004

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• ハンの金銭感覚と・・・お姉しゃんの頭痛の関係。

  ああ・・・１２月がやってきます。やることいっぱい。ううううう・・・頭が痛いです～～～～。上海出張もはやく日程を決めたいところなんですが、なかなか調整がうまくいきません。来週には日を決めて旅立ちたいんですが。先日、うちの優秀通訳ハンからメールが届きました。文字化けしていて何を書いてあるのかは謎のまま・・・です。笑ハンらしいわ・・・。ご存じの無い方の為に説明いたします。ハンとは、私が上海出張の際にやとっている通訳の女の子です。年は２１才。日本語学校の学生で、まだ勉強中のため日本語が上手いとは到底いえません。でも、頑張りだけが人一倍の女の子で・・・私のことを「お姉さん」と呼びます。私も彼女を妹のように思います。詳しくは以前の日記をお読み下さい♪何度か、ハンをネタに日記を書いたら・・・結構な反響で、色んな人に「ハンは元気？？」と聞かれます。私は「多分」としか答えられません。ハンは電話も無いし・・・ネットも学校でしか出来ないような生活をしているので彼女と連絡を取ることは難しいのです。連絡を取る場合は、上海の知り合いを通して連絡をとります。まあ・・・文字がバケバケのメールが時々届くので元気だと思いますが。何度も書きますが、ハンはとても良い子です。もうちょっと日本語が上手になってくれたらなあ～～～。涙。彼女は、学校では成績優秀で日本語の雑誌や本もだいたい読めます。が・・・喋れないのです。彼女の喋る日本語の約４０％くらいしか、私は理解できません。まあ・・・それで特に私の買い付けの仕事には支障はありません。そんな大した商談ではありませんから。笑。支障があるのは・・・彼女の金銭感覚と、ひとりっこ世代の中国人に見られるちょっとした気の強さです。田舎育ちの彼女にとっては、上海の物価は目が飛び出る程に高いのです。それが卸売りの店であっても・・・彼女にとっては高い・・・。しかし・・・日本人の私にとっては大した金額では無かったりする場合が多いのです。「できる限り、安価な価格で購入したい」これは勿論私の望みです。仕入れをする人間だったらみんな当然のこと。「１元や２元なんて・・・大した金額では無い」と思いつつも・・・でもやはり、少しでも安く購入したいものです。だから、必ず価格交渉というものをするのです。例えば・・・１５０元のモノがあったとします。私は『だいたい６０元くらいで買いたいな。』と目星を付けたら・・・「４５元！」と言ってみます。もちろんそれで相手は納得するわけはなく・・・交渉開始と相成るわけです。６０元が目標でも・・・それが６３元になろうとそう重要なことではありません。とにかく・・・目星を付けたところまで値切る！でも・・・それも成立しない場合があります。「絶対に７０元以下では売らない！」と店のおばちゃんがキレた場合や、本当に無理な場合などです。そのときは、その商品がその価格でも欲しいかどうか考えます。他の店に置いている商品ではなかったり・・・時間が無く、他をまわる時間が無かったりすると、少々高くても買ってしまう場合もあるのです。その辺りは臨機応変です。が・・・ハンの場合・・・私が少しでも商品に興味を惹かれているな？と感じると・・・店のおばちゃんに価格を訊ねます。上海出身では無い彼女は、上海語を喋る事が出来ないので、そこでまず上海人より高値をふっかけられるのです。そこでハンさま・・・「ムカ！」とする。笑まあ・・・ムッとしたところで小学生がいじけているくらいにしか見えませんケド。（かわいい）「高すぎる！！」抗議をしているようです。「じゃあ・・・いくらなら買う？」と店のおばちゃん。「○○元・・・。」「帰れ！！！あっち行け！！！」おばちゃん激怒でございます。笑ハンさまも・・・「タカイです！！！オネエしゃん！行きましょ！！！」私の手をグイイとひっぱり・・・立ち去ってしまうのです。おばちゃんも怒るはずです。なぜならば・・・ハンの値切り交渉はかなりの強気。例えば１５０元のものを２０元にしろ！なんて言ったりするのです。私だって、店の人間ならば怒るでしょう。笑。しかし・・・彼女の金銭感覚ではきっと２０元が妥当なんです。きっと。まあ・・・その商品がそれほど興味のあるもので無ければ、笑い話で済みますが・・・私が欲しい商品だったりすると・・・買えない・・・のですよ・・・。だから・・・と思って私がハンを抜きで交渉をしていると・・・やっと良い値まで下がっているのに、途中から話に入って来ては・・・「高い！！！○○元！！！」なんてまためちゃくちゃな価格を提示して、店員を怒らせ、「タカイです！！！オネエしゃん！行きましょ！！！」・・・となってしまうのですよ・・・。苦笑。それに、日本人が好みそうなモノを探すと、どうしても少し価格の高い店に入りがちです。やはり、価格が良いものは素材も縫製もデザインも良い物が多いからです。中には価格だけ高いボッタクリな店もありますが・・・そんな店は値段交渉ですぐに価格が下がります。本当に良い物を置いてある店ほど、なかなか交渉が難しいのです。まあ・・・この場合は少々高価でも買いますケド。しかし・・・これもハンさまには理解出来ない。笑さっきの店で綿のスカートを１００元で買ったのに・・・なぜこっちの店ではシルクのスカートを２００元で買うのか。不思議でならないようなのです。日本人がみれば明らかに倍の価格の違いがある商品なのですが・・・。だいたいスカート一枚２００元なんて彼女の中ではありえないんですね。（これが、ブランド大好き上海ギャルＹちゃんならば、すんなり理解してくれるんだけど。）「オネエしゃん・・・ココはタカイ店。　ココで買うは、ヨクナイですから・・・。　あっちにヤスイ店がありますから。　　」デキル優秀通訳ハンさまは、違います。私が上海に行く前に下調べをしてくれていることもあるのです。が・・・私はその誘いを無視します。（ごめんね。ハン！）だって。。。何度かそうやって彼女の案内する店について行ったら・・・とても安いケド・・・とんでも無い商品しか置いていない店に案内されたことが何度もあるのですよ・・・。サン○オキャラのバッタモンがついたＴシャツがおいてある店とかさ・・・。ハンよ・・・君は私に何を仕入れさせようと言うのだね？ウサギ耳のキテ○ーちゃんなんて・・・確かに可愛いけど・・・うちの店には置けませぬ。それに・・・それって・・・税関で怒られますから！！！キテ○ーちゃんは猫ですし。笑。これだけ買い付けに同行していたら・・・だいたい「こんな感じのもの」っていうイメージは持っても良いと思うんですがね～～～。ふう。不器用というか・・・なんというか・・・。なかなか疲れるのは疲れます。でもね・・・悪気じゃないんですよね。「オネエしゃんの為に、少しでも安く！」って。なんて姉思いの妹かしらん。ああ。。。でも違うんだ・・・そうじゃないんだ・・・。私のこの葛藤は・・・上海滞在中にずっと続くのです。少しは成長したかのう～。我が妹、ハンよ・・・。

  Nov 28, 2004

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• 上海ギャルＹちゃんの決意！！と・・・ジャスミン２５のの小さな決心。

  先日、上海のＹちゃん（お馴染み上海娘）からメールが届きました。【旧正月に福岡に行くから招へい状を書いて】とのこと。中国人が日本へ来る場合、身元のしっかりとした日本人からの招へい状が必要なのです。『本気だな？？』実は先日上海に行った際、Ｙちゃんが言っていたことを思いだしたのです。「私、起業したいの。　人に雇われていても美味しいことなんて一つもない！」（私より給料もらっているくせに・・・何を言うか！！！）彼女はその、下準備の為に日本に視察に来たいと言っているのです。「日本のモノは上海人には人気があります。　日本のモノを上海に輸入する貿易がやりたいです。」とのこと。「例えば？？？」との私の問いに・・・「それを見つける為に日本に来るのでは無いか？」と怒られてしまいました。それにしても・・・中国人の決断力の早さには毎度驚かされます。今まででも・・・「俺、起業する。」と言って・・・次の年には小さな会社を立ち上げたＴさんをはじめ、起業、転職・・・移住・・・思い立ったらスグ行動の人が多い気がします。（特に景気が良いからというのもあると思いますが。）Ｙちゃんだって・・・日本の金融機関の上海支部に勤めていたかと思ったら・・・「私辞めます。」とあっさり退職。弁護士の勉強をしながら・・・新たに日系企業のマネージャーのポストにすんなりおさまってしまいました。まだ３２才ですよ！！！小心者で・・・石橋はたたき過ぎて壊して渡れなくなってしまうタイプの慎重派Ａ型の私から見ると・・・羨ましくもあり・・・ちょっと心配でもあり・・・。彼女をはじめ、多くの「起業したい中国人」と話をしていると・・・「コレをやりたい！！」と言ってこだわっている人は少ない気がします。「何でもイイケド儲かることがやりたい」という人がとても多いのです。Ｙちゃんだって、「貿易」がしたいと言っているかと思えば、つい最近は「不動産が良いよね。」なんて話をしていたりしました。う～む。「その辺、じっくり考えてから動いた方がいいんじゃない？」・・・とだけ言っておきましたが・・・。彼女いわく・・・「ジャスミン２５も、日本で貿易会社を立ち上げたらいいですよ。」いいですよ・・・って・・・。「そうすれば、私の貿易会社と貿易をしたらいいですから。」いいですけど・・・。「私が日本のイイモノを上海に輸入して・・・　上海のイイモノを私が日本に輸出して・・・　いいですね！！　そうしましょう！！！それがいいですよ。　」・・・・。そう出来たらイイデスケドね。彼女の頭の中では・・・その計画が着々と進行中の様子です。笑もちろん彼女の頭の中では、私が日本で貿易会社を立ち上げることになっていると思われます。笑さて、彼女が来たら・・・どう説明しましょうか？？？それにしても、彼らの行動力が時々とても羨ましいジャスミン２５でした。私も、来年こそは・・・もっと積極的に動ける人間になろう。ああ・・・でも貿易会社は無理ですケド・・・。

  Nov 25, 2004

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  上海人ばってん、九州人たい！　よかよか！解らんでっちゃ！

  今朝起きたら、冬のニオイがしました。１１月ですからね♪寒くなりそうな予感です。先週は疲れることが立て続けに起こったので・・・昨日は実家の戻っていました。久しぶりに実家のベッドで休みました。父と弟が中国に出張している為に母は一人。（と猫２匹犬１匹）「帰っておいで～」というお誘いに思わず頷きました。夜は・・・親友Ｋちゃんのお家が経営する料亭に予約をいれて、久しぶりに母と２人でゆっくりと食事をしました。猫をたっぷりいじって！（ちょっと嫌われたかも・・・）犬もたっぷりナデナデして！ジャスミン２５！復活！！！一昨日は、愚痴っぽい内容の日記で失礼致しました。みなさん、お気遣い頂いて嬉しかったです。完全復活！致しました。これからは楽しい日記盛りだくさんで頑張ります♪さてさて・・・本日のオススメは先日お約束したとおり・・・コチラ。ラビットファーのツイードジャケット♪うさぎちゃんには大変申し訳ない思いで一杯ですが・・・大変肌触りの良いラビットファー（リアル）です。うさぎちゃん！ありがとう！！今回は黒をアップしましたが、茶もございます。私は茶が欲しいな～と思っていますが、黒が人気のようです。ざっくりとしてツイード素材ですので、ジーパンなどカジュアルアイテムとも相性が良いです。ツイードとファーはこの冬のマストアイテム。あちこちのお店で見かけますが・・・ココだけの話・・・お値段は・・・負けませぬ。うふふ。さてさて・・・私、ジャスミン２５は福岡県の片田舎出身です。のどかなのどかな平野部で、のんびりのんびり大きくなりました。大変のんびりした土地柄ですが、意外な事に・・・言葉は荒い！！博多弁も結構チカラが入りますが、それ以上にチカラが入る言葉です。例えば・・・「でもね・・・」という言葉。博多弁では「ばってんね・・・」と言います。しかし実家の近くでは・・・「ばってんがらっさい・・・」。発音して見て下さい。いかにキツイ言葉かお解りになられるかと思います。使用例：「ばってんがらっさい、先生のこんちゃよか、ち言わしたもんば！」訳　　：「でもね、先生が来なくて良ろしい、とおっしゃったから！」・・・・。他県の方が聞かれたら・・・きっと外国語でしょうね。笑最近は実家周辺も外国人が多くなっています。しかし、どんなに日本語が堪能な外国人でも・・・苦労なさると思いますね・・・。気の毒です～。上海の知り合いでＴさんという男性がいます。彼は上海の大学を出た後、すぐに日本にやって来ました。はじめは東京の日本語学校へ行き、日本語を習得。しばらく東京で仕事をしていましたが、福岡県の地方にある大きな会社に就職が決まり福岡へやって来たのだそう。家の父と知り合ったのはそのころです。ある小さな居酒屋で父が友達と飲んでいると、たまたま隣に中国人らしい男性が座って飲んでいました。それがＴさんでした。中国大好きな父は迷わず話しかけたというわけです。例のごとく・・・「家に遊びに来い」と誘った父。そして・・・遊びに来たＴさん。Ｔさんは中国人だということで、あまり日本で良い扱いを受けた事が無かったのでそうです。（そんな事ってあるんですね。）「家に遊びに来い」と誘われたのがとても嬉しかったのだと今でも仰有います。それから、Ｔさんはちょくちょく家に遊びに来るようになりました。時には、奥様やお子様も連れて。ジャスミン家は誰でもウエルカムな家なのです。笑。その後、Ｔさんは上海に帰って起業したのですが、現在私が上海に行く際にはＴさんは私達の多大な力になってくれます。Ｔさんだけではありません。Ｔさんの親友達も！！！上海いや・・・中国に行って困らないのも・・・今の人脈も・・・全てはＴさんの存在のおかげと言っても良いのです。そんなＴさん。今は日本人と見まごうばかりに日本語を操ります。先日、上海で一緒に食事をしていた時・・・「Ｔさん。本当に日本語上手ですよね～～～。」心から感心しながらそう口にすると・・・「いえいえ。とんでもありません。まだまだですよ。」とＴさん。（謙遜するあたりがすでに日本人っぽい・・・）「日本語でもう解らない単語は無いんじゃないですか？」それほど上手いのです。「いやいや、まだ外来語は勉強をしなければなりませんよ。　新しい言葉がどんどん入ってきます。　日本語もどんどん進化していきますからね。」彼は、穏やかな笑顔をたたえながらまだ謙遜します。「確かにそうかもしれませんが。。。外国語がそこまで喋れたら良いですね♪」心から羨ましいジャスミン２５です。「言葉は訓練ですから、その地で生活すれば覚えますよ。　そうそう・・・　僕が初めて東京から福岡に来た時は、方言に苦しめられましたね・・・　　」彼が言うには・・・初めて彼が福岡の地を踏んだ時、「ここは日本じゃ無い！」と思ったそうです。笑！！！会社の人間が・・・街中の人間が・・・いったい何を喋っているのか解らない・・・。まずひっかかった言葉が・・・「バッテン」だったそう。笑「バッテンね・・・」「バッテンがら・・・」「バッテンくさ・・・」バッテン　バッテン　バッテン　バッテン・・・・・・・・『何なのだ？？？私が知らない日本語なのは間違いない！』彼は会社から寮に戻ると急いで辞書を引きました。「バッテン　バッテン　バッテン・・・・・・・・」辞書に載っていたのは・・・ばってん＝罰点、×印　の二つの意味だったそうです。あまり良い印象の言葉ではございません。「きっと・・・僕は怒られているのだ・・・」そう思ってしばらく落ち込んだとか。笑。もう一つが・・・「よかよか」。笑「良か良か」＝良いよ　良いよ（気にしないで！）という意味なのですが・・・さすがに「よかよか」は辞書にも載っておらず・・・これも１ヶ月ほど思い悩んだのだそうです。笑うちの近くは田舎なせいもあって、年配のおじさまとかは標準語でお話が出来ない方が多いです。Ｔさん、とっても苦労をされた様子。他にも・・・「とっとっと」＝とっている物です。「こけけ」＝ここに来なさい。「なんしょっとか」＝何をしているのですか？「しょんなか」＝しょうがないよ。などなど・・・・。彼にとっては一から日本語を勉強するようなものだったのでしょう。根気強く、努力家のＴさん。なんと・・・方言もほぼマスターしてしまったのです。（イントネーションはまずまずですが・・・笑）凄すぎます！！！ひとしきり感心し、楽しい食事を終えた私たち。いつもＴさんが払ってしまうので、今回私が・・・と彼がお手洗いに立っている間にこっそりと支払いをしようとしていると・・・「ジャスミンさん！なんばしょっと！」とＴさん登場。「Ｔさん！ここは私に払わせてね！」そういう私から伝票をひったくると・・・Ｔさん・・・「なんば言いよっとね！　中国に来たときは、払わんでよかよか！　日本でお世話になっとっとやんけんが、僕が払うばい！　ジャスミン２５さんに払わせたら、僕が恥ずかしか！　中国におるときは、な～んも気ば使わんでよかとよ！」またまたＴさんのお世話になってしましました。ところで・・・Ｔさんのセリフ、お解りになりまして？？？笑

  Nov 3, 2004

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  隣の芝は青い・・・彼女の腰は・・・細い・・・？

  本日も晴天です。ちょっと暖かいです。もしかして・・・雨降るかしらん？暖かいので本日は薄着。で・・・またまたコレ。 こちらのワンピースです。なかなかストレッチが効いていて着やすいんですよ。で・・・色違いのアップがこちら。 胸元とスリット（左のみ）に刺繍がありその上にオーガンジーが張ってあります。ちなみに・・・洗濯機で洗ってますが・・・元気です。さて・・・昨日、ちょいと早めに家に帰り着き『人質事件どうなったかな・・・』とＴＶを付けると・・・なんと画面に・・・オードリー・ヘップバーン！！『ローマの休日』がＴＶで放映されるらしいのです。『ローマの休日』・・・何度観たことか・・・。いつ見ても、心トキメクお話です。たいしたストーリーではありませんが、女の子はこの手の話に弱いんですわ！私は正直、オードリーの顔の造形がそれほど美しいと思った事はありません。が・・・・可愛らしい！キュートであります♪その上・・・品がありますね。嫌みのない気品を感じます。（年老いてからもそうでした。）次々と映し出されるローマの名所・・・まるで自分も一緒にローマ見物をしているような気分になります。そうそう・・・学生のころ、初めてイタリアを訪れた際に立ち寄ったローマ！この映画を思い出しながら・・・ブラブラしたものですわ♪しかし・・・改めて映画を観て驚くのは、オードリーのウエスト！！！！！！ほ・・・細い！！！ため息が出るほど華奢です。（うちの母は大昔、ウエストがオードリー並に細かった事を未だに自慢していますが・・・現在はオードリーが３人まとめてかかってきてもビクともしないくらいに立派におなりにあそばしました。）日本人はオードリーが好きですね～。日本ではやはり、華奢で可愛らしく儚げな女性が支持される気がします。最近は健康美も人気があるようですけどね。海外では、オードリーはそれほど（日本でのものほど）人気は無い・・・と聞いた事があります。欧米ではもっと、グラマラスでゴージャスな女優さんの方が人気があるのではないでしょうか？国によっても、時代によったも支持される「美しさ」の基準というのは異なるようですが。（経済状態が良い時代では・・・痩せた女性が・・・　あまり豊かでは無い時代では・・・太った女性が支持されるという説も聴いたことがありますが・・・　詳しいことはしりません。　　　　　　）私が出張で訪れる中国、ベトナム。ここの女性達も細い人が多いです。中国は、とても多くの人種がいるので一概には言うことができませんが・・・やはりほっそりとした女性が多いです。私の友人上海ギャルＹちゃんもそう。身長も高く、ほっそりとしていて・・・手足が長く・・・腰の位置が高いのです。私は、むこうで既製の服を買おうとするときにには、１サイズ大きめを買うことになります。日本ではＭサイズなのに・・・中国ではＬサイズ・・・。なんとなく屈辱的です。涙。中国人女性自体も「細い方が綺麗」という意識が強いらしく・・・ちょこっとぽっちゃり気味の女性なんかをあからさまにバカにする場面を見かける事も多いです。だってＹちゃんも事も無げに言いますもの。「○○さんは太っていて醜いです。」ミニクイですか？う～む。最近パワーアップしてきて。。。体重計が恐ろしい私には・・・ミミガイタイ　ミミガイタイ　ミミガイタイ・・・・・・・いつか体重のせいで彼女に友達の縁を切られるのではないか（笑）とハラハラしているジャスミン２５です。しかし・・・彼女達・・・あんなにオイリーなものを大量に食べるのに、スレンダーなのは何故かしらん？フシギ　フシギ一方のベトナムもまた・・・スレンダー美女が多い国。（どちらの国も骨格が日本人とは違うせいだと思いますが、細いです・・・というか・・・平たい・・・。）横から見ると・・・ぺらっとしている感じでしょうか？日本でも骨太タイプのジャスミン２５はベトナム人と並ぶと・・・自分のガタイの「デカさ」にショックを受ける事が多いです。ある日、私がいつも泊まっているホテルのロビーで新聞を読んでいると・・・レセプションの女の子が話しかけてきました。「ねえ。アオザイは持ってるの？」やはり女の子。お洒落の話は大好きです。「うん。持ってるよ～。だけど、ベトナム女性のようには似合わないよ。」と私。細身な身体にぴったりとしたアオザイ。儚げで美しい姿ですが・・・私の場合、妙な迫力がでてしまします。きっとこの立派な肩のせい？？？やはり骨太なせい？？？どうやらガタイのでかさが仇になる様子・・・。「あなたみたいにもっと細ければなあ～。」私は、彼女のほっそりとした肩やウエストを見つつ、ため息をつきました。すると・・・彼女。「いいえ。私は日本人が羨ましいです。　日本人はバストもあるし、お尻もあるし・・・　身体にメリハリがあるもの。　ベトナムの女の子は棒っきれのようですから・・・」確かに・・・ベトナム女性は貧乳が多い・・・。けれども・・・乳なんかなくとも・・・手足が長く・・・スレンダーであるのは、日本人からしたら羨ましいお話。なのに・・・羨ましいなんて。『隣の芝生は青かった・・・』その後、２人で「他人は良く見えるものよ～」と大笑いしたのですが。よ～く考えてみると・・・貧乳なのは私も同じ。尻もデカイが。。。ウエストが細いわけでもありませぬ。同じ凹凸の無い棒っきれなら・・・細い方が良い気がするわ・・・。今日もセップクのようです・・・。余談ですが・・・最近私のことを「ジャスミンさん」と呼ぶ人が増えました。お店の屋号がＪａｓｍｉｎｅ.なのでそう呼ばれるのです。はじめは違和感がありましたが最近は「は～い」とお返事するまでになりました。そのことをチョロンに話すと・・・「あんたさぁ～、自分の姿をちゃんと鏡で見てみなよ。　あんたのその大きなガタイでジャスミン！！！！ぷぷぷ・・・。　細くてちっちゃいならともかく・・・　あんたがジャスミン・・・。ぷぷぷぷぷ。　　　」どうやら笑いがこらえきれない様子。「何？文句ある？？？」と私。すると・・・やつ曰く・・・「オカマバーのホステスの源氏名みたい・・・・」・・・・・・確かに。

  Oct 30, 2004

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• 一肌脱いで・・・ストリップ？？？？？？？

  さて、つい先日上海の父の友人のＣさん（中国人　４０才　男性　会社経営）が来日されました。余談ですが・・・中国の人が日本に来るにはとても面倒くさい手続きが必要です。日本人（今回は父）の招へい状なるモノが必要となるのです。いうなれば、日本での身元引き受け人というとこでしょうか？招へい状があって初めてビザを申請出来るらしいのです。（詳しくはよく知りません・・・）全ての手続きを終了して、やっとＣさんは日本（福岡）にやって来たのでした。今回が初めての来日。仕事が半分と遊びが半分です。勿論、宿泊はジャスミン家。１週間の滞在です。父は初めて日本の地を踏むＣさんの為に、いろいろなプランを立てました。温泉に行って・・・日本の城を見せて・・・和食の店を予約して・・・それはもう２週間以上前から綿密に計画を立てたのでした。（だって、友達ですしね♪）日本にやって来たＣさん。残念ながら、私は仕事の関係でお会い出来なかったのですが日本をかなり堪能された様子です。温泉も一日何度もお入りになったらしいし、和食も口にあった様子です。あと２日の滞在を残す事となった日・・・Ｃさんは真剣な顔で父にこう言いました。「実は私は、日本で行ってみたいところがあるのです。」『何故もっとはやく言わないのだろうか？』父は不思議に思ったらしいのですが、もともと控えめなＣさん。きっと遠慮されたのだろう・・・と思い・・・「どこですか？なんでも言って下さい。しょっちゅうは来る事が出来ないのですから、行けるとこは行きましょう。Ｃさんの為なら一肌も二肌も脱ぎますよ。ははは！」そう言うと・・・Ｃさんは顔をほころばせました。「ありがとう！　実は、日本を訪れる中国人の男性のほとんどが訪れる場所があるのです。　日本に来たからには、そこに行かないわけにはいきません。」そう言って彼が指定した場所とは・・・・・・・・・ストリップ。・・・・・・・・・・。オヤジが一肌脱いで居る場合じゃございません。家の実家は田舎です。近所に飲み屋はあれども、ストリップはありませぬ。というか・・・最近見ませんよね・・・。ストリップ小屋。（実はジャスミン２５は一度見た事があります。内緒ですが。）ストリップ・・・・・・・・昭和のかおりの漂う言葉です。父は焦りました。だって・・・どこにあるのか知らないのです・・・。そして事もあろうに・・・娘である私、ジャスミン２５に電話して来たのです。「おい、ストリップが見られるトコロを知らんか？」『知るか！つうか・・・娘に聞くな。』でもＣさんは本気で見たいと思っている様子です。Ｃさん・・・よく知っているおじさんですが・・・イヤラシイ感じのおじさんではけっして無いのです。どちらかと言えば・・・超真面目。いつもニコニコ紳士的で、中国人の割にはとても穏やかな人柄です。そんな彼が・・・ストリップ・・・。なんだかとても、ギャップを感じてしまうのですが。。。彼が「どうしても見たい」と言い出すほど、中国で日本のソレは名所なのでしょう。私が以前見た事があるのは、大阪のソレだったので九州のソレは知りません。で・・・・彼氏に電話。「ねえ。ストリップ見れるとこ知らない？　」「・・・・・・・・・。知らない・・・・・。」と彼。彼曰く・・・ストリップは自分も見た事が無いとか。（私はあるけどね。）もっと違う風俗とかなら、『知り合いが』知っている・・・との事。（私は、ソレは行った事無いけどね・・・。）しかし、Ｃさんが行きたいのはストリップなのであって、もっと違う何か・・・では無いのです。「それって・・・もっと田舎の温泉街とかにあるんじゃない？」と父に提案してみる私。「わかった。探してみる。」と父。こうして・・・【ストリップ劇場】探しが始まったのです。タイムリミットは１日。近場で無くてはなりません。私も、協力することになって知り合いに電話をかけまくりました。「ストリップが見られるところを知らない？」しかし・・・クラブなどでダンサーがトップレスで踊る（？！）という店はあれど・・・いわゆる【ストリップ劇場】は知らない・・・という人がほとんどです。『だよね～。あれって・・・昭和だよ・・・』そう思っていると・・・「Ｓ県にあるはず・・・」とい情報が舞い込んで来ました。Ｓ県。車で行ける距離だし・・・良いじゃない？ということでまたまた父に電話。その知らせを聞いた父は、すぐにＳ県の県職員をしている友人に電話しました。（オイオイ・・・）「ストリップが見られるところを知らんか？」こうして、父のもとに一枚のファックスが家に送られてきたのです。Ｓ県の地図。・・・ココと○印を書かれたもの。勿論・・・ココの○印が書かれたトコロには目指すストリップ劇場・・・があるのです・・・。父とＣさんとＣさんの友人で日本に帰化しているＴさんの３人は早速、○印の場所に車を飛ばしました。Ｃさんの旅に心残りが無いように・・・。・・・・・・・・・・・・・で・・・・・・着いた先には・・・【本日休業】の文字・・・。Ｃさん。。。大変気落ちされたとか。（一生懸命探した私も気落ちしましたよ・・・残念・・・）しかし、「こんなバカな願いのためにここまでしてくれて・・・」と感激された様子だったとのことです。そして・・・「必ずまた日本にやって来ます。　やり残した（見残した）ものがありますから。笑」といいながら、中国へ帰って行かれたのでした。綺麗なお姉さんが脱ぐトコロは見れませんでしたが、上海でいつも大変親切に世話を焼いてくれるＣさんです。Ｃさんのお願いなら、ジャスミン家は「一肌でも二肌でも」脱ぎますよ。笑次回は、ストリップ劇場リストを作ってお待ちしていますから♪苦笑。そうそう・・・あとで聞いたのですが・・・中国人観光客（男性）の日本での観光の定番は・・・ストリップと風俗店なんですと・・・。中国には無いんですかね？？？

  Oct 18, 2004

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• 変身する・・・財布・・・？？？

  さて、財布を買おうとデパートに行ってみましたが・・・あまりお気に入りには出会わず・・・。結局買わずに帰ってきてしまった私です。財布といえば・・・本日は私の知人Ｊさんが買った財布についてのお話です。今からかれこれ５年ほど前・・・Ｊさんは出張で上海に行きました。仕事も片づき、家族にお土産でも・・・と思いとある土産物屋へ行ったのです。最近結婚した奥様には・・・・スカーフを選び・・・ふと見ると・・・そこに紳士モノの財布が並んでいます。艶やかな皮の柔らかそうな、素敵な財布です。『僕の財布も古くなったしな・・・』随分前に日本で買った、今はもうくたびれてしまった財布を思いました。・・・・。「いくら？」聞くと・・・それほど安くありません。良い物に見えるし・・・安くはならないかも・・・とは思いましたが、彼は時間もあったので値切りに入りました。「これ本当の皮？にせものでしょう？」どう見てもホンモノの皮に見えるのですが、彼はどうにか安くしようとちょっとケチを付けてみました。店のおばさんは本気で怒りました。「ホンモノよ！！　ニオイ嗅いでみなさいよ！ちゃんと皮でしょう？　ほら肌触りも、皮でしょう？　　　　」そりゃそうでしょう。自分が売っているものがニセモノだろうと言われたら、きっと私でも怒ります。Ｊさんちょっと反省。彼はニオイを嗅いでみてやはり牛革のキツイニオイを確認すると・・・「う、うん。皮だね。しかも良い皮ですね・・・。」と今度は財布を褒めにかかりました。作戦変更です。「僕はこの財布が気に入った。でも、少し高いからマケテくれない？　その代わり・・・もう一個買うよ。　どうせオヤジにも土産が必要だから・・・」なかなか「うん」と言わないおばさんを無理矢理くどき落とし・・・結局付いていた価格の半値で購入できました。財布は艶やかな茶色の、見るからに良い品物に見えました。「さすが中国。こんな良い物がこの価格で買える！」彼は嬉しくてたまりません。日本で買えば・・・２万円はするだろうと思われる財布・・・。それが・・・５０００円程度で買えたのです。（中国で５０００円とは安くは無いのですが、彼曰く・・・あの財布はそれでも安く感じられるほど良い品に見えた・・・というのです。）その夜・・・彼は上海の最後の夜を楽しむ為に飲みに出かけました。今まで使っていた財布から新しい財布に変えて・・・。日本に帰ったら奥さんに自慢するつもりでした。「この財布、いくらだったと思う？」「５０００円～？？すご～い！やす～い！こんなに良い物が？」彼の頭の中には我が新妻の驚く声がこだましていたとか・・・その夜・・・上海は雨が降っていました。馴染みのバーで飲んでそろそろ帰ろうと外へ・・・。しかし・・・まだ雨が降っています。タクシーを拾おうと思い・・・『あ、小さいのあったかな？』（中国では大きいお金を出すと・・・おつりが無いと言われて払ってもらえない事が多いです。）財布を引っ張り出した瞬間・・・ポチャン♪おニューのお財布は水たまりの中に・・・。お馬鹿な男であります。しかし・・・注目すべきは財布・・・。その財布。水溜まりに着地した瞬間に・・・・ぶくぶくぶく・・・と膨れはじめたのです。「？？？？？」驚く彼・・・。しばらく唖然としていましたが、とりあえず財布を拾いました。急いでカードやお金を抜き取ると、ポケットへ。財布はその間も膨張していきます。「こ・これは・・・」財布は角の方から溶け始めていました。なんと・・・その財布・・・。紙製だったのです。彼はその話しをするたびに・・・「僕は紙の財布を５０００円も出して買ったのだ！」と、ひどく沈痛な表情をなさいます。しかし・・・私は・・・紙に皮のニオイをつけ、それらしい加工をし皮の風合いを出し、それを縫って財布に仕上げるだなんて・・・それって皮の財布を作るより面倒くさい上に金のかかる仕事ではないのかしらん？５０００円は安い買い物だったのでは・・・と真剣に思ってしまいます。だって・・・紙ですよ・・・。一見とても高い財布に見えたというからにはそれなりの仕事をしているはずです。まさに「良い仕事してますね～」というやつでしょう。それにしても中国人・・・。何故にそこまでニセモノが造りたいのでしょうか？皮なんて安い皮はいっぱい出回っていますし、合皮だってものすごい安価なものが山ほどあるはず・・・。なのに手間暇かけて紙を加工するなんて・・・「儲けたい」というよりも・・・「ニセモノが造りたい」だけなのではないのか・・・とさえ思ってしまうジャスミン２５なのです。ああ・・・それにしても紙の芸術品のその財布・・・。私も是非手に取ってみたいと思うのです。ちなみに彼がお父さんにお土産で買ったもう一つの財布は、お父様が『紙製の財布』として暫くお使いになったという事ですが、ある日、間違えて洗濯機に投入されて溶けて居なくなったとの噂です。

  Oct 7, 2004

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• Ｔｈｅ　シロウト　撮影会！！？

  昨日の新聞・・・・私、実はまだ見ていません・・・。買わなきゃ・・・と思いつつ・・・買ってません・・・。時間が無かったのもありますが・・・本当の事をいうと・・・見たくない。なんと、ジャスミン２５の写真も載っていたのですよ。自分の写真なんか見たくない！！！私、アルバムというものをほとんど持っていません。なぜならば・・・写真がキライだから。（猫や植物の写真はたくさんありますよ・・・。）うちの彼氏ことチョロンも写真嫌い。付き合って３年ですが。。２人で撮った写真が１枚も無いのです。笑。「まあ、別れるときラクで良いわね。」なんて、言ってますが。中国人は写真撮影が大好き！！！名所と呼ばれるところでは、必ずパチリ。そして、自らもポーズを取ってパチリ。このポーズが・・・くせ者！！！笑前々から、中国人って写真好きだな～～と思ってはいたのですが。先日上海にて「夜景観光クルーズ」に乗った時に・・・ものすご～～く面白い光景を目撃してしまいました。バンドの河岸からは、何隻もの観光船が出ています。船上からバンドの夜景を見るための船なのです。（上海ご旅行予定の方は是非どうぞ！）船着き場から、もう撮影会は始まっていました。上海ギャルＹちゃんの言うとおり、そこは『おのぼりさん』の集団ばかりです。ほとんどが地方から旅行に来たらしい中国人ばかりです。（昨日の日記を参照ください。）確かに。。。上海の人々とはファッションセンスも一味ちがいます。いわゆる・・・『ちょっとダサイのかも・・・』という集団です。（まあそれが可愛かったのですが。おじちゃんのスーツのズボンの丈がやたら短かったりしてキュート！！笑）総勢約３０人。外国人は私と友人Ｋちゃんそれにインド人らしきサリーの女性と紅毛碧眼のハンサム男性のカップルだけです。私達が到着したとき船着き場はすでに撮影会場と化していました。髪を２：８に分けてぴっちりとした背広を着こなしている中年の男性がブロックに片足をかけて・・・『汽笛が泣いて居るぜ・・・』てなポーズで・・・パチリ。カーリーヘアーを風になびかせ、派手なワンピースを着こんだ中年女性は、欄干にもたれ掛かり・・・物憂げな様子を演出・・・でパチリ。３０代と思われる、ピンクのカーディガンの女性は・・・置いてあった肘掛け椅子に腰掛け・・・『エマニエル婦人』気分にて上海タワーを背に・・・・パチリ・・・。う～～む。みなさんポーズを取ることに慣れています。笑あっけにとられて見ていると・・・「船に乗り込んでくださーい！」と合図がありました。ここは・・・中国人。撮影会は急遽中断です。我先にと乗船開始であります。『ええい！！押すで無い！！！』絶対乗れると解っていて何故そう急ぐのか・・・解りませんが、皆が先を争いつつ乗船しました。さあ！ナイトクルーズの始まりです！！！船の甲板には椅子がずらり。ゆったり座って夜景を見学・・・・・っと思ったら・・・『そげんとこ、うっ立っとったら、夜景見えんかろ～もん！！』（＝そんなところに、お立ちになったら、夜景が見えないではありませぬか？）そうです。おのぼり集団、夜景をバックに撮影開始。美しい夜景を背景にみんなそれぞれに『ナイスポーズ』をはじめたのでした。『めっからん。ちゅうか・・・邪魔たい！！』（＝見えませんわ。といいますか・・・邪魔ですわ。）美しい上海のバンドの夜景。満喫したいのはやまやまですが・・・ナイスポーズな方々が視界に入り・・・『気になる～～～～～～！！！』ある女性（３０才くらいかしらん？）は、船の手すりに両手をついて・・・振り返ってパチリ。『バックスタイルですかい！！！』さっきの『汽笛が泣いている』ポーズのおじちゃんは、椅子を引っ張り出し・・・それに片足のせて・・・パチリ。『ちゅうか、あんたそのポーズ好きですね？？？』（しかし・・・おじちゃん・・・椅子はさすがに高すぎたのか左足はぷるぷるしてました・・・）うんざりしながら見ていると・・・隣に居たＫちゃんが袖を引っ張ります。「ねえ・・・あの子見て・・・面白かばい。」彼女の視線の先には・・・ポニーテールの少女（２０才前後か？）が。友達と２人で乗船している様子です。彼女は徐に、手すり近くの柱に背を預けると・・・両手を上げて・・・カメラ目線・・・で・・・パチリ。今度は・・・カメラの方を向き・・・前髪をかき上げると・・・片手は腰に・・・でパチリ。いや～もうスターであります。ちょっと前のアイドルのグラビアのようなポーズをとり続けています。「あたしゃ・・・見よって恥ずかしかばい。」とＫちゃん。確かに。日本人はポーズをとっても・・・ピースサインくらい。「より良く」写る為にすることと言えば・・・顎を引く・・・とか・・・半身に構える・・・とか・・・瞬きしない・・・とか笑顔とか・・・その程度です。間違っても・・・親指噛んだり、ウインクしたり・・・アイドルポーズとったりという事はあり得ませんから。（そんな事考えている間にも彼女は、張られたロープに絡み付いて親指と噛みながらポーズをとっています・・・）結局、そのポニーテールの彼女は乗船中（約３０分）ず～っとポーズをとり続け・・・・。（しかし・・・彼女の友達は友達の撮影ばかりでいいのでしょうか？それも気になります。）周囲のカップルやおじちゃんおばちゃん達も・・・思い思いにポーズをとり続けたのでした。私とＫちゃんはお腹いっぱい・・・。（夜景で、ではなく・・・素人撮影会で！）「ヤツらのアルバムが見てみたいばい。」とＫちゃん。私も、同じ意見でございますよ、Ｋちゃん。その翌日、私は豫園にてまたまた面白いものを発見しました。小学校に上がる前か・・・と思われる男の子が両親と祖父母と豫園見学に来ていました。（豫園も上海の観光名所です。）普通～の子供ですよ。そこらへんの。すると・・・お母さんらしき人がある池の前に子供を立たせました。そしてカメラを構えると・・・「ホラ！もう少し顔右！右手を欄干に掛けて！ハイ！笑顔！」など周囲から指示が・・・。そして・・・「イ～　ア～ル　　サン！」　　　パチリ。その普通の男の子「めばえ」の表紙なみの作り笑顔で見事にポーズ！！！まるで子役のよう！！！『これか！！！』こんなちびっ子の時から訓練されるのだ・・・。そりゃ～大きくなるにつれ・・・自分自身のナイスポーズの研究もするはずね・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今まで店の取材で撮って頂いた、いくつものヒドイありさまの写真を見ながら・・・「私も中国人に学ばなくては・・・」と鏡の前で親指を噛んでウインクしてみるジャスミン２５なのでした。次の取材ではきっと・・・。笑。

  Oct 1, 2004

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  上海人じゃなかとばってん。よかですか？？？

  台風一過でさわやか～～～。今日の出勤は気持ちよかったです。本日の西日本新聞の朝刊に店が紹介されてます・・・。探して見て下さい。実は私、まだ見ていないので・・・何とも言えませんが・・・。さて、本日のオススメ。 賛否両論のコチラ・・・・。う～～ん。私、好きなんですけどね。賛否両論です。紫ベースのこちらと、カーキ色ベースのものの２種類です。葡萄のような・・・・何でしょう。この雰囲気・・・。某友人曰く・・・「水疱瘡コート」きゃ～～～！！！ヤメテ！！！存在感はピカイチなので、あっさりと着た方が良いでしょう。シルエットはとても綺麗です。かなり細身。（ベルトのバックルが可愛いのですよ！！！）我こそは・・・と思われる方。是非、Ｊａｓｍｉｎｅ．に見に来られて下さいね。さてさて・・・本日もまだまだ先日の上海出張の時に集めたネタをひっぱりますよ。何度か日記で私の通訳をやってくれるハンの事を書きました。そうです。性格が抜群に良い、通訳だけど日本語の怪しい彼女。彼女と一緒に買い付けをしていて・・・ずっと疑問だったこと・・・・。それは・・・店のおばちゃんが話を聴いてくれない・・・という事。「こんにちわ。これいくら？」と話かけても鼻であしらわれるのです。「この人は仕入れなんだから、安くしてよ。」なんて言おうものなら、シッシッ！って感じなのです。私は、はじめから日本人と解るとふっかけられるので、途中から値引きに参加します。私が日本語をちょっと喋ると・・・「じゃあ・・・○○元でどう？」なんて・・・やっと商売の話になります。上海ギャルＹちゃんと一緒だと、そんな事はありません。みんな話を聞いてくれます。どう比較しても、Ｙちゃんの時とハンの時のお店の人の対応が違います。しかも・・・Ｙちゃんと仕入れする時の方が、最終的の価格は安くなるのです。「何故？？？」私はず～～っと疑問でした。確かに・・・ハンは幼く見えるし、Ｙちゃんはオトナです。多分、Ｙちゃんの方が機転も利くし、頭の回転も速いけれど・・・。（ハンごめんね！）『しかし・・・それにしても態度が違い過ぎる・・・。』・・・・・・・・今回の私の出張中、途中で友人Ｋちゃんが日本から遊びに来ました。それをＹちゃんとハンと飛行場まで迎えに行った帰り・・・上海初上陸のＫちゃんが言いました。「私、上海ＴＶタワーに登りたい！」「え～～。タワーは対岸から見た方が綺麗だよ～～。」そう言う私に上海ギャルＹちゃんも・・・「そうですよ。タワーに登っても、タワーは見えないじゃない？？」そうだよな・・・。と思っているとＹちゃん更に言葉を繋げました。「私、一度、ニホンのお客さんに付き合ってタワーに登って恥ずかしかった～～。」Ｙちゃんは以前、日系企業の社長秘書をしていました。日本からの客を名所にご案内した事もあるのでしょう。しかし・・・『恥ずかしかった』とは？？？「タワーにいるのは外国人か、中国人は田舎モノばっかり！　上海人はいませんよ！　私、知り合いに会わないか、と心配だったよ。　そんなところ見られたら恥ずかしいでしょ？？？」ああ・・・ナルホド・・・。そういう恥ずかしいか・・・。Ｙちゃん、興奮してきたのか言葉が止まりません。「田舎と言っても多いのは、北京の人なんですよ。」「ええ？北京って首都じゃん。田舎じゃないでしょ？　私、行ってみたいよ。行った事ないもん。　　　　」と私。「北京は大きい。でもイナカモノばかりよ。　あなたはファッションの仕事なのだから、北京に行く必要が無いですよ。　だって、アッチの人達のファッションは５～１０年は遅れていますよ。　ダサイです！！　　　　　　」そ、そうなのか・・・・？Ｙちゃんのあまりの断言ぶりに思わず首を立てにフルしか無い私でした。上海の人々は自分の事を「上海人」と呼んでプライドを持っている人々が多いです。彼らが「私は上海人ですから。」という時には、「他の地域の人とは違いますから」的なニュアンスが含まれている気がします。確かに、他と比べると上海の生活水準は高いし、情報量もハンパでは無いでしょう。もちろん、お金も持っていますし、ファッションセンスなんかも磨ける環境なのでしょうね。う～～む。ある意味上海は中国じゃないのかも。ある日、Ｙちゃんと２人だけでお茶をしていた時に・・・フイに通訳ハンの話になりました。「あの子どお？？」菊花茶をすすりながらＹちゃん。「良い子だよ～。Ｙちゃんみたいには日本語上手くないけどね。」茶のつまみのスイカの種のカラを剥きながら答えると・・・「良い子だよね～。でもさ、あなたの為にいうけど・・・　彼女は上海では通訳は無理だよ。　あなたが損をしますよ。　　　　　　」彼女は、飲んだ菊花茶にお茶を足しながら言いました。「どうして～。もう少し日本語がうまくなったら使えるよういになるよ。　　頑張りやだし。　　　　　　」Ｙちゃんってハンの事キライなのかな・・・・とちょっと不安になりました。「ニホンゴが上手くなっても無理だよ。」Ｙちゃんは言い切ります。「ど～～～～してよ～～～。良い子じゃん。なぜ？？」ちょっとムッとして私が答えると・・・Ｙちゃん。考えもしなかった事を言い出しました。「彼女、標準語だもん。　上海語、ほとんど理解出来ないし喋れ無いでしょう？　あの言葉じゃ・・・　上海の人、なかなか相手にしてくれないでしょう？　ちょっとバカにされるんだよ。　　　」　『そうか・・・・。それか・・・・。だから、ハンが道を尋ねてもあまり相手にされない事が多いのか？だから、店でも適当にあしらわれるのか？』「それに・・・」Ｙちゃんはドライフルーツに手を伸ばしながら続けました。「上海の人が交渉するほど安くは、モノが買えないよ。　上海人は上海語を喋る人には、優しいよ。　でも、よそ者は中国人でもそれほど親切にしませんから。　日本人でも上海語を喋れる人と標準語を喋る人とでは　上海人は対応が違うよ。　　　　　　　　　」『そうなのか。だから、Ｙちゃんが交渉した価格とハンが交渉した価格では差があったのか。』「まあ・・でも・・・」Ｙちゃんは言葉を続けました。「あの子は良い子だからね・・・。　上海っ子を通訳に雇うとそれはそれで大変かもしれないです。　ああいう気の優しいタイプは上海にはいません。」またもやＹちゃん断言します。「いないの？笑」私が訊ねると・・・「いません。」断言。（笑）「Ｙちゃんは違うの？」意地悪に訊ねてみると・・・「違います。ああいうタイプは上海にはいないです。　のんびりし過ぎて、友達にバカにされますよ。」パパイヤのドライフルーツを手でちぎりながら、またしてもＹちゃんは事も無げにそう言い切ったのでした。そして・・・「彼女、２１でしょう？　上海ではあの年ではそれなりにお洒落もします。　彼女はまるで中学生のようです。　　　　」笑！！！確かに・・・。ハンはどこからどう見ても・・・２１には見えないのです。それもやはり、小馬鹿にされる理由かも・・・「でも、良い子。私は好きです。」最後に、Ｙちゃんはそう言って笑いました。Ｙちゃんにこの話を聞くまで、考えもしなかった事でした。確かに上海語というのがあるのは知っていましたし、上海人に上海語で受け答えすると妙に喜んで頂けるので面白半分に使っていましたが・・・。それにしてもハンさま。田舎から一人で出てきてお勉強。しかも・・・周囲がそんなに冷たいんじゃ・・・可哀想すぎます。同じカントリーサイドの人間として・・・ますます、彼女と離れられそうに無いジャスミン２５なのです。

  Sep 30, 2004

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  総勢２００人！？の誕生祝い・・・・

  本日は先ずはお願いから～～～。昨日ラブラドールを保護したと、友人Ｎさんから今朝、メールが入りました。飼いたい・・・とはいうものの彼女はすでに１匹のわんちゃんと暮らしています。（彼女は一人暮らし。）私の実家にゴールデンが１匹いる事を知っている彼女は、私の実家ならば飼う事ができるかも・・・と連絡してきたというわけです。しかし、我が実家もゴールデン１匹に私が拾った猫２匹で、もうてんやわんやなのです。私が実家に住んでいるのであれば、ＯＫと言ったかもしれないのですが・・・。もし、現在犬を飼いたいと思われて居る方で「ラブちゃん探してたのよ。」と言われる方。または、「犬種なんて関係ない！」とおっしゃる方。是非、ご一報下さい！！！ワンちゃんの画像は残念ながらありませんが、犬好きで長年いろんなワンちゃんを見てきた彼女曰く・・・「賢くて、澄んだ瞳のクリーム色の女の子」だそうです。ラブラドールという犬種自体が人間によくなつき、頭の良い犬種です。ちょっとでも興味のお有りの方！！！ご一報下さいね。お待ちしています。気になるのは、保護センターに引き取られたとのこと。飼い主が現れない場合の運命は・・・と考えると、彼女は居ても立っても居られない心境だと思います。（彼女は一人暮らしですし、彼女のワンちゃんはご老体らしいので一緒に飼う事は不可能なのです。保護センター行きという彼女の苦渋の選択にはご理解下さい。　　）お早いお返事を期待しております！見つけた時ラブちゃんはガリガリだったそうです・・・。何があったのでしょうか・・・。さて、本日のオススメです。 今回買い付けたワンピースです。ストレッチ素材で着易いですよ。胸元は刺繍にオーガンジーが張ってあります。アップはこちら・・・ そしてスリットにも刺繍が・・・ こちらのブルーの他に黒もございます。私はこの秋、ブーツに合わせて着る予定です！！！今日も上海ネタ。今回、私が上海に到着した日・・・（９月９日）友人達といつものレストランで食事をしました。先にレストランに着いた私は、予約した大きな円卓に一人腰掛けるとぼーっとして隣のテーブルを見ました。『盛り上がってるな～～～』テーブルの上には紹興酒やワインの瓶がたくさん。料理もたくさん。よく見ると・・・みんな「よそ行き」を着ています。ちょっとした外食ではそうそう着飾らない中国人。しかし・・・ドレスを着ている人もいるのです。『披露宴か？？？』の割には新婚夫婦が特定できません。披露宴ならば、どこかにこってりと化粧した花嫁さんが居るはず・・・。しかし・・・・化粧の濃いオバチャンや派手なワンピースの姉ちゃんはいますが、花嫁さんの初々しさは全くありません。『披露宴では無い！』私は観察を続けました。よく見ると、みんな似ている・・・。はっきりどこが似ている、と言い切れませんがテーブル全員が似ています。『親類、縁者の集まりだわい。』私は確信しました。この、雰囲気！！！うちのヒイばあちゃんの法事での会食と似てはしないか？？？そうこうしている内に、友人登場。私達も会食とあいなりました。しかし、気になる隣のテーブル・・・・。大きな円卓なのでゆうに１５人は座っている・・・。と・・・・隣の隣のテーブルからおじさんが立ち上がり、隣のテーブルのおじさんに酒をついでいます。『もしや・・・・』よく見ると・・・私達のテーブルを除くこのフロア全部のテーブルが、みんなお洒落をしています。『コレは何かの祝いだわい。』私は隣にいたＹちゃんに聞く事にしました。「ねえねえ・・・。隣のテーブルって何かのお祝いかな～？」ヘビの唐揚げを頬張りながら、Ｙちゃんは横目で隣のテーブルを確認。そして・・・「あれは、誕生日。」『誕生日かあ・・・。ここにテーブルが５個あって・・・テーブルに１５人座っているのだから・・・７５人？？？？誕生会に７０人もの客・・・という事は、１００近いじいさんか何かだな。　』そう思っていると、Ｙちゃんは続けていいました。「見て、あそこに赤ちゃんの車があるでしょう？」見ると・・・ベビーカーが・・・「アレが主役。」アレ・・・。「子、子供の誕生日にこんだけの人が集まるの？？？」びっくりしていた私に・・・正面で鶏の足に食らいついていたＭちゃんが言いました。「こんなの少ないわ！　私の時なんか２００人招待したわ。」『ええ～～～！！！２００人～～！！！』隣のＨちゃんも負けていません。「私１００人。」『１００人でもすご～～い！！！』そう思ったとき・・・隣のテーブルから華やかな歓声が上がりました。どうやらケーキが登場した様子。すると・・・奥のテーブルに座っていた女性が、ベビーカーから主役を抱き上げました。『ち、ちいさい！！！』これは生まれて３ヶ月も経っていないはず・・・。恐る恐るＹちゃんに・・・「これって生まれてどのくらいのお祝いなの？」ときくと・・・「生後１か月です。」１か月って・・・。『そんなちびっ子をこげん夜中に引っ張り回してよかとですか？？？』中国では生後１ヶ月の時に大きなパーティをするのが普通なのだそうです。しかも、大きくすれば大きくするだけハクが付くらしい。ついでに言うと・・・「５０人から７０人のパーティなんてしょぼい」そうで・・・。う～～む。さて、幼子は酒のニオイプンプン、タバコの煙充満中の会場を、オトナ達の手から手へと抱かれて行きます・・・。もちろん首など座っておらず・・・おっさんに抱きかかえられるたび、頭をなでられるたび、首がグラン！グラン！と揺れています。『おそろしや～～～！！！』そして・・・撮影会開始です。容赦なく、フラッシュがたかれ・・・様々なポーズでちびっ子と共に写真におさまる親戚縁者達。いや～～幸せそうな図・・・に一見見えますが、『まだ１か月ですよ～～～～～～～！！！！』。ちびっ子もちびっ子・・・。確かに子供が生まれるというのはおめでたい事です。特に、中国では現在一人しか産めませんからね・・・。でも、１ヶ月の子供をこげんとこに引っ張って来て良かとでしょうかね・・・。私、子供がおりませんのでその辺はよく解りかねますが、見た感じ相当小さかったとですよ。しかしながら・・・さすがは上海っ子（中国っ子）。泣きわめきもせずに、すわった目でカメラにおさまっていたのでありました・・・。中国人は幼い頃からこうやって鍛えられて、不屈の精神を身に付けるのでしょう。生後１ヶ月ではまだ安静に室内に寝かされている日本人は、やはり中国人にはかなわない・・・そんな気がしたお誕生会の光景でした。ちびっ子の事が気になってしょうがない私をよそに、我がテーブルは・・・「私の誕生会の時はね・・・・・」なんて話で盛り上がっておりましたが・・・。

  Sep 24, 2004

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  あんな通訳・・・こんな通訳・・・通訳いろいろ。

  さてさて、昨日は久しぶりの休み。泥のように眠りました・・・。今朝は空気が澄んでいて秋の風の香りがしましたね。いよいよ、本格的に秋がやってきますか？？？あ、そうそう・・・フリーページに盾の会の次回日程書いてます。気になる方は覗いて見て下さいね♪本日のおすすめは・・・・今回買い付けたこちら・・・朝夕は肌寒いのに、昼間は暑い・・・なんていうこの季節にぴったりのコーディネートです。一押しはこのパンツ。刺繍が施されているデニム素材です。デニムに色は洗いをかけた黒。刺繍が縦に入っているのでとてもすっきりした印象です。ブラウスは薄い綿素材。ジャケットをはおってもいいですね。ストールは、実は少しだけラメの入った綿素材です。５色あります。パンツのアップはこちら・・・ 少しストレッチが入ったスッキリシルエットのこちら。じつは３枚のみの入荷です。欲しい方はお早めに・・・。本日も、上海出張のお話です。以前日記にも書いた「私の上海の妹、ハン」（＝通訳なのですが・・・妹の様な存在です。）に今回も通訳をお願いしました。初めて通訳をお願いしてからはや１年。不自由だった日本語はやはり不自由なままです・・・。（７月３１日の日記『上海にいる妹のこと』に詳しく書いています。）彼女、学校の成績はしごく良いのです。読み書きは完璧。日本の本だって読めるし、日本のＴＶドラマも字幕無しで見れちゃうくらい。しか～～し・・・・　　喋れない。日本でもたくさんいますね。英検１級だけど英語を話せ無い人。あれと同じなのです。書かせれば完璧な日本語を書くのでしょうが、買い付け中にそんな暇はありません。通じない事でやはりイライラしてしまう事ばかりです。しかし、何故、そんな半人前にも満たない通訳の首を切る事なく使っているのか・・・・それは彼女の性格がとても良いからです。私の仕事は、店に行って交渉し商材となる品物を購入すること。それほど難しい会話が無くてもできるのです。ただ、私の中国語はハンパもハンパ。意志を伝えるところまではいきません。それに、日本人が一人で交渉したところで安くなる訳が無いのです。中国人が一人付きそっているか否かで、購入価格は雲泥の差となるわけ。なので、日本語の少々不自由な通訳ハンでも事足りるというわけです。ハンはとても良い子です。私は、これほど人の良い通訳にあたった事が一度もありません。今回、パスポートをすられた私の為に彼女は何度泣いたか！！！（私も泣きたかったけれど、２人で泣いている場合ではなかった。）そして言うのです。「お姉しゃん。パスポート盗られてゴメンナさい。」『ハンよ！！！悪いのは私なのだ～～～～～！！！！』こんな事を言われて、誰が彼女の首を切れよう！彼女と私はもう姉妹なのです・・・。（しかし・・・もう少し日本語上手になってね・・・ハン。）私が上海に行っている時、我が父と父の会社の部長は揚州という場所で商談をしていました。今回の商談は大きなもので、失敗は許されないものです。今回の取引先は、英語が使える人が居ません。そこで、中国語の通訳が必要になったのです。しかし・・・ハンには「絶対」無理なのです。なぜなら、彼女のボキャブラリーは大変とぼしく、日本語でも外来語が登場するたびにつまずきます。しかも、おっとりしている為に理解出来ない文章が出てくると・・・「わかりません。」と、言い切ってしまい、『ジタバタ』もしないのです・・・。解らないから・・・辞書を引こうという努力も無し・・・。これは性格の問題だと思われますが・・・。と言うわけで、ハンを紹介して頂いた日本語学校から成績優秀、日本語検定１級の生徒を新たに紹介して頂く事になりました。登場したのは痩せぎすの青年Ｋｉくん。彼もまだ２１才の学生です。とにかく勉強が出来るといった風情です。片手にはいつも辞書。解らない単語はすぐに調べる。趣味は「勉強」と言い切ります。しかし・・・ハンよりは少し喋れるものの・・・会話はイマイチなのです。居ないよりはマシだろう・・・。そう言って、父と父の会社の営業部長は揚州に旅立って行きました。ところが・・・・Ｋｉさん。商談の途中で解雇されてしまったのです。彼、やはり日本語の勉強はたくさんしていましたが、日本人と会話をしたのは初めてなのでした。（彼らの日本語の先生は韓国人なのです。）生きた日本語に触れた事が無い上に、商談となると専門用語が次々に飛び出します。外来語も満載です。Ｋｉさんはもうパニック！しかし、先にパニックになったのはＫｉさんではなく営業部長でした。気の短い彼は・・・「ええい！お前なんぞいらんわ！！！」となってしまったのです。可哀想なＫｉさん。私の通訳であればハンで事足りる（時々イライラしますが）ので、Ｋｉさんならば充分過ぎるくらいですのに。しかし、間違いがあってはならないお仕事。私の仕入れなどとは額が違うのですから・・・。一方、「ええい！お前なんぞいらんわ！！！」と言ってしまったものの、彼らもとても困っていました・・・。なぜならば、むこうは英語さえまともに喋れないのですから。そこで、部長は急遽Ｋｉさんの代役を思い付きました。それは、彼が上海滞在中馴染みの日本人向けクラブのホステスＲちゃんです。私は、それを訊いた時『日本語検定１級のＫｉくんが使えなかったのに、ホステスさんで大丈夫かいな・・・ちゃんとした通訳雇えばいいのに。』と、正直思いました。（ホステスさんを軽視している訳ではありませんのですよ。あしからず）が！！！Ｒちゃん！！！見事に商談の通訳を果たしたのでした！！！話を聞くと、Ｒちゃん、日本語学校などには通った事が無いと言います。ただ、日本人の客と会話をしているうちに覚えたのだとか・・・。それが、見事な日本語なのです。ホステスになって３年。Ｋｉさんやハンも日本語を勉強して３年。なのに・・・Ｒちゃんのしっかりした喋りといったら！！！！しかも、だてに日本人のオヤジの飲みの相手をして生計をたてているわけではありません！会話の途中には軽いギャグまで盛り込んでしまう程の腕前！！！しかも、気が利く！（なるべく、気が利き会話が上手な方が指名も増えるのだとか。）サービス業に従事しているせいか、メモが必要となればメモを取り・・・誰かがペンを探していたら、ペンをさしだし・・・これはもう立派な通訳・・・いや・・・秘書にもなれます。すばらしい・・・。見ていたＫｉくんは落ち込みました。しかし、彼は燃える闘魂を持つ男。「今から勉強します！学校に戻ります！」と熱く語りながら去って行きました。去り際・・・「ちょっと日本語の単語をシツモンしてもいいですか？」というので、話を聞くと・・・「ふわふわしたモノ、の『ふわふわ』は漢字でどう書きますか？辞書に載っていません。教えて下さい。」う～～む。不和不和ですか？？？？？笑。どこまでも勉強熱心な彼なのです。「もっと日本語がうまくなったら日本においで」落ち込む彼にそう伝えると・・・「いいえ、今は勉学が大切ですから。まだ旅行するはなりません！」ああ・・・熱い！！！頑張れ！！！Ｋｉさん！立派な通訳になって下さい！その暁には、是非うちの通訳してね！！！寂しく去って行く彼の背中を見つめながらエールを送る私の横で・・・我が妹である優秀通訳ハンは・・・ソファーに座って寝ていました・・・。ああ、ハン・・・貴方に足りないのは、負けん気なのよ・・・。じっと見ていると、気が付いたのか、目を覚ましたハンさまはこう言いました。「Ｒちゃん、ニホンゴ上手ですね～。おね～しゃん♪」ハン・・・悔しいとは思わないのかね？おね～しゃん悲しい・・・。

  Sep 22, 2004

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  西郷ルックの・・・大和撫子・・・・・・・

  またまた、このワンピです。ノースリーブなので、羽織モノをしてます。よく、チャイナには何を羽織ればいいですか？？と質問を受けますが・・・普通のワンピースと同じです。パーティであれば、ラメ入りのショールやカーディガン。普段であれば、バランスを考えてカーディガンを羽織ったり、襟元のすっきり開いたカジュアルなジャケットも良いと思います。もう少し肌寒くなったら、カシュクールタイプのニットを合わせて（襟ぐりが大きく開くタイプが◎）足元はブーツ・・・というのも有りですよ～～。さてさて、昨日は「上海の大和撫子」というタイトルで日記を書きましたが・・・実は、わたし・・・学生のころに、キモノ（着物ではない）を着てあるバイトをした事があります・・・。あれは大学３年の１１月・・・。友人が「１日だけバイトしない？」と言ってきたのです。彼女は、２年の頃から京都市内の料亭でバイトをしていました。その、料亭が急遽１日だけのバイトの人員を探しているというのです。時給は安いが・・・・「まかない付きやで。」その言葉で私の心は決まりました。京都の料亭のまかないですよ！！！「やる～～～！！！！！」その週の土曜日・・・バイトの場所は、市内の料亭ではなく・・・郊外の古い寺の一角を改築した会場でした。京都の１１月は、寒い・・・。『止めれば良かった～～。』自転車を漕ぎながらちょっぴり後悔です。しかし・・・『ま・か・な・い♪』意地汚い私は、そうつぶやきながら自転車のペダルを漕ぎ続けました。漕ぎ続ける事４０分後・・・そこは、立派な寺でした。早速、バイトの教育担当でチーフの女性を友達に紹介して貰いました。「来てくれてありがと～！助かったわ～。手ぇ足りへんとこやったから～～。」京美人のお姉さんははきはきして、愛想よく私は一安心。仕事内容は、外国人観光客の夕食のサーブ役。裏方の仕事だとばかり思っていたので、少しびっくりしていると「大丈夫。簡単やて。」お姉さんは優しく微笑みます。『ホント、いい人で良かった～～』と思ったその時、背後からダミ声が響きました。「あんたら、何してんのん！！！はよ、せんとガイジンが来てしまうでぇ～～！！！さっさと着替ぇ！！」はっと振り向くと・・・そこにはこってりと化粧をし派手な着物を着た年配の女性が・・・。「はいはい！女将さん！解ってます！」さっきまでにっこり微笑んでいたチーフの彼女は鬼のような顔で言い返し・・・今度は私達に微笑みかけると・・・「じゃあ、着替える場所に案内するね。」なんか・・・イヤな予感・・・。どうも、この２人・・・仲が悪そう。その上、女将さんの独裁者振りは相当で周りは振り回されています。別室に通され、着替えを渡されると・・・キモノ・・・綿素材のペラペラの・・・キモノ・・・マジックテープ止めの・・・キモノ・・・昨日書いた上海で見たモノよりはいくらかマシですが・・・キモノ・・・とりあえず、袖を通すもののタッパがありガタイも良い私は・・・袖は短い・・・足首は出ている・・・まるで・・・上野の西郷さん・・・。（もしくは大根飯のオシン）お姉さんが私の着こなしをなおしてはくれたものの・・・犬を連れたら・・・西郷さんの銅像そのものです・・・。「まあ、美人さんやからいいわ～。キモノ小さくても。」お姉さんは引きつった笑いを浮かべ、一応フォロー。かくして、私は西郷ルックで働く事とあいなったのです。・・・・・・・・・・・・・先ずは配膳・・・。もう出来上がっているテンプラだのなんだのを、ビニールの手袋で、すでに並べられている皿の上に並べて行くのです。皿は豪華ですが・・・冷え切ったテンプラはいかにも不味そう・・・。ほとんどが揚げ物。料理は、日本人だったら絶対文句がでそうなヒドイ状態です。ツアーで海外に行くと、料理は不味い・・・というのはここでも定説のようです。８０人分の席を作るのは一苦労。しかも、女将さんが常に文句を付けるのです。「誰？？こんな盛り方したんは！！？？」「チーフは何してるん！！？？」「もっとスピーディーにできひんの？？！！」常に、怒鳴っている・・・。しかも・・・喋る事、行動、共に品が無いのです・・・。従業員はおばちゃんもおじちゃんも若い子も・・・みんな、彼女を無視・・・。いつもの事だ・・・という顔なのです。それにキレた女将さんは、先ほどのチーフのお姉さんに当たる当たる・・・。しかし、彼女も負けていません。言い返す・・・。罵声行き交う戦場で、とにかく私も西郷ルックで頑張りました。しばらくすると・・・バス到着です。外国人（ほぼ米国人）のお客様がどやどやとやってきました。私たちは壁際に正座し、深々と頭を下げてお出迎えです。さっきまで、般若の形相だった女将はすっかり営業スマイル。・・・さすが・・・。食事の前に「飲み物」の注文をとります。（英語で。喋れないスタッフにはカンニングペーパーがわたされた。）もちろん「飲み物」は・・・別料金。それを知ってか、お客様も・・・「ノー　サンキュー」。しかし・・・女将は言いました。「もっともっと無理矢理でも飲ませなさい。」きゃ～！恐ろしい・・・。しかし、注文の少ない飲み物・・・。「チッ！ガイジンが！」女将さんのつぶやきに更に怯えるジャスミン西郷。正座が出来ない人の為に、座布団を何枚も運び・・・やっと会食。すると・・・女将さん。またおかしな事を言い出しました。「ガイジンは白米はあかんから、醤油かけて周りぃ。」女将の言うことは１００％。私たちは、「ライスに醤油をかけましょうか？」と言ってまわる事になったのです。しかし、日系のお客様もいらっしゃるし、日本通の方も多数です。「ホワイ？？」と返され・・・だってだって・・・命令だもん・・・とも言えず・・・。ああ・・・キツイバイトでした～～。食事はさすがに、不味かったらしくお残し多数。（当たり前です。）しかし、古い寺での食事はそれなりに楽しかったようで、食後は撮影会に・・・「ハーイ！ゲイシャガール！」「オウ！マイコ！マイコ！」等と呼ばれ・・・私も、西郷ルックで写真にパチリ。ああ・・・間違った日本文化を広めている・・・という心の痛みを伴いながら・・・バイトは終了したのでした。その日、全てをかたづけ終わったのは１２時過ぎ・・・。女将はさっさと先に帰ってしまい・・・準備の時の罵声は聞かなくて済みましたが・・・。疲労困憊。ちなみに、まかないは激安スーパーの稲荷寿司５個入りのパックでした・・・。

  Sep 5, 2004

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  上海の大和撫子たち・・・？？？

  今日は、店を開けてから立て続けに４人のお客様。さすがに、雑誌の効果すごいです。そして皆さん、「結婚式」用の服やバッグをお探しです。秋の挙式って多いんですね～。一番の人気は・・・以前紹介したコチラ・・・ 二番目は・・・コチラです。ありきたりなチャイナドレスに飽きた方や、初めてチャイナを体験される方、どちらにも人気です。昨日紹介したタイプも人気ですが、もっとあっさり着たい方にはこの２点はオススメです。さて、もうすぐ上海出張。いつもハードなので（よく、旅行出来ていいね、と言われますが、想像を絶するハードさ！なのですよ～～涙）今回もココロしてかからなければ・・・。歩き回り、価格交渉で声を枯らし、思い荷物を肩に食い込ませ・・・ホテルにたどり着いた頃にはもうボロボロでドロドロに疲労しているのです。そこで、楽しみはやはり食事です。そんなに高いレストランでなくても美味しいディナーが頂ける！それが上海！！（でも高いトコロは高いですよ～～ん）美味しい中華をたらふく・・・・ある日、友人のＴさん（上海人）が食事をごちそうしてくれると言います。「僕の行きつけのお店だよ。お洒落な店なんだ。」彼は、胸元の金の鎖をキラリとさせながら言いました。上海の経済成長に便乗し最近小金持ちになった彼、どんな店に連れて行ってくれるのか・・・。彼が車を停めたのはあるビルの前・・・。そこには『日式焼き肉』の文字が。『ええ～～！中国に来て日本式の焼き肉～～～！！』私はちょっぴりがっかりです。（失礼なヤツです・・・）私は、日本でも焼き肉はほとんど食べません。肉を大量摂取すると、どうも身体の調子が良くないからです。しかも、Ｔくん。たしか、「お洒落な店」と言ったはず・・・。しかし、看板はギラギラとしたネオンに輝き・・・とてもお洒落といった風情ではありません・・・。『まあ、Ｔさんがせっかっく連れて来てくれたのだ。』私はそう思い直し、久しぶりの焼き肉を堪能しようとココロに決めました。期待などしてはいなかったこの焼き肉店。しかし、この後、私の心を鷲掴みにする光景が待ち受けていたのです！！！！建物に入り、エレベーターで３階へ。開けると・・・そこは・・・ただの「焼き肉屋」でした。『日式って書いてあるけど・・・本当に普通の日本の焼き肉屋だわ』造りは日本の焼き肉屋です。店内に入ると「いらっしゃ～ましぇ～！」。『お！日本語じゃん！』見ると・・・ウエイトレスの女の子は全てキモノを来ているのです。着物ではありません。キモノです。ナイロン素材の花柄で作られたキモノ。マジックテープ留めの帯・・・。そして、胸元には・・・大きな名札が付いています。見ると・・・あい　よしこ　かずよ　ゆみ　・・・・・・・席につくとやって来たのは「としこ」さん。「いらっしゃ～ましぇ～。ご注文はにゃんにしますか～？」ヒマワリ柄のぺらぺらのキモノを着た「としこ」さん。日本語はどうやらそれしか話せない様子です。注文はＴさんが中国語でしてくれました。オーダーが入るとそれを大声で伝えます。すると・・・「ありがと、ごじぇましゅ！」従業員全員が大声でご挨拶。『ここは・・・焼き肉屋なのか・・・居酒屋なのか・・・』客は日本人が多いのか・・・と見回すと・・・奥の席に駐在員らしき日本人のビジネスマンが座って食事をしているだけで、あとは中国人です。「Ｔさん、ここって日本人経営なの？？？」と聞くと・・・「前の経営者は日本人。でも今は中国人が乗っ取った。　みんなキモノでお洒落でしょ？」・・・・・。怖い話でございます・・・。しかし、社員教育は日本式で行われているらしく、どの子も感じが良い！！私たちの席の担当の「としこ」さんも・・・『おしゃけ』（＝日本酒）を勧めてくれた「あい」ちゃんも・・・鉄板を頻繁に交換に来てくれた「たろー」君も・・・みんなニコニコと・・・。実は私、海外で日本食の店に入ったのは初めてでした。『中国でもこんなに「笑顔」が見られる場所があるのね！』・・・感動です。味は・・・・まあまあでしたが、彼女達の笑顔で全てを許せました。（オヤジ発言？？）Ｔさんと話をしながら箸を勧めていると・・・「あら～～Ｔさん～！！」（←中国語）と言いながらやって来た女性がひとり・・・私は一瞬にして彼女に目を奪われてしまいました。その店のチーフであるらしい彼女は、例のペラペラのテカテカのお花柄の生地で作った「振り袖」を着用していたのです。どぎつい花柄のそれはやはりマジックテープで留められていて・・・振り袖の袖の部分は袋にはなっておらず・・・一枚布・・・。まるで折り紙のよう・・・・。襟口は花魁並に抜かれ・・・下に着たＴシャツが見えている・・・。『アバンギャルドな着こなしだわ・・・』（アバンギャルドの意味はわからんが）髪はゴムで括られ・・・派手なかんざしがぶっささり・・・そして足下は・・・・５本指ソックス（！！！！！！）に草履履き。和服の着こなしを良い線までは真似出来ているのですが、決定的に全てを外している・・・のです。「ふ、振り袖・・・ですね・・・」と声を掛けると・・・彼女は得意そうにいいました。「日本の雑誌を見て真似して作ってみたの～。うふふ」『・・・・・。』彼女は、Ｔさんとかなり仲良しのよう。Ｔさんの隣に腰掛けて・・・何やら密談。『Ｔさん、綺麗な奥さんいるくせに～～～！』そう思いＴさんを睨みながら肉をほおばっていると・・・Ｔさんがニヤリと笑って言いました。「実は・・・焼き肉屋の経営をはじめようと思って・・・。」詳しく聞くと・・・Ｔさんは焼き肉屋を彼女と一緒に経営しようと企み中。肉の卸し業者とも話しがついていて、彼女をはじめノウハウを持った従業員を全て引き抜こう・・・としているらしい。勿論、ここの経営者は何も知らないというのです・・・・。こわい話でございます～～～。「日本のサービスはすごく良いし、このサービスで美味しい肉を出せば必ず当たるから。」Ｔさんの首の金の鎖のネックレスがまたキラリと光りました・・・。『Ｔさ～～ん・・・刺されたりしないでね』振り袖姿で大股を開き椅子に座っている彼女と密談を続ける彼を見ながら・・・そっと祈ったジャスミン２５でした。いや～～それにしても・・・海外で見る「キモノ」でまともなものを見た事がほとんどありませんが・・・ここまで完成度の低いモノを見たのは初めてです。（いや・・・ある意味、完成型かもしれませんが・・・）そのデザインの斬新さに私のハートは鷲掴みされてしまいました・・・しかし、お店を出る際、腰に手を当て仁王立ちでお見送りをしてくれた振り袖のチーフ「まりこ」さんを見ながら・・・「Ｔさん・・・お店出すなら、制服は和服じゃない方がいいと思うよ・・・」と小声でアドバイスをした私です。

  Sep 4, 2004

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• 無節操な・・・・品揃え？？？

  今日、店に来ようと歩いていると・・・・見知らぬじいちゃんに声をかけられました。「○○の交差点に行くにはどげん行ったらよかじゃろか？」「こっちですよ」・・・と指さしたものの「目の見えんもんじゃけん・・・。」との答え。よく見ると、白い杖・・・。身体をその道側に向けてくれれば、まっすぐ歩く・・・というので身体を向けてあげました。のろのろと歩き出したじいちゃん・・・。私は、駅前のコンビニに用があったので買い物へ・・・。しかし、気になります。急いで買い物を済ませ、じいちゃんの歩いていった方を見ると、まだのろのろとその辺を歩いています・・・。『逆方向だしな・・・』と思いつつ・・・結局・・・「一緒に行きましょう・・・。」という事になり・・・最終的にはじいちゃんの家まで送り届けることとなったのです。それが・・・遠い・・・・。（２０分は軽く歩いた・・・）じいちゃん・・・目が見えないのに元気元気！！！そして・・・話す！話す！！！ひっきりなしに昔話です。家まで連れていくと・・・「お茶飲んで行け」。しかし、もう開店時刻に充分遅刻の私は（これ以上じいちゃんの話を聞くのも辛かったし・・・）丁重にお断りして店に向かいました・・・。（じいちゃん最近目が見えなくなったようだったし、一人暮らしで寂しいんだな・・・。）私は、実の祖父と昔から折り合いが悪く、基本的に年寄りが苦手です。でも、お茶くらい一緒に飲んであげても良かったかなあ？でももう・・・昔話は腹イッパイの私です。さて本日のおすすめは・・・「オ○ケンもどき」君前に登場したスパンコールカットソーのベージュ版とコーデュロイの刺繍スカートの組み合わせです。スカートの刺繍のアップはこちら・・・買い付けの旅を目前に控え、今、何を仕入れようか考え中です。まあ・・・行ってみないと解らないところもあるので、大部分は行き当たりばったりで買ってくる事になるのですが・・・。私が上海で仕入れをするようになって驚いた事があります。私は、洋服の卸の店で買い物をすることが多いのですが・・・普通、日本の店も、それまで頻繁に仕入れをしていたホーチミンの店も、店ごとにカラーがあり、大体置いているモノは統一されているものです。例えば、私の店を例に挙げるとすると・・・Ｊａｓｍｉｎｅ.に置いている商品は、チャイナスタイルでしかもコテコテのチャイナではないモノ。日常に着やすい、モダンなチャイナスタイル・・・というのがコンセプトで、その雰囲気に合うものをセレクトし、並べているわけです。ベトナムの店もだいたいそうで、ここはカジュアルスタイルの店。ここはシルクのゴージャススタイルの店・・・などなど店のカラーというモノがかります。しかしこれが普通だと思っていた私は、初めて中国（上海）で仕入れに行った時・・・もの凄く戸惑う事となりました。・・・・・。どこを探しても、私が欲しいジャンルの服が見つからない・・・。ゴージャスなチャイナドレスの専門店は容易に見つける事ができます。しかし、私が欲しいのはそういう種類のチャイナドレスではありません。もっとカジュアルで、着易いもの・・・。卸売り市場にいっても、あるのは流行の服ばかり。諦めて市場の中のＴシャツやジーンズをたくさん並べている店に何気なく入り、服をみていると・・・『あった！！！』なぜか、大量のジーンズの中に埋もれるように数枚のカジュアルチャイナを発見。『しかし・・・なぜこの店に・・・』価格が高かったので買わずに、今度はギャルなファッションのお店に入ってみました。『ここにも・・・』数枚ずつではありますが・・・確かに私の目指すチャイナがおいてあります。一番びっくりしたのでは、スポーツテイストのファッションの店に置いてあった事です。（ジャージの中にチャイナ・・・）普通、自分の店に合わないモノは置いて置きたくないと思うものですが・・・中国は違う様子。売れそうなモノならなんでも置いてるのです。だから・・・カッコイイお姉ちゃん系の店に突然コットン素材の乙女チックなお花刺繍のフリルスカートがあったり・・・・・・高級そうなスーツなどを扱っている店にものすごいカジュアルなＴシャツが置いてあったり・・・・・・無節操・・・さすがに、上海中心部の高級店ではそこまでの事はありませんが、私が行った卸をメインにしている小さいお店はだいたいそうでした・・・。今は、Ｊａｍｉｎｅ.オリジナルを作ったり、直接メーカーから買っているのでそういうところで買ったりはしていませんが・・・。最初は驚きましたよ・・・。もう一つ驚いたのが・・・店の雇われマヌカン（←古い・・・）達がみなさん店の『商品』を着ている事・・・。買ったやつではありませんよ。『商品』です。みなさん、値札を襟のあたりからブラブラと下げて、接客をしています。もちろん、ゴハン食べる時も・・・そのまま・・・。トイレに行くのも・・・そのまま・・・。きっと、営業終わったら脱いでラックに戻すんだなあ・・・。時々、お客様に「コレがいい」と着ているモノを指さされ・・・脱いでいる店員も見かけるので、買う方も充分承知なんでしょうが・・・・日本人から見ると・・・結構とんでもないですね・・・。あと・・・お昼時に店に入ると、店員達が店のど真ん中に段ボールを重ねてテーブル代わりにし、出前の昼食を食べている事も信じられない事の一つです。客が店に入ろうが、客に何か尋ねられようが・・・食べながら接客・・・あるいは・・・無視。う～～む。恐るべき集中力。日本って客が来たらきちんと「いらっしゃいませ」と言うのが当たり前だし、店内で、しかも客の目につくところで食事するなんてのは、以ての外・・・・。ですが・・・・これも全て日本の常識。中国では違うのですね～～～。一応、接客業の私としては・・・いろいろ勉強になります・・・。

  Sep 2, 2004

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  横取りしないでよぉ～～～！！

  先ほど、店に来る途中、イヤなモノ見ちゃったのです。正面からやって来た車が、少しスピードを落としたかと思ったら・・・運転席の窓が開き・・・・ナント！！！ゴミを捨てたんですよ！！タバコや紙くずなんかを捨てるのを見てもイヤな思いになるのに、大きめのコンビニの袋にパンパンに入ったゴミ！！一瞬、目を疑いましたよ。（道のど真ん中で！）ピカピカに輝く車に乗った２０代の男。目が合ったので「くぅおらぁ～～！！」と怒鳴ったら、赤の点滅信号無視して急いで消えてしまいました。何で、私が人のゴミ捨てにゃならんのじゃ・・・。車はピカピカできれ～いにしてましたが。あの男。（だいたい私は、車をアクセサリーのように考えるヤツが大嫌いです。車は動けば良いのだ！）私の店が入っているビルは基本的には禁煙ですが、各店、灰皿を店頭に置いたりして喫煙コーナーを作っています。しかし・・・私は何度も「火のついたままのタバコ」が廊下や階段にポイ捨てされているのを片付けました・・・。火事になったらどうすんじゃ～～！！！（ゴミを捨てるな！とかいう以前の問題ですよ。）ああ・・・朝からおばちゃんクサイ事言っちゃいました。反省。（でも、ちょっとすっきり）さて、本日の装いは・・・麻素材の黒のワンピースに民族調の大きめのネックレスをしています。カメラを忘れたので画像は無しです。笑なので、今日のオススメの画像を・・・ 刺繍の半袖ブラウスです。キュートな花の刺繍。アップはこちら・・・ボトムはジーンズでもスカートでもよかですよ～～。さて、昨日に引き続き中国ネタです。中国で仕入れをしていて、ずっと気になっていた事があります。品物を選んでいると、必ず違う中国人の客がやって来て同じ品物を横から引っ張る・・・のです。もう、しょっちゅう！！（バーゲン品の争奪戦みたいな感じ）何故だ。生地市場で、客のいない店に入り生地を選んでいると・・・隣の店で生地を選んでいたおばちゃん登場。私が店主と交渉している「前」に身を乗り出し、「コレいくら？素材は綿？」と、店主に質問をはじめるのです。（このとき私の方を見ようともしない。）『なんだこのオバハンは・・・。』おばちゃんがその生地をほしがっているのか・・・と思い違う生地を見ていると・・・・そのおばちゃん、なんと今度も・・・。最初はイヤなおばちゃんの嫌がらせかと思っていました。　しかし、若者向けのブティックで服を選んでいた時も。気になるワンピースを持って鏡の前で身体にあててみていると・・・『おう！なかなか似合うではないか！・・・？？？』鏡の端からにゅ～っと手が伸びてワンピースのスソを引っ張られました。『？？？』振り向くと・・・上海ギャルが二人・・・。私が身体にあてているワンピースの端っこをつかみ、店員に何やら尋ねている様子。（このとき私の方を見ようともしない。）違うコーナーに移動し、ブラウスに手を伸ばすと・・・今度は違う女の子にソレを奪われる・・・。『何？！みんなして日本人をいじめるの？？？　買い物もさせないつもりね！？ううっ・・・！涙』私は涙を浮かべ、小走りで店を立ち去りました。（←ウソ）そんな事が度々・・・いや、しょっちゅうです。仕入れた商品をバッグにつめようとしたら、横から漁られる・・・・。（このとき私の方を見ようともしない。）試着した服のスソを捕まれ、そして店員に何やら質問。私はマネキンでは無い！！（このとき私の方を見ようともしない。）しかし・・・私が「要らないや」と興味を無くしたら彼らもどっかに行っちゃうのです。『欲しくないくせに・・・。買う気無いくせに・・・。　嫌がらせだ～～～～！！！！！』さすがの私も、度重なる嫌がらせに頭に来てＹちゃん（上海ギャル）に訊ねました。「あのね～～。日本人が嫌いだからって・・・こんなのあり？！ひどいよね？？？」すると・・・Ｙちゃんは困った顔になりこう言いました。「イヤな思いさせてごめんね。　だけど、悪気は無いのよ。　彼らは、日本人が選ぶ商品は良い物に違いないって思うだけなの・・・。　日本製のものは品質が良いです。（きっぱり）　だから、日本人は良い物しか買わない、と思うの。　みんな、良い物が欲しい。だからね・・・。」ナルホド・・・。そんな事でしたか・・・。日本人の審美眼を信じていらっしゃると言うことですな。（しかし、あんな態度で来られては・・・結構・・・ショック受けちゃいますよ～～～。）これから中国行かれる皆様～～！買い物途中で商品横から奪われても怒らないであげてくださいまし！！彼らに悪気は無いのですから・・・。それにしても・・・「日本製」は良い物だ。という説はまだ崩壊していない様子。昔はそうだったですね～。服にしても、電化製品にしても・・・車にしても・・・。今、純粋に日本製のモノなんてそうはありませんし。ほとんどが、海外生産になってしまったのですから。（仕方ないですね。日本製は良くても高くて売れないですから。）それに、中国をはじめいろいろな国では技術が向上しました。（日本の大手企業もこぞって中国に進出してます。）自動車なんかはまだ国内産がもてはやされていますが、某自動車メーカーのような一件もありますし・・・。信じられない・・・。日本人は良い物を選ぶ・・・なんていうのも果たして本当でしょうか？激安ショップの普及にも伴い、日本人の多くは「品質はほどほどでも壊れたら捨てて買いなおしたらいい・・・」なんて考えになってしまったんではないでしょうか？ブランドのロゴマークに踊らされて（ブランドものでも良い物はたくさんありますよ、もちろん）いないでしょうか？モノの価値について改めて考えてしまう私です。なにせ、実家は製造業なものでして・・・。

  Aug 27, 2004

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• 結婚するなら・・・？？？

  昨日、家に帰ったら結婚式の招待状が届いていました。差し出し人は、高校の時のお友達（先輩なのですが）のＴさんです。おめでたい！！！Ｔさん、おめでとうございます！！是非、参りますです。バリバリチャイナスタイルにて。私の友人は、結婚して子供がいる人たちがとても多いです。しかし、結婚していない人もとても多い・・・。半数以上は結婚していません。年は２０代と決別するくらいの年齢です。「結婚まだか？？」という周囲の声も耳にイタイ時期です。３０代半ばにて、未婚の友人はいいます。「３０超えるとね、それも言われなくなるのよ。」まあ、みんな、特に結婚を焦っているわけではなく、仕事に趣味にと忙しい人ばかりなので悲愴感もないんですが。おなじみ上海の友人Ｙちゃんは今年３２才です。中国では田舎に行くと、『女性は２５過ぎたらもう結婚できない』というそうです。（失礼しちゃうわね！！！）しかし、大都会上海では、まだその年齢制限が緩いらしく、結婚していない３０代はたくさんいます。「Ｙちゃん、結婚しないの～？」そう訊ねると・・・・「結婚、してもいいけど相手がいないの～。良い男は結婚してるし。」う～む。言う事はどこの国でも一緒です。笑。彼女は、以前日本の某企業で通訳兼秘書をしていました。今も、日系の企業で高い役職についていて、並の男性より稼ぎも良いのです。（私より稼ぎは良いかも・・・）「結婚するなら、中国人がいいわけ？？」彼女の兄は、ヨーロッパの女性と結婚し、向こうで暮らしています。彼女自身も日本語、英語がペラペラなので、愛を囁きあうのには、外国人でも問題ない様子。「いいですよ。ただ、日本人と台湾人はイヤ。」腹の立つ発言であります。中国人はやはり、台湾人を目の敵にしている人が多く、台湾にも友達が多い私としては少し悲しいのです。まあ、これは仕方のない事として（仕方なくは無いんですが・・・）日本人の親友を前になんて事をぬかすのか！！！「なんでよ～～！日本人の俳優とか好きな人いるって言ったでしょ？？？」私が、口をとがらせると・・・「日本人は、エッチだから・・・。」と彼女。以前、彼女が秘書をしていた際、日本からやってくるお客さまの通訳などすることが多かったらしいのですが・・・そのお客さま連中が、ちょっとタチの悪い方々だったらしく・・・「どこに小姐のいる店がある？」（小姐＝お姉ちゃん、ホステスさんの事も指す。）「どうやって誘えばいいの？」「夜の相手してくれる女性を手配してもらえる？」「馴染みの彼女とデートなんだけど、個人的に通訳お願い。」しまいには・・・「Ｙさん。デートしようよ。○○元あげる・・・。」みんな、妻子持ちの良い年をした男性だったそうで・・・彼女の中では・・・【日本人の男＝エッチ、浮気者】の図式が出来上がっているのでした・・・。う～～ん・・・彼女を責められません。ごめん。Ｙちゃん・・・。しかし「キムタクだったら良い」との事でした。笑。私も、もし結婚するなら特に国籍は関係ないですね～。しかも、Ｙちゃんはイヤだと言った台湾人。私は、結婚するなら台湾の男性、良いな・・・と思います。友達のＫクンは台湾人の男子２７才です。彼には、彼女がいます。とっても美人さん。彼、とっても優しいんです。ものすごく！！！彼らと一緒に食事をした際・・・皿を運ぶのも彼・・・料理を取り分けるのも彼・・・料理を彼女のごはん（中華系の人はごはんにオカズを乗っけて食べる。）の上にオカズを乗っけるのも彼・・・。食事だけではありません。全てに置いてこの調子。保護者？？？彼女は、ただ笑って座っているだけなのです。「やさしいね・・・。Ｋクン。」という私に・・・彼女。「台湾のほとんどの男性がこうですよ。とっても優しい。日本の男性みたいにイバラナイ。」（私は台湾の男性とおつきあいした経験がございませんので本当かどうかよくわかりません。）日本にだって！！優しい男性はたくさんいるもん！！と思いつつ・・・・食事が済んだあと、自分の食べた食器も片付けず、ごろりと横たわるチョロン（今の彼）の姿を思い浮かべる私。お互い仕事して帰って来て、私はあわてて食事を作って・・・ヤツはその間ビール飲みながらＴＶ見てる・・・食べ終わったら片付けて、その間に洗濯・・・。何で私ばかり・・・。そういえば・・・家のオヤジもそうだ。そういえば・・・いままで付き合った彼もほとんどそうだ。私がそういう男性に惹かれるのか・・・そうゆう男性がやはり依然として日本には多いのか・・・そのあたりは・・・どうなのか・・・解りませんが、台湾人の甘甘カップルを見るにつけ・・・「うらやましいなあ～～。」と指をくわえる私なのです。ああ、でもちょっとフォローするならば・・・私は、あんまり優しすぎる男性もどうかと思います。（実は、亭主関白が嫌いではないのです～。笑）つっけんどんな中にちょっと見せる優しさがあれば、素敵ですわ。でも、それだけ強く出るのであれば、イザという時に命掛けで守って欲しいですね。それだけ強く、信頼が置ける男性が現れたら・・・家事の分担なんかして頂けなくとも・・・「オイ」とよばれようと・・・「俺様」主義でも・・・文句は言いませんコトよ。（ちょっとマゾっぽい？）なんだか・・・カラ元気な男性が多い気がして・・・なかなか結婚する気になれない私です。こんなことならベタベタに甘甘な台湾の男性の方がいいなあ～～。未婚の女性のみなさん？？いかが思われます？？？

  Aug 23, 2004

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  幸せを呼ぶ・・・アノ毛の謎！？

  昨日は例のごとく、火曜定休日！！ああたくさん寝ました！！幸せ・・・。一昨日の夜、久しぶりに東京から帰ってきた高校時代の友人Ｈくんと地元の友達Ｋちゃんと飲みました。昔から、オヤジくさい雰囲気を漂わせていた彼Ｈくん（現在○○省勤務。無敵の国家公務員）は、もう立派なオヤジに成り果てていて、私も年をとったのね・・・と改めて実感したのでした・・・。（あら失礼。だってセカンドバック片手に現れたのよ！！セカンドバック！）実は、このメンバー・・・高校時代の美術部の面々。もう一人、欠かせない存在の美女Ｔさんはお仕事が忙しくて欠席でした。（Ｔさん！久しぶりに会いたかったわ！）久しぶりで楽しかったです～～。それにしても、誰も結婚しないわね～。呪われてる？？笑。（誰に？？）さて本日のおすすめ。 ダークブラウンの地色に鮮やかなトルキッシュブルーの芥子の花のこちら。かわいいでしょ？？ちょっと短め、かつ少し透け感のある素材です。さて、本日は「毛」の話。（いきなり・・・）何の毛か？中国なだけに発毛剤ネタか？？？いいえ。アノ毛の話です。下ネタではございませんから、ご安心を。中国、台湾を訪れるにあたり気になる『毛』があります。それは・・・ほくろの毛。日本でも、ほくろから生える毛は『宝の毛』と呼ぶ人がいますね。あれです。ほくろから毛が生えている・・・というのはよくきく話です。（きっと何か医学的根拠があるとはおもいますが・・・）そして、何故かほくろに生える毛は他の毛より、太く長い気がします。『宝の毛』なだけに『念』がこもっているからでしょうか？？？しかし・・・・中国、台湾で見かける「アノ毛」は、日本のモノとは迫力が違います。『アノ毛』を育てる薬が存在するのか・・・？？？『アノ毛』の特別なお手入れ方法があるのか・・・？？？『アノ毛』に込める念が強い為なのか・・・？？？？？まるで筆先がくっついているかのように生えている人を、度々目にします。（誇張では無いです。嗚呼、画像が無いのが残念！！）それはそれは、太く、長く、ふさふさと・・・・（念の入り方が日本の比ではないのでしょか・・・）ある時は・・・タクシードライバーの腕に・・・ある時は・・・店のおじさんの首に・・・ある時は・・・日本人向け飲み屋のママの頬に・・・それは、誇らしげに存在します。「どうだ！！私は幸せになれる証拠を持っているのよ！」みんな、まるでそう言っているかのように堂々と『あの毛』を生やしています。ほくろも大きければ大きい程、毛の量も増え筆先も大きくなる気がします。そして大きい程にソレは福々しく、幸せそうに見えるものです。初めて見たのは、いつだったか・・・忘れてしまいましたが、それはかなりの衝撃でした。（『あっ！！！！！筆！！！！！？？？？？』）不思議に思って聞いてみると・・・「幸せになれるんだよ。」との事。やはり『宝毛』。しかし、何故にそこまでふさふさと？？？うちの母も、（言ったら怒られますが）腕にちょっと大きめのほくろが有り、そのほくろからは２本だけ太めの毛が生えています。しかし「生えてる～～」と指摘すると怒ります。なのに、絶対に抜こうとか剃ろうとかは考えないようです。（何か幸せになるおまじないでもしているんでしょうか？？？？？）日本人の多くは、『宝の毛』の存在を意識し大切に思いながら、ちょっと恥ずかしくも思っているようです。そのちょっとしたネガティブな『アノ毛』への意識が、日本人の『アノ毛』の勢いを抑制しているのでしょうか？？？（笑ってください。）謎は深まるばかりです・・・・・。中国や台湾で見かける、アノ毛の正体・・・。そして、彼らのアノ毛はあそこまで勢いがあるのか・・・。だれかこの謎が解ける方・・・教えて下さい。もし、それで幸せがゲット出来るのであれば・・・是非生やしてみたい・・・。（筆先状のものをフサフサと・・・）簡単には生えないのであれば・・・是非、そういうシールでも誰か販売してくれないかしらん？？（着脱可能なインスタントタトゥのようなもの・・・）・・・・・・・・・・と、いつも他力本願で幸せになりたい愚かなジャスミン２５は思うのでした。（開発して販売したら、売れるかな・・・？？？）みんな、ほしくない？？？

  Aug 18, 2004

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  上海で大ブームの『アレ』が日本上陸！？？？

  本日もカンカン照りです。暑いので、本日も肩出しルックで出勤です。パンツは、前回登場のリンダパンツです。画像は・・・ 見づらくて申し訳ないです。パンツの左側面に大きなスリット入りです。チャイナボタンで開け閉め可能。殿方を悩殺したいあなたは全開で、是非。これだけ暑いと冷房なしではおれません。薄着して、クーラーのある部屋で冷たいモノばかり摂っていて身体に良いはずがありませんね。（でもやめられない。）頭痛や倦怠感に悩まされるこのごろです～～。さて・・・上海は、大都会です。よくご存じでない方から、「中国だなんて、よくそんな何にもない所に行くわね。」と言われることがあります。しかし、上海は少なくとも福岡市とは（笑）比べモノにならないくらい都会です。近代都市なのです。もちろんファッションも最先端です。日本と流行もほぼ変わりません。街は、流行りの髪型で今年流行のファッションに身を包んだお洒落な女子で溢れています。出張中はいつもジーパン姿の私は、繁華街を歩くのを躊躇います。ショウウインドウに映る私は、何だかとっても野暮ったい・・・。私の友人の上海娘のＹちゃんは、下着から靴にいたるまでブランドものを身につけています。私は、汚いスニーカーかサンダルなのに対し彼女は、フェラ○モの靴かスニーカーでも名の通ったもの。う～ん。お洒落に対する意気込み（金のかけ方）が違います。ある日、上海のカフェでお茶しながら、ぼ～っと上海ギャルのファッションチェックをしていたところ、私はあることに気が付きました。『はっっ！！みんな、アレを履いている・・・。』季節は春から夏に向かおうか・・・というところ。日本の婦女子と同じように、ミュールやサンダル、ミニスカートを履いた子が多く見られます。一見、日本のお洒落なファッションと変わらない・・・。しかし、よく見ると・・・みんな『アレ』を履いているのです。『アレ』とは・・・日本でおばあちゃんがよく履いている短いベージュのストッキングのこと！ミニスカートから伸びるすらりとした足にちょこんと突っかけられたミュール・・・しかしアレを履いている。７分丈パンツからのぞくほっそりした足首にかかるラメのサンダルのストラップ・・・しかしアレが・・・。あんな中途半端な丈（足首よりちょい上かふくらはぎ付近までの丈）のストッキングを履くくらいなら、パンストを履けば良いのに・・・。いやいや、辛口ファッション評論家ピーコもいうとおりミュールやサンダルにはストッキングは厳禁！！あの足首ストッキング（履き口に幅広レースがついているものも多い・・・）を見たらきっと激しくお怒りになられることでしょう。このことをとても不思議に思って居たところ最近、ある人にこう言われました。「冷え防止じゃないかしら？中国人って冷えに関してはとても気を配るから・・・」なるほど、のご意見でした。中国人は冷えは万病の元と考えている人が多く、身体を冷やす生野菜などはほとんどとりません。「コレは身を冷やす食べ物。コレは暖める食べ物。」そんな話をよく耳にします。日本でも、『ミュールやサンダル、キャミソールやローライズのパンツなどは冷えの原因』と雑誌などの特集で見たことがあります。たとえ夏でも足先や足首、お腹や腰、方、首などを出すと冷えの原因になるそう・・・。夏でも靴下着用、パンツはへそ上がベターとか・・・。冷えにとても気を配る中国人。ファッションをとるか、健康をとるか・・・上海娘たちは選択を迫られ、そしてどちらも選択した。つまり、流行のファッションはそのままで冷え防止ができるアレを履くことにしたのではないでしょうか・・・？（結果、ファッションは棄てているような気もしますが・・・）う～む。そういえば・・・私は更に思い出してしまいました。冬に上海のちょっと高級レストランに行ったとき・・・席まで案内してくれたのはアジアンビューティーのウエイトレス。私は見ました。太股からパックリ開いたチャイナドレスのスリットからのぞく彼女の足を・・・・・・！！！！！ストッキングの下に駱駝の股引！！！！！！・・・・・・衝撃的でした。（しかも股引着用は彼女ひとりではないのです。制服か！？？）確かにあんなにスリットが開いていたのでは、冷えるでしょう・・・。私もばあちゃんに昔よく言われたものです。「女ん子は足腰ばひやしたらいかんばい。」見た目を棄てても、冷え対策！！正に、美は体内の健康から。（徹底しとりますね・・・。）美は一日にしてならず・・・。きっと彼女たちは祖母や母の言いつけを忠実に守った結果が『アレ』や『股引』に繋がったのでしょう。私も「冷え」には良くないと知りつつ、ノースリーブは大好きですし、流行中のローライズのジーンズもたくさん持っています。足下はミュールかサンダルです。冬でもノースリーブやミニスカートが流行るなどファッションに季節感が無くなってきたここ最近。冷え性にはちょっとつらいです・・・。日本でも冷え対策に対する認識が徐々に高まる中、冬場にはお洒落なババシャツや腹巻き、毛糸のおパンツなど様々な冷え防止グッズが店先に並びます。しかし、夏場の冷え対策グッズはほとんど見かけません。どこに行ってもクーラーがガンガンに効いている時代なので確実に日本女子の身体は冷えているはず！！もしかしたら、そのうち『アレ』が日本で大流行！なんてこともあるかもしれません。みなさん！この夏、先取りしてみませんか？？（きっとおばあちゃんに聞いたら売ってる所を教えてもらえますよ。笑） 昨夜美味しかったラーメンです。私が疲れていたのでツレが連れて行ってくれました。九州人ばってん、醤油ラーメンが好いとるとよ！！

  Aug 9, 2004

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  アノ薬の飲み方！！？？

  ああ暑いです～～。涙。今朝、電車に乗り込んだところ・・・私のすぐあとに乗り込んできた母親に連れられた男の子が激しく泣きはじめました。お母さんも困り顔です。嗚咽の切れ間から聞こえる彼の訴えはこうです。「ミドリ色の電車はイヤだ。次のに乗ろう」と。私も常々、西○電車の普通車両のカラーのチョイスはいかがなものか・・・とは思っていましたが・・・。色がイヤで乗車拒否とは・・・。う～む。少年よ。そのまま、こだわりのある大人に育つのですよ・・・。泣き叫び、主張を繰り返す彼の背を見つめながら、そっと願う私でした。（笑）さて本日は、先日紹介した「リンダパンツ」をはいています。ワイドパンツなのでトップはコンパクトに白のノースリーブです。そして、本日のおすすめは・・・ 賛否両論のこのワンピース。笑。私は、かなり好きです。私の友人でお洒落さんで有名なＲＡＩＲＡちゃんも一押しの一品です。素材はコットン。自宅で丸洗いＯＫのタフなヤツです。１枚で着るのもいいですし、下にジーンズを合わせてもかわいいですよ。ところで、私は先日からどうやら軽い喉風邪をひいていてどうも調子がよくありません。そういえば、この前病院でもらったトローチがあったよな・・・と思い、救急箱を引っ張り出しました。あったあった。ちびっ子のころは、風邪をひいてトローチを処方されると嬉しかったものです。笑。そして、トローチといえば必ず思い出す人がいます。私が通っていた大学は、当時から将来の少子化を見越してか留学生の受け入れに力を注いでいました。そして我が日本画科にも一人、台湾からの留学生がいました。彼女の名前はＣさん。ばりばりの台湾ギャルです。ある日、アトリエでみんながお茶していると友人のＭが笑いながら話かけてきました。「ちょっと聞いて～～すっげ～おもしろかったの～～。」前日、Ｍが大学の近くのケン○ッキーに入ったところ、店内がとても騒がしい・・・。見るとそこには、台湾ギャルＣちゃんを中心にデザイン科のＨちゃん（台湾）、Ｔくん（中国）ｅｔｃ・・・５～６人の中華系の留学生が額を付き合わせていました。ただでさえ、中国語というのは喧嘩してるのか？と思うほどの迫力がある言葉なのですが、どうやら議論が白熱している様子・・・。周りにいる日本人客は「何事か？」と様子をうかがっているようでした。事件か？？？Ｍちゃんは、ためらいはしたものの声をかけることにしたのです。「Ｃちゃん？何かあったの～～？」「あ、Ｍ～。」そう言って振り返った彼女の手には、砕かれた錠剤のようなものが・・・・。『Ｃちゃん！！あなたいつもテンション高いと思ったら・・・悪いくすりを！？？』・・・と彼女が思ったかどうかは知りませんが・・・問題はどうやら、その薬のようです。「な、何？この薬？？」とＭちゃん。「風邪薬デス。キノウ、病院、行きました。お医者さん。カゼといいました。薬コレです。・・・でも飲めません。」Ｃちゃんをはじめ、そこに居た全員がぐったりした表情。「飲めないって・・・。水でごくん！て飲んじゃいなよ。」『そんなことかい・・・』と思いながらＭ。するとＣちゃんはじめチャイニーズ勢が猛反撃。「飲めません！！こんなの無理です！！日本の薬、変デス！」よくよく話を聞いてみると・・・台湾ギャルＣちゃんは喉風邪をひき、病院へいきました。先生は、たくさん栄養を摂って、お薬を飲んで、よく眠りなさいとやさしく言いました。受付でお金を払い、薬を受け取ると薬は３種類。一つは粉くすり。もう一つはカプセル。そして、もう一つが『問題の』くすりでした。問題の薬を見せながら、薬剤師はＣちゃんに言いました。「いい？これは、噛まずにのんでね。」もうお解りでしょう。そう。噛まずに飲む喉の薬とは・・・・トローチだったのです。彼女はこの穴の空いた大きな薬を何度も飲み込もうと努力しました。しかし、もともと飲み込みにくい形状のそれはなかなか彼女の喉を通ってはくれません。「噛まずにのんでね。」薬剤師の言葉を反芻しながら、眠れない一夜を過ごしたというのです。「一人では解決出来ない。」そう思ったＣちゃんは急遽、留学生友達に招集をかけ、ケンタッキーで議論をしていたというわけでした。そして何故今彼女の手にあるトローチが砕けていたかというと・・・・・・・・・中国人Ｔ君の「噛んだらいけないのであれば、あらかじめ砕いて飲み込めばよいのでは？？」というナイスアイディアを実践していたところだったのです・・・。（かわいいなあ。もう。）しかし、ドーナツ型の形状を無理矢理砕くと、やたら鋭角的な形状に変わり、飲みこむ度に風邪で腫れた喉をこすり、痛みを伴って辛いのだ・・・とか・・・。それで、もっと良い方法はないものか？と熱い議論を戦わせていたわけでした。あとで話を聞くと、台湾、中国にもちゃんとトローチというものは存在していました。しかし、穴はあいていなかった！！（現在はどうか知りませんが。とにかく彼らは見たことがなかったわけです。）加えて、「噛まずに飲んで下さいね。」の言葉。きっと、相手が外国人だと見てとった薬剤師さんは、親切に付け加えたのでしょう。「口の中で溶かしてね。」くらい言えば良かったとは思いますが・・・。笑。たかが、トローチ１個とっても、お国が違えば形」が違うんですね。。私は、外国で生活した経験がないのですが、日本で暮らす外国の方々、海外で暮らす日本の方々は、しょっちゅうそんなギャップにとまどいつつも生活しているんだなあ・・・と思改めて考えさせられた出来事でした。卒業後、Ｃちゃんはどうしたでしょう。何しているかしら・・・？テンションはあのままかしら？台湾に戻ったのかな？青リンゴ味のトローチを奥歯でガリガリ噛みながら、フと大学生活を思い出した私です。みんな！元気？

  Aug 6, 2004

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• 上海にいる妹のこと

  さて、今日は上海うるるん物語。１年前、上海を訪れるにあたり私は通訳を雇うことにしました。上海では英語を操る人が増えたとはいえ、まだ数は少なく、英語以上に中国語の不自由な私は買い付けの際にトラブる事が多かったからです。知り合いの中国人Ｔさんに相談したところ、「通訳を雇うと高いので、私が学生のアルバイトを探してあげる」との事。安く上がるのには越したことがないので、お願いすることにしました。・・・・・・空港に着き、あたりを見回すと・・・居ない・・・。待っているはずの、アルバイト通訳・・・・・。しばらくして、到着ロビーから人が居なくなると・・・もしや・・・あの子？？？身長１５０センチに満たない、どう見ても中学生（？）な女の子が一人、小さなカードに私の名前を書いて立っていました。「こんにちは。ハンさん？」「アア！ハジメマシテ。ハンです。」これがハンとのはじめての出会いでした。幼く見えても２２才。日本語学校では成績優秀の女の子です。ところが打ち合わせを始めたところ、重大な事実が発覚したのです。彼女、日本語の読み書きはできても喋れない（ほとんど、カタコト！！）のです。ああ、自分を見ている様・・・。まあ、書くことは出来るので何とかなるだろう・・・と思っていたのですが・・・・甘かった・・・・。買い付けは、決まった日数内で、なるべくたくさんの店を周り、なるべくたくさんの品物を見て判断し、予算内で計算しながら効率良く行わなければならないのです。ハンはとても真面目な性格ゆえに融通が利かない・・。（はじめての通訳体験の上に、はじめての買い付け同行なので、今考えればしょうがないのだけど。）会話の詳細まで通訳しようとして頭を抱え（地方出身の彼女は上海語が解らない）、解らないコトバはノートに書くので今度は２人で頭を抱え、荷物が増えたからタクシーを拾おうと提案しても、「タクシー、タカイ。地下の電車（地下鉄のこと）ヤスイ。ハヤイ。」の一点張り。（確かに、荷物がない時はお金のかからない地下鉄に乗ろう、と言ったのは私・・・）ああ！余計面倒くさい！！高くてもちゃんとした通訳頼むんだった！！そもそも、通訳できないのに通訳ひきうけるか？？？融通のきかないのにも程がある！ちょっと考えたら、何を最優先させるべきか解るだろう！？気が短い上、焦っていた私は、もうほとんどキレかかっていました。でもハンは小さい体で買い付けた重い荷物も運び、頼んでもいない値段交渉も一生懸命にこなしている。昼食をとる時もなるべく安い店を探し、「自分の分は自分で払う」と言い張る。そして、私を気遣い常に手を繋ぎ「ダイジョウブデスカ？」「キヲツケテ。」　　　きっと、通訳で役に立てない分、自分の出来る事を手伝おう・・・と思ったのでしょう。　私は解っていながら、ただただイライラしていました。彼女に対する言葉もキツくなっていたと思います。　帰国前夜、私は「ハンとももう会うことはないだう・・・」とハンを上海の友人達との夕食会に招待しました。ところが会食が進むにつれ、今まで疲れた感じはあっても、にこにこしていた彼女の表情が暗い・・・・「疲れたの？」「スコシ。ダイジョブ。私、モウ、カエリマス。」体の小さなハン。初めての経験の緊張で精神的に疲れたんだろうな・・・慣れている私でもきつい買い付けに、引っ張りまわしたしな・・・。彼女の無理をしたような笑みを見て、色んな思いが湧き上がってきました。頑張ったよね・・・。いろいろ気を遣ってくれたよね・・・いつも私の手を繋いで歩いてたな・・・「下まで送るよ。」私はそう言って、会食を中座し彼女とエレベーターに乗り込んだのです。すると・・・「オネーシャン！！！」！！？？？ハンが私に泣きながら抱きついて来たのです。「ど、どうしたの？？！」うろたえる私。「お姉しゃんは、アシタ、ニホンにカエッテしまう。ワタシ、とてもタノシカッタ。お姉しゃん、カエル、サミシ・・・」これが初めて、ハンが私を「お姉さん」と呼んだ瞬間でした。田舎から、大都会上海に出て来て１人で勉強しているハン。融通はきかないけどいつも一生懸命のハン。日曜日は何してるの？と聞いたら、勉強です。と答えたハン。休憩に入ったコーヒーショップで「高いから私はいりません」と言うのを、私が払うから良いの！と注文したところ「美味しいです！」と氷までがりがり食べていたハン。彼女はただひたすらに一生懸命で真面目なのでした。面倒くさいなあ・・・と思いながら、一緒にいた私をお姉さんだなんて・・・。私たちは１Ｆにつくまでお互いの手をしっかりと握りあっていました。そして別れる時に約束したのです。「私は、お仕事頑張ってまた上海に買い付けに来るよ。そのときはハンにまた通訳頼むね。」「ニホンゴ、毎日、勉強シマス。毎日、毎日シマス。」私は思います。日本語の上手な通訳は探せばいくらでもいるかもしれないけれど、こんなにも生真面目で、私の事を親身になって思ってくれる通訳に出会えることなんてそうはないはず。言葉は勉強すれば上手くなるけれど、性格は変えられないのです。あれから、我が妹ハンはより一生懸命に日本語の勉強をしています。上海を訪れる度に、少しずつ色んな会話が出来るようになっていますし、買い付けの仕方も覚えてきました。・・・そして毎回、空港では・・・・・・・・・・・・・・「お姉しゃ～ん！」「ハ～ン！！元気ぃ～～？」私には上海に妹がいます。笑。

  Jul 31, 2004

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• 見えないお洒落　見せるお洒落

  冷房の使いすぎで頭痛と倦怠感に襲われ、朝寝坊してしまいました。ああ、だるい～～。というわけで、今日は手抜きファッションです。上海仕入れの黒のドレープカットソーにジーンズ。このカットソーには、ビーズとスパンコールで繊細なお花に刺繍が施され、大人っぽい雰囲気です。加えて、胸のところに素敵なドレープ。私の貧弱な「おムネ」も特別な下着なしで人並みに見えるというすばらしい目くらまし効果付きです。前回、上海に行ったとき、仲良しの上海娘Ｙちゃんとショッピングに出かけました。（Ｙちゃんは、現在３１歳独身で日系企業に勤める日本語、英語ぺらぺらな才媛。生まれも育ちも上海のお洒落な女子です。）下着を買いたい、というＹちゃんと一緒にまずは日本の下着メーカー「ワ○ール」へ。「ワ○ールは値段も良いけど、品質もすごく良いのよ。機能もしっかりしているし。」・・・と言ったのは私ではなく、Ｙちゃん。「ワ○ール」といえば、日本で買ってもお安いメーカーではないので、私はあまり持っていないのです。しかし、上海っ子でお洒落に敏感なＹちゃんは下着は主に「ワ○ール」しか付けない。う～む・・・。「見えないところのお洒落は大事よ。」とＹちゃん。そ、そうですね・・・。ハイ。次は、地元ブランドの下着やさんへ。や、安い。しかも、結構かわいいものが多い！！私はそこで大量買いをしてしまいました。（日本に帰ってきて３回ほど洗濯したらほつれてきました・・。涙）Ｙちゃんはそこでも買い物はしましたが、私が買ったような安物ではなく、そこそこ値の張る機能ものの下着を選んだのでした。そして・・・「もう一軒、行きたい下着屋さんがあるの。」というＹちゃんに連れられて今度は若者がたくさん集まる通り沿いの店へ。・・・・・・へっ？？？？？そこに並んでいたのは、日本では特別な（？）お店にしか置いていないのではないか・・・という種類の下着達。こ、これは・・・下着の機能を果たしているのか！？？だ、大丈夫なの？？これ？？（笑）原色に、レースや羽根やチョウチョモチーフをあしらった下着に囲まれ、しばし呆然。（ほんと、迫力あったの・・・）Ｙちゃんは当たり前のような顔をして両手に原色のおパンツを握りしめ、物色している。（店の中も女の子で一杯。）う～む・・・。そして「私、これにするわ。あなた、もう決まった？」と赤いヒモにふわふわの羽根がついた物体を手に振り向いたのでした。現在、私のクローゼットの中にはそのときツイ（気の迷いです。）買ってしまった、どっちが前か後ろかもわからない複雑な形態のおパンツがあります。（一度も出番なし・・・）そのパンツを見る度に、Ｙちゃんのコトバが脳裏に浮かんでくるのです。「見えないところのお洒落は大事だけど、見せるときのお洒落はもっと大事。」・・・・・・・・・・・。う～む。まさに、勝負下着と呼ぶものでしょうが、あんなの着ていたら勝負する前に敵（相手）に逃亡されそうな・・・。上海娘のお洒落魂を垣間見た気がしました。それとも、私が女として構わなさすぎ？？？？？日本の婦女子のみなさんもみんなそんなのもってるの～～？

  Jul 28, 2004

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