お祈りのリンゴ Luz de Manzana
エスカレートする海外報道はネガティブな見解ばかりで、遠くに住む日本人として恐縮、すっかり意気消沈して映像を見て彼らと一緒になって涙を流すばかり。 浅い眠りから目を覚まし、ふと悪い夢を見ていたのかと錯覚、昨夜降った大雨の後、ブエノスアイレスは急激に冷え込んでいます。寒い、、こんなに寒さを感じたのは久しぶり、、。今後のことを考えると再び思考停止な朝、、これはいけない! 思いたってブエノス近郊のラ・プラタに向かうバスに乗りました。アルバム音楽の和で「通りの人へ」に参加のフォルクローレグループ、WAYRATUTA, 今回、家族を心配してくれて1番最初に電話をくれた人達。フルート奏者のノルマは目を真っ赤にして、2日間テレビの映像を見て哀しくて泣いていたそうです。こんなに我が事のように心配してくれているのが嬉しかった。「僕らは何より常に立ち上がる日本人を尊敬している」 暖かい彼らを訪ねポジティブなエネルギーを充電してきました。彼らと一緒にお祈り、、お供えは彼等の庭でとれたばかりのリンゴでした。 母は節約して被災地に募金をするとのこと、全国で節電して被災地に電力を送るとのこと、ブログやネットで様々な意見、メッセージなどを伺うにつけ、皆が何ができるかをソレゾレ模索しておられます。彼女の家族を仙台にもつ音楽仲間の友人のブログに共感しました。http://blog.goo.ne.jp/paddy1004いざとなったとき感じるダントツな、One for All, All for oneな日本、なんて素晴らしい国なんだろう、こんなときこそポジティブに元気に、周囲の心ある世界の友人と共に祈りながら、ひたすら出来ることをポジティブに行うことの大切さを思いました。佐野まり