メキシコリーグ第7節 Liga MX jornada 7 – despedida Chaco Gimenes
前節が週の半ばに行われ、選手の皆さんにとってはハードな連節でした。そんな中で再び審判の問題が重なり、いよいよメキシコリーグも試験的にVARシステムを採用することになり、13節で実施、その結果次第でメキシコリーグ最終もVARシステムが使用されるとのこと。これで毎度の監督VS審判の激しい衝突が収まるのかもしれません。そんなテクニカルなニュースと共に大きく取り上げられた話題、Chaco Gimenes選手の引退宣言。彼はアルゼンチン人ですが、メキシコに帰化してメキシコ代表としてもプレイしたことがあります。元は名門BOCA Jrの出身で、メキシコのベラクルスに移籍、パチューカの黄金時代を経て、クルスアスル、アメリカでのプレイ経歴もあり、最期8年在籍したクルスアスルを後にして、最期の選手生活をパチューカで過ごすことになりましたが、彼のプレイスタイルと位置が本田選手等と重なっており、若い選手も育っている中、その後も出場の機会に至らず、ついに引退の時を決断されました。パチューカで盛大に引退セレモニーが行われ、映像にもあがっていますが1時間を超える特別な式典。ご本人の長い長い送別の言葉に続いて、ヘスス・マルティネス代表の言葉、パチューカは非常に義理堅い真心な対応に徹するチームで、「12月の引退以降も、このパチューカグループから離さない、次の契約は準備されている」 終わりましたハイさようなら、ではないパチューカ対応。チームに尽くした故Miguel Carero氏の記念日を毎年つづけていますし、そういった尽くすものを大切にするところが魅力的なパチューカ。感動させられます。映像こちらのリンクに・・ Estamos en vivo desde el #CaleroCenter en la @unifutbol con un anuncio importante de la institución blanquiazul. https://t.co/5c93xMkxhZ— Club Pachuca (@Tuzos) 2018年8月24日そのパチューカは今節もPueblaを相手に2-0で勝利、再びVictor Guzmanが見事なヘディングでゴール、そしてErick Gutieresのボレーシュートも素晴らしく、、他America vs Pumasの試合も壮絶でした。Monterrey vs Morelia, Necaxa vs Tigres, Santos vs Cruz Azulも全て引き分け、五分五分の非常に見ごたえのある試合が多い節でした。ラテンアメリカ国際色豊かなメキシコリーグ。アルゼンチン、コロンビア、チリ、ウルグアイ、ペルー、ボリビア、エクアドル、ブラジルの選手が数多く活躍しています。チームに貢献した外国籍の選手をコレホド生涯に渡って大切にする国、、器の大きさ。メキシコリーグの真心に日々惹かれる今日この頃。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango