ギリギリ最終日!やっぱり本物の杉浦非水は観ておきたい!
今日は日曜日。次男くんをボランティア活動に送り届けてからフレックス勤務で午後出社。次男くんの自転車は、ズボンの裾がボトルケージに引っかかると言っていたので、ボトルケージを止めているホースバンドをみてケガしないようにしてあげようと思います。夕方は会社帰りに天神北の福岡県立美術館へ。ずっと観たかった杉浦非水展が今日までなので仕事を早めに切り上げて閉館間際ですが、やってきました。以前、松山に行った時に観れなかったので、貴重なチャンス、と思いながらはや最終日。笑デパートやカルピスの広告にタバコのパッケージ。「図案」という商業デザインのジャンルの第一人者としての活躍がよく分かる展示で、鳥や虫、人の姿、細かな観察力と、伝えたいことを分かりやすく伝える表現力が素晴らしいなと改めて思いました。昨日観た葛飾北斎と同じで、素材そのままを描くより、伝えたいようにデフォルトしたりクローズアップしたり観る側に立って工夫することが上手な二人だなと思いました。今では漫画やアニメは世界に誇れる日本の文化ですが、北斎も非水も、その礎になってるんじゃないかとすら思えました。こちらは帰りがけに立ち寄った三越の店内にある杉浦非水作品のコピー。今日の展覧会の中でもこの「子だから」という冊子は素晴らしく、子どもにまつわる歳時記や子育てマニュアルだけでなく、子どもとはどういうものかを子どもの目線で語っていたり、とてもとても素晴らしい教養と心温まる内容の本でした。前にも紹介したことある大好きな一枚です。「おとなしく は 大人らしく の略だ。 我々子供を大人の様にしろと云う事は 無理な注文ではあるまいか。」ですって!最高じゃないですか!笑そういえば大人しくなった「親富孝通り」の名前がいつの間にか「親不孝通り」に戻っていましたね。そういうの忘れちゃいけない気がしますよね。