カテゴリ:芭蕉俳諧
松尾芭蕉(まつお・ばしょう) しばらくは瀧に籠るや夏の始 奥の細道 (暑いなあ。) しばらくの間、涼しい滝に籠ろうか。 夏の初め、夏行の始めだ。 註 下野国(現・栃木県)日光の「裏見の滝」にて。 夏:当時盛んだった、大自然の中での仏教・修験道などの「夏行」(夏季の修行、呉音読み)。 巨匠が表現の目標として掲げたものの一つ、洒脱な「軽み」と諧謔(ユーモア)が感じられる名句。 裏見の滝 栃木県日光市 ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月21日 13時27分26秒
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