カテゴリ:万葉恋々
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
鳴神の少しとよみてさし曇り 雨もふらぬか君をとどめむ 万葉集 2513 雷がちょっととどろいて曇って来たけれど 雨も降らないかなあ 君と一緒にいられるから 鳴神の少しとよみてふらずとも 我はとどまらむ妹しとどめば 万葉集 2514 雷がちょっととどろいて 雨は降らなくても 僕はどこにも行かないよ 君がここにいてくれるなら 註 妹:恋人、妻など、親密な間柄の愛しい女性をあらわした古語。妹子(いもこ)、吾妹子(わぎもこ)。「いもうと」ではない。 (妹)し:特定の意味はない強調の助辞。「生きとし生ける」などに残る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月04日 06時14分24秒
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