カテゴリ:シチュエーション・アナリシス
もう何度も書いたので、今さらくどくど屋上屋は架さないが、要点だけは最後にもう一度繰り返しておきたい。
小泉進次郎総裁=総理大臣だけはダメである、ぜったい。 私は小泉氏が決して嫌いではなく、むしろ好漢だと思っているし、将来には期待しているが、とにかくまだ若すぎる。未熟すぎる。発言も危なっかしくて、とても聞いていられない。 一定の敬意と節度があるように見える共同記者会見や候補者討論会などの場でさえそうなのだから、国会予算委員会などでの仁義なき、遠慮会釈ない野党の、重箱の隅をつつくようなツッコミに堪え得ないことは火を見るより明らかだ。たちまち槍衾(やりぶすま)、弁慶の立往生状態になってしまうであろう。 ましてや、国際政治の外交の場での失言は、国を亡ぼすおそれすらある。 立憲民主党は新代表に野田佳彦元首相を選んだ。自民党支持者も一目置く論客であり、雅量と存在感のあるベテラン政治家である。今の立民にとって最善の、賢明な選択だった。 新首相はこの人に対峙せねばならない。小泉氏では、明らかに力不足だ。 小泉氏を衆議院総選挙の顔にしようなんて姑息な思惑は、まさにポピュリズム(大衆迎合)そのものだ。民度の高い日本国民から、直ちに見透かされてしまうだろう。 党員党友票の投函=投票はもう終わったのでいかんともしがたいが、国会議員票と各都道府県連の票はまだ間に合う。というより、今夜(26日)から明日(27日)の午前中こそが最後の天王山というべきであろう。 今こそ、自民党衆参両院議員と都道府県連の諸兄は、小さなわだかまりや恩讐を超えて国家百年の計の中長期的な視座で、大所高所から冷静な判断をしていただきたいと、心から切望する。 その選択に、日本国の未来がかかっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月28日 07時31分41秒
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