欧州生活16年目　- 伊・独・私の三角関係 -

[徒然日記] カテゴリの記事

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  イタリアのエコバッグ

  イタリアにも、ついにエコバッグが誕生しました！あの「毛穴化粧水」、炭酸ガスのスプラッシュホリックが３５％引きの　2594円　！！！　日記の続きを読む

  2008年02月29日

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• IKEA考。

  ドイツでも、ある層のドイツ人にIKEAは大人気だった。 彼らは元々車を買うときでも「エアコンはいらないからその分安くしろ」、PCを買うときは「すべてのソフトは必要ないからその分安くしろ」と言い放つ人たちなので、「持ち帰って自分で組み立てる分、安くしますぞ」というコンセプトが奴らのハートをがっちりと掴んだんだろうと推測する。 ドイツ人が「良いものを長く使う人たち」であることは有名だが、例えば大学入学と同時に一人暮らしを始める息子のために、何十万円もする家具を揃えてやるのは単なる無駄だと長い間感じていたのではないだろうか。 18歳になると一人暮らしを始める率が非常に高いドイツにおいて、そういう意味でもIKEAは着々と根を張り続け、そういったものを嫌う人たちから「なんだよこのベッド、まるでIKEA製みたいだな」と質の悪い家具を比喩する時の決まり文句として使われたってびくともしない確固たる地位を確立した。 おまけに、IKEAの社長はインタビューでこう言っている。 「お腹がすいている時の購買率は、そうでないときに比べて格段に下がるんだ」 そのため、ドイツのIKEAには必ず「入り口」にファミリーレストランがあり、おまけに価格を異常なほど安く設定している。これにより土日の子供連れ家族はレジャー感覚でIKEAを訪れ、「ついでに何か買っておくか、」とIKEAの売り上げを伸ばしているらしい。 ちなみに以前は「1マルク（2マルクだったっけ？）ホットドッグ」が販売されていて、トッピングの玉ねぎが乗せ放題だったが今もあるのだろうか？日本ではラーメン屋にも「ねぎ無料」なんてサービスがあるがドイツでは極めて珍しいため、この玉ねぎ狙いでIKEAに行くドイツ人も実際に存在した。まさにIKEAの思う壺である。 しかし、イタリアではそれほどIKEAに熱を上げている人たちを見かけない。私が思うに、やはり北欧系・ゲルマン系とは考え方や生活習慣が異なるからではないだろうか。 まず、イタリアでは他国に比べて一人暮らし率がとても低い。 一人暮らし用のアパートなど無いも等しく、また家賃も東京並みに高いため共同生活を送らざるを得ない。それから家族の絆があまりにも強いのでよっぽどの理由が無い限り子供を一人で生活させたがらない。つまり「取り合えず適当な家具」を買う場面に遭遇することが極端に少ない。 それから、家具やファッション、そして食べ物に関することにおいて、イタリア人は自国のセンスに絶対的な自信を持っている。「家具なのに北欧？なんで？」という考えが彼らの中に根付いているのを時折感じることが出来るのだ。そして何より、「安かろう・悪かろう」という感覚がいまだに抜けず、家具のように大切なものはちゃんとお金を出したほうが良い、と考える人が多いように感じる。 そして何より、イタリア人を食べ物で釣るには「イタリア産の良い質の材料でとんでもなくおいしいものを」提供しない限りあり得ない話。家具屋でわけのわからない食べ物に500円払うより、1000円払って近所のBARのパニーノを食べるのがイタリア人なのだ。実際IKEAのレストランが混雑しているのをイタリアでは見たことが無い。 そして日本は？ 家が狭いし、一人暮らしが多いし、転勤も多いということで家具に対してあまり強い思い入れが無い人のほうが多いのではないだろうか？例えあっても「うちは無理…」とあきらめている人が多い気がする。「カラーボックス活用法」などという見出しが雑誌の表紙を飾るのは日本くらいしか思い浮かばない。つまり、IKEAは新たな需要大国を発掘できた、というわけだ。 「アメリカもフランスも最近飽きてきたけど、北欧ってよくわからなくて何だか新しいのかも」という層にも受けている気がするし、「見かけがよければ多少の不便は我慢できる」日本人にとって、IKEAはぴったり当てはまるのかもね。実際可愛いし。 あ、前出の社長、こんなことも言っていた。 「IKEAの買い物袋が大きいのは、”こんなに大きな袋なのにほんの数品しか入れてなくて恥ずかしい！”という客の羞恥心をあおるためなんだ」と。日本のIKEAもあの巨大な袋を採用しているのかわからないが、そうだとしたら日本人くらいこの戦法が当てはまる国民はいないのではないか？と思った次第…。

  2007年01月27日

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  旅行に持って行く便利グッズ

  海外生活15年目突入。これまで数え切れないほど旅行をして失敗を繰り返し（笑）、少しずつ「必ず持っていくもの」というものたちが厳選されてきた。今回も7月2日からの休暇に向けて、持って行きたいものたちをおさらいしてみたいと思う。－まず、旅先で作ったサンドイッチや果物などを入れて持ち歩いたり、汚れ物/濡れたものを入れたり、ちょっとしたものをまとめておくのにとてもとても便利。－続いて夏にクーラーが無い国は多いので、寝苦しい夜これをおでこに貼って眠ります。歩きつかれた足に貼っても気持ちがいい。イタリアはすでに暑く、自宅でもすでに大活躍♪－そしてお気に入りのお香で初めての滞在先でもリラックス。夏の夜、ベランダでボーっとするのにも最適。－必需品は枕が替わると眠れない私の必需品。耳栓って水中でボーっとしているような感覚で「眠り」に集中できるんですよね。機内で眠れない方にもオススメです。－あると便利現地で流行っている曲を聞くのに小さいものを必ず持ち歩く。日本で買ったものでも充分電波をひろうので、知識の無い電気屋店員の「いやぁ、海外は周波数が違うので無理ですよ」という意見は無視。－現地で知り合った人にプレゼントしたり、話題を盛り上げるのに便利。－スーツケース内でシワになった服を着て歩きたくない…。うーん、他には何を持っていこう…。残り12日、カウントダウン♪

  2006年06月19日

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  インドのマクドナルド

  ネット上で拾いました。インドのマクドナルドのポスターだそうです…。

  2006年05月22日

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• 贈り物のセンス

  贈り物って難しいと思う。 もらう側にしてみれば「絶対に」 ありがとう！すごく嬉しい！！ という言葉を聞かせてあげなければならないし、 喜んでる顔を見せてあげなければならない。 しかし、 「私って人にプレゼントするの好きなんだよねー」 という人に限ってセンスが良かったためしがなく、 おまけに 「本当に喜んでいるのか」と 「無理して喜んでくれているのか」を 判断する頭脳ももちあわせないために、あくまでも 「私っていい人でしょ？」という自己満足のために センスの無い贈り物をばら撒き続けるのだ。 例えば、以前同僚の家のパーティーに呼ばれた時、わざわざ「何も持ってこないでね」と言われたことがあった。ドイツでは普通ワインやチョコレートなどちょっとしたものを持っていくのが当然なので、わざわざそう言われるという事は本当に気を使わずに来てほしい、という気持ちの表れでもある。 その家でのパーティーはもう何度も招待されていたし、他にも10人ほど同僚が来るし、もう堅苦しいことは無しにしましょう、これからは同僚という関係でなく、友達として仲良くしていきましょう、という彼女の気持ちを表現した言葉だったのだ。 しかし、 同僚の一人、自称「プレゼント大好き」なある女性はそう言われたにもかかわらず「一緒にお花を買って持っていこう」と言い出した。まぁちょっとしたお花ならテーブルにも飾ってもらえるだろうし、もらって怒る人はまずいないはず。言い出した彼女に選択をお願いし、花屋へ行ってもらった。 すると、 彼女1メートルほどもあるとても大きな花束を抱えて帰ってきたのだ。「すごく綺麗だったから買っちゃいましたよー。喜びますよねー」と。 これが彼女の誕生日パーティーだったり、彼女が主役の特別なイベントごとだったら確かに喜んでもらえるだろう。しかし今夜は彼女が作った料理を楽しむために皆が集まる夕食会。おまけに「手ぶらで」とわざわざ言われた初めての夜だ。こんな花束を持っていったらまず彼女に気を使わせてしまうし、別の同僚たちが「私たちは何も持ってこなかった…」と恐縮してしまうに違いない。 相変わらず場の読めない彼女の行動に心底頭にきた出来事だった。（結局話し合い、その花屋に持っていって小さな花束を作りなおしてもらった） 彼女の気持ちはよくわかるが、これって「私ってこんなものプレゼントしちゃうんだよ、すごいでしょ？」という自己満足以外のなんでもないような気がしてしまう。受け取る相手の気持ち、その場に一緒にいる人たちの気持ちを読めない人は、いっそ贈り物のことなど考えなければいいのに、と思ってしまう…。 家族でも恋人でも友人でもない人へのプレゼントって難しいけれど、その中でも同僚って毎日顔を合わせているけれど実はよく知らない、という難しい関係だと思う。 私がこれまで同僚からもらって嬉しかったのは、某有名化粧品メーカーの商品券や、エステサロンの利用券。これなら最終的な細かい決定は自分で出来るから素直に嬉しかった。朝出勤したらロッカーに花束が入っていた時も嬉しかったかな。極普通に一緒に昼食を食べた後、「今日は私が払う！」と突然ごちそうしてくれたりとか　笑。 そうそう、先日、2,3度会っただけの知り合いが京都の和菓子を山ほど送ってきてくれた。しかし私は和菓子が苦手。イタリア人である家族たちも受け付けない。この周りに日本人は誰もいない…。結局処分することになってしまい心が痛い。 贈り物って本当に難しい。

  2006年04月23日

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  天気と頭痛

  15年前、ドイツに来たばかりの頃、 ｢今日は雨が降ってるから頭が痛くて…」 などというおばさんがいると ｢こいつ…、絶対に頭がおかしい…」 と思ってその人を避けるようにしていた（最低…）。 しかし、 なんと、8年ほど前から、 私も天気の変わり目に頭が痛くなるようになったのであった！ 雨が続いたのに突然太陽が出るようなとき、 カンカンに晴れているのに突然雨が降り出すとき、 頭の右後ろのある一点と、左右の目頭の奥のあたりが キーン！という合図と共にどんどんと重くなり、 ついには頭の中一杯に鉛が埋まったような重さになって、 ズーン、ズーン、と永遠に鳴り続ける。 今では私も、 私　「頭痛い…」 友人「大丈夫？」 私　「天気の変わり目だから」 友人「…はぁ？（馬鹿か、こいつ）」 という会話に耐える日々です。 あの頃馬鹿にしていたおばさん、ごめんなさい。 ちなみにこうして空気圧の変化を感じる人というのは 結構存在するようで、ドイツ語でもイタリア語でも こういう人たちを指す名称がきちんと存在します。 またこういう人たちは時差ぼけにもとても弱いそうで、 私も一時帰国をすると丸々2日間は寝続けます　笑。 みなさん、周りの人が「雨が降るから頭痛がする」と 言い出したら優しく見守ってあげてくださいね　涙。

  2006年04月07日

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• 思いを当てる水晶の玉

  http://blog5.fc2.com/y/yonehan/file/psychic.html 1)　2ケタの数(00以外)を思い浮かべて下さい（例：28） 2)　その数字の10の位と1の位を足して下さい（例：2+8=10） 3)　その出た数字を元の数字から引きます。（例：28-10=18） 4)　その後で表を確認。 5)　横にある記号を覚えたら左の水晶をクリック！ 日本では3年ほど前に流行ったそうなのでみなさんご存知でしょうか…。タネがわかれば簡単なことだそうですが、今はこのまま 騙されていたい！イタリア人のびっくりした顔を見るのに しばらく使えそうです♪

  2006年03月12日

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• ｢寒い｣と｢冷たい｣

  夫が｢寒い｣と｢冷たい｣の違いを使い分けられるようになった。 イタリア語でもドイツ語でも英語でも、この違いは無いに等しく同じ単語を使うので説明してもわかりにくかったようだが、今は外に出ると｢さむぅーいっ！」、水を触って｢つめたぁーいっ！」と言うようになった　笑。 私は言語オタク。 (好きな本は｢辞書｣と言い切る私は辞書を眺めているだけで幸せになれる　笑。うちにある辞書は一体全部で何冊になるのだろう??) こういうことがあると、「どうして日本語では使い分けるんだ？」と考え込んで調べまくってしまう。言葉というのは元々伝達手段なので、外国語の翻訳以外で必要の無い単語が自然に生まれることはあまりない。したがって日本では｢寒い｣と｢冷たい｣を使い分ける必要があったというわけで、その理由を目下調査中である。(ご存知の方いらっしゃいますか？） この他にも｢熱い｣と｢暑い｣もそうだし、｢熱い水｣ではなく｢お湯｣という独立した単語も日本語独特。はっきりとした四季がある日本では、温度に関する感覚が敏感だったのかなぁ、と思ったりするが果たしてどうなんだろう？ 日本以外のアジアの言語にはこうした言葉は存在するのだろうか？？

  2005年11月25日

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• 目も退化する？！

  日本人の元々の目と髪の色は黒、 普通は誰もがそういう風に考えているのではないかと思う。 私も昔からそう考えていたし、同じ家族内でも 様々な色が交じり合うこの欧州に来てからは ますます強く確信するようになった。 周りからは｢日本人って金髪はいないの？」とか ｢緑の目の日本人って見たことないねぇ」とよく言われたし、 身分を証明する時に必要な書類にも、自分の目と髪の色は ｢黒｣だとずっと書き続けてきた。 しかし7,8年くらい前から「Mezzanaの目は黒じゃないよ｣ と訂正されるようになり、実の母にまで「なんか目の 色が薄い気がする」と指摘されるようになった。 それじゃぁ一体何色なのか、と反対に質問すると、 皆がそろって「栗色」だという。言われて鏡を改めて 見てみると、確かに黒というより栗色だ。 瞳の色は黒っぽいけれど、その周りの色は黒に比べて かなり薄い。 日本人でも色素が薄い感じの人というのは 確かにいて、真っ白い陶器のような肌と茶色いツルツルと した綺麗な髪の毛をしてお人形のようだと思ったものだが、 私はそういうタイプでは決して無かったので自分で とても不思議だった。 一体いつからこうなったのか？ 気になったので目医者に行って尋ねてみると、 日本より日照時間の短いドイツに長く暮らしている せいで瞳が退化し始めているのではないか、という ことだった。そうだったか…。 確かに、そう言われると気になることがあった。 基本的にアジア人の濃い目の色は光に強く、真夏でも サングラス無しで外に出ることが可能だそうだが、 私はいつ頃からかサングラス無しで外出すると まぶしくて目が開けられず、ひどい時は頭痛まで 始まるようになっていた。(反対に欧米人は夜の運転に 何の問題もないが、アジア人は見づらく感じる人が 多いそうだ） 理由はこれだったか…。 もちろん欧州の太陽の強い日差しも関係しているだろうが、 それならドイツに来てすぐから頭痛が始まっても おかしくなかったはずだ。目が退化しているなんて、 考えもしなかった。でも14年もたてば、身体も その土地に合わせて変化してもおかしくはない、か。 今年の夏はイタリアでたくさんの太陽を浴びた。 これからずっと住むことになるこの明るい土地で、 私の目もまた少しずつ元気を取り戻して欲しい、と心から思う。

  2005年11月07日

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• 昔の彼

  昔の彼の夢を見た。なぜかこの彼の夢を最近よく見るのである。付き合っていたと入っても中学校時代のことで、2人で一緒に何かをしたという記憶はあまりない。せいぜい学校から一緒に帰ったり、バレンタインデーにチョコレートを渡したり、夜電話で長々と話したりしていたくらいだ。当然、卒業と共に学校が離れ、そのうち自然消滅してしまった。その彼は背が高く、バレーボールの日本代表選手にも選ばれていたのでスポーツ推薦で入学し、高校時代はバレー部の主将として活躍したらしい。 その後は偶然会うことさえ無かったが、成人式に再会して話が弾み、その後一緒に映画を見たり彼が運転する車に乗せてもらってドライブをしたような覚えがある。(中学時代の友人たちには「まだ付き合ってるの？？？」と驚かれたがそんなわけはない　笑）しかし私には別の彼がいたことと、すでに仕事でドイツに行くことが決まっていたことでその後続くことは無かったし、実際その後は彼のことはすっかり忘れていた。 しかし、去年一時帰国した際に新婚の友人の結婚写真を見ていたら、旦那さんが異常に背が高いことに気がついた。尋ねてみるとバレーボールで有名な高校を卒業しているとのこと。そう、あの彼と同じ学校である。おまけに2年度離れているだけなので彼のことを知っていると言って、携帯電話の番号まで調べて渡してくれた。 周りはおもしろがって電話しろしろと囃し立てるが、風の噂ですでに結婚して子供もいると聞いたこともある。そりゃあ私も電話をして驚かせたい気持ちはあるが、自分の夫に昔の彼女から電話がかかってきたらいい気持ちはしない。なのでその電話番号はいまでもこっそり手帳の隅に書いてあるのみ。勇気を出してかけてみたら彼の声を聞くことができるんだなぁ、と思うと不思議な気持ちだが、きっとかけることはないんだろうな。 メールアドレスがわかったら連絡しちゃいそうだけどさ　笑

  2005年11月03日

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• 日本の役人の不思議

  ＞厚生労働省は１１日、米国で開発された世界初の“のむ発毛薬”＞プロペシア錠（一般名フィナステリド）の輸入を承認した。バイアグラといい、「おやじ」関連モノはどうしてこう、猛スピードで認可されるのでしょうか…。対ピルで考えても不思議でしょうがありません。日本の仕組みが丸見えですね。

  2005年10月12日

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• 日本人ってイルカを食べるの？

  数年前から、イタリア人に必ず聞かれる質問がある。｢どうして日本人はイルカを食べるんだ？」私自身はイルカを食べたことはないし、周りでイルカを食べたことがある、という人の話も聞いた事がない。ここ数日、ニュースでも「日本人は相変わらずイルカを捕まえて食べている」と報道されているのを見たが、映像は迷い込んだイルカの群れを、町の人たちが逃がしてあげようとしているところであり、画面にも「迷い込んだイルカを救出」と書いてあった。捕獲途中で傷ついたイルカが血を流している姿は日本にいた時も何度か見たことがあったが、それをイタリアでは「食べるために捕まえている日本人たち」と流している。いくらなんでもあんまりではないか。おまけに、土産屋で「クジラの肉」と書いた箱が並んでいる様子を「店先に並ぶイルカの肉」と紹介しているテレビ番組…。箱に描いてあるのはどうみてもくじらの絵だというのに…。クジラなら確かに食べたことがある。小学校の給食でも「クジラの竜田揚げ」というメニューがあったのを覚えているから。別に「クジラなら食べても良い」と言うわけではないが、日本語がわからないからといって関係のない映像を流してでっちあげの報道をするのはどうかと思う。ちなみに昨日からの2日間だけでも、恐らく同じ番組を見たのだろうと思われるイタリア人たちから質問攻めにあった。そして上記のように弁明する私に彼らは言った、「あぁ、またツナ缶にイルカを入れてるな」、と。なんとイタリアでは、ツナと書いた缶詰の中にイルカの肉を入れるという事件が起こったことがあるのだそうだ。そしてそれが当時大変な問題になったため、言い逃れをするために「日本人だってイルカを食べるぞ」というニュースを流し始めたということなんだそう。真相はよくわからないが、日本人ってイルカを食べるのか？？という疑問にきちんと答えたい。地域によって食べる人たちもいるのか、昔はどこでも食べていたのか、はたまた私が知らないだけで今ではどこでも食べられるのか？？？

  2005年10月07日

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• 料理バトンが回ってきた！

  料理バトンが回ってきました。 子供の頃から不幸の手紙とか、届くと同時に ビリビリと破り捨てていた私（笑）ですが、 最近色んなところで色んなバトンを見かけていたので 心の準備はできていました（笑）。 ではいきます。 １、料理暦 日本で自宅にいた時は、出発のその瞬間までたぶん 家で包丁さえ手にした事がなかったと思う。 母親も「料理なんて本見ればできるわよ」と言うだけで 教えようという気はさらさらなかったようだ（笑）。 たしかに料理って語学の勉強と同じで、センスがあれば 経験がなくても上手くできるし、センスがなければ いくらやってもダメ、というものだと思う。 私は嫌いでも不得意でもないが、面倒なので必要がなければ まったくやらない。ドイツでのひとり暮らし時はキッチンを 半年ほど使わなかった時期が周期的にあったほどだ。 その代わりやる時は道具から食器から買い揃え、 とことん凝って意地になる。つくづく主婦は向かないな…。 というわけで、暦を語るにはデータ不足。 ２、得意料理 タイ料理・中華などのアジア系とイタリアン。 でも得意、といえるほど何度何度も繰り返し作った料理って 数えるほどしかない（笑）。いつもネットで新しいレシピを 探しておもしろがって作るから、得意とは言わないのかも。 ３、苦手料理 魚は触りたくない！ ４、よく使う（好きな）調味料 名前を知らないアジア系の調味料たち。 こっちによくあるアジア食材店で買い集めたもの。 特に辛いものはイタリアンを作る時でも色々混ぜて 入れている。おいしいと好評だが、聞かれても 読めないので説明不可能なのがたまにキズ。 おまけにもう一度買いたいときもかなり不便…。 ５、よく使う（好きな）調理器具 菜箸。スパゲッティを茹でる時も、ラザニアを 作る時も常に手には菜箸。 ６、料理にまつわる想い出 某コミュニティでも書いたが、13年ほど前にイタリアで ホームパーティーを開いた時、ルウを使って カレーとシチュー（今なら恥ずかしくて絶対そんなことは しない！！まだまだ無知で純真だった私…） を作った。 おいしいとおかわりまでしたのは日本人、アメリカ人、 そしてドイツ人。数口食べただけでやめ、 「牛乳みたいだけど牛乳じゃない、バターみたいだけど バターじゃない…。一体これには何を入れているの？」 と不安げに聞いて来たのがイタリア人とフランス人だった。 その後も何度かイタリアでルウを使って料理をしたことが あるが、その度に同じような質問をされ、そして 不評をかった。一度など、煮込みハンバーグのコクをだそう とソースにひとかけらのルウ（なんだか忘れた）を入れた だけで指摘されたことまであった。 それ以来、カレーさえスパイスを混ぜて作っている私。 口が肥えすぎている人種ってのも問題かも…（涙）。 ７、回す人５人 ごめんなさい、これはパス！

  2005年09月20日

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• 誕生日♪

  たった今29日に変わりました。夫が手を広げてハッピーバースデーの歌を歌ってくれた。誕生日がこの世に生まれてきたことを感謝する日なら、私は365日すべてが誕生日でも足りないくらい。生まれてきて良かった。あなたに会えてよかった。日本の母からもバースデーカードが届いた。日本を出た1991年から、一度も忘れることなく送ってくれる母。30歳の誕生日のカードに書いてあった言葉が忘れられない。｢母になって30年、たくさんの思い出をありがとう」私がいつか子供に恵まれる日がくるなら、その子に母のことを自慢したいと思う。そして、自分も母のような女性になりたいと思う。家族と友人たちに支えられて頑張ってきたこの人生。本当にありがたい。私も誰かの力になれるよう努力しながら、少しずつまた前に進んでいこうと思う。

  2005年08月29日

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  行ったことのある国地図

  create your own visited country map or check our Venice travel guideこの地図内の、赤いところが私が行ったことのある国です。こうして見ると偏ってるなぁ…(笑)。全部で18カ国、全世界の8％だそう。若い頃、ドイツで一緒に仕事をしていた友人たちは、休暇ごとに違う国に遊びに行っていたのでたぶん私よりかなり多い国を訪ねたことがあると思う。私の場合、最初の2年間でイタリアへ24回行っただけで他の国へは行かなかったので（笑)、長いこと欧州に住んでいる割にはこんな結果になってしまった。みなさんも挑戦してみてね。http://www.world66.com/myworld66

  2005年08月29日

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  ノブを回して自分でドアを開ける犬（画像)

  この写真はうちのブルが立ち上がり、勝手にキッチンに入り込もうとしているところです。私たちが食事をしていたのに自分だけ外にいたので、寂しがってこの後勝手に入ってきました。私は犬と生活するのが初めてなのですが、この犬はどこか変だと思わずに入られません。まず、人間のいうことをまったく聞きません。夫の家族はこれまでもずっとずっと犬を飼い続けてきたのですが、こんなに言うことを聞かない犬は初めてだ、と嘆いています。例えば冬の夜は寒いので、ブルを外に出しっぱなしにせず、ベッドのあるガレージにいれることにしています。これまでの犬ならばベッドのあるガレージを指差して「ベッド！」というだけできちんとガレージに入ったようですが、このブルは、こっちが何を言おうと叫ぼうと、シラー、とした顔で馬鹿にしたように眺めるだけ。毎晩ブルをベッドに入れるためには家族総出で追いかけっこをし、大人2人がかりで押さえつけてガレージへ運ばなければなりません。しかも無理やり入れた次の日は完全に怒っていて、食べ物にもまったく手をつけません。呼んでも寄ってこないし近寄っても無視して反対の方へ歩いていってしまいます。まったくおかしな犬だと思います。また、外から車が入ってくる時は門を開けるために犬をどこかに非難させなければならないのですが、その時も逃げ回るために非常に時間がかかります。もちろん肉やビスケットを渡すなら話は別で、その時ばかりはまるで忠犬ハチ公のように可愛くおすわりをして食べ物を待ちます。たまに「ビスケットあげるからおいで」と言いながらも実はあげずに閉じ込めたりしますが、そうすると2週間くらいはそれを覚えていてその場所に近づかなくなります。それから、なぜか非常に怖がりで寂しがりや。常に私たちと接触していないと不安なようで、そばを通す時は必ずどこかに触りながら通ります。私たちが庭で食事をする時など、テーブルの下で家族全員の足の間をグルグルと廻りながら嬉しそうにしています。もちろんテーブルの上にある食べ物に手を出したくてしょうがなく、義両親や夫は常にブルを叱りながら食事をすることになります。外で爆竹がなったり、頭上をヘリコプターが通ったりすると怖さはピークに達し、勝手にドアを開けて入ってこようとするので鍵はいつも完璧に閉めておかなければなりません。雷も嫌いだし、雨が降る前なんかも天気の変化を感じるようで、すきさえあれば室内への侵入を試みます。番犬として飼っているので、門の前を不審な人間が通りかかった時は吠え掛かるのですが、例えば自転車が3台くらい連なって走っているのを見ると怖さのため逃げ出して隠れます。その割りに家族がそこに通りかかったりすると、何事も無かったかのようにその人の後ろに隠れながら道の方に向かってほえ始めたりするのです。まったくゲンキンなやつ…。おまけに普通の犬は水遊びが好きだと聞いていますが、ブルは水が大嫌いで庭でスプリンクラーを使用し始めると水がかからない場所まで一目散で逃げます。一度雪が降ったときなど、チラチラと舞い降りる雪から必死になって逃げ回っていました。ドイツでは躾けがきちんと行き届いた犬ばかりを見ていたので、最初にブルを見た時は驚きました。ただ慣れると可愛いと思ってしまうのが不思議ですね。特に孫のいない義両親は、まるで自分たちの孫かなにかのように可愛がっています。

  2005年08月26日

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