小さなお家

[図書館で気ままに借りています。] カテゴリの記事

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• 告白 湊かなえ

  久し振りに一気読みした本です。面白かった～！歌野晶午さんの「世界の終わり、あるいは始まり」に出会った時のような感じでしょうか。今、ゲドを読み始めているのですが、合間にこの本を開いたら一気に読んでしまいました。どちら側で読むかで、読後感は変わってくるかもしれないですね。

  2009.01.12

• 上と外　　恩田陸

  この連休は読書してたら終わっていました～。タイトルからＳＦかな～？と読み始めたのですが、すごいアドベンチャー本でした～＾＾＊楽しかった。小学６年生の妹と中３の兄が密林に投げ出され、古代遺跡の中、地中深くを命からがら脱出する・・・？というか、あまり悪い人は出てこないというのが現実感があっていいですね。あえて言うなら地震と火山ですからね。映画を見るように楽しめました。ニコは誰が演じてくれるのかな？

  2008.09.15

• 今まで読んだこと無かったけど・・・・・・ゴーマニズム宣言戦争編

  息子が読んでいて、太い本だなぁ～とパラパラ見ていたら、ああ、こういう本だったんだ～と、はじめてわかりました。これはみんなびっくりするよな～と。今まで漠然としていて、教えてもらっていなかった事がわかりやすく書いてあるなぁ～。と、思ってしまいました。特に、写真のトリックとか、年金を得るための証言の在り方とかは、目からうろこでした。だって、明治維新から第２次世界大戦まで、ってよくわからなかったから、ドラマや映画の話で推測していたんだよね。こんなおばさんになってから１０年以上前の出版物を読むなんて、遅れすぎかなぁ～。でも、うちの母親（７６）も絶対に読んでいないからいいかしら？

  2008.07.24

• ゴ―ルデンスランバー

  伊坂幸太郎さんのゴールデンスランバーを一気読みしました。最初はもたもたと何を描いているのかわからなかったんです。内容もわからず借りていましたから･･･。でも、主人公の視点で話が進んでいくと、もう一気に読まずにいられない。まるで映画を見ているような展開でした。学生時代の仲間が変わらない信頼を持ち合っている。ターミネーターのような警察の大男が怖い～。きっと洗脳されているような人たちは目的のためなら手段を選ばないのかも･･･？と、思わせる情報操作。街中の良くわからなかった機械の使い方が、もう１面の使われ方に変わるとき、私たちの生活は監視されている生活になるのでしょうか。くわばらくわばら

  2008.06.01

• 「ニートな子」をもつ親へ贈る本

  「ニートな子」をもつ親へ贈る本　　　　　　　　　　　　　　澤井繁男　PHP研究所先ほど図書館で借りてきました。午前中にＪ･ディーバァーの「ウォッチメイカー」を読み終えまして、期限が昨日だったので急いで返却に参りました。頼んでいた本は未だ順番が来ておらず、ぶらぶらと背表紙を眺めながら気のむくままに選んだものです。でも、ニートという言葉には敏感にならざるを得ないのです。朝方の息子のメールに「ひきこもりたい」という聞きづてならない言葉があったから。きっと何かあったんだろうと思うけど、返信は別の話題にしました。スルーしたっていうか･･･。いちいち機嫌取るのも疲れるんだよ～やっぱり息子には自立してほしいというのが一番の願いだし、事あるごとに親元へ隠れようと言う姿勢は見えてしまう。やっぱり目の前に息子が落ち込んでいたら、慰めたりおいしいものを食べさせたくなってしまう。きっとそうなる。でも、それじゃあ駄目でしょう。この本に出てくるニートの若者は息子とダブることがいっぱい。人間関係を作るのは苦手で、プライドが高く、名声欲も金銭欲もある。自分が傷つくのを恐れる。過保護。かといって、この本に出ているようにやればいいのかというと、やっぱり個人個人の場合によると思うから、乱暴にそのとおり放り出すことはできないだろう。でも、親も覚悟が必要なんだろうとは思う。息子に対する哀れみめいた気持はさっぱり捨てなくてはいけない。いじめられていたから。不登校だったから。病院に罹りきりだった頃、ひとりで留守番させていたから。アスペルガーと思われるから。今、他人の中にいるからこそ、何かに気づいてほしい。自立するために自分ができることを。

  2008.02.20

• 漆の実のみのる国が完になっているぅ～

  『漆の実のみのる国』をこの４，５日読んでいたんです。この上下できっと豊かな漆の実が貧困を救ってくれるんだと思いつつ、竹俣当綱の草案が出て、おおっやっと改革案が出て下巻は著しい貧乏脱出の話になるのかと期待していたらまたまた天候不順や凶作、火事などの不幸が続き、なかなか貧乏から抜け出せない。お城に出仕している役職のある侍でも家は床板なしで土間に敷物で寝起きしているってどんなくらしか想像もできないんだけど･･･米沢藩の貧困を改革すべく前藩主を引退させてまで頑張って来たのに、家臣たちもどうにもならない藩の窮乏を見限っていく。いつのまにか貧乏しながら３０年も経っている。すでに下巻のページは２００ページを越えているが漆のことは夢をみたように書いてあるし、治憲（上杉鷹山）も人事に悩んでいる。その時、薄ら薄ら気づきつつあった。よく知らないで読み進めていたけれど、これって未完なの？（とても豊かな国になるそぶりが無い。）しかし、最後の段になり期待の家臣善政により１６年計画で未来への道が開ける。米沢藩が借金を返し終えるのは治憲の次の次の代になってからのようです。とても素晴らしいお話だったからもっと書いてほしかった。藤沢周平･･･庄内藩だけじゃなくて米沢藩も気になっていたんだな～。上杉家のお話では関が原の戦い前後のお話で「密謀」もおもしろかったです。あのとき後ろから徳川に追っ手をかけていれば会津１２０万石が１５万石にまで落とされ続けるとわかっていれば、直江兼続も殿様を説き伏せて行ったと思うけどな。詳しいお話は良く知らないのでまちがっていたら許してくだされ。乱読しているので同じ本を２回借りることもあったりします。（読み出してやっと気づく･･･けどまた読んでしまう＾＾）

  2007.12.10

• 橋ものがたり・・・（藤沢周平）

  今まで読んだ海坂藩関係とかとは違ったかんじでしたね。せつない気持ちを描いた時代小説？集かなぁ・・・。私としては「まぼろしの橋」がいいですねぇ。短編なのに出てくる人物の性格や生き方が想像できる。それと、この本ではなかったのですが、確か「桃の木の下で」でしたか、見てはならない暗殺を見てしまい夫に狙われる妻の話なんだけど、その話に出てくる幼馴染の方がかっこいい。もっと読みたい。またしばらく藤原作品を追っかけます。

  2007.10.23

• 藤沢周平

  「用心棒日月抄」・・・好いです。あの有名な「蝉時雨」を読んだあと、なんかないかなぁ～と手に取った本ですが、江戸時代（元禄）の浪人の暮らしぶりや世の中の動き（赤穂浪士）がちらちら散りばめられていてすっかり長屋ぐらし気分にさせてくれました。その浪人、青江又八郎がだんだんいい感じになってくるんですね。続編の「孤剣」では再び江戸に出た又八郎が、またまたバイト生活に苦しみつつ、なぞの女忍者とのせつない恋もあり、男の深みが増しましたねぇ。後２巻続編があるのですが、まだ手元に届いていないので（図書館予約）早く読みたいな。

  2007.09.27

• 14歳　千原ジュニア

  なんて壮絶な心模様なんでしょう。ごまかしや嘘がない自分の魂の軌跡。そして親への気持ちの有り様がせつせつと伝わります。よく言葉にできたね・・・ありがとう。

  2007.06.13

• あさのあつこ　No,６

  バッテリーがおもしろかったので、他の作品で読んでみたのが「No,６」。題名、変わっていますよねぇ。年代は近未来なんだけど、どこの場所かはわからない。ＳＦにありがちな設定なんだけど、出てくる少年達がかっこいい。５巻までしか読んでないから、どうなるのかわからないんだけど何もできなかったやさしいだけの紫苑が、いつのまにか得体の知れない何者かになりつつあるのかも・・・・・。ねずみの過去も近じか解りそう。人間らしかった紫苑が殻をぬけたとき、人間離れしていくのかも・・・・・。そして掴みきれなかったねずみが人間らしくなるのかしら。主人公がふたりの感じなので楽しいです。

  2007.04.05

• 横山秀夫（著）を色々読んでいます。

  刑事モノなんだけど警察内部の人々のことが描いてあって犯人対警察というお馴染みの小説とちょっと違っている感じがおもしろい。警察は以前いやな思いをしたことがあって西部警察やはぐれデカ純情派の刑事はうそだとわかってしまっていたが、普通の人間社会と同じなんだから出世競争もあるし事件の捏造もある。でも、小説だから際立ったキャラも出てくる。何もかもわかっているような食えないやつキャラ。そんなスーパーがいないとおもしろくないよね。半落ちはもひとつ感情移入できなかったんだけど「陰の季節」はおもしろかったな。もっと読みたい気分です。

  2007.03.27

• バッテリー（ラスト　イニング）

  以前、３巻まで買ってあったんだけど（息子のために）自分では読んでいなかったのでこんなにおもしろかったなんて知らなかった。巧なんて、アスペルガーのお仲間とも思える行動。（天才の方）そして、その才能ゆえに、もたもたした人間関係を飛び越えてしまう爽快さ。ちょっとぐらいじゃ潰されちゃうんだよね。頭１０っこぐらいだと誰もたたけない!なるほど。最終巻の６巻は４月発売だそうでワクワクしながら待っています。写真の本はその後のメンバーを非常に魅力的なキャラ、瑞垣くんの視点で描いたもの。複雑な自分を持て余しているのがいいんだよね。実はわたしも瑞垣ファンですぅ。（おばキラ？）

  2007.03.19

• メンデ　（奴隷にされた少女）

  メンデ　（奴隷にされた少女）　メンデ・ナーゼルスーダンの少数部族の村から12歳の時、誘拐され、人間としての自由を奪われ奴隷として生きることを強制された少女の実話。こんな理不尽なことがまかり通っているということに憤慨します。南北戦争の話じゃないんですから。現在のリアルな話です。そして、女子割礼の残酷なしきたり。この素晴らしい本を世に出したメンデの聡明さが唯一の救いになっています。この話は映画になっているのかしら？映画を見るように夢中で読んでしまったな。

  2007.01.17

• ザ・ロープメイカー　　（伝説を継ぐ者）

  THE　ROPEMAKERザ・ロープメイカー　　（伝説を継ぐ者）　　　　　ピーター・ディッキンソン作　　　　　　　　　　　　　　　　ポプラ社前回、チンパンジーに変身した女の子の話がとてもおもしろかったので読んでみました。ファンタジー系もロード・オブ・ザ・リング系でおもしろかったです。映画にならないかな。（以降はチャングムを見てから書きます。明日かも）（チャングム終わっちゃった～）さて、魔法の声が聞こえないということで家族の中で疎外感と挫折感を感じていた女の子が実は魔法を無にするという才能を持っていたことで、自分に自信を取り戻し、故郷を守る使命を追行する旅の物語。このお話の中で、盲目のおじいさんと足の悪いおばあさんが出てくるのだけど、口の悪い二人がぶつぶつ文句をいいながらぶどうの実を交互に食べていくとどんどん若返っていく、というシーンがあるのですがワクワクするほど楽しい場面になっています。

  2006.11.18

• デブになってしまった男の話

  デブになってしまった男の話　　　　鈴木剛介　　　　　　　1200円　（求龍堂）とっても女の子にもてるタイプの彼が、もててるときには気付かなかった自分の中にある本当の気持ちに（純愛）デブになって思い当たるという若い男の子ってこんなかなぁ・・・と思わせてくれる話でした。中に出てくるおかしが息子の好きなうまい棒だったりして、ダイエットに苦しむ様子が息子と重なり即、おすすめしました。ちなみに今とても食べたいのはポテトチップらしいです。3回ぐらい食べたいと訴えていました。却下しましたが・・・・・何か？

  2006.11.11

• わたしのなかのあなた　ジョディ・ビコー

  　　(注）恋愛小説ではありません。この物語が小説として出てくることに驚きを隠せません。５才まで生きられないだろうと宣告された娘を延命させるためにあらゆる手段を求める母親。究極の選択でその娘にまったく適合した身体を持つ妹を儲ける。この物語は妹が１３才になった時からの家族の葛藤が描かれています。病気の姉の気持ちと母親の気持ちが微妙にずれていくのですが、表面にはあらわれません。やさしい父親は仕事に逃げています。この家族は病気の姉を中心に回って行きます。母親も父親も医師も兄、妹も止めようがないのです。出口の見つからないトンネルをひた走る母親にかつての自分を見るようでした。生きるか死ぬかの病気をまえにしたら家族は医師のいうままに医療を受けるしかないのです。医師は病気しか見ていないので家族の葛藤は主に母親が中心に納めます。でもその母親もすべてが見えているわけではない。中心人物である姉のこころもしかり。生体肝移植が受けられると分かったとき母である私はやっと希望の光を見たと思って飛びつきました。誰の意見も聞く耳はありませんでした。この手術の結果私が死んでもまたJ子が死んでも運命だと思えました。それほどに暗いトンネルの先の光は明るかったのです。術後、Ｊ子が「あんな手術するなんていやだった。」と、聞いたとき、そういえば、Ｊ子にどうする？なんて聞いたことなかったなぁ。と気がつきました。病気に追いかけられる母親には子供を死に獲られないように突っ走るしかなかったように思います。気持ちを待っている余裕がないのです。この物語の最後は突然です。実際、死は誰にも公平に隣にあるのでしょう。

  2006.10.29

• エヴァが目ざめるとき

  　ピーター・ディッキンソン　　作　唐沢則幸　　訳新鮮な感覚で読むことが出来ました。ある日突然今まで自分だと思っていた事柄からの圧倒的な別れ。今日からチンパンジーとして生きろ！ってか。これって、ある日突然宣告されることに似ている。ガン・事故で全身麻痺・冤罪　ｅtcどう受け入れるかは個々によって違っているだろうけど。近未来を予測させるような社会も描かれていて児童文学とは奥深いなぁと感心しきりです。他の作品も読んでみたいです。

  2006.10.25

• 君を守りたい　中嶋博行（著）

  『君を守りたい』中嶋博行出版社：朝日新聞社発行：2006年9月ISBN：4022502215価格：￥1050 （本体￥1000＋税）いじめ撲滅の方法を記した画期的な本でした。文中に出てくる悲惨ないじめは極悪非道です。絶対許せません！こんな事が本当にあったのかと愕然としました。以下は紹介文です。君を守りたい　いじめといっても、シカト（無視）や物を隠すといった初歩段階のものだけではない。嫌がらせはエスカレートし、「バイキン」呼ばわり、ズボンをおろすなどの性的いじめ、暴力にまで至る。これらは社会では名誉棄損・侮辱、強制わいせつ、暴行、傷害などの罪に該当する立派な犯罪だ。　しかし、少年少女の「いじめ」とひとくくりされると、学校内の教育問題とされ、犯罪視されない場合が多い。しかも、頼りの先生が校内暴力に苦しみ、無力だったりする。結果として、加害者は堂々と学校に居座り、被害者は不登校になったりして学校を離れる。　これはおかしな話ではないか。乱歩賞作家で、犯罪被害者問題に詳しい弁護士の著者は、豊富な事例を駆使し、「いじめは犯罪だ」と声を大にして語る。そして加害者を即刻、出席停止などの処分にし、警察に通報すべきとする。　加害者にも人権はある。少年の場合、更生させることも大切だ。しかし、被害者を「いじめ地獄」から一刻も早く救い出すことが急務という。渾身（こんしん）の問題提起の書だ。（朝日新聞社、１０００円）（哲）(2006年9月20日 読売新聞)

  2006.10.21

• 新刊！ゲットだぜぃ！

  いつも、うちの近所の図書館で借りているのですが、ほしい本が蔵書に無い場合、リクエストすると、次の月の新刊図書で購入してくれるのです。もちろん検討してからなんだけど、専門書なんかだと通り易いみたいです。結果、書名　　　：広汎性発達障害の子どもたち著者名　　：辻井 正次∥著出版者　　：ブレーン出版出版年　　：2004.9書名　　　：軽度発達障害児のためのＳＳＴ事例集著者名　　：五十嵐 一枝∥編著出版者　　：北大路書房出版年　　：2005.8の2冊をリクエストして揃えていただきました。すごくありがたいです。

  2006.10.18

• 赤い指　東野圭吾

  う～ん　一気に読んでしまいました。今の時代がそっくりに描かれています。少年事件、認知症、嫁舅問題、会社人間の夫、溺愛ママ。読んでて辛かった。本当に気持ちをえぐられた感じ。もっと個々の内面まで描いてくれたら感情移入しやすいんだけど、この家族、誰も好きになれない。それに、赤い指のおちは創作した感じが匂ってるかな。そんな賢者のお祖母さんなら嫁の暴走を許したりしないと思うもん。孫をあんなやつにしないと思う。

  2006.10.15

• 涼宮ハルヒの憂鬱に感動

  　誰が？息子です。一昨日、本屋に寄ったとき、ネットでおもしろいって出てたから買ってくれ～と、2冊持ってきました。ゲーム関連は自分のこづかいですが、本や文房具は母の財布かららしいです。結果、昨日のエアロバイクでも70分近く読みふけっており、今朝、かおを合わせた時に目をキラキラさせてすごく面白かった。読んだあと、小田和正の「たしかなもの」をきくと胸がいっぱいになる。とめずらしく饒舌でした。今迄で面白かったのは歌野晶午の「女王様と私」だそうで、3回くらい読んだと言っています。彼はまんがでも何回も読み返すタイプです。母も歌野晶午の「世界の終わり、あるいは始まり」はびっくり仰天の頭ぐるぐる状態にさせられましたから納得です。今晩は、彼の感動した本を読んで息子との明日の話のタネにします。

  2006.10.05

• アスペルガー症候群と高機能自閉症

  アスペルガー症候群と高機能自閉症　青年期の社会性のために　　　　　　　　　　　　　　　　杉山登志郎　（編著）　高機能広汎性発達障害（こうきのうこうはんせい）発達障害について、今、知りたいことが著わされていました。　しかし、この子らのためのプログラムははじまったばかりのようです。　特に社会性を身につけるには小さい時からが良いようです。　知っているはずと、取り残されたままになっている小さな事柄が積み重なって、本人の空白部分になっているようです。なんか、思い当たることばかりで頭をかきむしりたい様な気持ちです。

  2006.09.26

• Mｙフェアリー・ハート成澤達哉

  　副題が「わたし、アスペルガー症候群」です。　小学校高学年の女の子のお話です。ちょっとひとと違うとか、コミュニケーションの仕方がずれてるとかでいじめの対象にされてしまう。教師からも叱られてしまう。世の中にはいっぱいこんな目にあっている子供がいるのでしょう。親はなかなか気づかないのです。自分の子供が他の子供と違うとは認められない。本の少女は乗り越えていったのでしょうか。中学、高校と壁がいっぱいあるけれど。

  2006.09.19

• 川に死体のある風景 　　短編集でした。

  　歌野 晶午さんは玉川上死という作品で、あの「世界の終わり、あるいは始まり」に通じる、親の心理がちらっと描かれています。仲間うちのいじめ関係って、いつの時代もどんな年代でもあると思うけど、特に思春期という時代は注意していないと、突発的な事件になりやすいです。いじめられている子は発達障害ぎみの可能性があるように思います。知能はむしろ一般より高いのですが、まわりの空気を読めないとか、教師にしかられているような場面なのに笑ってしまい、ふざけていると思われてしまうような・・・誤解されやすい行動をとってしまう。また、命令の逆らうことができず、気持ちにストレスをためやすい。結果、ある日　暴走する。親は自分の子供は人並みにしたいと、ひいきめにみていますから、なかなか、その発達障害に気がつきません。早く啓蒙していかないとかわいそうな誤解されやすい子供たちが大勢被害にあっているとおもいます。

  2006.09.14

• 川に死体のある風景

  　下記の通り、予約資料の用意ができましたので、ご来館ください。川に死体のある風景著者名　　：歌野 晶午∥著出版者　　：東京創元社出版年　　：2006.5図書館からメールが来ました。今から借りに行きます。（わくわく）

  2006.09.13

• 心にナイフをしのばせて　奥野修司

  　2006年8月25日発刊の新刊ですが、28年前にサカキバラ事件に似た事件があったということで、被害者側家族がうけたダメージの大きさと、28年前の少年Ａのその後の信じられない態度が、世の中の不公平感への怒りで、ふつふつと煮えたぎります。なんで人殺しが弁護士になれるの？なんで謝罪しないの？

  2006.09.12

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