日本語講座フィナーレ
日本語講座は先月に無事終わったわけなんだけど、この日、AKMで市民講座全体のイベントとして修了証の代表授与式と、各講座の展示会が行われた。生徒の展示会とはいえ、市のイベントでもあるからかなり大々的で、展示会場は素人臭くならないような展示方法が指導され完成した会場は見栄えもしたし、初日は大混雑であった。アクセサリー、絵画、木工装飾、マーブル絵画、デザイン、服飾、料理その他約70講座にそれぞれ場所が与えられ、私たち語学グループはひとつにまとめられたけど、展示するものがとくにあるわけでなく、結局、日本語で半分以上は占めることになった。日本語講座の展示物は授業でやった習字作品の展示、それから実際に習字の実演、名前を書いて無料で配っただけだったけど、かなり好評で休みなく文字を書いていたことになる。あとはなんだかよくわからなかったのだけど、ピラフを持ってこられて、これをはしで盛り付けして配ってくれ・・・・って、そんな話はどこから沸いてきたのだ・・・。やらなかったけど・・・・。そのあとは屋外コンサート会場で、市長?と文部省のお偉いさん?(誰が来たかは新聞にも載っていたけど、怒りの連続でどうでもいい・・・)の挨拶があって、受講生約3000人の代表者6人に修了証などが渡され、そのあとは女性歌手のコンサートで23時過ぎまで続いた。生徒たちにとってのイベントになったのは確かだけど、なんだか連絡が悪かったり、ころころと内容が変わったりして、ボランティアで無料奉仕の立場としては、怒りの連続であった。あれ持ってこい、これ持ってこい、と走らされて、そのあげく持ってきたものは活用されなかったり、お手伝いで登録していた生徒たちが会場に入れなかったり、扱われ方がひどかったり、重要な変更があったのに全く連絡がなかったりで、忙しいのはよくわかるけど、なんだかいいように使われたなっていうのが正直な感想である。責任者の経験不足と力不足が原因なんだけどね・・・・。生徒の一人が慰めてくれる意味で言ってくれたのだけど、「先生、市のためじゃなくて、私たち生徒のためにやったと思ってください」。いやいや本当にその通り。久しぶりに生徒たちの顔を見て、生徒たちもお互いに交流を深めて、あわただしかったけどこれだけ集まってくれたことに感謝。