因島に、スタンプ押しに
「カフェイレ」にて、まだバンドが全然売れてない時期の「メインの活動が、夢を語ることだった」という言葉が、ふと思い出されました。あ、それいいね! 晴一くん的表現だなって気に入りました。でも、どうしてこの言葉が、妙に心を引っ掻くのだろうと考えてみたら、日々に追われて、夢を思い描くことすらしてない自分に気付いてしまった。追われてる、と言ったって、人並みに忙しいだけで、すごく何かに必死なわけじゃなく。漠然とでも、何かに憧れてたり、何かに向けて、ささやかな努力をしてるわけでもなく。まぁそれなりに、自分なりに、やってるつもりだったけど、単なる義務感のような。同じ風景を見ながら、平地のトラックを回る体力だけ、必死に筋トレでつけてるみたい。体は引き締まってても、いざ山や谷を行く時に何の役にも立たないような、そんな筋力。飾りじゃないのよ、筋肉は~ハッハーン♪ つまらん。しかも古い。年々肌はくすみを増す一方だけど、心も相当ヒネくれてってるけど、目ん玉くらいキラキラ輝かせてたいわ。私は、そんな風味絶佳なばあさんになりたいのです。ちょっくら、プチ旅に出よかぁー。因島に、スタンプ押しに。なーんて、いいかも。