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国家の品格

薄気味悪い天気だなー。普通なら、冬の間に青空を見れる日は1日か2日、というものなのに、お正月から、ずーっと晴れとります。しかもこの週末は荒れるということだったのに、今日も、春か？ってな青空。去年の今頃はどっかりと雪に埋まっていたというのに。ありえん。絶対、おかしい。この晴天、全然うれしくない。温暖化という言葉が頭をよぎります。。。嗚呼－ー！！！どうなるんだ地球！！さて、今さら読みました。220万部突破したという「国家の品格」。この人、おもしろいなー！武士道精神、美的情緒の大切さを説きたいあまりにすごい勢い！！ちょっとめちゃくちゃなところもありましたし、ユーモアに、ところどころ大笑いしたりもしつつ、戦争や環境問題などに関する部分は私も同意見だし、大枠で賛成でーす！日本人がんばりましょう！！私も、外国語を一生懸命勉強するより、まずは自国の国語、文学、歴史の勉強するのが先だと思ってまーす。留学した時に、日本に関する基本的な質問に答えられず、ものすごい恥をかいたことを思い出しました。。情けなかった～!!（>_▽

Jan 8, 2007

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早寝早起き

昨日、ラバップから更新のおハガキが届いていました。私もラバップ歴1年になるのです♪ すなわちポルノに出会ってからもう1年。長かったような、長かったような……とにかく長かったよこの1年！！！ていうか最初の半年。SWITCHのおかげで。仕事とポルノファンの両立って厳しいですね（両立ってそれにしても、今の私にはラバップ更新料の数千円が厳しい。。。今月は車検などがあり、20万強の臨時出費。いたたた。先月のチケット5枚分の立て替えがローキックのように効いてきたー。そういえば、最近朝型生活なんす。この5日間、24時には床に滑り込み、爽やかな空気の中、7時からお仕事。ザ・早寝早起き！！すごいでしょ！！（自己満新聞配達とかお豆腐屋さん、とか職種的に朝早いというお仕事は数あれど、私のお仕事で朝型なのは割と少数派と思われる。飲みも仕事のうち、みたいなとこがあるしなあ。。途中で切り上げることなんてできないしなあ。そんな風にリズムが崩れた時にどうしたらいいのか、いまだによくわかりません。一体今回はいつまで続くことやら。なんで急にそんなことを言い出したかというと、『朝2時起きで、なんでもできる！』という、5年くらい前から読んでる本をまたひっぱり出したからであります。お気に入りの本で、時々読み返すのです。“フツーの主婦”の方が、御主人の転勤でアメリカに行くことになり、子供がいて、しかももう１人を妊娠、英語はまったくわからないという状態で「せっかくアメリカに行くなら英語をマスターして帰ろう！」と決めたのです。「英語をマスターする」の具体的目標に掲げたのは、なんと「同時通訳者になる」！確かに、「英語ペラペラ」＝同時通訳ですけど。。海外で言葉もわからないし、知り合いもいない中で小さな子供の世話をし、お腹の中にも子供がいて家事をするってだけで精一杯のはず。そんな「やれない理由」まみれの人のはずなのに、独学で1年後には同時通訳の卵になり、帰国後、本当に同時通訳者になり、「環境保護」というテーマにも出会い、世界レベルで活躍していらっしゃるのです。すげー！でね、この人が自分の勉強をすすめるにあたって、昼間はこどもの世話などでなかなか時間を捻出できない。そんな生活の中で編み出したのが「朝の2時起き」なのだそうです。そして、この人がどんな風に自分の勉強を進めていったのか、いかに夢を実現したのか、どうやって主婦業と超多忙な仕事を両立しているのか、どうやってその生活を楽しんでいるのか、が詰まっている本。著者の枝廣さんがすごいのは、家族や周囲の人を巻き込んで、常に楽しんでいること。誰に教わったわけでもなく、すべて自分の頭で考え、実行していること。それが全部理にかなっているので、もともと大変頭の良い女性なのでしょうけれど、誰も教えてくれない、とか、～してくれない、～できない、とかいう思考回路がないのです。できるかできないかではなく、自分がするか、しないか。いやー、気持ちいいっすねえ。私などはくさってくると、何かのせいにしますから；；そして、何より心がオープン。すなお。これも簡単なようでなかなか真似できない。。この方は、きっとどんな道を選ぼうが、一流になる方なのだろうなあと思いました。単に「早起きしよう！」という本ではないのです。仕事の本、生き方の本。（すぐれた本はみんなそうですけどね！）飾らない自然体の文章も、この方の人柄が滲み出ているようで、とても魅力的！何度も読み直して、やる気を出させてもらいます。読む度に早起きになります。1ヵ月くらいは（- -;夢や目標をもつすべての女性におすすめです。がんばるのもちょっと疲れたなぁ～って時に読めば、きっとやる気が戻ってくるのではないでしょーか☆あとは「翔ぶが如く」の長い旅に出る前に読んでくれ！！と友だちに言われた「嫌われ松子の一生」。もうすぐ映画公開ですが、あらすじも、あとがきも読まず、先入観を排除して読んでほしいです。あらすじとあとがき書いた人、ごめんなさい。特にあとがきはですねー。もうなんか頭に来る程、いただけない。何が、って感じですね～　なんか松子を軽んじられたような気がしてしまって。さー、これで心おきなく「翔ぶが如く」の長旅に出られます。あ、「PATi PATi」買いに行かなきゃ！

May 14, 2006

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オレ、死神

昨日、伊坂幸太郎さんの「死神の精度」が届きました。晴一さんおすすめの作家さんということで☆“死神”だし、なんか字面が恐いし（だから読んでみたくなったんだけど）堅いのかなあと思っていたのですが、ちょっと読んでみたら全然そんなことありませんでした。死神が主人公の短編集。すらすらと読みやすい文章なので、意外とすぐ読み終わっちゃいそうです。さっきお昼の休憩中にひとつめの短編を読んだばっかりなのですが、主人公の設定……この感じは！オレ、死神ぷぷ、何、我ながら、これちょっとうまいこと言ったんでないかい！？　「死神の精度」を読まれたそこのポルノファンのあなた！このニュアンス、ちょっとわかってもらえると思うんですけど……どうかなぁ？あの天使さんのシニカルさはないにしても（＾＾）、主人公の死神を生んだ発想やキャラの性格に、なんか相通ずるものを感じたので「オレ、死神」☆これから読む方のために、詳しいことは書きませんが、おもしろいので、気になった方はぜひ読んでみてください♪一応真面目に仕事をこなす淡々としたサラリーマンみたいなあの死神さんと、やる気のないあの天使さんが一緒に出て来る小説があったらおもしろそうだなぁ。小説部の方、そんな設定はいかがですか？なんちゃって（＾＾）また新しい出会いのきっかけをくれた、晴一さんとアンダンテさんに、ありがとう☆あと、楽しみにしていた「六枚のとんかつ」も、ミステリーチックな短編集でした。トリックというかカラクリの馬鹿馬鹿しさで楽しませてくれる作品ということでヴィレバンの店員さんのPOPコピーが私の期待を煽ってくれたのですが、いい仕事しますわ。入魂のPOPコピーにちょっと煽られ過ぎちゃったみたい。ヒット映画でもよくやるパターンですが、いや、おもろかったのよ。すごく。でも結構オチが読めちゃって。もし友達が「これ面白いから読んでみ」とか軽い感じで渡してくれたら、「やばいなこれ！」と大喜びしてたと思うんだけど。あと、昨日一緒に届いたのは、谷川俊太郎さんの詩と朝の写真がひとつになった「あさ／朝」。言葉の感覚を磨くには、詩を読むのが一番であるとどこかで読んでから、あんまり興味ないくせに、時々詩を読むことにしよう、と思いました。しかし鍛練のつもりで読んでる時点で鍛練にならないという逆説的な事実に気づいてから、そういう不純な読み方をするのはやめました。。。そんなわけで久しぶりの「詩」。この本を選んだのは、写真がきれいで、頭使わなそうだな～って思って（＾▽＾；家に帰って、ちょっと疲れていたのですが、これを読んで（見て？）いくうちに目が覚めていきました。「わーきれいだなー」「小学校の教科書みたいにシンプルな言葉だなー」とか思いながら、結構、あっけなく見終わって、何度か見直してるうちに、写真が、あとから言葉が、最後に静かで温かくてやさしくて力強いものが、じわ～～って染み渡っていく感じ。いや、むしろ奥の方からゆっくり沸き上がってくる感じ、というのかなあ？劇的な心の動きはないんだけど。見終わった後に自分の中でふくらんでいったのは、ステージの幕が上がって行くのを見るような、高揚感。これから何かが始まるんだ、っていうワクワクした予感に包まれて、なんだか明るいきもちで眠りにつきました（＾＾）大袈裟にいえば「今日を生きる力」のようなもの。簡単にいえば「今日もやるかー」というきもち。寝る前に起きてからのことを思うのも変なんだけど（＾＾）生きてるって、最高だね！　っていう。すいません、爽やかなやつで。この本が私にくれたのは、癒しじゃなくて、チャージでした。癒しを求めてこの本を買ったんだけど、結果的にはこれで、良かった♪このシリーズで「ゆう／夕」というのがあったので、今度はこれをみようかな。みなさんコメントありがとうございました！うー。本日は更新のみでございやす。。また後で～（>

Mar 10, 2006

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今さら「ダ・ヴィンチ・コード」

家PCが眠りについている今、修理に出す時間もないので、当分は会社でメールを書いているフリをしながら、こそこそ更新します。よろしくおねがいします。会報はもう随時発送されているんだよね。うちの方はそれほどタイムラグないみたいだから、今日帰ったら届いてたりしないかなー。さすがにそれはないかなー。やっと昭兄の近況がわかると思うと、めっちゃうれしい～。もう、彼はもぐりすぎです。寂しかったぞ。なんてったって夢でも逢えないんですから。早く顔を見せてくれい～♪さて、久しぶりに本のお話を書こうと思います。会社の先輩にずっと借りていた「ダ・ヴィンチ・コード」、やっとこさ読みました。世界で何千万部か売れていると話題でしたが、やたら分厚いし、微妙に乗り遅れたため、シカトを決め込んでいました。しかしながらパリ旅行に行くなら読まないと！といわれ、借りたはいいが放置して約半年。重い腰を上げて、ようやく手にとったのでした。そしたらこれが、ご多聞に洩れず、おもしろいのなんの！あっと言う間に読んでしまいました。もっと早く読んどきゃよかった！どれくらいおもしろかったかというと、この間、同僚に「そういえば、この間、『スイス銀行』とか言ってたの覚えてる？」と聞かれました。先々週末、朝まで飲んで歌ってた時に、私は同僚にこっそりと、打ち明けたそうです。「わたしはスイス銀行に大事なものを預けてるんだけど、秘密がばれると殺されるから、何を預けているのかは、言えないんだよ」そして何事もなかったかのように飲み続けたという。はぁ？そういえば、ちょうどその時読み終わったばかりだった「ダ・ヴィンチ・コード」で、大事な秘密のブツが隠されていたのがスイス銀行だったなぁ。。それだ！そんぐらいおもしろいです。ってわかりづらいって（＾＾；そういえば、前も「泡盛を炭酸で割るのおいしいですね」と後輩に言われて「へー。おいしそうだね♪ いつもロックだけど、今度炭酸割りで飲んでみよ」と言ったら「ていうか、この間の飲み会の時にBettyさんに教えてもらったんですけど」「え？炭酸割りでなんか飲んだことないよ」「うっそぉ～ん！」また出たぜ～おい！という感じでその場にいたヒヨッコどもに笑われました。ち、ちくしょう、おまえら、人をボケ老人扱いしやがって！と思ったけど、最近どうやら、酒を飲むと記憶を失うのは相変わらずですが、その間に自分の経験したことのないことを普通に言っているらしい。に、二重人格ってこんな感じ！？ビリー・ミリガン状態！？周囲の証言を聞いて、ちょっと恐くなってきたわたくしです。今度お酒を飲んだ時にイタリア語とかペラペラしゃべってたらどうしよう。すごい。んなわけないか。話がそれましたが、「ダ・ヴィンチ・コード」の前作が、習作的ではあるが小説としてはこちらの方がおもしろい、という先輩の感想を聞いて、今は「天使と悪魔」を読んでます。これもおもしろいー！　でも進まねー。まとまった時間がとれないので、お昼休みとかお風呂に入っている間とか、ベッドに横になって眠りに落ちるまでの5分とか、ちょっとしたこまぎれの時間に必死こいて読んでるのですが3日たったのにまだ上巻が終わらない。楽しみをちょっとずつ味わってると思おっと♪

Feb 22, 2006

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池澤夏樹さん

先週のカフェイレで晴一さんがイチオシされていた池澤夏樹さんの『きみが住む星』が届きました。晴一さんが紹介されていたように、世界中のさまざまな旅先から恋人へ宛てられた手紙と写真、という形の本です。読んでびっくり。このふたり、同じ遺伝子もってるーーーー！！晴一さんと、この池澤さん、他人じゃないです。同じ部族です。部族というか、もう親戚、家族くらい？しかも微妙に村上春樹さん入ってます。（春樹さん苦手な私でも、これはアリ!!）これはもう、晴一さんが瞬時に呼応するわけですね。納得！！たとえばね、ちょっと拝借します。でもね、本当は、傷のあるガラス越しに見た方が世界は美しく見えるんだよ。（心のガラス窓）向上心なんていうと、上の方に行きさえすればいいようなことになる。そんなのって、やっぱり寂しいよ。（丘の上の家に住む日）感じませんか？何か感じませんか！？感じなかったなら、、、それは私の切り取り方が悪いんです。すんません。晴一ワールドを愛している人には（そうじゃなくてもね）、絶対響くはず！ちょっと寂しい夜に、ふと開きたくなるような、温かみのある素敵な本です。ずっと手許においておきたい。写真に物語を見るのと、メロディから見える情景を物語にするのと、通すフィルターはちょっと似ているようで、やっぱりまったく違うんだろうな。晴一さんの詩が、ちょっとメロディから自由になって、別のパートナーと一緒に旅するのも見てみたい、そんなことを思わせる本でした。もちろん、ひとり旅も大歓迎！　なーんてね。それにしても、いつも素敵な本を紹介してくれる晴一さんと昭仁さん。相当、出版界に貢献してますよね。（おすすめ本、どんだけ買ったことやら）『ダ・ヴィンチ』の表紙、まだかな（＾＾）

Nov 28, 2005

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風雲児たち

人生初めて、『大人買い』ってやつを、しちゃった。みなもと太郎さんの『風雲児たち』。歴史漫画。らしいです（え。）一気に27冊ご注文。ひゃぁーー、何やってんだ私！！　今まで手を出した歴史漫画といえば『おーい！竜馬』だけでした。そこで私の理想の男性に出会ってしまったわけですが（ポルノの次にね♪）『風雲児たち』は糸井重里さんが「ほぼ日」で大河ドラマ「新選組！」のテレビガイドをしていた時にイチオシしていたのを、ずっと覚えていて。んで、ふと思い出して。（今、自分の金銭感覚を呪っています。。。カードは恐ろしい。。。）にしても、一度も読んだことのない漫画、いきなり全巻揃えるか！だって糸井さんがおもしろいって。読め！って言ってたんだもん。おもしろいに決まってる。好きな人の言うことを疑うことを知らない私。単純バカとも言う。でもこれで失敗したことがないのだから、なんの疑いもなくこんな暴挙に出れてしまったわけですがつまらなかったら倒れる。こんなに買ったばかりなのに、今日『ダヴィンチ・コード』借りてきちゃったし。重松清さんも読みたいし。仕事の本も読まなきゃだし。ていうか今すごく忙しいのに。やることが山程ある時に限って、夜中に机の掃除始めたりする感じ？早くやって寝れば！！みたいな。忙しくて読めやしない時に限って本を買ったり、ビデオを借りたり。やたらとマメに楽天チェックしたり。ちゃんとごはん作ったり。それ、全然忙しくないじゃん。……それなりには忙しいのですよ！きっと、たぶん、人並みには。気持ちとしては。時々はその「それなり」さえもアピールしたいわけっすよ！！そんな心境でした。よくわからない着地点でした。

Nov 4, 2005

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重松清さん

「B-PASS」で昭仁くんが「全部おもしろい」と挙げていた作家・重松清さん。新刊も出ていたけれど、今ド貧乏なので、文庫本で『ビタミンF』、『きよしこ』、『ナイフ』を買って来ました。『きよしこ』はアンダンテさんおすすめということで期待してます（＾＾）作家さんのテーマや作風をつかむために、まとめて3冊は読むようにしています。そうするとだいたいわかるみたいだから。それから、続けて他の作品も読むかどうかを決めてます。重松清さんは、細切れに読める短編集の『ビタミンF』から読み始め。なんとなく昭仁くんの好きな作家作品の傾向がわかってきた。よしよし（何が）でもいつ読み終わるんだろ。。必殺同時進行だな。いつものことだけど（＾＾；）

Nov 3, 2005

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「私という運命について」と「僕のなかの壊れていない部分」

白石一文さんの「私という運命について」と「僕のなかの壊れていない部分」を読みました。「私という運命について」は主人公が女性で、私の年齢に近いところから物語が始まっているのと、舞台に自分の地元が出てきて、リアルにイメージできる部分もあったので、かなり入り込んだ。これも、いろんなところで、ちょっと泣いた。「一瞬の光」と合わせて3冊読んでみると、作品に共通して流れる明確なテーマを読み取ることができました。なかでも、人との出会いと運命については、今のわたしにはとても響きました。以前に読んで、大きな衝撃を受けた本と同じことを言っているようで、変な確信をもってしまった。人生の目的は。人はどこから来て、どこへ行くのか。そんな問いにひたすら真正面から向き合っている小説を読むのはひさしぶりでした。＊肉体改造計画（っていうかただのダイエットなんですけど）、昨日のトレーニングで腿と肩がひどい筋肉痛でしたが、今日はちょっとがんばりました。もうこれ以上はかけん、というぐらい大量の汗をかきました。どれくらいかというと、スラムダンクで流川くんが練習後のタンクトップをジャーっとしぼってたのと同じくらい（わかりにくい）そしてかいた汗の倍の量のビールとワインを飲みました。運動後は飯もうまい。箸が進む進む。（おい！）お盆ということで、禁酒をお休み☆　おほほほーー意志薄弱とは私のことです。ストック分を早く飲みきって、また禁酒がんばろうと思います。なんて書いてたら、もう新聞配達が！！　こんなに早いの。びっくり。明日から仕事なので、もう寝なきゃ。

Aug 16, 2005

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「一瞬の光」

白石一文さんの「一瞬の光」、やっと読了。恥ずかしながら、この気持ちを言葉にすることができません。涙が出ました。何の涙かよくわからないんですが、とにかく涙があふれました。これがデビュー作なんですね。・・・放心・・・次は、注文しておいた「私という運命について」を読もうと思います。

Aug 13, 2005

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やっとのことで「象の消滅」＆ついでに「娼年」

村上春樹「象の消滅」、2週間弱かかってしまいました。読むのにこんなに時間がかかった本、久しぶりです。「ノルウェイの森」を途中で脱落して以来の春樹作品ですが、読後の感想を言い当てる言葉が見当たらない、不思議としかいいようがない世界。正直な感想その１：疲れた。「象の消滅」は、春樹作品の中では、どういう位置にいるのでしょう？アメリカの編集者によるセレクトで、初期の作品だとかいろいろ入っていて、大幅な加筆もあったようですね。どこがどう変わったのか、わからないし、そこは別にいいのですが。正直な感想その２：よーわからん。よーわからんのですが、わからんけども読めたことに達成感!　ほほほ……なんか感想を言うことができません。すみません。関係ないけど、何かの雑誌でたまたま村上春樹さんのお顔を拝見して軽く衝撃（文章から受けるイメージとのギャップが……）■おもしろかったもの・踊る小人・SLEEP・レーダーホーゼン・納屋を焼く■興味深く読んだもの・象の消滅・午後の最後の芝生・窓・中国行きのスロウ・ボート■奇妙な世界・緑色の獣・TVピープル●気になった共通ディテールについての謎（誰か教えてくださいーーー）1.「ねじまき鳥と火曜日の女たち」のワタナベノボルと「象の消滅」の渡辺昇。なんで同じ名前？2.複数の話で、主人公の男性が電機器具メーカーの広告部に勤めている。（「ファミリー・アフェア」「TVピープル」「象の消滅」）3.「ねじまき鳥と～」でワタナベノボルは「昔、芝刈り会社でアルバイトをしていた」→「午後の最後の芝生」春樹さんは芝刈りバイトをしてたのか？その経験から出てきたということ？4.女性の設定に、雑誌編集者（「TVピープル」「象の消滅」）■どうでもいいけど、気になった共通点1.主人公はシャワーの後、ラジオやレコードを聴きながら、コーヒーにトーストを食べ、食器を洗って出かける。→朝はジョギングとかしてそう。2.「午後の最後の芝生」以外、出てくる女性がみんな、年齢に関わらず、外国映画の字幕や翻訳劇のような話し方。妙に不自然な女言葉。→妹が兄を「あなた」と呼んだりするところに、どうしてもリアリティを感じない。いろいろ書いてみたら、なんだかんだいって、面白く読んだみたいです。忙しくて合間合間に読んでたけど、またしばらくして、読み返してみようと思います。ようやく肩の荷が降りたところで（義務？）友だちにもらった「娼年」（石田衣良著）さっき読み終え。書店では目にしていたけど、タイトルから今どきぽい、「ねじれた性愛にひそむ人間の孤独や闇」みたいなダークな雰囲気をイメージしてしまい、手にとることはしなかったのです。ホモとかSM、いわゆる変態（すごい表現）、とか別に全然嫌いじゃないんですが（いっとき澁澤龍彦がバイブルでした。）、「衝撃的な」ネタ先行、みたいな内容をイメージしてしまって、そういうのには興味がないので。でも、全然違った。やさしくて、温かい気持ちになれました。セックスって、ちょっと悲しくて、でも生きる力を与えてくれる素敵なものだなあ、と。たかが、でも汚らしいもの、でもなく。この人も初めて読んだけど、すごく頭の中で映像化しやすかった。素敵な映画になりそうだな。でも映画化は不可能でしょう!! リアルじゃなきゃ意味ないもんね。最近ビジネス本ばかり読んでましたが、やっぱり小説も読まなきゃ～。もっと早く本を読めたらな（>_

Jul 10, 2005

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