ヒットペットと浮沈子
家から、空のペットボトル(炭酸用)を持ってきてもらった。まずは、むかし伊東家の食卓で流行った「ヒットペット」。水の量の調節が難しい。ネットで検索すると、中に入れる水の量は、「下から2cmくらい」とか「ペットボトルの2.7倍の重さ」と出る。これは、最終手段であって、最初からは教えない。見本をやってみる。前日に作って練習した時は、失敗もなく2回連続立ったのに、子どもたちの前ではなかなか立たない。よくあることだ。(この段階で、どれくらい水を入れるかわかってしまう)子どもたちも水を入れたり捨てたり、挑戦開始。なかなか成功しないが、1人が立つと、周りの子も燃えてくる。次は、浮沈子を見せる。「先生の手は、磁石かな。」といって、魚を沈める。幸いなことに(?)浮沈子を見たことがある子が一人もいなかったので、みんな不思議そう。実際に作ってみる。こちらで用意したものは、魚の醤油入れ:100円ショップで20個100円。ナット:5mmが良い。ホームセンターで1個5円。魚の口についている蓋を外して、ナットを入れる。油性マジックで魚に色を塗り、水を入れる(スポイトのように空気を抜いて)中に入れる水の量が難しいが、沈んだら入れすぎ。体が沈んで、しっぽの部分が浮く具合がちょうどよい。魚をペットボトルに入れてみる。見事、1発でできていしまう子もいる。でも、浮きっぱなしの子や、最初から沈んでいる子もいる。「先生、沈みません~」「魚の中に入れる水の量を多くするといいね。」「先生、最初から沈んでいます」「魚の中に入れる水の量が多かったね」「沈んでいるので取れません」「ペットボトルの水を1回捨てなきゃダメかな」「磁石を貸してください」と磁石で魚をペットボトルの口まで持っていって取り出す子も出た。賢い!みんな完成!楽しいひと時が終わる。