泣く男
お昼、地元の後輩・Tちゃんと7号室でおしゃべり。簡単なお昼を用意してあげたら、とっても喜ばれました。(作ったのはおなじみヤミーさんのカルボナーラでした)褒め上手なTちゃん、「おいしい」を連発して食べてくれました。ありがとう~おしゃべりの中で、共通の知り合いであるHちゃんのことが話題に出てきました。なんでも、Hちゃんは今お付き合いしている彼と別れたくて、3回ほど別れ話を切り出しているのだけど、その度に彼にごねられて未だに別れられないのを悩んでいるのだとか。ある時は、「別れよう」と言ったら泣かれたそうで、そのことを話すTちゃんも「泣くなんてキモチワルイ」と嫌そう~に言うのです。「泣く人は嫌なん?」と聞いてみると、Tちゃんは「嫌です。もう無理~」ときっぱり言っていました。そう言えば、大学の同期Sちゃんも、かつてそんなことを言っていたなあ。彼女の場合は、別れ話が原因ではなかったと思うのですが、彼に泣かれたときに「泣くなんて情けない!」と怒りが湧いた、と言っていました。私自身は、お付き合いしている人が泣いても、それで嫌悪感を感じたりはしないんですよね。むしろ、「男の人は弱みを見せられる相手が少ないんだし、泣いたりできるのは私の前ぐらいなんだから、泣いたらいいやん」と思います。恋人が自分の前でまで強がっていたら、その方が寂しいと思うなあ。誰の前でもぽろぽろ泣く人だったら話は別ですが、普段は泣いたりしないのに、私の前でだけ涙を流したとしたら、それで愛情を感じこそすれ、「キモチワルイ」とは思いません。だけど、Sちゃんは、結婚も考えていた相手が見せた少々情けない姿に、「ゆくゆくは父親になるのに、そんな頼りないことでは困る! しっかりせえ!」と彼を一喝したのだそう……。結局、その彼とはお別れしたそうです。自分の彼にはそんな風に厳しかったSちゃんですが、少々困ったちゃんで、KYな発言をしては同期に心配をかける男の子の相手はよくしてあげてたんですよね。「なんで彼にはそんなに厳しいのに、彼氏でもない同期には優しいの?」と聞くと、「自分の人生に関係ないと思ったら優しくできる」とのこと。つまり、自分の伴侶だと思ったら、求める物が大きくなる分、どうしてもシビアに見てしまうけど、どうでもいい人なら甘やかしてもOK,ということなのでしょうか。私は、みんなに心配をかけることによって、自分の存在をアピールするような人には、関わるだけ時間の無駄、労力の無駄、と思っているので、彼女のようにはとても優しくできないです。「かえって図に乗らせるだけやん!」と思ってしまいます。つまり、誰にでも優しいSちゃんは、「この人」と思う人には厳しくなり、優しさを出し惜しみする器の小さな私は、「この人」と思う人にしか優しくしない、ということなのかも……(^_^;)今日地下鉄の中で見た週刊誌の吊り広告に「泣く男研究」とあったので、Tちゃんとの会話に始まって、いろいろ考えてしまいました。皆さんは、「泣く男性」について、どう思われますか?