Maryさんと着物デート♪
大変久しぶりの日記になってしまいました。実に10日ぶり。こんなに更新しなかったのは久しぶりかも。前々回の日記に書いたほどではないですが、なんだか気分が下降気味で、日記の更新までエネルギーが回らなかったのでした。食欲もあんまりなくて、「今晩何を食べようかな♪」とうきうき考えることが生き甲斐の私にとっては、少々深刻な事態。しかし、人間、ある程度落ち込むと、今度は「怒り」が湧いて来るものですね。「いつまでうじうじしてんねん! 私はアホか!!」と自分に喝を入れると、足元から力が満ちてきました。ひとり暮らしは、気分のコントロールが難しい。だから、自分で自分を立ち上がらせることができるようにならないと。一時的な気分転換でうまくいかないなら、とことんまで自分に向かい合って、その辛さの中から答えを見いだしていかなければ。そんなことを改めて痛感した今日この頃でした。落ち込みっぱなしは私のガラじゃないのだ!! *************************************さて、そんなローテンションな毎日の中に、とっても嬉しいことがありまして、大いに私を楽しませてくれたのでした。ブログ仲間のMary Maugunさんと、初めてお会いしたのですMaryさんとは、私がとある関西系着物サイトに登録した自己紹介を見て、「同業者だ!」と訪ねてきてくださったことがきっかけで、ブログ上のお付き合いを続けさせていただいています。そのサイトは、初めての書き込みがいきなり削除されるという悲しい出来事があって(管理人さんなりの理由はおありだったのですが)なんだかそれから行く気がしなくなったのですが、そこに書き込みをしたおかげで、Maryさん、ハム吉さんとお知り合いになれたので、それが大きな救いです。以前から「会いたいですね~」とコメントしあってたのですが、とうとう念願叶い、着物デート実現の運びとなりました♪今回のお目当ては、空堀界隈の、ちょっとレトロなお店たち。私の都合で、夕方四時に待ち合わせ。昼過ぎまででかける予定があったので、大急ぎで帰ってきて、前日からコーディネート済みの着物に着替えようとしました。着物は、この日に購入した着物のうち、グリーンの着物と黒地の抽象柄名古屋帯をセレクトしておりました。しかし、いざ着付けると…着物めっちゃ短い! 裄は確認してたのに、着丈は対丈に近かった~。かといって対丈で着られるほど短くもない。七緒(vol.12)に載ってたように、かなり腰紐を低めの位置に締めて、ようやくお端折りを作り出しました。が、腰紐の結び目が気を抜くと「こんにちは」と出てくるのです。こういう短い着物にはゴムベルトの方が結び目がごつごつしなくていいのかも。そして次は帯。体に巻き始めると、めっちゃ短い!! 銅に一巻きしかできません。Oh, No!! 時間がないのに~!!お太鼓を先に作る方法で巻こうとしましたが、時間がなくて集中できず、やむなく帯を変えていきました。それがこちらの写真。いつもながらぐだぐだでお恥ずかしい限りです…。半襟は、花詩歌さんの福袋に入ってたリバーシブル半襟、それにきくやさんのオリジナル招き猫帯を締めてます。今回みたいに、予想外の出来事が勃発した時には、とっても重宝します。なんにでも合うし、お茶目だし。この日はとっても寒かったので、中に「五本指ストッキング」「別珍足袋」「レギンス」「『乙女シャツ』と言う名のババシャツ」「ネルの腰巻き」という超重装備で行ったのですが、重ねすぎてめっちゃ暑い&動きにくい。着物は中にいくらでも着られますが、重ねるのもいい加減にしなあかんのね、ということを知りました。さて、そんな訳で待ち合わせの時間に遅れてかけつけた私を待っていたのは、ちびっ子な私よりも更に小柄で、色白で、目が大きな女性。着物だったのですぐにMaryさんだとわかりましたが、ブログでの軽快な文章の印象から、なんとなく背の高い女性を想像していました。Maryさんは、お母様がお嫁入りの際に誂えたという、色とりどりの笛がちりばめられた小紋。それに、赤い無地の帯が、フレッシュで初々しいイメージのMaryさんにぴったりです。私もかつては笛吹きだったこともあり、「素敵ですね~」というと、「初めて見たときはミミズだらけかと思ったんです」なんておっしゃるので、「ああ、やっぱり独特の視点でオモシロいことを見つける達人のMaryさんはこの人だわ」と妙に感心しました(笑)空堀界隈のお店は見て回っただけで、特に買い物したりはしなかったのですが、共に方向音痴の私たち、地図を見ながら一緒に迷っているのもなかなか楽しかったです(笑)ディナーは、心斎橋で。着物で二人果敢に二駅分歩きながら、おしゃべりが止まりません。校種は違うけれど、担当している子ども達に結構共通点が多くて、なんだか苦労が偲ばれました~。「未だに新採に見られる」というフレッシュな外見にはある意味不似合いな、落ち着いた内面をお持ちのMaryさん。目の前の課題に真っ正面から取り組みながら、将来へのビジョンもしっかり描きつつ頑張っておられる様子に、私も大いに刺激を受けました。おしゃべりは時間さえあれば何時間でも続けられそうでした。本当に楽しかった! 次は本町ツアーを約束したし、それを楽しみに仕事も頑張ろうと思います。Maryさん、ありがとうございました!!