がんばらないひとりごはん
きっかけは、「体重増加」でした。職場で注文できるお弁当、とてもおいしいのですが、男性にも対応しているのでそれなりの量。食べたら食べた分、しっかり身になっている実感がありました。自分で弁当を作ればいいんだけど、自炊そのものがぱたっとストップしてしまっていたので、弁当だけ作るのもなあ、と二の足を踏んでいたところ、こんな商品を発見。お弁当と炊飯器が合体!ホカホカご飯とおかずを!話題沸騰中!HOTデシュラン!ホットデシュラン職場でご飯が炊けて、しかもおかずを温めることができる。おかずケースに、レトルトのどんぶりの具を入れておけば、ご飯の炊き上がりと共に具材もほかほか、簡単にお昼ご飯を用意できる。これはいい! と早速ゲット。さすがに、職員室で炊くのは恥ずかしいので、女子更衣室にて炊飯して、炊きあがったものを職員室に運んで食べていますが、徐々に先生方に知られるところとなり、「職場で炊飯する変わり者」のレッテルを貼られてしまいました炊きたてのご飯はおいしいし、食費は浮くし、体重も減り始めたしで、私にとっては大変メリットがあったので、多少の変人扱いくらい、どうってことないさ(笑)さて、昼の分のご飯を家で炊かなくてよくなったので、「家で食べる分も、食べる分だけ炊けるようにした方がいいのでは」という気になりました。今までは、炊飯器で一気に3合炊いて、それを6等分にして冷凍する、ということをしていたのですが、それも面倒になってきて、全くやらなくなっていたのです。で、こういうのをゲットしました。電子レンジでお弁当用の少しの量のご飯が美味しく炊ける炊飯器ご飯メーカー UDG10.5合分から炊けるのがいい♪日常を炊飯はこれで、十分事足りるので、炊飯器は、来客があるまでしまい込んでおくとしましょう。さて、あとは毎日の夕食作り。今までは、「いつでも料理できるように」と、冷凍庫にある程度のストックを用意していたのですが、小さな冷凍庫がすぐに満杯になる↓食材を探しにくくなる↓面倒になる↓料理しなくなるの悪循環最近になって、ようやく「発想を変えて、なるべくストックしないようにしたほうがいい」ことに気付きましたそんな生活で、とても重宝しているのが、こちらのレシピ本。【送料無料】ひとり分のおかずス-プ価格:1,365円(税込、送料別)Maryさんが、この本の姉妹編「おかずスープ」を絶賛されていたので、私はこちらを購入してみました。秀逸なのが、「1度の買い物で、3回分のスープの材料が用意できる」ように、買い物リストが作られているところ。「1度の買い物で、一週間分のメニューの材料をカバー」というのは、よく見たことがあるのですが、一週間まるまる自炊するのって、案外難しいんですよね。仕事が遅くなって「もう、今日は食べて帰る!」と思ったり、急なお誘いがあったりで、冷蔵庫の材料が気になりながらも使い切れなかったりします。この本は、三日分だけなので、しゃかりきになって料理しなくても、ちゃんと使い切れます。そして、「スープ」という料理の形態が、実に独り暮らし向きだと、改めて思います。具だくさんのスープだと、具を食べるのもおいしいのですが、材料のうまみが溶け込んだスープを飲むとき、体全体にやさしく栄養が行き渡っていく気がして、満足度が高くなります。思うに、今までの私は、家族と暮らしている人と同じか、それに近いことを、独り暮らしの生活でしようとしていたのだと思います。家族暮らしの家だと、その日その日で消化できることが、独り暮らしだとできないので、冷凍してストックしたり、複数のおかずを作ったりして、でも結局、それを毎日続けることが難しくて、挫折を繰り返していたんだなあ。そんな自分を、「ちゃんと暮らせてない」といたずらに卑下したり。でも、毎日忙しく仕事して、忙しく遊んで、という私の生活に、適した自炊の仕方があるんですよね。すっごく気が楽になりました♪思えば、年頭に掲げた「今年の目標」に、「料理の基本を身につける」っていうのがありました。スープ作りを通して、自分なりのだしのとり方とか、追求したいと思います