■抗リン脂質抗体症候群の方へ■;妊娠時のひどい頭痛には要注意のようです!
私の母は膠原病(SLE)で通院していますが、私の事も主治医の先生に色々と相談してくれてとてもいい情報を提供して戴いています。 でも、母に「抗リン脂質抗体症候群も膠原病の一つだからね~。」なんて話したら。 「えっ??そうなの??」と言われてしまいましたけど。。。f^_^;。 母はいまいち解っていないようです。。。 何回も話しているはずなのになぁ…。 歳のせいかな? ちなみに母は『抗コリンなんとか…』といつも言っています。 『抗コリン』で、もうインプットされてしまっているみたいです。 先日、母と電話で話していた時、興味深い事を言われました。 「おかーさんの主治医の先生が『ひどい頭痛があったらすぐに病院へ駆け込みなさい!!』と言っていたよ。 抗リン脂質抗体症候群の人はもともと血栓ができやすい傾向にあるけど、特に妊娠すると血栓が更にできやすくなっていて、その結果、自分の頭の中に血栓ができ、それがひどい頭痛として現れる。だから頭痛があったら、とにかく病院へ駆け込んで応急処置をしてもらいなさい。って!!」 私の率直な感想。。。 ん~。 やっぱりそうか~。 今まで頭痛の事をこのように医師から言われた事がなかったんですが、2回目の流産での時に『これはもうダメかも。。。』と確信した前も、今回12週での出血の前も尋常じゃない頭痛がありました。 『これはおかしい』って自分ではっきり解るぐらい。 頭が割れるかと思うぐらいの頭痛です。 今回の時は寝ていたにもかかわらず、起きてしまうほどの頭痛でした。 医師には「関係ないと思うよ。」と言われていても、自分自身では『これは流産の予兆だな。』と何となく感じていたので、その点をズバリ指摘してくださった母の主治医の言葉で、今までつかえていたものがスーっと取れました。 今はずっと頭が重い感じはありますが、幸いひどい頭痛は出ていません。 これもヘパリンのお蔭かな。 私の場合は家族性高脂血症でコレステロールが多い時で550あって、もともと血栓ができやすい事は確かなので、それも原因かもしれません。 だから、抗リン脂質抗体がたとえ弱陽性であっても、コレステロールとの相乗効果で胎盤に血栓ができやすくなっているのかな?なんて思ったりしています。 そう考えるとヘパリン注射って私にとっては必須なんだな~と今更ながら思います。 少しでもサラサラにしとかないと、詰まって子供っちに栄養をあげられなくなっちゃうのね。 何も解らずに駆け込んだ城西病院&埼玉医科大でしたが、そこで思いがけなくヘパリン注射をして戴いて、今思えば、かなり、いや相当ラッキーでした。 子供っちはかなりの強運の持ち主だぞ♪ 《追記》 抗リン脂質抗体症候群とは言われていない方でも、抗リン脂質抗体には多くの種類があって検査では網羅できないらしいし、胎盤に血栓がみられた方は他の原因であっても血栓ができやすい体質なのかもしれないので、頭痛には気をつけていたほうがいいのではないかな?と個人的には思います。