晴れたイギリスの空
梅雨時は太陽が恋しい時期です。イギリスではカントリーサイド(田舎)に近い町に住んでいたので、休みの日はよくドライブに出かけました。天気が良い日は日本とは全く違った晴れの日を味わえます。雨の日の空は日本もイギリスもあまり違いを記憶していません。晴れた日の空は日本の晴れた空との違いを見つけられます。季節は記憶していませんが、写真はミッドランドのカントリーサイドです。穏やかな晴天なのに手が届きそうな低い空にロールパンのような雲がポツポツあります。何とも言えない美しさです。日本ではあまり見ない晴れ空です。昔からアートやデザインの世界では自然界の造形がインスピレーションになっています。なので日本とは違う空を眺めて生きてきたイギリス人の美的センスが日本と異なるのも当然なのかなと思います。日本の晴れ空のようにはっきりとしていなくて、日差しも空の色も雲もふんわりしています。こういう日は立ち寄ったパブで飲むビールも格別です。