友人が来た。
「読みましたで、読みましたで。もうええ加減で止めときなはれ。あんなん、単なるアメリカかぶれのアッパラパーや、ていのいい荒らしやん?そもそもセンセがあんなもんのとこ行って書き込みなんてして来るのがあかへんのやで。あんなん相手では折角の先生の御高説も体を為さへんわな、わしもゲスト出演しとるやん?あかんで、勝手にわしの発言脚色してまって(笑)ま、おかげさんでわしまであっちこっち行かされて忙しかったわ」「で、何か感想は?」「せやな、だいたいあの人は先生の文章が読めてへんわな」「・・・いいけど俺はいつから先生になったんだよ?」「そらあんた、あんなもん相手に大真面目に論争してはんねんやさかい立派な大先生や」「大先生にしてはちょっと冴えというものが無かった・・・」「プッ!流石大先生、よおわかってはるわ、けど論争いうのんは相手あってのこっちゃさかいな、あんなん相手ではセンセの長所も短所もうまいこと発揮でけんわな、公平に言って」「別に短所なんて発揮したくないよ」「ええやん、もののついでいうこともあんねんて?」「地獄で会ったら言っとくってったら、地獄は観念の所産だから云々と来やがった」(笑)「はいはい、あれもいっちゃんおもろかった口やな」「下手なジョークもわからない。馬鹿につける薬はないって本当だなって思ったよ、謙虚さが無い、皆無だ」「アホいうたらアホやで、あの人は。政治セレモニーに過ぎん選挙のTV見てお泣きになる人やさかいな、あんさんシーア派かいなって訊いたらなあかん、同じ泣くならもっと他の場面で泣かんならん、どれだけの老人子供が殺された?」「そう、捕虜になったが為に他ならぬ日本人からバッシングまで受けた人もいた。あの高遠さんが流した涙とは大分隔たりがあると思う」「そんなこともあったな。自己責任やいうてな」「何を殊更って感じだったけどね」=========================== どういう経緯で届けられたのか知らないが、今日はNYから抱腹絶倒のメルマが来て嬉しかった。いや、アメリカへ行くとみんなああいうアホになるのか、それともああいうアホしかアメリカへ行かないのかと疑いかけたところだったから、余計救われた感じがしたのかも知れない。この人は、少なくとも相手を「カッペ」呼ばわりして喜ぶような人ではないだろう。下卑た笑いしか笑えない人は不幸だと思う。Date: Wed, 2 Feb 2005 09:42:01 +0900 From: "melma00036916弘恵ベイリー" aluchu@aol.comTo: miwatya@ybb.ne.jp Subject: [Harlem日記 02/01/2005] 双子出産の実況中継!ではその一部を以下引用します。 *****双子出産の実況中継!*****デニス(長男)のときもブラックの助産婦さんだったけど、今回は太めで中年のブラックの助産婦さんだった。お腹につけてる胎動とお腹の張りをチェックするゴムの聴診器みたいなのが、モニターにグラフになって出てくるのだけど、それがグングン上がったときに、いきみが始まり、それと同時にいきむ。10からカウントしてくれて、息を吸いながら助産婦さんが胸から上の上半身を起こしてくれて、「じゃー息をとめてプシュプッシュプッシュ」ドクターも一緒に「プッシュプッシュ」と声をかけてくれる。なぜかドクターの助手に新人の若くて小柄な白人女性のドクターがいて、彼女が一緒に「はいはい、そこまで出てきてますよ~プッシュプッシュ」と声をかけてくれるのだった。しかし、声だけならいいけど、ドクター・モスクワッが子宮口に手を入れてグルグルと中をチェックするのに。それが、また痛いのなんのって、ベイビーが出てくるより痛いくらい。男の人にもわかるように痛みを伝えると、ゲンコツを尻の穴に入れられるって感じかな。新人女医までもが、モスクワッに「ここのところをチェックしてごらん」などとアドバイスをうけながらグリグリと子宮口をチェック。痛いからやめてくれ~~~!と叫びそうになったが、NYUの女医を育てるためだとがまんがまん。少しでもフェミニズムに私も貢献してるのかしら。などと思ってる余裕ははっきりいってなかったけど、痛すぎて声もあげられなかったってのが事実。何度となく、ドクター二人に手を入れられながら、痛みをこらえ。さらに、いきみも続ける。助産婦さんが、何度となく上半身を抱えてくれて、いきむうちにウンチのようなものが下から出てくる気配。あれ?頭みたいなのがアソコに・・・。一人目の頭が出てきていたのだった。「はい、もう一度このまま、いきんで!」新人女医が声をあげる。ズルズルっとした感覚がすぎた後、モスクワッがビィービィーと泣く白くて小さなエイリアンみたいな塊を私の胸の上に「ハイ!女の子ですよ」と置いた。きっ、きったねぇ~~~っ!キレイにしてから抱かせてくれよぉ~。とも思ったけど、産んだ直後に見るとがんばった甲斐があったなぁと感動。それにしても、白いネトネトブヨブヨしたものに覆われてて見るからに汚いし、エイリアン。「じゃーもう一人!がんばりましょう」と、またしても一からやり直し?10からカウントダウンして、いきむ。二回目だからか、いきみも調子よく、ウンチの出る感覚がもうそこまで。赤ちゃんの頭がはさまってる感覚がくると、ドクターが吸引の器械を使ってたのかスポッと赤ちゃんの頭から外れる音がした。「もっとプッシュして、プッシュプッシュ」とドクターや助産婦さんらが言う。そして一人目と同じくズルズルっとした感覚がすぎた後、二人目が出てきた。またしてもモスクワッがビィービィーと泣く白くて小さなエイリアンみたいな塊を私の胸の上に「ハイ!女の子ですよ」と置いた。うげげっ、どっちも見かけが同じじゃん?一人目はクリスマスの12時18分、そして二人目は12時32分に出てきた。しかも二人とも6パウンド以上あって健康。キレイに拭いてもらって洋服を着てきた二人は、かわいかった。でも、ベイビーAは、ちょっと目が腫れぼったくてブスかも・・・。どうしようと悩んでいたのだが、少しずつ時間がたって人間らしくなるうちに、かわいくなったぞ。今回は、助産婦さんに援助してもらって、いきむ方法が私にあっていたのかデニスを産んだときよりも楽だった。ベイビーが小さかったのもあるのだろうけど、私がエクソシストのような唸り声をあげることもなく、分娩を終えることができた。